もともとはノリノリの ファンクサウンドの Souliveですが、硬派なこのタイプもたまらない魅力。ゆるく怪しく、ジャムってるジャズファンクでアシッドな雰囲気に酔えます。Karl Denson は Lenny Kravitz、Fred Wesley などののバンドに参加したりするジャンルを超えて活動するサックス/フルート奏者で、化学反応が起こってる感じです。リリースは2012年の名門ブルーノートから、ジャズとジャムの素晴らしいブレンドとなっています。
そして、前回書いたこのレビューでわかったことですが、タイトルの Spark! は リリースの前年 2011年3月に64歳で亡くなった Melvin Sparks のこと。Jack McDuff、Dr. Lonnie Smith、 Charles Earland、Leon Spencer などのオルガン奏者との共演が多いソウル・ジャズ、ハード・バップ、ジャズ・ブルース系の ギタリストで、私もソロアルバムは持っていないものの、ジャズファンク系のオムニバスには度々登場する、こっちの世界では重鎮です。
Spark なんとこのアルバムで唯一のオリジナル曲。フルートとギターのユニゾンがタイムスリップしたかのような、雰囲気たっぷりの怪しさを出しています。後半は、オルガンの推進力と、管楽器の抜け感のバランスが気持ちよい。
Povo Freddie Hubbard のアルバム Sky Dive (1972)に収められていた曲。リズムの粘りと、ジャムにぴったりのフレーズの反復でじわじわ引き込むタイプ。ゴチャっとした延々と続くサックスソロが最高デス。
Nubian Lady ピアニストの Kenny Barron の作曲で、その Kenny Barro も参加した Yusef Lateef / The Gentle Giant (1972)や、The Roy Meriwether Trio / 同名アルバム(1973) などでの演奏が有名。やはりアシッドで怪しくするにはフルートが手っ取り早い。シタール風の音色と音階のギターとオルガンがマッチして更に怪しさが増す。
Soul Sides トランペッターの Art Farmer のアルバム Gentle Eyes (1972) からの楽曲で
、作曲者のクレジットが Art Farmer だが、正確にはオーストリア出身のトロンボーン奏者のエリック・チースターによるものとライナーノーツで解説。
guitar : Eric Krasno
bass : Neal Evans
drums : Alan Evans
fluite, sax : Karl Denson
producer : Soulive
This album is dedicated to the great Melvin Sparks. Tracks 1-4 Recorded at The Library, Greenfield, MA. Tracks 5 & 6 Recorded live at The Independent, San Francisco, CA 11/10/2011. Alan Evans, Eric Krasno, Karl Denson, Neal Evans, Ryan Zoids, DeAngelo Nieves
1. Spark / Solive
2. Povo / Freddie Hubbard
3. Nubian Lady / Yusef Lateef
4. Soul Sides / Art Farmer
【BonusTracks】
5. SHAHEED (Live from the Independent in San Francisco 2011/11/10)/ Solive
6. LIQUID (Live from the Independent in San Francisco 2011/11/10) / Solive
▶ Spark



















