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2023年10月21日土曜日

The Baker Brothers / Transition Transmission


 このレビューを書くにあたり、前作 Bakers Dozen を未だ手に入れていないことに気が付き明日の休みは中古屋に行こうかと思っています。インスト7曲、ボーカル入り7曲で、ミーターズ路線のファンキー、アシッドジャズ風のUKファンク味付け、泥臭いソウルテイストもありながら、売れ線ポイところも混ぜてきています。が、決してオシャレ系ではない。
 段々とプロっぽく無難に音をまとめてきているのが気になりますが、改めて聴いてトリオ編成の荒っぽくて男らしいところ、適度にジャジーさを絡ませたファンクっぷりが気に入っています。
 メンバーは、このアルバムは未だ オリジナルの Dan Baker、Richard Baker の兄弟と親友のマルチ・ミュージシャン Chris Pedley、前作からボーカル参加の Vanessa Freeman、ソウルシンガーの元 Average White Band の Hamish Stuart、他ロンドン・クラブ・ジャズ・シーンの人気バンド Reel Peopleからリーダーの Mike Patto(key) 等々。


 さて、レビューです。このアルバムはなんと14曲入りの大盤振る舞い。Why Oh Why ミュンミュンいってるシンセですが、ジャミロクワイっぽい曲作りのダンサブルなファンクです。Chance And Fly ホーンとストリングスの入れ方が素敵なポップで勢い溢れるグルーヴ。ストリングス入れると金持ちっぽいですね。Aargh, Aargh-Aargh アウ!アウ!アウ!から始まるモッドな熱い高速インスト・ジャズ・ファンク。Soul Shine ミドル・テンポのクラシック・ソウル風ファンクの出だしにストリングスを入れた現代風ファンクに変化し、Vanessa Freeman の清涼感あるボーカルが素敵。Would I Be Wrong 聴いたことあるじゃありませんか?Silver Bullet At Motion Blue Yokohama にも収められているガチガチジャズ・ファンクがおしゃれにアレンジされるとこうなります。If You Want Me To Stay 聴いたことがあるやつですね。そうです、Sly の Fresh に収録されていますが私未購入でベスト盤の Anthology で聴いたことがありました。So Said, So Done は、パーカッションの拍子木の採用でもあるようにアフロ系のリズムを入れた複雑なリズムが絡む実験的なインスト作品。B Bro Super 8 は、Quantic Soul Orchestra という英国のクラブ・ミュージックのリメイクとのこと。テーマのメロディは聴いたことがあるような気がします。イケイケ。Beat Feat どこかの曲のコピーと思ったらオリジナルです。メンバー3人が楽しく歌えるように作ったようですね。よくあるパターンですが良し。Kick Back は、Chris Pedley と Dan Baker が楽器を持ち換えての録音。なるほど、それほど難しいことはやっていないインスト。It's Not Me は、T.O.P. の歌メロもそのままパクッてきたかのような曲ですが、曲が進めば Baker Brothers 流。Roll Up Your Sleaze は、大好きなB級インスト・ファンクのFUNK. INC あたりがモチーフですが、最初だけですね。曲が進めば、これも Baker Brothers 流。Transition Transmission アルバムのタイトル曲となります。このアルバムで最も Baker Brothers っぽいのは、確かに、これですがインパクトは弱め。最後は Home Life はレゲエ・ダブのゆるーい感じで締めとなります。ハーモニカがおしゃれですね。
 聴き直しても、最高だったんで、昨晩はこれ持っていつもの「おでんバー」で爆音でかけた結果、絶賛賛同者が1名追加されました。隙間のあるジャズ音源を追求しているオジサンは寝てましたけど🎵

vocals : Chris Pedley, Dan Baker, Hamish Stuart (2, 6, 11), Richard Baker, Rowan Baker, Vanessa Freeman
guitar, keyboards, violin, organ, clavinet : Dan Baker
drums ,percussion : Richard Baker
bass , synthesizer : Chris Pedley

keyboards : Mike Patto
tenor sax, electronic wind instrument : Paul Young
baritone sax, alto sax : Matt McNaughton
trumpet : Paul Jordanous
trombone : Steve Hayes (4, 7)
flute, piccolo flute : Ben "Piccolo" Lamb (2, 13)
harmonica : Julian Jackson (4, 9, 14)

Producer – The Baker Brothers

1. Why Oh Why
2. Chance And Fly
3. Aargh, Aargh-Aargh
4. Soul Shine
5. Would I Be Wrong
6. If You Want Me To Stay
7. So Said, So Done
8. B Bro Super 8
9. Beat Feat
10. Kick Back
11. It's Not Me
12. Roll Up Your Sleaze
13. Transition Transmission
14. Home Life





  

2021年10月4日月曜日

本日のCD The Baker Brothers ♪ In With The Out-Crowd


 2004年の10月の Londonの Camden Town というJazz Cafe での録音で、爆音のドラム、キレキレのギターで演奏しているメンバーの興奮が伝わる状態で爆音で演奏してます。リリースは翌年の2005年です。私ごとですが横浜のジャズラテン系ライブハウスで音量を下げなさいとオーナーに注意されたことがあります。(リハは下げたんですけど本番は上げちゃいましたけどね、演奏はそれなりに良かったようなので怒られませんでした)
UK発ジャズ・ファンク・トリオ、ザ・ベイカー・ブラザーズが2005年にリリースしたライヴ・アルバム。ライヴならではの迫力とむせかえるような熱気、スリリングな臨場感が味わえる一枚。鼻血が出そうな一枚です。Ten Pacesからは想像出来ないくらい昇華された曲、熱い熱気が伝わってくるライブの臨場感、もうたまりません!聞いたことがない人はぜひ聞いて欲しいです。最高のライブアルバムです。前作「ten paces」にいまひとつはまれなかった人も、これ聴きゃあ、イチコロじゃないの?3人組でこの怒涛のFunk groove!! LIVEなんでhornも入ってますが、もうみんなブリブリ!!!jazzだ、rockだ、なんて括りはもうこの際ど~でもよくなってきます。とにかくこの熱に浸れっ!ってこと。
 さてこのアルバム、捨て曲なく全てがお勧め曲ではありますが
「GIVSON」激しくて好き!
「PEACE OF MIND」少し知的なリフが印象的な

ベイカー・ブラザーズの中でもお勧めの一枚

guitar, keyboards, vocals : Dan Baker
bass, guitar, vocals : Chris Pedley
drums, sampler, vocals : Richard Baker
baritone sax, alto sax : Ben Tompsett
percussion : Steve Bray
tenor sax : John Gillies , Paul Yeung
trumpet : Giles Straw

recorded live at the Jazz Café, Camden on the 12th October 2004

1. Chester's Tongue
2. Givson
3. Maid Of Mars
4.Green Goddess
5. All Baked Out
6. Ziggifried
7. Peace Of Mind
8. Don't Turn Your Back On Me / vocals : Nathan Johnson
9. Little Suns
10. Who Killed The Southbarrow Peacock?
11. Ready...Aim...




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2020年4月28日火曜日

本日のCD The Baker Brothers ‎♪ Ten Paces


ライブ盤のお祭りにすっかりファンになってしまったので
正直、このスタジオ盤の落ち着きぶりに戸惑いました
が、これは2003年のデビュー・アルバム
しかし、元々のバージョンはこれなんです

2011年にはダンとリチャード2人とも脱退し
ベイカー兄弟がバンドにいなくなってしまっています

electric piano, electric organ, guitar, violin : Dan Baker
bass, guitar, electric piano, trumpet : Chris Pedley
drums, percussion : Richard Baker

baritone sax : Diston Dryburgh
tenor sax : Dugald Clark
tenor sax, alto sax : Mark Abel
trumpet : David Price
cello : Michael Mace
flute : Ben Lamb

Ready...Aim...
Givson
Green Goddess
Who Killed The Southbarrow Peacock?
Paste
Little Suns
Ziggifried
Barrington's Groove
Chester's Tongue
Maid Of Mars
Breathing In

Ready...Aim...

Maid Of Mars

DJリミックスしちゃってます
Who Killed The Southbarrow Peacock?


全世界の音楽を聴きつくすことはできない
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2019年9月29日日曜日

オープンの中華そば「つけ麺 玉」リンクスクエア新宿



新宿南口から代々木に向かって大久保通を歩いて
高島屋を過ぎるとリンクスクエア新宿という
新しいビルがあります

工事がかなり長かったんですが
やっと9月27日にオープン

会社の目の前ということもあり、会社帰りに寄ってみました


新店オープンなので中は白木で清潔感あり
注文は「味玉つけめん 1,020円」
少々高めですが、新宿で家賃高めだからしょうがないか


待つこと10分弱、出てきました
少し待ち時間眺めですが、オープン2日目なのでしょうがないか
昼休憩で、この待ち時間は少しきつい感じがします
スタッフの方もオープンのせいか客入りの割に多めでした

味はというと濃厚魚介系で麺は平打太麺
ボリューム有です

店の案内によると、スープは豚骨、鶏ガラベースの大量の魚介類
確かに濃厚で塩分濃いめで甘みがあるトロトロ系スープでした
麺と一緒に食べると良い感じですが、少し塩分きつめなんで
出汁で割ったほうが良いかもしれません
極薄に削った鰹節がまた良いアクセントで
混ぜ混ぜしたら良さがわかりにくいかと思われますので
スープと一緒に味わうのが良いかと思います

出汁は蛇口付きのスープウォーマーから注いで持ってくるという新しい試み
〝煮干〟〝鰹節〟〝柚子〟と三種類あります


店内の通路は広めなので
それほど躊躇することなく歩いて行けますが
他のお客さんは戸惑いがあるのか
出汁をとりに行く人は余りいませんでした

システムが理解されれば、自分で好みにスープ濃度が
変えられるので良いシステムだと思います

千円を超える値段は毎日帰りに一杯という訳にはいきませんが
時々行ってみようと思うお店でした

次はスタッフさんの手際も良くなっていることでしょう