ラベル CD SALSA の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル CD SALSA の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026年5月5日火曜日

Dan Den / Lo Mejor!


 JUAN CARLOS ALFONSO(フアン・カルロス・アルフォンソ)が率いる Dan Den(ダン・デン) は、1980年代末から90年代のキューバ音楽シーンにおいて、伝統的な「ソン」に現代的なエッセンスを加え、爆発的な人気を誇ったグループです。
 彼は名門音楽学校でクラシック・ピアノを学んだエリートでありながら、人気バンド「オルケスタ・レベ」のピアニスト・編曲家として活躍し、数々のヒット曲を生み出した実力者です。彼が自身のバンドを立ち上げた動機は、伝統的なスタイルを守りつつも、シンセサイザーの導入やティンバレスの多用など、よりロックやサルサに近い現代的なサウンドを追求するためでした。バンド結成は、1989年で、わずか1年足らずで、キューバ国内で テレビ出演前の結成8ヶ月目に行われたライヴで5万人を動員。「町中の女の子が恋人を放り出して駆けつける」と言われるほどの熱狂を呼んで人気爆発。伝統的な「ソン」をベースにしながら、都会的で洗練されたアレンジを施した「リトゥモ・ダンデン(ダンデン・リズム)」を確立、90年代半ばには、若い女性層をターゲットにラテン・ポップス風のバラードを取り入れるなど、時代の変化に合わせてスタイルを柔軟に変化させました。


 ナルホド、そんなバンドの背景も調べながら今回聴いていると、確かにポップなサウンドで日本人にも聴きやすく Orquesta De La Luz あたりのサウンドとも共通点があるように感じます 。
 ここで一考、日本の誇るサルサ・バンド Orquesta De La Luz は、1984年に結成なので、Dan Den よりも歴史は少し古い。1989年夏に自費で渡米し、ニューヨークのサルサ・フィスティバルでヤンヤの喝采と、ここらへんでキューバとアメリカの違いがありますが年代がリンクしてきます。そして1990年「Salsa caliente del Japón」で米国デビューし、ビルボード誌ラテン・チャートで11週間にわたって1位を獲得しています。キューバの新サルサ・サウンドの Dan Den とバッチリ、リンクしています。
 てっきり日本人のサルサが単独で受け入れられた奇跡かと思っていましたが、このころラテン業界では、日本とキューバから同時多発的に、ポップな感覚も取り入れた新しいサルサがムーブメントを起こし業界が大いに盛り上がっていたと考えても良いように思えます(少し残念)それにしても、凄い偶然の重なりを、このアルバムを聴いていて感じます。


「Solve」タイトルの ソルベ は、フアン・カルロスの故郷ベフカルの町に住んでいた実在の名物の物売り、ホセ・デ・ラ・コンセプシオンのあだ名で、彼のような人物に象徴されるようなキューバの風情を、地方性豊かなリズムにのせて表現するというのがコンセプトで、リズムはRitmo Dan Den(リトゥモ・ダンデン)の表記で代表曲のようです。
「Se Parte De Mi Vida」辞めたサンティアゴがボーカルで、ライナーノーツにも書いてありましたが、線が細い歌い方ですが、若い女の子受けは良いらしいです。なるほどサルサではありますがギチッと詰めてくるのではなくポップさがあります。
「El Humo O La Vida」 歌は自分のグループを率いて来日したパウロ。彼も美形なので女の子のファンが多いらしい。高い音程でのパンチの効いた歌い方です。この歌はキューバの禁煙キャンペーンを歌ったもの。立ち位置は日本の「嵐」みたいなかんじなのでしょうか。
「El Yoda」ヨードチンキの歌で「クロスワードを解こうとしたら鉛筆が刺さった、通りがかった女の子に見とれて、カミソリの刃で手を切った。ミグダリア、ヨーチンはやめてくれ、赤チンにしてくれ。」とバカらしさ全開です。ちなみにヨーチンとはヨードチンキ、赤チンは赤いヨードチンキで私が小学校の時もケガをしたら、これを塗って絆創膏でした。カックイイ曲だけど、日本で例えれば「寿司くいねえ(シブがき隊)」みたいなもんかな。
「El Cafetero Sabroso」「粋なコーヒー屋」って歌です。仕事に遅れそうなのに、のんびりコーヒーを淹れる店主とのやり取りが歌われていて、キューバのコーヒー屋の店主は、客に対しても媚びることなく「俺の仕事に敬意を払え」というプライドを持っているので、そこら辺が粋な感じなんでしょう。完全にダンス曲も仕様で、この曲で若者が踊り狂うのか。クール。
「Esa Cara Yo La He Visto」ポップだなと思ったら甘い感じで、やっぱりラブソングで、腰を細かく振りながら踊るのではなく、ゆったりリズムに乗る感じ。ベースが時折スラップ入れてますね。
「Siempre Hay Un Ojo Que Te Ve」シンセが前面に出てきてピチの歌、デビュー当時の大ヒット曲で、繰り返し部分が覚えやすい詩とメロディの繰り返しで、ライブではみんなで歌うんでしょうね。カウベルの音でかいな。
「Amame Con Tu Experiencia」年上の女性との恋の歌で、歌詞の中身は少々エロくてボーカルのヘルマンは、色男っぽい歌い方で当時の女の子をブイブイいわしてたんでしょうか。最後は英語で I Love YOU
「La Lechada 」 Lechada は石壁のひび割れを防ぐのに使われる漆喰、見栄を張っても Lechada は隠せねえぜって歌で、なんか勇ましい。
「Mas Rollo Que Pelicula」映画の中身よりフィルムがでかい方が良いのかい。と年頃になってめかしこんで町に出て行く女の子たちを中身と、でかいリールに揶揄しているそうで、なんか難解な歌ですが、若い女の子たちが喜んで歌うそうで・・
「Sones Del Beny 」キューバでもっとも有名な国民的歌手ベニー・モレーのメドレー。
「 Viejo Lazaro」ビエホ・ラサロとはキューバのアフリカ系宗教「サンテリア」の病気の神様で、神様にいろんなことをお願い?している曲かな?

これも調べながら聴き直すと印象が変わる一枚でした🎶正統派のサルサで3枚のアルバムからのベスト
キューバでは相当な人気のあったバンドらしいですが
どうやらネット検索では廃版なのかな
このアルバムは見つかりませんでした

1. Solve /  (Ritmo Dan Den)  Canta: Alfonsito, Juan Carlos Alfonso 
2. Se Parte De Mi Vida /  (Balada en salsa) Canta: Santiago, Tony Lamas
3. El Humo O La Vida / (Son) Canta: Paulo, Juan Carlos Alfonso 
4. El Yodo / (Son) Canta: Pichi, Juan Carlos Alfonso
5. El Cafetero Sabroso / (Son) Canta: Santiago, Juan Carlos Alfonso
6. Esa Cara Yo La He Visto /  (Balada en salsa) Canta: Pichi, Juan Carlos Alfonso
7. Siempre Hay Un Ojo Que Te Ve / (Son) Canta: Pichi, Juan Carlos Alfonso
8. Amame Con Tu Experiencia / (Balada en salsa) Canta: German, Manuel Aspra
9. La Lechada / (Ritmo Dan Den) Canta: Alfonsito, Fornaris Alfonso
10. Mas Rollo Que Pelicula /  (Guaracha son) Canta: German, Juan Carlos Alfonso
11. Sones Del Beny /   (Popurrit de sones) 
  Bonito Y Sabroso / Canta: Alfonsito, Beny More
  Francisco Guayabal / Canta: Alfonsito, Pio Leyva
  Maracaibo Oriental / Canta: Santiago, Jose A. Castaneda
  Que Bueno Baila Ud / Canta: German, Beny More
12. Viejo Lazaro /  (Son) Canta: Alfonsito, Nelson Marchena

▶ Solve

▶ El Yodo


定年退職して延長をしないことにしたので、音楽以外のことをしばらく「ノージョブ定年 NoJobTeinen」と言う別ブログに書いてみることにしました。



  

2026年4月25日土曜日

Orquesta De La Luz / La Aventura


 ニューヨークで録音され、アメリカのグラミー賞トロピカル・ラテン・アルバム部門にノミネート、立て続けにプラチナ・ゴールド・ディスク受賞した作品です。当時の日本でもTVのニュースに連日取り上げられ、日本にもサルサ・ブームを引き起こし、この時サルサを踊る日本人も増えました。私たちの大学のジャズ研でもOrquesta De La Luz のコピーは無かったですが、ラテンのコンボが多数発生し、私のラテンを聞くきっかけともなりました。原宿のクロコダイルでの Orquesta De La Luz のライブを見に行きましたが、凱旋帰国直後であったこともあり日本にこんなにラテン・ピープルがいたのかと大いに盛り上がったライブであったことを記憶しています。


 このアルバムは1993年リリースの通算5枚目で、まさに黄金期に作成したアルバムでアレンジもゴージャスで、サウンドはヨーロッパ、アメリカ系のダンス音楽で好まれるスペーシー感も取り入れています。また4曲目に Cyndi Lauper のヒット曲 Time After Time を取り入れ、ハープに Toots Thielemans をゲストに迎え、8曲目には、アメリカ人ソウル好きには絶大な信頼感のある Stevie Wonder の I Can Only Be Me に、1980年代にシンセR&Bで成功した The System のリードボーカリスト Mic Murphy を迎え入れ、アメリカ人に焦点を絞った売れ筋かなり意識した計算がされていることも見て取れます。また改めて聴いてみて、売れ筋のみを意識したチープさは無く丁寧につくられたことがわかる、エンターテイメント性もあります。
 世界中で話されている母国語は人口の一番多い中国ですが、2番目はスペイン語で4.8億人、英語の3.8億人を1億以上、上回っています。ボーカルのノラさんも、ほぼスペイン語で、どのぐらいネイティブ感があるのかはわかりませんが、わかりやすい発音なのは間違いなく正調な発声であり多くの人のに受け入れられた素地の一つであると想像できますし、日本人がサルサって言う珍しい切り口で聞いてみたら、パーカッションもホーンも最高じゃねえか、踊るのにも最高じゃん、みたいなことが起こったんでしょう。


 以前、ペルー大使館の独立記念日のオールナイトパーティに友人が演奏するので私も見に行ったら、おじいちゃん・おばあちゃん・若者の全てが、サルサやスペーシー系ラテン・ディスコ・ミュージックに合わせて踊りまくっていて、リズムがはっきりとしていて、様式美に沿った踊れる要素は大事なんだなと感じたことを思いだしました🎶

vocals, chorus : Nora
vocals, chorus, percussion, bongos, cowbell, bata : Carlos Kanno
piano, synthesizer, chorus : Satoru Shionoya
trumpet, flugelhorn : Shiro Sasaki
trumpet, flugelhorn : Shigeru Terauchi, Yoshihito Fukumoto
trombone : Hideaki Nakaji, Taisei Aoki

【Guest】
chorus : Adalberto Santiago (7)
guitar : Jose Febles (10)
harmonica : Toots Thielemans (4)
vocals : Mic Murphy (8)

producer : Orquesta De La Luz

1. Move It!
arranged by Satoru Shionoya
music by Nora, Satoru Shionoya
words by Kay Wakabayashi, Nora
2. Arroz Con Salsa
arranged by Satoru Shionoya
words by, music by Nora
3. Despues De Ti
arranged by Oscar Hernandez
words by, music Gustavo Márquez
4. Time After Time
arranged by Carlos Kanno, Satoru Shionboya
words by, music Cyndi Lauper, Rob Hyman
5. Soy Sincera
arranged by Satoru Shionoya
words by, music y Nora
6. Pier 72
arranged by Satoru Shionoya, Taisei Aoki
written-by Taisei Aoki
7. Mucho Trabajo, Poco Dinero !!
arranged by Satoru Shionoya
words by, music by Luis Sartor
8. I Can Only Be Me
arranged by Satoru Shionoya
words by, music by Stevie Wonder
9. Acercate Mas
arranged by Jose Feblés
words by, music by O. Farres
10. La Aventura De Vivir
arranged by Jose Feblés
written by M. Selles, T. Ten




定年退職して延長をしないことにしたので、音楽以外のことをしばらく「ノージョブ定年 NoJobTeinen」と言う別ブログに書いてみることにしました。



  

2025年3月5日水曜日

Orquesta De La Luz / Sin Fronteras


 日本人が結成したサルサの楽団 Orquesta De La Luz(オルケスタ・デ・ラ・ルス)が1991年に発表したセカンド・アルバムで、米国でもグラミー賞にもノミネートされプラチナディスクも獲得する大ヒットでした。米国に進出しての活動と成功で、ラテン・パーカッションの大御所 Tito Puente がティンバレス・ソロで客演しているのも画期的でした。
 1984 年に結成。1989年夏、ニューヨークのサルサ・フィスティバルで成功をおさめ、翌年には、BMG ビクターから De La Luz でデビュー。ビルボード誌ラテン・チャートで11週間にわたって1位を獲得しと目覚ましい活躍を遂げています。その後も活動も含めて詳しい活動は Orquesta De La Luz の公式サイト OUR STORY に、かなり詳しく掲載されています。


 また、この作品のプロデュースはファーストに引き続き Sergio George で、この方は米国のサルサ関係の音楽では有名なピアニストで有りプロデューサーで、本場アメリカで大物に認められてのアルバム発売、アメリカにとどまらない世界的な活動がTVなどでも報道されまくり、日本人がこの分野で世界を制することに感動しながら見ていました。そもそも日本でサルサ・ブームを巻き起こし、数多くのサルサ・バンドが日本で誕生したのも Orquesta De La Luz のも、かなり画期的なことでした。誰も知らなかったサルサの音楽でメシを食べていける市場まで開拓し、このバンドにとどまらない影響を社会に与えていたわけですからその功績には感嘆します。
 アルバムレビューですが、1曲づつの解説より、アルバム・タイトル曲であり、NHK 紅白歌合戦に初出場の曲 Sin Fronteras、桑田佳祐の作曲、高田みづえ でも大ヒットの 私はピアノ(I Am A Piano)のカバー、 前述の 大御所 Tito Puente 参加の Descarga De La Luz、なんかデジタルな感じの録音だったなと感じていたら最後にアナログな感じでホッとさせてくれる Flores Y Tambores など、懐メロとして楽しめるアルバムなので聞き流しながら楽しみました。
 改めて所有CDを見ていると made in Canada と書いてあります。ライナーノーツにも日本語は一切なし。しかしジャケットは日本語ですから、海外プレスにも関わらず日本語タイトルが堂々表記の日本初サルサの売り込みの鼻息の荒さも感じるジャケットです🎶

lead vocals, chorus : Nora
piano : Satoru Shionoya
synthesizer : Satoru Shionoya (2)
bass : Hiroshi Sawada
trombone : Hideaki Nakaji, Taisei Aoki
trumpet : Yoshihito Fukumoto
trumpet : Tatsuya Shimogami (2, 5, 7)
trumpet : Shiro Sasaki
timbales, vocals, chorus, percussion, shekere, bata : Gen Ogimi
chorus, percussion, maracas, guiro, bata : Carlos Kanno
bongos : Yuichi Nakagawa
congas, bata : Gen Date

【Guest】
timbales, soloist : Tito Puente (7)
guest, chorus, synthesizer : Sergio George (3, 4)
guest, programmed by (synthesizer programming) : Sergio George (1)
guest, timbales : Genichi Egawa (6)
guest, trumpet : Shuichiro Ise (1, 3, 4, 6, 9)

Producer : Kiyoshi Teranishi, Sergio George
Recorded in March & April, 1991.

1. Sin Fronteras / Nora
2. Amame / Nora
3. I Am A Piano / Keisuke Kuwata
4. Cuanto Vale Tu Amo / Manny Benito
5. Ban Con San / Ogimi Gen
6. El Me Ama, Yo Le Amo / Rubén Amado
7. Descarga De La Luz / Orquesta De La Luz
8. Make The World Stand Still / Sergio George
9. Flores Y Tambores / Johnny Ortiz






  

2025年2月17日月曜日

Orquesta De La Luz / Somos Diferentes


 私が、サルサをはじめとするラテン音楽を聴くようになったのは、学生時代のジャズ研仲間が、サルサのバンドを組んでいたのが始まりでした。この音楽は、本来は踊るのが前提の音楽だと思いますが、私全く踊れないので聞く専門です。
 以前に、外国大使館の建国記念日に夜通しサルサ・パーティが開催されるとのこと。ここに友人が外国人とともに組んでいた出演するというので、見に行きますと、おばあちゃんが若者に負けず、サルサで楽しそうに踊っているのを見て、やはりダンス音楽なのだと再確認するととに、おばあちゃんのカッコ良さに感動、俺も踊れたらと一瞬思いましたが、実践はしていません。


 友人は、本格的にやっていたのですが、私は学生時代の最後ぐらいから影響を受けて聞き始めた入門としては、当時勢いのあった、このオルケスタ・デ・ラ・ルスでした。泥臭さがなくて複雑なリズムと緻密なホーンセクションで、スペイン語なんてわからんけど、その響きも素敵で、日本語の曲もあったりしましたし、原宿のクロコダイルで見たライブはキラキラとしていたことを覚えています。


 Somos Diferentes とは「サルサ新時代」の意で、オルケスタ・デ・ラ・ルスは本場ラテンアメリカでもヒットを飛ばしたバンド。日本でもサルサ・ブームを巻き起こし、TVの特集なども組まれ、様々な日本人ラテン・バンドが結成され、まさに当時の流行「サルサ新時代」を自ら作っていったバンドでした。そんなサルサの熱気も段々と冷めていき、今では若干マイナー音楽となっちまいました。
 次のブームがまた来るのはいつ来るのでしょうか?ブームでなくても、私はずっと聞いてますけどね🎶


vocals, chorus : Nora
vocals, chorus, percussion, congas, bongos : Carlos Kanno
piano, synthesizer, chorus : Satoru Shionoya
bass : Hiroshi Sawada
timbales : Yoshiro Suzuki
congas : Gen Date
bongos : Yuichi Nakagawa

trombone : Hideaki Nakaji, Taisei Aoki
trumpet : Shigeru Terauchi, Yoshihito Fukumoto
trumpet, mellophone, flugelhorn – Shiro Sasaki

Guest
alto sax : Masato Honda (5), Yoshinari Takegami (5)
tenor sax :  Masakuni Takeno (5)
baritone sax : Dairo Miyamoto (5)
chorus, synthesizer,  synthesizer bass : Sergio George (3, 7)
strings : Aska Strings (3, 4)

producer : Orquesta De La Luz, Sergio George
recorded by : Akio Oguri

1. Amor de Secreto / Nora
2. Salsa con Sabor (Album Mix) / Nora
3. Somos Diferentes / Pablo D. Ruiz
4. Soy Esa Mujer (Album Version) /  Carlos Kanno, Nora, Sergio George
5. 恋に死ぬ~マンボ・デ・ラ・ルス (Album Version) / Shiro Sasaki
6. Dime que te pasa (Album Mix) / Satoru Shionoya
7. Hazme Sonar / Sergio George
8. Seven De Septiembre / Shiro Sasaki
9. Salsa y Control / Jose Lebron





  

2025年1月28日火曜日

Cortijo y su Combo con Ismael Rivera / Quitate De La Via, Perico

 

 本作は2020年のリマスターの日本語解説付きで、帯からのこの作品の紹介は「絶頂期のコルティーホ楽団&イスマエル・リベーラの、1961年発表の ヘマ/ルンバ 第4作。全員一丸となって放たれるボンバやプレーナといった黒いリズムは圧巻の一言。荒々しく突進するビートがとにかくすごい」まさにその通りで、これだけでこの作品の解説は済んでしまいそうな的確なコメントです。

 ちなみにこのシリーズは第5弾まで発売されています。

 コルティーホ楽団(Cortijo y su Combo)は、パーカッション奏者のラファエル・コルティーホ(1928年生まれ)率いる楽団で、イスマエル・リベーラ(Ismael Rivera)は1931年のプエルトリコのサントルセ生まれの歌手。イスマエルは、幼い頃は靴磨きとして働き家のサポートのために学校へは満足に行けず16歳の時には、レンガ職人として働き始めてラファエル・コルティージョと一緒に歌ったり遊んだりして過ごし1948年ぐらいでは共演していたようです。その後1952年にアメリカ陸軍に入隊しましたが英語力が不足で除隊。サントルセに戻ってからは歌手活動を開始し売れ始め、1954年にはコルティーホのグループに加入。


 この二人の生まれのプエルトリコは通称で正式には、(Estado Libre Asociado de Puerto Rico)プエルトリコ自治連邦区、カリブ海北東に位置するアメリカ合衆国の自治区です。古くはスペイン植民地時代を経て、第二次キューバ独立戦争でプエルトリコでも反乱が起きて1897年にスペイン合意の元自治区となり、同年に起きたアメリカ合衆国とスペイン帝国の間で起きた米西戦争によってアメリカ合衆国の領土となりました。ということでプエルトリコは母国語はスペイン語なわけで、この土地のラテン音楽で、アメリカのニューヨークで一発あてようと進出してサルサが誕生する訳ですね。最後は「はしょり」ましたがなるほど勉強です。
 学生時代は勉学の「歴史」は暗記物の代名詞として嫌いでしたが、歳をとってから音楽を聴きながらこんなことにも興味を持って聴いています。人間の作る音楽というものは、歴史・戦争との相関は理解した方が深くなるような気がします🎶

1. Perico (guaracha)
2. Bomba Carambomba (bomba)
3. El Chivo (charanga)
4. Si Te Contara (bolero)
5. El Trompo (plena)
6. Cortijito (son montuno)
7. Piedras En Mi Camino (ritmo cangui)
8. Caramelo Santo (bomba)
9. Plena Española (plena)
10. Ensillala (guaracha)
11. El Pajaro Chogui (guaganco)
12. El Carnaval (popurri)
13. Druma Cuyi (ritmo oriza)

▶ Perico




  

2024年9月28日土曜日

Roland La'serie - Cortijo Y Su Combo - Ismael Rivera / Danger

 

 コルティーホ楽団、イスマエル・リベーラが、このアルバム発売当時の1962年に人気だったキューバの歌手ローランド・セリエを迎えて制作したアルバムです。
 コルティーホは1950年代半ばからプエルトリコや中南米全域で活躍していて、その後のサルサに大きな影響を与えます。最初のアルバムは、真冬のニューヨークにラテン楽団がコートを着て写っているジャケットの「En New York」1959年リリース。「En New York」のほうが勢いが断然ありますが、こちら Danger のほうが親しみやすさがあります。


 最初は Moliendo Cafe(コーヒー・ルンバ)です。最初に聞いた時には、井上陽水・西田佐知子・荻野目洋子がカバーしているコーヒー・ルンバと同じとは気づきませんでしたが、何回か聞くうちに、なるほど・・そうだと気付きます。しかし最初のテーマ以降はボーカルのアドリブのようになるのでしょうか?日本人歌手との解釈の違いがあるなあと感じます。また Mentirosa Conmigo ですが、Louisiana Mama に似ているような気がします。アメリカン・ポップス の サルサ・バージョン かと思いますが、別曲でしょうか? Louisiana Mama は、1961年の Gene Pitney の楽曲で、日本でも同年に飯田久彦が歌ってヒットしています。コードとサビは何となく、それっぽいですし、このアルバム制作が1962年ということからも、それっぽいのですが調べてもよくわかりませんでした。
 サルサと言えば、日本で外人と半々のメンバーのバンドで演奏している友人がいます。彼のバンドのライブは、演奏場所は地方巡業ではローカルなライブハウスが多く客はほぼラテン系外人さん。みなさん聴きに来るのではなく踊りに来ている感じです。彼に聞いたところでは、皆さん普段はまじめに働いて酒も控えめにして、こうして週末のライブなどで踊り狂いながら発散させているとのこと。
 スペイン語の響きはこのリズムに良くなじみます。日本語で歌うサルサを聴くとなぜか昭和の香りが匂って、この躍動感は生まれませんよね。言葉の響きで感じるリズム感も変わるのは、またこの音楽の面白いところ。
 ライナーノーツによると、このアルバムの収録後コルティーホとリベラは麻薬不法所持で捕まって楽団は解散したとのこと🎶

1. Moliendo Cafe / Rock Rumba (Jose Manzo Perroni)
2. En Mi Viejo San Juan / Bolero (Noel Estrada Suarez)
3. Mentirosa Conmigo / Rock (Robert Gonzalez)
4. Severa / Guaracha (D.R)
5. Sola Y Triste  / Bolero (Aamando Valdespl)
6. Yo Te Cantare / Popurri (D.R)
7. La Maquina Y La Madama / Plena  (Robert Gonzalez)
8. Los Carretoreros / Guajira (Rafael Hernandz Marin)
9. Llorando Me Dormi / Rock (Bobby Capo)
10. El Mar De Lima / Plena (Ismael Rivera, Rafael Cortez)
11. Maria Conchita / Guaracha (Rogelio Vetez)
12. El Pescador / Guaracha (RLorenzo Barselata)
13. Di Donde Estas / GUaracha (Ismael Rivera, Rafael Cortez)



Severa


  

2021年10月26日火曜日

本日のCD Cortijo ♪ En New York


 このアルバムはサルサ・ファンのマスト・アイテムとのことで、サルサバンドをやっていた友人の農とサルサの職人松井イチロー氏の影響で購入。今年は「小林香織の屋内de夏フェス!」でパーカッションで参加とのこと。元気そうでなにより。
 とはいうものの、彼に紹介された訳でもなく、どこかのCDショップで手に取って購入したはずで、後にサルサ好きのミュージシャン達は皆聴いているとのことを聴いて少し嬉しかったのを覚えています。さすがにマスト・アイテムだけあって、音質は問題にせず演奏は素晴らしく良い本物です。
 ラファエル・コル ティーホはプエルト・リコを代表するパーカッショニスト。そして、その相棒の名歌手イスマエル・リベーラ。プエルト・リコの島の中で親しまれていた島特有のリズム、ボンバ・プレーナを引っ提げて、サルサ誕生以前の50年代にニューヨークに乗り込んだのです。彼らのエネルギーに満ちあふれたサウンドとうねるようなリズムは、似たようなラテン音楽とは確実に一線を画すものです。私が最初に聴いたのはこの作品で購入していないものを見つけるたびに増やしています。どの作品もエネルギッシュでありますが、洗練されているとは言っても、アフロなビートを強調しまくった真っ黒な音楽性は本当に強烈でこの作品は現代のサルサっぽくなってきた音でコルティーホの中でも一番のお勧めアイテムであるといえます。
「彼がいなかったら今のサルサはなかった」とどこを見ても書いてあります。私は踊れるラテンのリズム音楽をさらに都会でも踊れるようにリズムをタイトにしたものがニューヨークサルサになったと認識しています。現代サルサにたどり着く前にこの音をプエルトリコから伝えたコルティーホ、これを継承してどのように現代サルサに変化していったのか?勉強してもしきれない音楽の世界ですね。



1. La Critica (Plena)
2. Chambelequ  (Guaracha)
3. Ton Ton Canelo (Bomba)
4. Bella Mujer (Bolero)
5. Cuembé (Bomba)
6. Mi Caballito (Guaracha)
7. La Caleza (Plena)
8. Cùcala (Bomba)
9. El Negrito Gulembo (Bomba)
10. La Chatarra (Plena)
11. A Bailar Bambulé (Bomba)
12. La Calabacita (Bomba)


▶ Cuembé



muu music webzine

  

2021年7月16日金曜日

本日のCD Orquesta De La Luz / De La Luz


 既に懐かしい感じになってしまいましたが、私にとってのサルサのスタートはこのバンドでした。原宿のクロコダイルとかでのライブとかも勢いがあって、私は踊れませんがダンサブルで滅茶苦茶楽しかったです。いまだにラテン・バンドを続けている友人も多いのはこの人たちの影響ですね。
 このアルバムは1990年の発売のデビュー作。バンドが結成されてからデビューまでは、かなり意欲的に活動された結果で、当時メジャーではなかったサルサをブームにするまで粘り強く演奏を続けたことも凄いことでした。
 バンドはオルケスタ・デル・ソルに参加していたパーカッショニストの大儀見元をリーダーとして1984年に結成。日本のライブハウスで活動を続けて1989年には自費で渡米し、ニューヨークでサルサ・フェスティバルのライブに出演して成功したことは、日本のTVなどでも取り上げられたのは私も見てました。
 この功績もあり1990年に日米でこのアルバムが発売となったわけです。ビルボード誌ラテン・チャートで11週連続1位で、この時期はまだまだどちらかと言えば海外での評価が高かったと言えると思います。その後は、紅白にも出場し日本にサルサをた立役者と言えるえらいことしてきたバンドです🎶

Nora : vocals, chorus
Sergio George : chorus ( 2, 3, 5, 6, 9, 10), synthesizer (3, 6, 7) ,piano(10)
Gen Ogimi : bongos, vocals, bajo quinto (8), bata (iya) (5)
Carlos Kanno : vocals, chorus, percussion, bata (itotele) (5), guiro (metal guiro) (8)
Gen Date : congas, bata (oconcolo) (5)
Genichi Egawa : timbales
Satoru Shionoya : piano, synthesizer (10)
Hiroshi Sawada : bass
Hideaki Nakaji : trombone
Takayuki Namiki : trombone (1, 5)
Shiro Sasaki, Tatsuya Shimogami, Yoshihito Fukumoto : trumpet

producer : Kiyoshi Teranish, Sergio George

1. Salsa Caliente Del Japon
2. Solo Un Juego
3. Tu Eres El Hombre
4. Tu Me Llenas
5. Salsa Es Mi Energia
6. Acaba Ya
7. Tanto Te Ame
8. Cuero Sono
9. No Me Lleves Contigo
10. There's Nothing Better Than Love