2021年9月12日日曜日

本日のCD Cortijo y Su Combo Feat. Ismael Rivera ♪ Bueno, Y Que...?

 

 サルサという音楽が発生したのは1960年代後半からで、ニューヨークに大量移民してきたプエルトリコ人たちがラテン音楽をあたしい感覚で作り上げた音楽。本作はそのサルサの源流となる当時破竹の勢いのコルティーホ楽団&イスマエル・リベーラの1960年作品です。
 コルティーホは1928年、プエルトリコのサンファン生まれ。その当時にはプエルトリコにはテレビは未だ無かった時代、一つのエンターテイメントとしてコルティーホのサウンドがあったに違いなく、この楽団の強烈なリズムとノリは人気であったに違いない。
 このアルバムのジャケットはサン・ファンの観光名所のモロ城の前での撮影とのことで、プエルトリコのサンファンにある石造りの要塞でユネスコの世界遺産にも登録された現在も人気の高い史跡らしい。もともスペイン人の植民地主義者が建てたもので、海からの攻撃を防ぐために使われました。その後 19 世紀後半から 1961 年までは米軍に占領されていたということですから解放される直前に撮影した写真なのでしょう。


 ラテン音楽はそれなりに、好きなんですが雑に聴いております。「ボンバ」「プレーナ」の違いについてもわかったようなわからんような感じです。雰囲気としてはボンバは コンガ などが主体となっていて「プレーナ」は歌が主体な感じとは思うんですがこんな記述も見つけました。
「ボンバ」
プエルトリコの音楽で最もアフリカ色の強い音楽とダンス。もともとは太鼓をメインに、歌手と群衆のコーラスがかけ合いをする形で進行していた。ロイサ、サントゥルセ、マジャグエスなど各々の町で独特のリズムが伝えられている。プレーナ同様ラファエル・コルティーホ、モン・リベーラによってモダン化されサルサへとつながり、現在でもサルサの中に頻繁に取り入れられている
「プレーナ」
プエルトリコの古都、第二の都市ポンセで19世紀に生まれたといわれ、ヨーロッパ的なものとアフリカ的なものが絶妙にブレンドされたダンス音楽。カリプソのように“歌う新聞”的な性格も持っていた。もともとはパンデレータ(タンバリン様の打楽器)のコンビネーションで演奏され、今でもクリスマスなどでその編成で演奏されることも多いが、40年代にセサル・コンセプシオン、50年代にラファエル・コルティーホ、モン・リベーラによりモダン化され、ビッグ・バンドやコンボ形式でも演奏されるようになりサルサへとつながっていった
 さっぱり違いがわからないことには変わりはないようで、人生勉強ですね🎵

1. Perfume De Rosas / ritmo ganga
2. Ramona / plena
3. Chachaguere / son montuno
4. Mañana Es Domingo / son montuno
5. Yo Soy Del Campo / bomba
6. Dime La Verdad / tamborito
7. Tuntuneco / son montuno
8. Que Feo El Pichon / plena
9. Parece Mentira / guaguanco
10. Si Yo Pudiera Andar / guarancha
11. Un Telegrama / guarancha
12. Pa Tumbar La Cana / bomba
13. El Retorno De La Cucaracha / guarancha





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