札幌在住時代にすっかりファンになった The Baker Brothers です。これを聞きながら道内で営業車を、片道200kmとか走らせてたんだよなあと懐かしいです。ひたすら運転が続くので、元気がでるヤツがBGMには良いんですよ。
モーションブルー横浜で行ったライブ音源です。それで、うちわを持ったニホンザルと富士山とビル群がジャケットに書いてあります。よく見ると BAKER のロゴの上に居るのは火の鳥です。日本のイメージを全部ジャケットにぶち込んでますが、デザインは J.Summers と書いてありますので、ニホンザルは正月くらいしか見ないけど、これが外人が感じる日本のイメージてんこ盛り。製作は日本のレーベルの GENKI BROS なのでスタッフが悪ノリでジャケット作ったかと思いましたが違いました。裏面は赤レンガ倉庫のイラストですね。
「The Mexican」力強い歌声を披露してくれた初来日の“Katie Holmes”をリード・ヴォーカルに迎えて、昨年リリースされた“Avid Sounds”からの“The Mexican”をチョイス。マイナー調の印象的なハイパーかつメロディックなギターのテーマと共に始まり、攻め立てるグルーヴィーなベース、タイトなリズム隊の支えからいきなりベイカー節大炸裂。最高潮に達した場内の興奮と熱気で新たなベイカー・ブラザーズのステージが幕を開ける。
「Why Oh Why」ファンにはお馴染みの2009年に発売された3枚目のスタジオ盤“Transition Transmission”からの“Why Oh Why”。“The Mexican”からの雰囲気そのままに、直に電子音からリード・ギター“Geoff Lai”の素晴らしいソロが襲いかかる。マイナーAbキーのこの曲の冒頭で、早速リスナー達を一気に一体化させる。すでに欠かせないベイカー・ブラザーズ随一の実力派、メンバーからの信頼も厚いテナー・サックスの“Paul Young”の安定感抜群の超絶ロング・ソロのミュージック・ジャーニーへと続き、更に狂気のグルーヴの嵐へと導く。
「Chance And Fly」今やベイカーの代表曲といっても過言ではない、“Chance and Fly”。スタジオ盤では、親交のある70’s UKの大先輩で、最も黒い白人UKジャズファンク・バンドの筆頭として君臨し続ける元ホワイト・アヴェレージ・バンドの中心人物“Hamish Stuart”をゲスト・ヴォーカルとして迎えている。(オフィシャルPVにも出演している)この時のレコーディングが、“Hamish Stuart”にとって最前線現場への本格的な復帰となった。今回は彼自身熱望していたが残念ながら来日は最終的に実らず、ベイカーのフロントマンでブレインのBassの“Chris Pedley”と同じく初期からのオリジナル・メンバーの“Dan Baker”を実兄として持つDrumsの“Richard Baker”がヴォーカルを務めている。
「Fantasy」リード・ヴォーカルは“Katie Holmes”。エモーショナルにそしてまた力強く歌う。今回、日本が誇る和製ラテン・バンドのオルケスタデラルスを引率するゲンタ氏がゲストとして、パーカッションで全曲参加しているが、この曲の終盤、ゲンタ氏のマジックでグルーヴィーなソロがバンド全体を後押し分厚いグルーヴ空間を創造している。
「Would I Be Wrong」Bbキーが印象的な次曲の“Would I Be Wrong”は流暢かつ力強いヴァイブスとグルーヴで奏でられ、またギターの“Geoff Lai”のブルージーな素晴らしいソロが印象的な楽曲。
「I Once Had A Friend」英航空会社“Virgin Atlantic”とのコラボでリリースされたコンピレーション“Destination Cloud 9”で初収録されたニュー・ベイカー・ブラザーズに相応しいバウンシーな新曲。本国で“Quantic Soul Orchestra”“Reel People”等のバンドでトランペット奏者として活躍していたニュー・ベイカー・ブラザーズのニュー・フェイス“Scotty Baylis”がトランペット、キーボードと、素早い切り替えで忙しくステージ上を駆け回る。リード・ヴォーカルは、ギターの“Geoff Lai”がとっている。
「Family Tree」次は12インチ・ヴァイナル・カットもされ、UKの重鎮DJ“Norman Jay”のフェイヴァリッツとしてもよく知られるレアグルーヴ、ディスコ・クラシック名曲。マイナーEbキーのベイカー節“Family Tree”。クラブでヘヴィー・スピンされ人気も高い。また、トランペットの“Scotty Baylis”の聴き答え十分なソロも素晴らしい。
「Hold On」割と最近の楽曲が演奏されてきた中盤、ここでベイカー・ファンには堪らないファンク・チューン“Hold On”。過去ライヴ作で幾度か収録されてきたこの楽曲。二度と同じことはしないベイカーのライヴ。音楽への姿勢がもたらす、また一味違ったファンキーなヴァイブスとファンク汁が会場いっぱいに飛び散り奏でるD7キーの新ヴァージョン。ギター“Geoff Lai”とサックス“Paul Young”の見事なインプロも素晴らしい。
「Lady Day And John Coltrane」ビリーホリデイとコルトレーンサックス“Paul Young”をフューチャーした“Avid Sounds”からジャズとフリーダムの象徴的楽曲“Gil Scott Heron”のクラシック・チューン“Lady Day & John Coltrane”へと移行する。
「Doin' It In The Dark」ベイカーが数年前に本国で本家“The Blackbyrds”と対バンしたこと(“Destination Cloud 9”他収録のオリジナル楽曲“Sy & the Family Stone”や“If You Want Me To Stay”も同様)で産声を上げるきっかけとなった名曲“Doin’ It In The Dark”。未だに人気が高いシンセサイザー“Roland SH101”をフューチャー。“Scotty Baylis”のスペーシーな世界へ導く秀逸のビック・ソロが素晴らしい。
「All Baked Out」セカンド・スタジオ盤“Bakers Dozen”より不変のキラー・ジャビン・ファンク・チューン。ライヴならではの唯一無二の熱気溢れるグルーヴィーでファンキーな臨場感、怒濤の爆裂高速ビート、終盤パーカスのゲンタ氏とドラムスの“Richard Baker”との壮絶な掛け合い、叩き合いが繰り広げられラストを飾るに相応しい熱い演奏になっている。
「Beat Feet」アンコールは、“Transition Transmission”から、アンコール楽曲に定着化しつつあるビートニックな“Beat Feet”。ベースの“Chris Pedley”がギターを、ギターの“Geoff Lai”がベースを担当。荒く、ソウルフルの深さも兼ね備えた生々しい最高のジャムを披露。
適度に知的なものも感じる楽曲に、ご機嫌のノリ、ギターのカッティングのザクザクさ加減もちょうどよい。UKジャズファンクであり、ロック魂もあり、何より聴いていて身体と心が揺さぶられる。今はブラザーズのいない The Baker Brothers なので、ここらへん懐かしさもあります🎶
keyboads, guitar, vocals : Dan Baker
drums : Richard Baker
bass, keyboads, trumpet : Chris Pedley
tenor sax, cow bell : Paul Young
guitar, vocals : Geoff Lai
guitar : Barney 'The Snake' Muller
trumpet, keyboads : Scott Baylis
vocals, tambourine : Katie Holmes
percussion : Genta
produced By Chris Pedley Mixed By Felix Hopkins and Chris Pedley at Fluidity
design by J.Summers realsynthetic.com
1. The Mexican
2. Why Oh Why
3. Chance And Fly
4. Fantasy
5. Would I Be Wrong
6. I Once Had A Friend
7. Family Tree
8. Hold On
9. Lady Day And John Coltrane
10. Doin' It In The Dark
11. All Baked Out
12. Beat Feet
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