2019年9月12日木曜日

本日のCD Family Underground ♪ Once In A Lifetime


1968年に結成されたFabulous Fantomsの分裂によって1974年に生まれた、
ニューオーリンズのモダン・ファンク・ソウルバンド

1975年録音開始し1979年に完成されたようだ

以前にも書いたが
この時代には相当数のバンドが存在し
実力あり、曲良しでも
なかなかアルバムリリースまでこぎつけない
アルバムを作ってもコマーシャルがなく売れないなど
不遇のバンドが数多く存在する

粘着質のファンク・チューン「We Are Somebody」
アーバンなバラードの「Our Love's Gone By」「There Mus Be An Answer」
粗削りな勢いの「I Don't Know Why」
スティーヴィー・ワンダーのカバー「Superstitious」
「I Don't Know Why」はブギーなディスコ・ファンク

中々の名盤なんだけど今やレア

We Are Somebody
I Don't Know Why
Dr Music
For The Love Of Disco
All We Need Is Love
There Must Be An Answer
All We Have Is A Song
Nowhere To Run
Our Love's Gone By
There Must Be An Answer (75 1st Mix)
I Don't Know Why (75 1st Mix)
Superstitous
Make A Change


  



2019年9月11日水曜日

本日のCD George & Ira Gershwin ♪ Oh Kay!


ガーシュウィンのことをあまり知らなかったので
中古屋で購入してみた作品で、ちょっと勉強してみました

1926年ブロードウェイミュージカルのCD
作曲は弟ジョージ・ガーシュウィンで
作詞は兄アイラ・ガーシュウィン
ロシア・ユダヤ系移民の息子として
アメリカニューヨーク系で生まれ
弟がメキメキピアノが上手になりお株を奪ってしまい
兄は沢山の作詞をし、弟が曲を書いたとのこと

Oh Kay! はロングランだったんでしょうか?
他のバージョンのCDも発見しました

実は私ミュージカルは、苦手で
見に行っても寝てしまうことが多く、
あまり聞かないのですが
歳をとったからでしょうか
でもこの作品を聴いてて私もミュージカル
いけるかもしれない?!



オーケストラ: St Luke's Orchestra
指揮: Eric Stern

Music By : George Gershwin
Lyrics By : Ira Gershwin

Overture
The Moon Is On The Sea
When Our Ship Comes Sailing In
  Don't Ask
  Someone To Watch Over Me
The Woman's Touch
Dear Little Girl
Maybe
Clap Yo' Hands
Do, Do, Do
Finale Act I
Entr'acte
Bride And Groom
Ain't It Romantic?
Fidgety Feet
Heaven On Earth
 Finaletto Act II, Scene 1
Dance Specialty
 Oh, Kay!
Finale Ultimo


このミュージカルからSomeone To Watch Over Meが
多くの人に演奏されています
このCDの録音の明るめのバージョンも良いですが
Ella Fitzgerald のバージョンが包み込んでくれるようで哀愁あって素晴らしい


  


五感の音楽 佐藤慶子


音楽は耳で聴くのではなく
音のない音楽もある

眼で見たり、触れたり、まつ毛で感じたり
音のない世界に住む人たちにも音楽は楽しめる

という本です

音楽は「音」を「楽しむ」と書きます
音は聴かなくても感じることが出来るし
楽しむこともできます

私のような「聴者」には感じることのできない
世界を「ろう者」は感じるのですね

音を楽しむことで、私は人生で救われてきました

音楽を通じた「友人」は、いっぱいできましたし
楽器でアンサンブルすることの楽しみは格別

どうしようもなく悩んで何も出来ない、考えられない時
音楽さえ聴いていれば心が落ち着きました
(酒もあったような気がしますが・・)

人それぞれ音楽との関わり方は違うと思いますが

全ての人のために音楽はある


2019年9月10日火曜日

本日のCD Push


70年代後半にシアトルを中心に活動していたソウル・グループ
CD発売は2011年ですが録音は30年くらい前らしい
(原盤の録音年は調べたけどよくわかりませんでした)

「You Turn Me on/It Ain´t Never Been This Funky」は
シングルで発売されていたが、
現存していたものが海外オークションで
$2,000になったとか

ディスコチューン”CELEBRATION”
エレピの心地よいグルーヴ”I’M NOT ALONE”
クロスオーバーなサウンドの”REACH”

この時代には数多くの埋もれた名盤ありますね

Celebration
I´m Not Alone
I´m A Dreamer
It Ain´t Never Been This Funky
You Turn Me on (1st Version)
The Jealous Type (1st Version)
Reach
You´re Nasty
We Have So Mutch
You Turn Me on (2st Version)
The Jealous Type (2st Version)


Celebration

We Have So Mutch

  


激辛! チャンネル

ヤジオの一人暮らしは寂しく
自分の行動を冷静に見てみると
基本家に帰ったら見なくてもテレビつけっぱなしで
音は馴らしています

でも最近はテレビより「youTube」が多く
音楽動画の他、色々と楽しみがあります

最近、はまっているのは



動画を見ていてわかたのは、大阪在住でどうやらトラックの運転手さん

テレビタレントほどの「大食い」ではないですが
大食いに挑戦していらっしゃいます


そしていい味だしてるのは「くうしば」の激辛ハンターことりゅうちゃん


根性の「激辛料理」撃破は中々の見ごたえです

大阪には、「挑戦」するために存在する
辛さだけのために、ほぼ「唐辛子」「デスソース」だけの
味付けの料理も存在するようです

でも中には「料理」にこだわった激辛もあるようで
「美味しい」と言いながら苦しむりゅうちゃん

中々いい味出してます

2019年9月9日月曜日

本日のCD The Allman Brothers Band ‎♪ Hittin' The Note


1997年に一度バンドを脱退したウォーレン・ヘイズも復帰
またアレン・ウッディの後任として加入したオテイル・バーブリッジ
1999年にジャック・ピアソンの後任として加入したデレク・トラックス

2003年に9年ぶりの発売で
アメリカのBillboard 200では37位に達しヒット

洗練された感じのアーバンなブルース/ソウル色が強く
デレクとラックスは控えめ

lead guitar, slide guitar, acoustic guitar, acoustic slide guitar, Lead Vocals, Backing vocals : Warren Haynes
lead guitar, slide guitar, acoustic slide guitar : Derek Trucks
organ, piano, clavinet, lead vocals : Gregg Allman
bass : Oteil Burbridge
congas, percussion : Marc Quinones
drums : Butch Trucks, Jaimoe

Firing Line
High Cost Of Low Living
Desdemona
Woman Across The River
Old Before My Time
Who To Believe
Maydell
Rockin' Horse
Heart Of Stone
1Instrumental Illness
Old Friend

札幌で組んだバンドでこの曲を練習
スライドに目覚めたのはこれからかも
Firing Line

  

2019年9月8日日曜日

本日のCD Beginner's Guide To Jazz Funk


ビギナーのためのジャズ・ファンク・ガイド
2013年の発売なので札幌で購入ですね
おそらくタワレコだと思います

3枚組で大量の曲が収録されています
インストあり、ボーカル物あり
最多の3曲収録のトランぺッターのDonald Byrd
jazz in cameraというアルバムは
しっかりジャズセッションしてたんですが、
ここではジャズ・ファンクをサポートしてます

その他Gary Bartz、Gene Harrisなど
EMI系列レーベル所有のジャズ・ファンク音源が続き
レアグルーヴ・ファンの愛する
ジャズ・ファンク・クラシックが詰まっています
入門といっても超濃密

【Disc One】Anthems
Donald Byrd : (Fallin' Like) Dominoes
Gary Bartz : Music Is My Sanctuary (Single Version)
Gene Harris : As
Brass Construction : Movin' (Single Edit)
Eddie Henderson : Prance On
Donald Byrd : Change (Makes You Want To Hustle)
Mystic Merlin : Just Can't Give You Up
Raul De Souza : Daisy Mae
Incognito : Parisienne Girl
100% Pure Poison : Windy C (Edit)
Bobby Lyle : The Genie
Light Of The World : London Town
Maze Featuring Frankie Beverly : While I'm Alone
Bobbi Humphrey : New York Times

【Disc Two】Funk With My Jazz
Donald ByrdThink Twice
Gene Harris : Koko And Lee Roe
Eddie Henderson : Inside You
Earl Klugh : Captain Caribe
Lou Donaldson : Sassy Soul Strut
Bobbi Humphrey : Chicago, Damn
John Lee (3) And Gerry Brown : Down The Way
Noel Pointer : Hold On
Chico Hamilton : Abdullah And Abraham
Willie Bobo : Funky Sneakers
Ronnie Foster : Cheshire Cat

【Disc Three】 Quiet Storm
Ronnie Laws : Tidal Wave
Carmen McRae : Can't Hide Love
Nancy Wilson : Sunshine
Alphonse Mouzon : Sunflower (Aka Sunshower)
Maxi : Lover To Lover
Gene Dunlap Feat. The Ridgeways : It's Just The Way I Feel
Ronnie Laws : Every Generation
Moacir Santos : Anon
Maze Featuring Frankie Beverly : Look At California
Bobby Hutcherson : People Make The World Go Round
Caldera (2) : Sky Islands

アースのカバーを先に聴いてましたが
Carmen McRae : Can't Hide Love


  

2019年9月7日土曜日

本日のCD Junior Wells / Hoodoo Man Blues


 リリースは1965年で、当時 Junior Wells(ジュニア・ウェルズ)31歳、Buddy Guy(バディ・ガイ)29歳です。
 もっさりとしたブルース・アルバムではなく、冒頭はジェームズ・ブラウンばりののファンクの影響が感じられる。ジャキンとしたブルースです。
 「Snatch It Back And Hold It」「Good Morning Little School Girl」は、カントリー・ブルースだけど、凄みがあるブルースに仕上げています。「Chitlin Con Carne」レイボーンがカバーしてましたね🎶

harmonica, vocals : Junior Wells
guitar : Friendly Chap(Buddy Guy)
bass : Jack Myers
drums : Billy Warren

1. Snatch It Back And Hold It
2. Ships On The Ocean
3. Good Morning Schoolgirl
4. Hound Dog
5. In The Wee Hours
6. Hey Lawdy Mama
7. Hoodoo Man Blues
8. Early In The Morning
9. We're Ready
10. You Don't Love Me, Baby
11. Chitlin Con Carne
12. Yonder Wall
▶ Snatch It Back And Hold It




  

アヒルと鴨のコインロッカー 伊坂幸太郎


以前に読んでいて面白かった!だけ印象にあり
内容を忘れてました

再読してみると、前に気づかなかった伏線が読めてくる
こういう読み方も伊坂作品ではありかなと思い
改めて伊坂作品の中でもお気に入り度数が高まりました

序盤は平々凡々とゆっくり話が進行し
伏線の回収の伊坂トリックが後半で加速

登場人物の愛情、友情があり非情もあり

他作品では救いと希望があるようですけど
伊坂作品はハッピーエンドでは無いということは
この作品でイメージが植え付けられていたことも思い出しました

「風に吹かれて」が好きだ
「本屋を襲うのを一緒に手伝って欲しい」

仙台が舞台です


2019年9月6日金曜日

本日のCD Gerry Groom ♪ Once In A Blue Moon


マディ、ロバート・ジョンソンなどのデルタ&シカゴ・ブルースに
Dale Hawkinsとゴキゲンカバー
渋くドブロギターのスライドがたっぷり

段々気分がハイになるとテンポが走ったり
何よりもやっている本人たちが楽しいが
たっぷり伝わります

チープな感じがすると言えばそうなんですが
このチープさがたまらない

愛聴盤です♪

dobro, vocals : Gerry Groom
dobro, guitar : Mick Taylor
harmonica : Thomas "Blues"Uhde
bass : PaulⅠⅡ
drums : Matt Abts
piano : Jeffrey Barr

Can't Be Satisfied [Muddy Waters]
When You Got a Friend [Robert Johnson] 
Coastin' Home 
Mick's Jam 
Music Teacher 
Hip Shake 
Long Distance Call [Waters]
Susie-Q [Dale Hawkins]
Louisiana Blues [Waters]
Spots for Days
The Red Rooster [Willie Dixon]
Can't Be Satisfied [Waters]

ほら、楽しそう

  





2019年9月5日木曜日

本日のCD The Brand New Heavies ♪ Forward


もはや貫禄十分でクオリティーが半端ない
ブランニューの2013年作品
7年ぶりの新作でした

ファンキー・ジャジー・ソウルフル
売れる曲づくりアレンジのツボが
もはや完全にパターン化されている感じがします

ボーカルを変えながら、古くからのファンの期待に応え
新しく聞く人にも斬新

いつまでもアシッド・ジャズの代名詞の貫禄ですね

日本盤のみ最後の3曲がボーナストラックあります

lead vocals : Dawn Joseph, Jan Kincaid, N'Dea Davenport, Simon Bartholomew 
backing vocals : Aurora Dawn , Dawn Joseph, Fishmouth, Jan Kincaid , Johan Jones Wetterberg, N'Dea Davenport, Sharlene Hector, Simon Bartholomew
bass : Andrew Levy
drums : Jan Kincaid
guitar : Andrew Levy, Mark 'Club' Ralph, Simon Bartholomew
guitar : Andrew Levy
handclaps : Carsten Bieraeugel, David Ranalli , Julian Fontenell, Kaharine Steger , Peggy Timmermans
keyboards : Andrew Levy, Jan Kincaid, Matt Steele
synthesizer : Darren 'The Partinator!' Black, Marcus J Knight
percussion : Andrew Levy, Jan Kincaid, Simon Bartholomew
sax : Jim Hunt
trombone : Nichol Thompson
trumpet : Dan Carpenter, Dom Glover
viola : Kotono Sato, Thea Spiers
violin : Alex Afia, Alex Stemp, Alice Pratley , Paulette Bayley , Sarah Brandwood-Spencer, Thea Spiers cello : Izzi Dunn, Simon Denton

Forward
Sunlight
Do You Remember
On The One
A Little Funk In Your Pocket
Addicted
Lifestyle
Itzine
The Way It Goes
Lights
Turn The Music Up
Heaven
Spice Of Life
One More For The Road

Easy Now
Sunlight (Disco Kingz Remix)
Sunlight (Grayedout Remix)


カッコよすぎるPV
Sunlight

  



2019年9月4日水曜日

本日のCD Chick Corea Elektric Band II ♪ Paint The World


私の大学時代のバイブル的なチックコリアのアルバムは
Ⅱが付く前のChick Corea Elektric Band「Light Years」 でしたが
今回のⅡでメンバーはサックスのマリエンサル以外が一新
新人という程でもなく、決して有名では無い「凄腕」さん達

サウンドも変化しひたすら
コマーシャルな音作りだった「Light Years」より
ちょいブルージーな感じの複雑なフュージョン
好みと言えば好みなんですが
印象に薄い曲が多くセールス的にも
イマイチだったようで
このバンド編成はこれ1枚で終了でした

piano, keyboards : Chick Corea
bass : Jimmy Earl
drums : Gary Novak
guitar : Mike Miller
sax : Eric Marienthal


Paint The World
Blue Miles
Tone Poem
CTA
Silhouette
Space
The Ant & The Elephant
Tumba Island
Ritual
Ished
Spanish Sketch
Reprise

Paint The World

ライブ画像



  




オー! ファーザー 伊坂幸太郎


 主人公由紀夫は、ほぼ4人の父親の影響を受けて育ち
母親は仕事に打ち込む

そしてヤバい奴らが登場して
普通の奴らが巻き込まれる

由紀夫は最初はスーパー高校生かと思っていたら
意外と普通の感覚あり、
同級生の多恵子は、ライトな味付けで

伊坂作品は意外過ぎる展開と伏線がありますが
これは、意外と素直な感じです

賭博の元締めとの結末はもっと悲惨なものかと
思っていましたが意外とあっさりと
いつもよりライトな感覚で読めました

後半1/4は、展開が気になり過ぎましたね
交差点で立っている間も読んでしまいました

伊坂作品を知らない人には入門編でおすすめ





2019年9月3日火曜日

本日のCD Michael Brecker ♪ Don't Try This At Home


テナーサックスのマイケルブレッカーですが
ウインドシンセの名手

1974年にトランペットの兄ランディ・ブレッカーと
ブレッカー・ブラザーズを結成
1979年にステップス・アヘッド
1987年からソロアルバムも発表
2007年57歳で白血病で他界

サックス生音にギンギンのエフェクトなど
ジャズ評論家からは異端扱いでしたが
圧倒的テクニックと表現力でマルチな才能でした

タイトル曲の「Don't Try This At Home」は
テーマがウェザーリポート的な雰囲気で
生サックスのソロがスリリングでカッコいい

1曲目の「Itsbynne Reel」も
民族的なバイオリンのイントロから始まり
曲の展開の仕掛けがニクイ作品です

tenor sax, Akai EWI : Michael Brecker
bass : Jeff Andrews
double bass : Charlie Haden 
drums : Adam Nussbaum , Jack DeJohnette , Peter Erskine 
guitar : Mike Stern 
piano : Don Grolnick , Herbie Hancock, Joey Calderazzo
synthesizer : Jim Beard 
violin : Mark O'Connor

Itsbynne Reel
Chime This
Scriabin
Suspone
Don't Try This At Home
Everything Happens When You're Gone
Talking To Myself

Don't Try This At Home

Itsbynne Reel

  

2019年9月1日日曜日

本日のCD  Eagles ♪ The Long Run


ホテル・カリフォルニアまでは
ほぼ毎年出してましたが4年ぶりのアルバム

カントリー的なフレーバーは少しだけ残して
商業ロックな作りになってきました
つまりは売れそうな感じ・・
しかし、ここでバンドとしての魅力的な曲作りは終わりです

この頃、バンドは人気絶頂期だったが
グレン・フライとドン・フェルダーの不仲、曲作りのスランプ
でこのアルバム発売の翌年1980年に活動を停止
1982年、正式にバンドの解散
再結成は1994年

ベースはティモシー・B・シュミットに交代
最後の「The Sad Cafe」では
聞き覚えのあるサックスのシャクリde
やはりDavid Sanborn

vocals, bass : Timothy B. Schmit
vocals, drums, percussion : Don Henley
vocals, guitar, keyboards : Glenn Frey, Joe Walsh
vocals, guitar, slide guitar : Don Felder

 The Long Run
I Can't Tell You Why
In The City
The Disco Strangler
King Of Hollywood
Heartache Tonight
Those Shoes
Teenage Jail
The Greeks Don't Want No Freaks
The Sad Cafe

ボブ・シーガーとJDサウザーが曲作りに参加
Heartache Tonight

Timothy B. Schmit がメインボーカルで
路線変更 I Can't Tell You Why