1992年1月16日MTVの番組「Unpluggrd(アンプラグド)」を収録した盤で、この番組の収録盤は他のアーティストでも人気のとなっています。その人気の火付け役となったのがクラプトンは収録当時46歳で未だスモーカーでした。ほぼエレキしか弾かなくなっていたアマチュアギタリストの私も、このアルバムをきっかけで戦前ブルースを改めて聴き始め、アコースティック回帰した思い出のアルバムでもあります。世界中のアマチュアギタリストでも同じような影響を受けた人は数知れないものと想像できます。カッコ良いのは当然として、万人が聴いて気持ちの良いアレンジ、アマチュアギタリストにも弾けそうなギターのアレンジでもあることが、何度もこのアルバムを聴き返してしまい心に刻まれてしまうことにもなっていると思います。私は札幌在住時に家の近所の同じ歳のバーのギター弾きのマスターと、このアルバムから何曲か土曜の営業終了後に朝まで二人でセッションをしたのも良き思い出となっています。「Tears In Heaven」「Nobody Knows You When You're Down & Out」は録画していますがこのほか「Lonely Stranger」「Old Love」なんかもレパートリーにして年末の常連忘年会では余興の一つとして定番化してました。
メインで使用しているギターは Stephen Stills から譲り受けたと言う「Martin 000-42」で、後にクロスロード・センター設立のためオークションにて約79万ドル(当時のレートで8,500万円で売却)オープニングではナイロン弦のアコースティックでブラジル的なインスト「Sign」なども披露しています。
それでは改めて聴きながらレビューしていきます「Signe」ナイロン弦を使ったインストです。優しいメロディーラインでギタリストにありがちな超絶ソロも無くとっつき易いのが素晴らしい。「Before You Accuse Me」Bo Diddley= Ellas McDaniel のカバーで、リラックスしたリズムと基本のブルース進行が心をグッと惹きつけます。誰にでも手軽にできそうな曲なのがアマチュアギタリストにとってはたまらない2曲目です。「Hey Hey」 Big Bill Broonzy で有名な曲で、アコースティック・ブルースを始める時の教科書に出てくるような曲なのが刺さります。「Tears In Heaven」ここでクラプトンのオリジナルで、クラプトンが亡き息子への想いを歌った名曲として知られています。悲しみと思い出が込められたような曲であり、自分で演奏して見るとよく考えられギターと言う楽器の特色を活かした構造で作られたバッキングも素晴らしい曲かと思います。「 Lonely Stranger」 このアルバムの書下ろしの新作で、ナイロン弦が活躍しています。噛みしめるように歯切れよく刻まれるギターと味わい深い歌部分も良くて思わずギターも練習しながら自分でも歌ってみたくなる曲です。「Nobody Knows You When You're Down & Out」Jimmy Coxのクラシカル・スタンダードなブルースで、古き良きアメリカって感じが良く出ています。「Layla」様々なアレンジで演奏されるクラプトンの代表曲ですが、このアコースティック・バージョンではこう来たかとニヤッとする人も多かったでしょう。改めて、引き出しの多さ、アイデアも大事なのだと思わされます。「Running On Faith」 Jerry Lynn Williams の作曲のクラプトンの代表的なブルースナンバーです。ここではドブロで、スライドを使用したギターが印象的です。でもスライドで難しい技術は使われてもいなくて、キチンと基本のフレーズだけでも、これだけ表現できるのだと兄貴が全世界の弟子ギタリストに教えてくれている感じですね。カッコ良いですね。「Walkin' Blues 」 Robert Johnson のスタンダード・ブルースで様々な人に歌われていてわかりやすい名曲ブルース更に兄貴は解りやすく解説してくれているような感じに聴こえます。「Alberta」トラディショナル・フォークってヤツで誰にでも親しみがわくメロディーです。ゆったりとしてジャカジャカとギターを弾いて歌うのには良いですね。そのうち、これも練習しようと思いました。「San Francisco Bay Blues」コンサートを盛り上げてくれるカントリーブルースです。おそらく聴いているアメリカ人に一緒に歌おうぜみたいな感じなのでしょう。誰でもできる楽器「カズー」を使っているのもアイデアですね。久しぶりに聴きました。「Malted Milk」やはりブルースマンは Robert Johnson なのです。マイナーなナンバーですが現代版で聴きやすいアレンジが素晴らしい。「Old Love」Robert Cray が JOURNEYMAN の為に書いた楽曲でシリアスで演劇的な楽曲のブルースです。これは練習しましたが独りでやっていると単調になりがちでしたので、ダイナミックをどうつけるか工夫が必要でした。「Rollin' & Tumblin'」最後は McKinley Morganfield = Muddy Waters の古典です。ドブロを使ってラフにジャカジャカが気持ち良いです。
The Yardbirds のバンド名は、Charles Parker のあだ名が由来となっているなんて知ってました?ロックとジャズと音楽性も音も全く違いますが、Charles Parker はモダンジャズの創生者の一人で「ジャズ・ジャイアンツ」とも呼ばれていますから、新たなロックの創生者になるなんて願いも込められていたのか、メンバーの誰かが Charles Parker 好きだったのか? ドラッグととアルコールで破滅的な生涯を送った Charles Parker にロックっぽさを感じたのか? また、Yardbirds という単語自体は「囚人」「雑務を割り当てられる軍隊入隊者」という意味を持っています。
バンド自体の創設は1962年で、当初のメンバーは、ボーカル・ハープの Keith Relf、ドラムの Jim McCarty、ベースの Paul Samwell、リズムギターの Chris Dreja、リードギターの Tony 'Top' Topham で結成されています。アルバム・デビューは Five Live Yardbirds(1964年)でした。メンバーの入れ替わりは激しくギタリストは、Eric Clapton、Jeff Beck、Jimmy Pageと入れ替わりながらヒットを飛ばすこととなるのはご周知のとおり。
曲順は必ずしも録音年代順ではないようですが、「For Your Love」「Heartful Of Soul」は、Beatles, Monkeys の影響があるような楽曲で、「Shapes Of Things」については、The Who 系、「Still I'm Sad」 は、グレゴリオ聖歌から拝借したメロディらしい。「Evil Hearted You」は、Monkeys系ですが、The Doors も感じる曲。「Good Morning Little Schoolgirl 」「A Certain Girl」も同様に Monkeys系ですがですが軽め。「Got To Hurry」硬派系ブルースになります。Clapton の歪ませたギターがやっと出てきます。「Ain't Got You」これは、Beatles風ですが、Clapton + Beck のギターソロだけギンギンです。「Jeff's Blues」単純なブルース曲名の通り Jeff Beck を楽しむための楽曲です。この頃は未だ Beck のギターの主張は少な目。「I Wish You Would」日本のGSの原型みたいな楽曲ですが、段々と現代ロックに近づいてきた感あります。「I'm A Man」ブルースの基礎的な楽曲で、きっちりとブルース・ロックの形態に進化し、リズムも音も分厚くなってきます。「Stroll On」?? Train Kept A Rolling じゃないですか。映画 Blow-Up に出演してこの曲を演奏することになってが、曲の使用許可が出ずに 歌詞を書き換えて違う曲にして使ったとのこと。 Jeff Beck, Jimmy Page のツインギターで有名なヤツですね。「Train Kept A Rolling」Chris Dreja と Jeff Beck がギターで Jimmy Page のバージョンとかもあるらしいけど、これはどれなんだろう。楽曲としての完成度はどうなんだろうと思うのですが、ロックファンなら、この曲を聴くと胸騒ぎがする人も多いと思います。私もそうです。
もう今の若い世代は、Billy Joel を知らない人も多いのではないかと思いますが、Piano Man、The Stranger、The Stranger、My Life ぐらいは聴いたことはあるんじゃないかと思います。1973年の Piano Man での再デビューから、直ぐに全盛期で10年以上にわたってよくも、まあこれだけヒット曲を出せたもんだというヒットメイカーで、アルバムは持っていないけど曲はかなり知ってるミュージシャンなんて、そうはいません。
先ほど1973年で再デビューと書いていたのは1971年 Cold Spring Harbor は、Family Productions なるレーベルから発売されたが、録音されたテープの再生速度を上げられてレコードが発売されてしまい、別人んお歌声になりヒットもしなかったのですが、Columbia Recods と契約し、Piano Man を発売したからで再デビューと言うよりは、メジャーデビューかもしれません。そこからの An Innocent Man までのアルバムは下記の通り
Piano Man(1973)歌詞に登場するキャラクター達は実在の人物で、タダ酒を回してくれるバーテンダーはビリーのマネージャー、酔っ払いを上手にあしらっているウエイトレスは当時の妻エリザベスだ。そして、酒で孤独を紛らわせる客をピアノ演奏で気分よくさせているのは、もちろんビリー自身。歌詞の中で 「こんなところで何やっているんだ?」 と客に鼓舞されているように、ビリーの音楽的才能は誰の耳にも明らかで、ほどなくコロムビア・レコードから声がかかったことでビリーは約6か月間のピアノ・マン生活を卒業するとともに、そこでつぶさに観察した市井(しせい) の人々の様子をこの曲に永遠に刻みつけた。
3拍子のワルツの名曲です。
Just The Way You Are (1977) この曲のミュージック・ビデオは、大ブレイク直前の1977年秋に撮影されたもので、カーリーヘアにギョロっとした大きな目で熱唱する若々しいビリーの姿を見ることができる。そのルックスは、ちょうど同時期に大ヒットしていた映画 『ロッキー』 の主人公を彷彿とさせた。この曲の日本盤シングルのジャケットでは、ボクシング・グローブを背負った写真が使われていて、ますますロッキーを連想させたが、実際にビリーはボクシング経験者。アマチュアながら22勝4敗の好成績を残している。一見、‘バラード・シンガー’ というソフトな印象が強いビリーだが、生粋のニューヨーク育ちだけあって、ハードな側面を持ち合わせており、背景を知れば知るほど、奥深いミュージシャンだ。
Chris Danielsはコロラド初のジャムバンドと呼ばれたキングスのバンドリーダーで「コロラド音楽のアイコン」と言われる人とあります。バンドは14枚のアルバムをリリースし、米国でのツアーや21か国ののヨーロッパツアーをやっていたり、バンド名義でのブルースフェスなどの出演経歴から見れば、日本人の私がマイナーと思っていても、アメリカのブルース界では、結構なメジャー級なかたかと思われます。若い頃に組んでいたバンドのメンバーでは New York Dolls のボーカルの David Johansen もいたとのことで、こちらは超メジャー級。(David Johansen は、2015年2月14日ニュースで75歳になっており、ステージ4の癌とのこと)
アルバム全曲レビューはいいかなって感じです。改めて聴いてみて、ZZ Top っぽいギターにブラスを取り入れたブルースロックも多く、Kenny Loggin っぽい歌い方の曲なんかもあります。また Sing Sing Sing をやっているのは少しインテリっぽいくて、いかにもアメリカ。私のブルース収集時の冒険購入は、もっとマイナーなド・ブルースが多いので、これは違った方向での冒険してましたね🎶
electric acoustic guitar, synth, slide guitar, vocal : Chris Daniels
drums, vocals : S.Watson Soell
string(4,5), bass, vocals, piano, synth, acoustic guitar, 7strings guitar : Kevin Lege
Faces は最後は Rod Stewart が、単独で成功したがために分裂していったので、売れることが重要だったわけです。今回これを書くために調べていたところ、選曲に関するところで、Ooh La La の Ronnie Wood のリードボーカルを除いて Rod Stewart であるというところが、グループのもう一人のボーカリスト兼ソングライターである Ronnie Lane のボーカル曲が収録されていないことからも、このバンドの解散の原因が見て取れます。
再度聴きながら、このバンドのサウンドを楽しんでいきましょう。Pool Hall Richard は、 Rod Stewart, Ronnie Wood の共作で、イントロのギターリフもカッコよく、チャックベリーが進化したようなカラッとしたロックンロールで、Rod Stewart の煽る様なバカ騒ぎ系ボーカルが痛快です。オリジナル・アルバムに入っていない新曲。今気づきましたが最後に、ガラス瓶が割れる音が入ってますね。曲の内容からすると、ビリヤードで喧嘩して Richard をぶん殴ったのか? Cindy Incidentally 1曲目が煽る系の曲だったのに対し、少し落ち着いたロックンロールになっています。Ronnie Wood のギターのバッキングは、色々なアイデアが入っているのが素晴らしい。短いですね。2分37秒。Ooh La La フォーク調でありますが、ロックンロールだけが売りではない Faces の音楽性がわかる名曲です。 Sweet Lady Mary これも聞き覚えがある曲でバラード。オルガンのロングトーン、スライドギターの繊細な音にのせた Rod Stewart のしゃがれ声がしんみりさせてくれます。1970年の曲ですから、未だバンドの皆さんが一丸となって頑張っていた時期です。Flying は、The Who っぽいですね。これは余り耳覚えは有りません。1972年にロックオペラのTommy への参加で Pinball Wizard を歌ったとのことでそこら辺の影響ですね。Pineapple and the Monkey 忘れてました。インストロックです。テクニックに走ることなくゆったりとした演奏で、ほのぼのタイプです。You Can Make Me Dance Sing or Anything これは、Faces の匂いがたっぷりする軽いロックで、日本人の 山内 テツ が参加の曲。これだけが、オリジナル・アルバムに収録されていない新録音のようです。1975年なのでバックにオケが入ったりと、趣は今までと随分と違い私の趣味ではないかな。Had Me a Real Good Time ブギーなロックンロールのリフが楽しい楽曲です。田舎っぽい雰囲気と、サビの Rod Stewart の振り絞る様なロングトーンが良いです。言わずもがなの名曲 Stay With Me は、ギターのリフとかも、モタモタしていない都会な感じがします。昔この曲がラジオから流れてくると、すっげえなと思って聴いてました。Miss Judy's Farm なんで、これを選択したのかと思います。ボーカルとギターのリフが合っていない。Silicone Grown ブギタイプのロックン・ロールは安定感があります。ブルースでは、ほぼ同じ進行で、歌詞とサビが微妙に違う曲も多く存在しますが、ロックだとさすがにもう少し変えた方がいいんじゃないかと思うのも、若干。Around the Plynth スライドでキュンキュンやるのですが、ブルース感よりも Led Zeppelin っぽいヨーロッパ系民族音楽感があります。こんなのもやってたのかと改めて思ってしまいます。
guitar, harmonica, backing vocals, lead vocals (3), bass (1) : Ronnie Wood
bass, guitar, percussion, backing vocals (except 1, 7) : Ronnie Lane
bass (7) : Tetsu Yamauchi
drums, percussion : Kenney Jones
horns (8) : Harry Beckett and Bobby Keyes
artwork (cover art) : Ronnie Wood
Track 1, "Poolhall Richard", was recorded very shortly after Ronnie Lane's departure from the band and before his replacement Tetsu Yamauchi was hired. It is actually Wood who plays the bass guitar on the recording.
Tracks 5, 6 and 12 from First Step (1970), and produced by the Faces.
Track 4 from Long Player (1971), and produced by the Faces.
Tracks 9 and 10 from A Nod Is as Good as a Wink... to a Blind Horse (1971), and produced by the Faces with Glyn Johns.
Tracks 2, 3 and 11 from Ooh La La (1973), and produced by Glyn Johns.
Track 1 from the 1973 single, and produced by the Faces.
Track 7 from the 1975 single, and produced by the Faces.
Track 8 from the 1970 single, and produced by the Faces.
1. Pool Hall Richard / Rod Stewart, Ronnie Wood
2. Cindy Incidentally / Ian McLagan, Stewart, Wood
3. Ooh La La / Ronnie Lane, Ronnie Wood
4. Sweet Lady Mary / Ronnie Lane, Rod Stewart, Ronnie Wood
5. Flying / Ronnie Lane, Rod Stewart, Ronnie Wood
6. Pineapple and the Monkey / Ronnie Wood
7. You Can Make Me Dance Sing or Anything / Kenney Jones, McLagan, Stewart, Wood, Tetsu Yamauchi
8. Had Me a Real Good Time / Ronnie Lane, Rod Stewart, Ronnie Wood