1969年のデビューアルバムから26枚のアルバムを出し続けています。いつもどこかでChicago の曲が流れていたので、馴染みはあるもののアルバムを持っていなかったので、1969年から1979年までの10枚がワンボックスに入っていたコイツを、思わず購入してしまいました。ただ10年前なのか、20年前なのか、いつ購入かは全く記憶にありません。
相変わらずジャケットですが、今回は何かを象徴するのか、古代のイメージなのかオウム?のイラスト。今回はデザイン John Berg, Nick Fasciano で変わらず アートワークは Anthony Maggiore とのことなので、レタリングは Nick Fasciano がやっているんでしょう。今回のクレジットではポスター写真が、BlueNote などでよく見る Reid Miles とのことでレコード業界も狭いんだなあと思います。
さて、メンバーの交代もなく存続している Chicago ですが、本作からはセッション・パーカッショニストの Laudir DeOliveira が正式加入し 8人編成になっています。
サウンド面では、James William Guercio の判断によってジャズ的楽曲は削られ、ノスタルジックな曲や、ロックフィーリングに統一されています。今までで一番わかりやすい感じですですが、セールス的にはチャート1位に入るもののチャート滞在期間が最も短いアルバムとなり、世の中の評価は低い結果となっています。結成以来5年間に休むことなくバンドの活動を続けた後、1974年の夏に本作を録音するために、プロデューサーの James William Guercioが所有するコロラドの Caribou Ranch を訪れた際にはメンバーは疲れきっていたとのことで、そりゃこれだけの過酷な制作を続けていれば、精も魂も尽き果てるでしょう。プロデューサーとの交渉も疲れ切って根負けしたに違いありません。
際立ったヒット曲はないものの、冒頭の「Anyway You Want」は、ストレートなブルースで中々の佳曲、テリー・キャスのヴォーカルを聞かせる「Till We Meet Again」、初期の頃のサウンドを彷彿とさせる「Ain't It Blue?」など悪くは無いです。日本とかかわりのある曲で「Harry Truman」は日本に原爆を投下したトルーマン大統領を称える曲で、広島の日本のファンが、この曲に対しては抗議してライブでは歌わずに封印の曲となっています。
このアルバムで、いよいよChicago は牙を抜かれてしまったようにも感じます。魅力はセールス的ではないインストにもあったのだと思います。インストを入れることによって楽曲自体の性格ではない尖った要素が加わっていたのかと思います🎶
bass, lead and backing vocals : Peter Cetera
keyboards, lead and backing vocals : Robert Lamm
electric and acoustic guitars, lead and backing vocals : Terry Kath
drums : Danny Seraphine
percussion : Laudir de Oliveira
trumpet, backing vocals : Lee Loughnane
trombone, brass arrangements : James Pankow
saxophones, flute, clarinet : Walter Parazaider
producer : James William Guercio
artwork (handwriting) : Anthony Maggiore
design : John Berg, Nick Fasciano
photography by (poster) : Reid Miles
1. Anyway You Want
2. Brand New Love Affair : Part 1 2
3. Never Been In Love Before
4. Hideaway
5. Till We Meet Again
6. Harry Truman
7. Oh, Thank You Great Spirit
8. Long Time No See
9. Ain't It Blue?
10. Old Days
【Bonus】
11. Sixth Sense (Rehearsal)
12. Bright Eyes (Rehearsal)
13. Satin Doll (Live, 1974)








