2026年9月18日金曜日

The Brecker Brothers / Straphangin'



 The Brecker Brothers 通算6作目、スタジオ盤では5作目にあたる1981年リリースの作品。発売は Arista Records で、(GRP Records はこの会社から独立派生しています)で、このアルバムで Arista Records との契約は終了となり、Michael Brecker のドラッグ治療により活動休止となります。
 1970年代、Michael Brecker はニューヨークで超売れっ子のスタジオ・ミュージシャンとして、Brecker Brothersのリーダーとして多忙を極めていましたが、当時のニューヨークの音楽シーンでは薬物が蔓延しており、彼もその波に飲まれヘロイン中毒に深く陥っていました。しかし 1981年、彼はついに薬物を断つことを決意しリハビリ施設に入所し、1982年以降、彼は完全にクリーンになり、その後亡くなるまで一度も再発(スリップ)することはなかったようです。また彼は、自身の克服だけでなく、同じ悩みを持つ James Taylor, Barry Finnerty などをリハビリやミーティング(AA/NAなど)に誘い、彼らがクリーンになるのを手助けしています。


 前作の「Detente (1980)」はディスコ調のボーカル曲なども、取り入れていましたがこのアルバムでは全曲インストとなり作風は多様です。
「Straphangin'」バロック風ブラバン的なイントロから始まりますが、その後にはインスト・ファンクな展開になる Brecker Brothers らしい曲です。
「Threesome」ワルツを基調としたフュージョンです。Randy Brecker のブルースギターを模したかのようなトランペット・ソロがカッコ良いです。
「Bathsheba」イントロからは E.W.F. 風に攻めてくるのかと思えば、今度はサンバ調になります。和フュージョンでも、このパターンの曲は当時流行っていたような気がします。
「Jacknife」少し重めの低音から始まる TOTO とかでもあるリズム・パターンのフュージョンです。テーマ部分はテナーとギターのユニゾンかと思いましたが、そんな訳ないはず。最後までよくわかりませんでしたが、ウインドシンセとトランペットですかね。
「Why Can't I Be There」今度はメロー系で、多才な曲調が収録されているアルバムですが、やはりどこまで行っても Brecker Brothers の香りがします。この曲に関しては、どの点が Brecker Brothers らしいのかは言い表せませんが
「Not Ethiopia」当時マイケル・ブレッカーが所属していたバンド Steps のライヴでも演奏されており、1980年12月の東京公演における演奏は、六本木PIT INNでの1981年のライブ・アルバム「Smokin' In The Pit (Steps)」にも収録されています。複雑フュージョン系。
「Spreadeagle」最後はブルースで、テーマの作り方とハモリ方は、これぞ Brecker Brothers で、この感じが大好きです。最後はギターの Barry Finnerty(Michael Brecker とリハビリした人ですね)のカクカクした音のギターソロが良い。


いきつけの音楽好きの集う「おでんバー」では、Brecker Brothers 否定派の親父がいますが、しつこく聞かせています。すると耳が慣れてくるので、これは大丈夫聴けるというものも増えてきました。これも悪くはないそうです🎶

tenor sax : Michael Brecker
trumpet, flugelhorn : Randy Brecker
bass : Marcus Miller
drums : Richie Morales
guitar : Barry Finnerty
keyboards : Mark Gray
percussion : Don Alias (3) , Manolo Badrena (1,3,4,5,7) , Sammy Figueroa (1,3,4,5,7)

producer : The Brecker Brothers
Recorded and mixed at Right Track Studios, 168 W. 48th Street, New York, NY. Mastered at Sterling Sound.

1. Straphangin' / Michael Brecker
2. Threesome / Randy Brecker
3. Bathsheba / Michael Brecker
4. Jacknife / Randy Brecker
5. Why Can't I Be There / Randy Brecker
6. Not Ethiopia / Michael Brecker
7. Spreadeagle / Randy Brecker


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2026年9月17日木曜日

Whitesnake / Best


 ロック小僧だった高校生の時大好きでした。日本での公演も2回見に行っていて、閉場する浅草国際劇場で行ったライブが最高の盛り上がりで大興奮でした。開始前に着席して静かに待っていましたが、始まった瞬間に全員席から立ちあがってダッシュ。1階の真ん中ぐらいの席でしたが、ラグビー部員でもあった私は猛ダッシュをかまして、舞台のすぐ前2列目で公演を見ることができました。ライブハウスさながらの押し合い圧し合いで、いや青春まっただ中のアドレナリン大放出でした。
 当時の記事がないか調べていたら「WHITESNAKE - ASAKUSA 1981 2ND NIGHT」としてCDが発売されていることを発見しました。Unofficial Release ですからブートですね。「1981年6月23日:浅草国際劇場 2日目の公演とのことで、1/2の確率で私が行ってたヤツです。(あの興奮状態でよく録音できてたなと思います)今後、購入するかしないかは、ちょっと迷いどころ。


 本盤は、私にとっては黄金期の初期 White Snake のベスト。ギタリストは Micky Moody , Bernie Marsden のツイン・ギター。メタルっぽくなくてブルースやロックンロールを感じるギターにハマってました。他も Deep Purple の凄腕たち、 Neil Murray、Ian Paice, Jon Lord で、立役者は David Coverdale と最高のメンバーです。ブリティッシュ・ロックって、これだよなと今も納得の曲のラインナップですが、名曲 Come On 入ってませんでした🎶

SongAlbumproduced
1Lie Down
TROUBLE
1978
2Trouble
3Take Me With You
4A Walk In The Shadow Of The Blue
LOVEHUNTER
1979
5Love Hunter
6Fool For Your Loving
READY AN’ WILLING
1980
7Sweet Talker
8Ready An' Willing
9Ain't Gonna Cry No More
10Don't Break My Heart AgainCOME AN’ GET IT1981
11Crying In The Rain
SAINTS & SINNERS
1982
12Here I Go Again

vocal : David Coverdale
guitar : Micky Moody , Bernie Marsden
bass : Neil Murray
drums : Ian Paice
keyboards : Jon Lord

1. Lie Down / David Coverdale, Micky Moody
2. Trouble / David Coverdale, Bernie Marsden
3. Take Me With You / David Coverdale, Micky Moody
4. A Walk In The Shadow Of The Blue / David Coverdale, Bernie Marsden
5. Love Hunter / David Coverdale, Micky Moody, Bernie Marsden
6. Fool For Your Loving / David Coverdale, Micky Moody, Bernie Marsden
7. Sweet Talker / David Coverdale, Bernie Marsden
8. Ready An' Willing / David Coverdale, Micky Moody, Bernie Marsden, Ian Paice
9. Ain't Gonna Cry No More / David Coverdale, Micky Moody
10. Don't Break My Heart Again / David Coverdale
11. Crying In The Rain / David Coverdale
12. Here I Go Again / David Coverdale, Bernie Marsden





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2026年9月16日水曜日

Bill Evans Torio / At The Montreux Jazz Festival


 1968年6月15日、モントルー・ジャズ・フェスティヴァル(第2回)のライヴ録音です。モントルー・ジャズ・フェスの名前が世界的に広まったことでも知られる傑作で、ジャケ写は、会場のすぐ近くのレマン湖のほとりに建つ古城で、この作品は「お城のエヴァンス」とも呼ばれています。
 Montreux Jazz Festival は1967年から毎年7月にスイス、レマン湖畔の町モントルーで、開催され、現在はジャズばかりでなく、ブルース、ロック、レゲエ、ソウルなど幅広いジャンルの音楽をカバーしている音楽祭です。
 Gene Lees によるライナーノーツには、当時の出来事が書かれていて、非常にリラックスした滞在になったこと、最高のライブパフォーマンスの背景を語っています。
 フェスティバル2年目にあたる1968年、Bill Evans Torioが特別ゲストとして登場し、会場となったモントルー・カジノのナイトクラブ全体を圧倒し、Evans は、近くにあるシヨン城を訪れ、その歴史的な遺構を散策、Eddie Gomez やHelen Keane らと共に登山鉄道でロシェ・ド・ネーへ登った際、霧の中で Eddie Gomez と語り合い、彼の「ベースを金管楽器のように捉えている」という演奏哲学を引き出す場面もあった。
 

 全体的により内省的で物憂げなものであった今までの Evans と対照的に、今作はクールかつ躍動感ありアグレシッヴで、不協和音やリズムの対比をより実験的に取り入れており、聴かせるソロもありエヴァンスならではの個性とスリリングな展開が魅力な作品となっています。
 メンバーの Eddie Gomez は1966年から Bill Evans Torio に参加し、以後11年のエヴァンスのバンドに在籍します。ドラムは Jack DeJohnette で Evans より15歳ほど年下ですが、堂々としたプレイです🎶🎹

piano : Bill Evans
bass : Eddie Gomez
drums : Jack DeJohnette

producer : Helen Keane
recorded June 15, 1968 at the Casino de Montreux, Switzerland by the technical department of Radio Suisse Romande.

1. One For Helen / Bill Evans
2. A Sleeping Bee / Harold Arlen-Truman Capote
3. Mother Of Earl / Earl Zindars
4. Nardis / Miles Davis
5. I Loves You Porgy / George-Ira Gershwin-Dubose Heyward
6. The Touch Of Your Lips / Ray Noble
7. Embraceable You / George-Ira Gershwin
8. Someday My Prince Will Come / Frank Churchill-Larry Morey
9. Walkin' Up / Bill Evans
10. Quiet Now【Previously unreleased】/ Denny Zeitlin




Nardis






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2026年9月15日火曜日

SoulⅡSoul / Missing You


 かつてのレコード盤のシングルは、CDに移行してからは、1曲をリミックスして何曲か入れ、かつての裏面曲を1曲入れる使用になっています。CDの盤自体が小さいものもありますが、通常のLP仕様の大きさの盤がこれです。


 イギリス・ロンドンで DJ Jazzie B(vocalist/songwriter DJ)の率いる音楽集団がSoulⅡSoul で、ソウルやハウスの要素を有しながら、アメリカン・ブラックとはまったく異なるサウンドで、ロンドンのアフリカン・センターで開催されていたクラブイベント「Soul II Soul」から端を発するサウンド・システム。
 Missing You は、1990年に出た楽曲で、“未練がある恋の静かな切なさ”を、クラブ寄りの上品な空気で包んだ曲で、やわらかなグルーヴと切なさが重なる一曲です。 クラブ感とR&Bの余韻が自然に混ざっています。
 当時のヒップホップファンには新しいサウンドとして、受けていたのですが、わたくしハウスには興味が無かったのであまりリピートして聴いてきませんでしたが、今聴き直すとすんなり入ってきます🎶

vocals : Romeo(4), Kym Mazelle (1 to 3), Marcia Lewis (4)
written-by : Romeo, Mazelle (1 to 3), Law (曲: 1 to 3)
producer, mixed y : Jazzie B, Nellee Hooper

1. Missing You (The Healer Mix)
2. Missing You (The Thumpin' Bass Mix)
3. Missing You (Album Version)
4. People (Club Mix)




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2026年9月14日月曜日

Foreigner / The Definitive


 1976年にアメリカ合衆国で結成されたロックバンド Foreigner のベスト盤です。メンバーはアメリカ人とイギリス人の混合チームで、活動初期はイングランドの Free、Bad Company 的なサウンドだったのが、1980年代初頭から、AOR的なサウンドに変化して莫大な利益を上げて商業的な成功をおさめ、アリーナ・ロック(産業ロック)の典型のバンドの代表格となったバンドです。


 社会人になってから懐かしさに思わず購入したアルバムで、リアルタイムで聞いていたのは中学生の頃です。Kiss とか Deep Purple とかを、やっと聴き始めて刺激なロックだと、しびれていた頃に、新しいものを直ぐにキャッチする友人が「時代は変わったんだよ。もうフォリナーの時代だ」と、そのお宅で聴かされたのですが、その時に、ときめきは感じませんでした(というか、私には新しいものに手を出すような お小遣い が無かったのほうが正しいかもしれません)
 しかし、これだけ商業的に成功したバンドですから、FMラジオを聴けば Foreigner 特集が組まれ、TVの音楽番組でも流れるし、喫茶店に入ればかかっているので、耳にはこびりつきます。あまり聞いてこなかっただけに、ベスト盤を見つけた時に今更ながら聴いてみようかなと社会人になってから購入したアルバムです。


 初期はギターサウンドのロックですが、後期はキーボードが入ったりリズムマシンぽいドラムです。ポップな曲は当時の流行りでもあったようで、やはり、わたくし好みではありませんが聴けば懐かしい。

Mick Jones (A-I) : lead guitar, piano, keyboards, bass, vocals
Lou Gramm (A-F, H-I) : lead vocals, percussion
Ian McDonald (A-C) : guitar, keyboards, horns, reeds, vocals
Al Greenwood (A-C): keyboards, synthesizer
Ed Gagliardi (A-B) : bass, vocals
Dennis Elliott (A-G) : drums, vocals
Rick Wills (C-G) : bass, vocals
Bruce Turgon (I) : bass, vocals
Jeff Jacobs (I) : keyboards, vocals

vocals : Ian Lloyd (1 to 16, 18, 19), Robert John Lange (2, 5, 15, 19)
synthesizer (main) : Thomas Dolby (2, 5, 15, 19)
synthesizer : Brian Eddolls (3, 4, 18), David LeBolt (3, 4, 18), Jack Waldman (3, 4, 18), Larry Fast (3 to 5, 15, 18), Wally Badarou (3, 4, 18)
synthesizer (synclavier) : Kevin Jones (6, 9, 12)
electric piano, synthesizer, vocals : Bob Mayo (3 to 5, 15, 18, 19)
keyboards : Peter John Vettese (6, 9, 12)
percussion (electronic) : Sammy Merendino (6, 9, 12)
sax, vocals : Mark Rivera (2 to 6, 9, 12, 15, 18, 19)

producer : Alex Sadkin (3, 4, 18), Gary Lyons (6, 9, 12), Ian McDonald (7, 8, 16, 17), John Sinclair (1, 10, 11, 13), Keith Olsen (7, 8, 16), Mick Jones (2 to 9, 12, 14 to 19), Robert John Lange (2, 5, 15, 19)

1. Cold As Ice 
A  / Foreigner (1977)
2. Waiting For A Girl Like You
D  / 4 (1981)
3. I Want To Know What Love Is
E  / Agent Provocateur (1984)
4. That Was Yesterday
E  / Agent Provocateur (1984)
5. Urgent
D  / 4 (1981)
6. Say You Will
F / Inside Information (1987)
7. Double Vision
B / Double Vision (1978) 
8. Blue Morning, Blue Monday
B / Double Vision (1978) 
9. Heart Turns To Stone
B / Double Vision (1978) 
10. Feels Like The First Time
F / Inside Information (1987)
11. Long, Long Way From Home
A  / Foreigner (1977)
12. I Don't Want To Live Without You
F / Inside Information (1987)
13. Starrider
A  / Foreigner (1977)
14. White Lie
I / Mr. Moonlight (1995) 
15. Break It Up
D  / 4 (1981)
16. Hot Blooded
B / Double Vision (1978) 
17. Dirty White Boy
C / Head Games (1979) 
18. Down On Love
E  / Agent Provocateur (1984)
19. Juke Box Hero
D  / 4 (1981)
20. Urgent (Record Live At The BBC)
Previously Unreleased Bonus Track





Urgent














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2026年9月13日日曜日

Miles Davis / Star People

 

 1983年にリリースされた、Milesが演奏活動に復帰してからスタジオ制作では2枚目のアルバム。アメリカのビルボード最高136位、日本ではオリコン最高29位と、日本はやはりマイルス贔屓なファンが多いためかなりのセールスを記録しています。
 マイルスは何故休んでいたかと言えば、1975年のセントラルパークで行われたフェスの後で急性肺炎で2か月入院し、1972年の交通事故の後遺症の人口股関節の手術を1975年末に受けから自宅療養し活動を休止となったようですが、1日にコカイン500ドル買ったり、ありとあらゆる女性を家に引っ張り込んでいて病気療養には程遠い生活だったようです。そんなマイルスが復帰した一因は「当時の妻のシシリーがそう願ったから」もう天才のことはわかりません。無茶苦茶な人です。(ファンでは無かったんですが、あまりにマイルスの音源が増えてきたんで、「マイルス・デイビスの真実」定価3,800円という511ページの分厚い本を中古屋で購入し、聴いている音源と照らし合わせながら読んでいます)


 このアルバムの録音メンバーは、Marcus Miller,  John Scofield, Mike Stern などが参加しているので、売れっ子商業主義にも染まったミュージシャンを、どうゆう風に親玉が使っているのかを聴きたくなっての購入でした。

Come Get It Marcus がJaco をオマージュしたフレーズを連発で、アドリブの構成からフレーズの粒立ちはまさにそれです。ディストーションギターには驚きませんが、これには「エ」って感じでした。ジャム感が強い出だしです。
It Gets Better John Scofield がソロをとってます。ブルース寄りマイルスの復帰後らしさが見えやすい曲。
Speak Tom Barney がベースで参加しているとのこと(このアルバムでは曲ごとのクレジットは無いようです)ギターソロは John Scofield。角の立ったフレーズとバンドの推進力が面白い1曲。
Star People 長い展開をじっくり楽しむタイプの楽曲で、Miles は「Mikeは B.B.キングばりの演奏」と評したようだが、そうかな?
U 'n' I 余白のある流れの中で、音色や間合いの変化を味わいやすい曲。
Star On Cicely ギター陣の素材をもとにした流れが見える。構築感のある終盤。

 後期のマイルスは純粋に音楽を楽しむよりも何を考えて次に何をしてくれる布石なのか?なんてことが気になってしまいます。圧倒的に昔のマイルスが好きですけど後期は面白く聞けます。ジャケットのデザインも良いなと見ていたら、なんと Miles 本人が書いたものであるとのこと🎶🎺

trumpet, keyboards : Miles Davis
electric bass : Marcus Miller, Tom Barney
electric guitar : John Scofield, Mike Stern
drums : Al Foster
percussion : Mino Cinelu
tenor sax, soprano sax : Bill Evans

written-by : Miles. Davis
executive producer : George Butler
producer : Teo Macero
recorded at CBS Studios and at Record Plant
artwork (drawings, color concepts, basic attitudes) : Miles Davis

1. Come Get It
2. It Gets Better
3. Speak
4. Star People
5. U 'n' I
6. Star On Cicely



▶ Speak


▶  U 'n' I

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2026年9月12日土曜日

Eric Dunbar / Free Way


 どうやってこのアルバムにたどり着いたのか覚えていませんが、2010年の復刻版なので、おそらく札幌在住時代に、当時、桑園にあったファンクものがやけに充実していた中古古本屋の BEAVERS BOOKS で購入したんだと思います。
 日本の Think Recordsというレーベルで復刻され Disk Union で再販されている代物で、数年前に調べてみたらで、本物のレコードはレアすぎる超カルト盤で、オリジナルは$1,000オーバー。2026年現在調べてみましたが売り切れでしたので、現在の価格はわかりませんが過去の海外オークションでは、EX盤/VGジャケット相当の個体が2018年に3,500米ドルで落札された記録があるとのこと。当時112円だとして、約40万円ですから結構なレア盤です。アナログレコードは完全限定500枚プレスだったのですが、これは大量生産のCDです。Disk Unionで 2,640円~4,675円 なので、中古のわりに、まあまあ良い値段がついてます。P-Vine が販売権を持っているバージョンもありました。


 再度聴きなおすので Erick Dunbar とは、どんな人なのか探しましたが写真などは見つかりませんので、写真は無し。参加ミュージシャンも不明ですが、作曲者だけは掲載されていますので、おそらくメンバーだと思われますが、あまりにもマイナーで経歴、担当楽器なども調べようがない。まさにレアグルーブ。
 経歴はライナーノーツの B.V.J. 氏の解説から
 1951年ニューオリンズ生まれで、5歳でピアノを弾き始め、6歳の時には既に雇元の教会で演奏していた。ある日曜日、ダンバーは叔父と一緒に教会へ行ったのだが、いつまでたってもオルガン奏現が現れない。そこで、叔父が「オルガンならこの子が弾けるよ!」と言って幼いダンバーを壇上に上げてしまった。彼は突然のことで緊張しながらも、ミス・トーンを一切出すことなく最後まで見事に弾ききって周囲の人々を驚かせた。
 教会での演奏は19歳まで続けられたが、その後“City News Band”というグループのキーボード奏者として本格的な音楽活動を開始する。1972年には地元ニューオリンズのスタジオと契約を結び、数年にわたって25回以上のレコーディングが行われたらしい。
 どうやらこの時期に録音されたトラックが本作『Freeway』としてTSGからリリースされたようだ。但し、当時本人はこの事実を知らされておらず、後年本作の存在を知って大変驚いたと語っている。1977年には自身のレーベル、Koraレコードを立ち上げ、クリスマス・ソングではあるが初めてのシングル「Disco Claus」をリリースする。その後長いブランクを経て、1988年には彼の息子とともに数曲のレコーディングが行われたものの、これも日の目を見ることはなかったとのこと。
 当時の発売もとはTSGというレーベルで、TSGはソウル・シンガー、ロイド・プライスのLPGレーベルの傘下レーベルとして設立された税金対策レーベル。税金対策とは、傘下レーベルで赤字が出ているようにみせかけ、親会社で得た利益と相殺することによりトータルでの税金支払をミニマイズしていたらしい。しかし、そんな中途半端に儲かってはいけないTSGだったからこそ、売れない隠れた名盤があったということでなんでしょう。

 中身はズッシリめファンク系が「Freeway」「Love Rope」「Super Love」メローソウル系が「You Must Be From Heaven」ファンク・ロック系が「Does Anybody Wanna Listen」となっています。
 ジャケットは売れないブルースロックバンドのような感じで、確かに税金対策で売る気は無かったものと思わせる感じです。レアな昔のファンク録音で悪くはない。正直この音は好きなんですが演奏も楽曲もよだれが出るほどではないかも。C級までダサいやつは好きなんですけど中途半端な気がします🎶

distributed by disk union

1. Freeway / Eric Dunbar
2. Love Rope / Eric Dunbar, Traci Borges
3. Super Love / Eric Dunbar, John Andrew Lewis, Traci Borges
4. Save The Young Ones / Eric Dunbar
5. Rainbow Men Chris Pratt, Eric Dunbar, Traci Borges
6. You Must Be From Heaven / Eric Dunbar
7. Does Anybody Wanna Listen / Eric Dunbar, Harry Revain, Larry Landry Jr.
8. Magical Moments Eric Dunbar, Traci Borges

▶ Freeway







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2026年9月11日金曜日

The Best Of Punk Rock / VOL.1


 Priority Records ‎なるレーベルから出ているパンク・ロックのオムニバス。懐かしのパンクロックのヒット曲が集められていて VOL.3 まで出ているようですが、中古屋で見つけて購入しただけなんで他はもってません。さすがに歳をとってから最近のパンク・ロック系の新譜を買うことは滅多になくなり、ジャズやソウル、ファンクが主体になっています。がですね、歳をとってもパンクだって聴きたくなる時もあります。


 懐かしのバンド名がずらりと並び少年時代を思い出すのですが、今の若いパンク小僧たちは、果たしてこれらの古典を知っていたりするのでしょうか。現代のパンクはもっと激しい歪みだったり、超高速だったり、よりコアなファン層に向けたものが多くついていけない時もあるかもしれません。しかし、ここらへんの時代ものはキャッチーなメロディであったりポップ風なアレンジであったりと、一般の人も十分聞けるような、きっちりと商業音楽だったんだなと感じます。この頃は、こんな音楽を聴いてるヤツは少しイカレてる風に思っていました。
 しかしこのラインナップを見ていて The Clash、The Ramones、The Jam、The Stranglers、The Damned、The Buzzcocks、The Vibrators までずらっと名前が並んでいますが、10バンド中8個が「The」がついていて、Wire、999の2バンドだけが「The」なしだった。「The」がつくと古臭いような気もする。

  

改めて聴いてみますと
The Clash / Train In Vain こんなポップだったっけか。
The Ramones / Rockaway Beach FMで流れたのをカセットで録音してたヤツで、心躍ります。
The Jam / In The City ジャキジャキ、グシャっとして、かっくいいっす。
The Stranglers / Meninblack サイケデリック・パンクへと旅立つんだ。
The Damned / Born To Kill  このいい加減でエネルギーだけな感じが好きです。
The Buzzcocks / I Don't Know What To Do With My Life  ピストルズ崩れのフワフワ感がよし。
The Vibrators / Whips And Furs チープでシンプルで良いんじゃないですか。
Wire / Ex Lion Tamer 当時は、この歌い方あんま好きじゃなかったけど、今聴けば懐かしの。
999 / Homicide アマチュアっぽさ全開が好感です。


 サウンドが良くて必ずしもうまくないところが、当時のロック少年にこれなら俺にもできるかも?と夢を見させてくれたのも良かったのかも知れないな🎶

1. The Clash / Train In Vain (Stand By Me)
2. The Ramones / Rockaway Beach
3. The Jam / In The City
4. The Stranglers / Meninblack
5. The Damned / Born To Kill (Live)
6. The Buzzcocks / I Don't Know What To Do With My Life (Live)
7. The Vibrators / Whips And Furs
8. Wire / Ex Lion Tamer
10. 999 / Homicide (Live)







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