グラミー賞受賞回数は20回。圧倒的な歌声で、“クイーン・オブ・ソウル”“レディ・ソウル”で知られ、1956~2014年まで63枚のアルバムをリリースした Aretha Franklin の1967~1971年の Atlantic から発売の主要ヒットアルバムの、お買い得アルバムシリーズ5枚組です。
5枚組の廉価版の第1弾の最後のアルバムになります。次の第2弾にライブだと思いきや、このシリーズの最後はライブでした。
このライブは1971年3月5日から7日の3日間行われたサンフランシスコの Fillmore West でのライブの録音です。結論、冒頭からガツンとくるアレサの歌唱は大迫力で、King Curtis 率いる Memphis Horn の演奏がこれまた最高の出来です。Aretha は通常のツアーでは異なるメンバーでのツアーバンドを組んでいたのを、プロデューサーの Jerry Wexler がこのライブだけ別に King Curtis を起用(The Kingpins ともMemphis Hornsとも記載があるものがありどっちが正しいかわかりませんが)することを進言して決めたとのことです。King Curtis は このライブで、Aretha の前座とバック・バンドの両方を務め、前座を収録した自身の名義のアルバムも出しているようなので、これは忘れずにいつか入手したいです。アーティストの能力が一番大事ですが、音はプロデューサーのセンスで変わることに、その重要な役割にはいつも感心します。
実際の音としては、Donny Hathaway 「Live」に似ていると思ってチェックしましたが、プロデューサーは、やはりこのアルバムと同じ Jerry Wexler、ギターの Cornell Dupree だけ同じであとは違うメンバーでした。Donny の「Live」のリリースは1972年と、ほぼ同時期の録音の発見で思わずニヤリです。
オープンニングは高速「Respect」ごりっとしたソウルグルーブの「Love The One You're With」ゴスペルな「Bridge Over Troubled Water」ファンキー「Eleanor Rigby」メロウな「Make It With You」、シャッフルの「Don't Play That Song」、ブルージーな「Dr.Feelgood」は最後は得意のゴスペル調。ライヴのハイライトは「Spirit In The Dark 」でリプライズでは、観客としていたレイ・チャールズがゲスト参加。ショーとしても完璧なステージだったんでしょう。
聞きながらここまで興奮してしまう一枚は、そうそう無いです。脱帽でアレサ未体験の方はこのアルバムからお勧めしたい🎶
vocals, Fender Rhodes : Aretha Franklin
backing vocal : Brenda Bryant, Margaret Branch, Pat Smith
piano : Ray Charles (9), Truman Thomas
organ : Billy Preston
guitar : Cornell Dupree
bass : Jerry Jemmott
drums : Bernard Purdie
congas : Pancho Morales
sax, leader (Orchestra) : King Curtis
horns : Memphis Horns
1. Respect
2. Love The One You're With
3. Bridge Over Troubled Water
4. Eleanor Rigby
5. Make It With You
6. Don't Play That Song
7. Dr. Feelgood
8. Spirit In The Dark
9. Spirit In The Dark (Reprise)
10. Reach Out And Touch (Somebody's Hand)
▶ Respect


















