2026年9月2日水曜日

The Robert Cray Band / Strong Persuader


 4作目のスタジオ・アルバム。Mercury Records の第一弾でメジャーデビューにあたるアルバムのようです。日本では今いち盛り上がっていなかったと思いますが、アメリカ・オランダ・ニュージーランドでは、かなり売れたアルバムです。
 高地 明氏によるライナーノーツでは、Robert Cray の最も熱いファンは ミック・ジャガー,
エリック・クラプトン、俳優リチャード・ギア、そして自分であると興奮気味で書いておられます。ふーん。


 私はと言えば、どブルースのほうが好きなんで、実はポップな感じのする Robert Cray の魅力はいまいちわかっていません。ライナーノーツでは「自然なファンク感覚の中でされているのだ。型はブルース/ソウル、心はPファンク」なんて形容もされているが、いまいちピンとこない。と昔から思っているのですが、数十年ぶりに聴きなおしてみたら再発見があるかもしれません。
 と聴きなおしてみましたが、いつもの Robert Cray 流ブルースの他、ソウル風な楽曲で、
何を歌っても、その節回しも健在、ギターは、やはり特徴的で、パキパキのエフェクトなし
相変わらずギターの弦が切れそうなほど強いアタックで弾いています。再度聴いてもあまり印象は変わらんかったです。
 改めて聴きながら、ライナーノーツを読んでいくと【クレイ2回目の来日の時に、本人の口から「イギリス人は、もしかしてぼくらのことをポップ・グループとして聞いているのかもしれないな」という言葉が出た】とあります。
 それです。どブルースを期待して聴くから、違うと思ってしまうのです。新たなポップス的なものと思って聴けば・・・印象は・・・変わらんです。
 歳を重ねれば印象も響き具合も変わるのかと思いながら若いころに購入して聴いていたのですが、どブルース好きには、ポップ色が強いかも🎶🎸

guitar, vocals : Robert Cray
bass : Richard Cousins
drums : David Olson
keyboards : Peter Boe
percussion : Lee Spath (3, 6, 9)

horns arranged & played : The Menphis Horns
tenor sax : Andrew Love
trumpet, trombone : Wayne Jackson

producer –:Bruce Bromberg, Dennis Walker
recorded at Sage & Sound, Los Angeles, Haywood's, Los Angeles

1. Smoking Gun
2. I Guess I Showed Her
3. Right Next Door (Because Of Me)
4. Nothin' But A Woman
5. Still Around
6. More Than I Can Stand
7. Foul Play
8. I Wonder
9. Fantasized
10. New Blood
▶ Smoking Gun



定年退職して延長をしないことにしたので、音楽以外のことをしばらく「ノージョブ定年 NoJobTeinen」と言う別ブログに書いてみることにしました。


  

2026年9月1日火曜日

The Bill Evans Trio / I Will Say Goodbye


 Fantasy Record 時代の最後を飾るラストのトリオ作品で、没後にリリースされた You Must Believe In Spring (1977) と同じトリオ・メンバーでの録音です。スタジオも同じですが、録音日は異なっています。このアルバムは1980年の1月にリリースで、Evans は同年の9月に亡くなっていますので、ぎりぎり存命の時に発売されています。ですが、発売が 1980年なので、「当時の最新作」というよりは、あとから世に出た「遺された録音」として受け止められやすい一枚でなので、演奏の静けさに少し切なさが重なるのもわかる気がします。


この時期のエヴァンスは、Eddie Gómez と Eliot Zigmund との呼吸がかなり成熟していて、3人の会話のようなアンサンブルがまとまりやすい時期でした。
 この時期の Evans は、1976年にドラムは1968年から一緒にやっていたドラマー Marty Morell が1976年に Eliot Sigmund に交代しました。先に Lee Konitz, Warne Marsh のカルテットで録音が Crosscurrents (1977)、そしてこのアルバムと  You Must Believe In Spring (1977) をベース、ドラムとのトリオで録音しています。ジャンキーであり、肝炎などの病気を患っていた Evans は、繊細で知的、詩的なリリシズム(抒情性)な面のほかに、破壊的内面や、派手ではあるが孤独な側面を見せるようになってきますが、この盤では。ほの暗く、どこか諦念感にも通じる、透明感のある弾き回しを感じます。

I Will Say Goodbye ベースとドラムが前に出すぎず、Bill Evans のフレーズを支えながら、会話のように流れで、ほの暗い透明感があります。
Dolphin Dance Herbie Hancock が Maiden Voyage (1965) のために書いた曲。モーダルな響きと独特の浮遊感が印象的な曲ですが、原曲のモーダルな開放感を和声の余韻を残す方向に自然に置き換えられています。ドラムとベースの下支えによって内省的で落ち着いた印象に変わっています。
Seascape  メロディが出る前から曲の温度が決まっているように海の情景を感じる。これもベース、ドラムの下支えがあってこそのピアノの輪郭が浮き出る一体感のある演奏。
Peau Douce  フランス語のタイトルで、直訳すると「やわらかな肌」という意味。Evans が好んだ、メロディの美しさや音色の繊細さと相性のいいタイトル。音を詰め込みすぎず、短いフレーズの余白で色を出し繊細さの表現に効いています。
I Will Say Goodbye (Take 2)  もともとの Legrand作品で、美しい旋律をトリオでどう深めるかの製作過程として注目して、1曲目と比較して聴いたのだが、どのように表現したものか迷うほどにこちらも良し。
The Opener このアルバムで唯一のオリジナル曲。上品に場を整える感のある作品で、タイトルからすると、1曲目にするつもりで書いたのがアルバムの構成上真ん中になったのか?
Quiet Light  やわらかい青みのある透明感と、形の整った演奏で、派手さより透明感があり、音数を増やすより、残響や間で魅せるタイプですね。
A House Is Not A Home  Burt Bacharach と Hal David が書いた1964年の楽曲で、もともとは映画 The Cardinal のために作られた曲。歌もののメロディをジャズ・トリオらしい繊細な和声感で再解釈。
Nobody Else But Me  メロディがまっすぐで、Evans の細かな和声づけがよく映えていて、静かに気持ちを押し出すタイプです。
Orson's Theme  やわらかい抒情と静かな推進力が同居する曲で、Orson が誰かはよくわかりませんでした。空気を整えるように始まる感じが魅力的で、メロディが終わったあとに残る響きが心地よい。

優雅で繊細で美しい哀愁漂う音色に聞き入ってしまいます。賛否が分かれるようですが、私には、これぞ Bill Evans 的なものを十分感じるので、良盤であると思います🎶🎹

piano : Bill Evans
bass : Eddie Gomez
drums : Eliot Sigmund

producer : Helen Keane
recorded (May 11, 12, and 13, 1977), mixed, and mastered at Fantasy Studios, Berkeley.

1. I Will Say Goodbye / Michel Legrand
2. Dolphin Dance / Herbie Hancock
3. Seascape / Johnny Mandel
4. Peau Douce / Steve Swallow
5. I Will Say Goodbye (Take 2) / Michel Legrand
6. The Opener / Bill Evans
7. Quiet Light / Earl Zindars
8. A House Is Not A Home / Bacharach-David

【Bonus】
9. Nobody Else But Me / Oscar Hammerstein II/Jerome Kern
10. Orson's Theme / Michel Legrand








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2026年8月31日月曜日

Eagles / The Long Run


   経済新聞としてはアメリカ最大の発行部数を誇る月間経済新聞紙 ウォール・ストリート・ジャーナル の「史上最も人気のある100のロックバンド」で7位 。1971年にLinda Ronstadt のバックバンド編成のために1971年に集まり、同年の8月にバンド結成し1982年に解散しながらも、1994年に再結成し2023年ラストツアーを発表しながらも、2026年現在まだライブは続いています。eagles.com ここら辺になってくると商業的価値が高すぎて、バンドはなくならない。人類が滅亡するまで続くんだろうか?
 と、今も存在しているバンドですが、やはりデビュー当時のアルバムや曲はいつまでも色あせない素晴らしい作品。当時購入はしなかったものの、たまには聴きたくなるのでデビューから6枚のアルバムが堪能できる、お買い得盤を購入しています。


 前作 Hotel California (1976) が、全世界で1200万枚近い大ヒットとなり、ロック路線への変革がセールス的には成功し、プロデューサーの変更、メンバーの入替りなどが数年の間に進行する Eagles は、大ヒット作の後だけに今作は一層困難なこととなったようです。
 元々は前作から、2年後の1978年に2枚組としてリリースの構想だったのが、レコーディング作業に難航し、1枚に縮小し更にリリースは1年遅れてしまいます。
 理由としては、十分な曲数を用意できなかったこと。レコーディングは長期化し、1978年に制作を開始してから、1979年9月に最終的にリリースされるまで、5つの異なるスタジオで18か月を費やされています。Don Henry によると長期間のツアーにより、完全に燃え尽き、身体的、精神的、精神的(スピリチュアル)に、そしてクリエイティブにも疲弊し切っていたので、レコーディング開始時に、曲がほとんどなかった状態であったようです。
 そこで登場するのは、楽曲制作で重要な役割を果たしていた Timothy B. Schmit 氏、楽曲制作だけではなくベース担当として加入となります。べーシストの Randy Meisner は Hotel California のツアー中に脱退を表明しています。Heartache Tonight では Bob Seger も楽曲制作にかかわっています。


 どう考えても、業界に消費されたのか、自ら自滅していったのか、まあ崩壊です。しかし短期間でロック路線で、成功しロック史に残るバンドとなったのは、音楽的にも商業的にもすごいことです。しかし、消費しつくしてしまったバンドは1980年に活動停止、1982年にいったん解散することとなりますので、短いような気はしますが、本人たちにはとても長く走ってきたと感じるであろうこのバンドの初期活動は、このアルバムで Asylum Records での最後のスタジオ・アルバムとなります。
 アート的なデザインも良かったジャケットも、ここでグッとつまらない無機質なジャケットになるのは、なにか行き詰まりがあったからでしょうか。
 怒涛のドラマがあった  Eagles ですが、この廉価版で、その全盛期ともいえる6枚が収まっていたので、デビューアルバムから、ここまで、エピソードを中心に追うことができたのは面白かったです。ちなみに、このアルバム最後の曲「The Sad Cafe」では、聞き覚えのあるサックスのシャクリ、やはり大好きなDavid Sanborn も良かった🎶

vocals, bass : Timothy B. Schmit
vocals, drums, percussion : Don Henley
vocals, guitar, keyboards : Glenn Frey, Joe Walsh
vocals, guitar, slide guitar : Don Felder

producer, mixed by : Bill Szymczyk
recorded and mixed at Bayshore Recording Studio, Coconut Grove, Florida.
additional recording at One Step Up Recording Studio, Los Angeles, California; Love 'n' Confort Recording Studio, Los Angeles, California; Brittania Recording Studios, Los Angeles, California; The Record Plant, Los Angeles, California.

1. The Long Run / Don Henley, Glenn Frey
lead vocals : Henley
organ : Felder
guitar (slide) : Walsh
2. I Can't Tell You Why / Don Henley, Glenn Frey, Timothy B. Schmit
lead vocals :  Timothy B. Schmit
guitar (solos) : Frey
3. In The City / Barry De Vorzon, Joe Walsh
lead vocals : Walsh
guitar (slide) : Walsh
4. The Disco Strangler / Don Felder, Don Henley, Glenn Frey
lead vocals : Henley
5. King Of Hollywood / Don Henley, Glenn Frey
lead vocals : Henley, Frey
guitar (first solo) : Frey
guitar (second solo) : Felder
guitar (end solo) : Walsh
6. Heartache Tonight / Bob Seger, Don Henley, Glenn Frey, J.D. Souther
lead vocals : Frey
guitar (slide) : Walsh
7. Those Shoes / Don Felder, Don Henley, Glenn Frey
lead vocals : Henley
guitar (talk box guitars, solo) : Walsh
guitar (talk box guitars) : Felder
8. Teenage Jail / Don Henley, Glenn Frey, J.D. Souther
lead vocals : Henley, Frey
guitar (solo) : Felder
synthesizer (solo) : Glenn Frey
9. The Greeks Don't Want No Freaks / Don Henley, Glenn Frey
lead vocals : Henley
backing vocals : The Monstertones
featuring : Jimmy Buffett
10. The Sad Cafe / Don Henley, Glenn Frey, Joe Walsh, J.D. Souther
lead vocals : Henley
guitar (solo) : Don Felder
alto sax : David Sanborn



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2026年8月30日日曜日

Eagles / Hotel California


   経済新聞としてはアメリカ最大の発行部数を誇る月間経済新聞紙 ウォール・ストリート・ジャーナル の「史上最も人気のある100のロックバンド」で7位 。1971年にLinda Ronstadt のバックバンド編成のために1971年に集まり、同年の8月にバンド結成し1982年に解散しながらも、1994年に再結成し2023年ラストツアーを発表しながらも、2026年現在まだライブは続いています。eagles.com ここら辺になってくると商業的価値が高すぎて、バンドはなくならない。人類が滅亡するまで続くんだろうか?
 と、今も存在しているバンドですが、やはりデビュー当時のアルバムや曲はいつまでも色あせない素晴らしい作品。当時購入はしなかったものの、たまには聴きたくなるのでデビューから6枚のアルバムが堪能できる、お買い得盤を購入しています。


 Eagles (1972),  Desperado (1973)は、カントリー強め、On The  Border (1974)で、ロック寄りのサウンドへの舵切り、One Of These Nights (1975) では、ハード、ファンクネスなロックへと変化。本アルバムはより、大衆化したロックサウンドとなり、アメリカレコード協会(RIAA)によりアメリカで3番目に売れたアルバムとして認定されるヒットとなります。
 ロック路線への変革をするためにプロデューサーを Bill Szymczyk に交代し、前作では基本バンド・メンバーによる曲作りとしたわけですが、本アルバムでは、曲作りが思うように進まず J D Souther に再度ヘルプを2曲頼み、Joe Vitale も1曲が作曲者として名を連ねています。(Jackson Browne は復帰せず)。バンドメンバーだけで作品を作る意地を見せてもらいたかったとは思いますが、これだけの大型バンドとなり毎年のアルバムリリースでは、楽曲作成が追いつかず、産みの苦しみは相当だったことと思われます。


 タイトル曲は、名前が爽やかな印象を受けるホテルの名前ですが、実は歌詞の内容はオカルトで、ホテルカリフォルニアは一度チェックインしたら二度とはチェックアウトできない恐怖の館となっています。舞台は、カリフォルニアの砂漠エリアのハイウェイ。長時間の運転に疲れて、休むために立ち寄った小綺麗なホテルに幾日か滞在し、快適な日々を送っていたが、堕落した生活をする滞在客たちに嫌気が差してホテルを去ろうとしたものの、離れようにも離れられなくなった。プロットだけでは、一見オカルト?とも思えますが、ホテルを出ようとしたら警備員に We are programmed to receive. You can checkout any time you like, but you can never leave! と言われてしまうのが歌詞の締めくくり。客を受け入れるプログラムはあるが、立ち去るプログラムは無い。比喩的な表現化?やっぱりホラーでしょう。
 これだけは知っていたので、アルバム全体もホラーな話しで統一されているのかと期待しましたが、各曲をみてもそれはなさそうです。ウェストコースト・ロック界の衰退、商業主義化したロック界、現代社会・都市社会の歪みへのアンチテーゼなどが、散りばめられています。ありがちな設定ではありますが、商業主義なロックへ舵取り、ドラッグ、セックスの常習化などが、この時の課題であったのは自分たちへの皮肉にもなっているような気がします。
 なお、前作 One Of These Nights (1975) で、ギターの Bernie Leadon が脱退していて本作よりキーボードを中心としてギターも弾ける Joe Walsh がメンバーとなります。それでこの大ヒット作が生まれる訳ですから、まじめに音楽を追求していた Bernie Leadon には皮肉な結果となります。しかし自分が抜けることで商業ロックとして成功した結果は逆に言えば納得のいく脱退であったのかとも思えます。
 いやいや、なかなか物語としても面白い。次は、毎年出し続けたアルバムも3年空いての The Long Run (1976) となります🎶
 
vocals, bass, guitarrón : Randy Meisner
vocals, drums, percussion : Don Henley
vocals, guitar, keyboards : Glenn Frey, Joe Walsh
vocals, guitar, slide guitar : Don Felder

producer, mixed by : Bill Szymczyk
recorded at Criteria Studios, Miami & the Record Plant, Los Angeles, March - October 1976.

1. Hotel California / Don Felder, Don Henley, Glenn Frey
lead vocals, percussion : Henley
guitar, soloist : Felder, Walsh
2. New Kid In Town / Don Henley, Glenn Frey, John David Souther
lead vocals : Frey
electric guitar : Felder
electric piano, organ : Walsh
guitarrón : Meisner
3. Life In The Fast Lane / Don Henley, Glenn Frey, Joe Walsh
lead vocals : Henley
lead guitar : Walsh
clavinet : Frey
4. Wasted Time / Don Henley, Glenn Frey
lead vocals : Henley
guitar : Felder
organ : Walsh
piano : Frey
5. Wasted Time (Reprise) / Don Henley, Glenn Frey, Jim Ed Norman
arranged by (strings), conductor : Jim Ed Norman
6. Victim Of Love / Don Felder, Don Henley, Glenn Frey, John David Souther
lead vocals : Henley
lead guitar : Felder
slide guitar : Walsh
7. Pretty Maids All In A Row / Joe Vitale, Joe Walsh
lead vocals, piano : Walsh
synthesizer : Frey, Walsh
8. Try And Love Again / Randy Meisner
lead vocals : Meisner
lead guitar : Frey
guitar (gretsch) : Walsh
9. The Last Resort / Don Henley, Glenn Frey
lead vocals : Henley
pedal steel guitar : Felder
synthesizer : Henley, Walsh



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2026年8月29日土曜日

Eagles / One Of These Nights


 経済新聞としてはアメリカ最大の発行部数を誇る月間経済新聞紙 ウォール・ストリート・ジャーナル の「史上最も人気のある100のロックバンド」で7位 。1971年にLinda Ronstadt のバックバンド編成のために1971年に集まり、同年の8月にバンド結成し1982年に解散しながらも、1994年に再結成し2023年ラストツアーを発表しながらも、2026年現在まだライブは続いています。eagles.com ここら辺になってくると商業的価値が高すぎて、バンドはなくならない。人類が滅亡するまで続くんだろうか?
 と、今も存在しているバンドですが、やはりデビュー当時のアルバムや曲はいつまでも色あせない素晴らしい作品。当時購入はしなかったものの、たまには聴きたくなるのでデビューから6枚のアルバムが堪能できる、お買い得盤を購入しています。


 Eagles (1972), Desperado (1973)は、カントリー強め、On The  Border (1974)で、ロック寄りのサウンドへの舵切り、このアルバムでは、さらによりハード、ファンクネスなロックに変化しています。プロデューサーは、前作から変わった Bill Szymczyk なので、に替わり、それに伴いレコーディングは、当然アメリカのスタジオで今回は6ヵ月を費やしています。
 作詞作曲は、これまで J D Souther、Jackson Browne が単発的に参加し、前作では様々なアーチストが参加していましたが、本作では、基本 Don Felder, Don Henry としたバンド・メンバーによる曲作りでラスト I Wish You Peace のみ Patti Davis が名を連ねています。Patti Davis は第40代アメリカ合衆国大統領レーガンの娘で共作した Bernie Leadon の恋人であったとのこと。それだけなら、ああそうなんだ。なんですが、これは、一人だけバンドの意思とは違う方向にあったことの表れのようです。
 前作 On The  Border (1974) でバンドの総意でロック・サウンドへの舵切を行ったかに見えましたが、Bernie Leadon は、Eagles のアイデンティティーはカントリースタイルにあると考えていたようで、産業ロック的な変化に反対だったようです。またこのアルバムで Don Felder, Don Henry の二人が選曲を決定したこと、もともと Leadon 発案の Hollywood Waltz
 のリードボーカルが Frey に奪われたこと、他のメンバーのドラッグとセックスに溺れた生活に対する不満から、アルバム制作後のツアーが終わった1975年12月20日に脱退となります(次のアルバムで後釜には Joe Walsh が登場します)硬派かと思っていたら、やはりそうなんだなあと、」この当時のアメリカのバンドに、ありがちな背景の感想です。

 さて、アルバムのジャケットデザインが呪術っぽいものになり、「One Of These Nights」 =「 呪われた夜」の和訳なので、ストーリー性のあるアルバムになったのかと思いきや、実はそうでもなく、強い意味での統一コンセプト・アルバムというよりは、夜のムードとサウンドの流れでまとまった作品となています。ちなみにテーマ曲自体は「One Of These Nights」 =「 呪われた夜」的なオカルトな曲ではなく、「いつか決行する夜」といった意味合いで、恋愛、成功、人生の転機などを主題として、手に入れたいものをまだ取りに行けていない状態を歌ったものです。
 呪術っぽいと思っていたジャケットは、「牛の頭蓋骨に羽や装飾を組み合わせたモチーフ」で、昔ながらのカウボーイ/フォーク的=当初のカントリーに根ざしたデザインであるようで、そう考えるとカントリーを離れていく方向のバンドにとっては、いささかチグハグなデザインを選択したように感じますが、アート関係者は真剣です。アートディレクターは前作と同様  Gary Burden、イラストとレタリングは Boyd Elder というグラフィックデザイナーで適テキサス生まれ。
 サウンド的には、ロックサウンドで聴きやすくなり魅力的になってきていますが、一枚目のアルバムの音と背景から追っていくと何かモヤモヤする感じです🎶

vocals, guitar, slide Guitar : Don Felder
vocals, guitar, keyboards : Glenn Frey
vocals, guitar, banjo, mandolin, steel guitar : Bernie Leadon
vocals, bass : Randy Meisner
vocals, drums, percussion : Don Henley

producer : Bill Szymczyk
recorded at Mac Emmerman's Criteria Studios, Miami and the Record Plant, Los Angeles.
artwork (front cover artpiece), lettering : Boyd Elder
art direction, design : Gary Burden

1. One Of These Nights / Don Henley, Glenn Frey 
lead vocals : Henry
lead Guitar : Felder
2. Too Many Hands / Don Felder, Randy Meisner
lead vocals : Meisner
lead Guitar : Felder, Frey
3. Hollywood Waltz / Bernie Leadon,  Don Henley, Glenn Frey
lead vocals : Henry
harmonium : Frey
mandolin, steel guitar : Leadon
synthesizer : Albhy Galuten
4. Journey Of The Sorcerer / Bernie Leadon 
fiddle : David Bromberg
strings : The Royal Martian Orchestra
5. Lyin' Eyes / Don Henley, Glenn Frey
lead vocals : Frey
lead guitar : Leadon
piano : Jim Ed Norman
6. Take It To The Limit / Don Henley, Glenn Frey, Randy Meisner
lead vocals : Meisner
piano : Jim Ed Norman
7. Visions / Don Felder, Don Henry 
lead vocals : Felder
lead Guitar : Felder
8. After The Thrill Is Gone / Don Henley, Glenn Frey
lead vocals : Henry, Frey
lead Guitar : Felder
9. I Wish You Peace / Bernie Leadon, Patti Davis
lead vocals : Leadon
lead Guitar : Leadon


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2026年8月28日金曜日

Eagles / On The Border


 経済新聞としてはアメリカ最大の発行部数を誇る月間経済新聞紙 ウォール・ストリート・ジャーナル の「史上最も人気のある100のロックバンド」で7位 。1971年にLinda Ronstadt のバックバンド編成のために1971年に集まり、同年の8月にバンド結成し1982年に解散しながらも、1994年に再結成し2023年ラストツアーを発表しながらも、2026年現在まだライブは続いています。eagles.com ここら辺になってくると商業的価値が高すぎて、バンドはなくならない。人類が滅亡するまで続くんだろうか?
 と、今も存在しているバンドですが、やはりデビュー当時のアルバムや曲はいつまでも色あせない素晴らしい作品。当時購入はしなかったものの、たまには聴きたくなるのでデビューから6枚のアルバムが堪能できる、お買い得盤を購入しています。


 セカンド・アルバム Desperado までのカントリー強めから、ロック寄りのサウンドへ舵を切っています。制作途中からプロデューサーが、これまで2枚のアルバムを手掛けてきたイギリス人 Glyn Johns から Bill Szymczyk に替わり、それに伴いレコーディングもロンドンからロサンゼルスの The Record Plant に変わりました。
 これは、当初は前2作と同じくGlyn Johnsがロンドンでプロデュースを担当していましたのですが、録音を進めるうちに、バンド側と Johns の間で音作りや方向性をめぐる意見の食い違いが大きくなり、折り合いがつかなくなったため、Johns は2曲のみ録音した時点で制作から外れたとされています。
 意見の食い違いとして Eagles サイドは、よりロック色が強くギターのエッジが立ったサウンドを志向していたのに対し、John は初期2作のようなカントリーロック寄りでタイトなプロダクションを好んでおり、そのギャップが決定的になったとのことです。まあ、ファーストアルバムの時に、John は一回断っていたものの、Nightingale のハーモニーを聴いてプロデューサーを受ける決意をしたとのことですから、音楽的な趣味嗜好は相当に強い人であったと思われますのでしょうがない。
  また、このアルバムから参加したのが Don Felder で、録音最初からではなく途中から参加したようです。Don Felder は、Bernie Leadon のフロリダ時代の幼なじみだったギタリストで、ロック色の強いギターは自分では弾けないので、彼をメンバーに紹介してばっちりはまったとのことで、なるほどロックよりへの転換のバンドの意思は固かった。


 また、このアルバムからはセカンド Desperado のように最初から物語として設計されたわけではなく、はっきりしたストーリーラインはなく、恋愛や別れ、時代への違和感や境界上に立つ感覚、バンド自身の立ち位置の「ボーダー」感といったといったモチーフが散発的に収録されています。
 その結果なのか、過程なのかはわかりませんが、作詞作曲は今までのアルバムでは基本的にメンバーが主体で、J D Souther、Jackson Browne が単発的に参加する形だったのが、Jack Tempchin、Robb Strandlund、Paul Craft、Tom Waits なども名を連ねていて、ストーリー性よりも、曲やサウンド重視の傾向になったことをここからも感じます。
 しかし後のアルバム Hotel California は、ホラーですから、ここからサウンド以外のアルバムづくりにも、まだ変化があるものと思われますので聴きながら掘り下げていくのが楽しみになってきました。
  個人的にサウンドは、カントリーが日本人なので馴染みが薄いため、ロック寄りのほうが聴きやすいので好ましい変化に感じますが、ストーリーにこだわったりした変人じみたアルバム作りとか、政治思想バリバリの時代背景が見える曲とかがあったほうが面白いとも感じるところもありますが、これだけのビッグネームに育ったバンドの創成期を物語としてとらえながら聴くのは面白い🎶
 ジャケットの鷲が蛇をくわえているイラストもアメリカンな雰囲気でセンスが良いです。経歴は Navajo American painter と書いてあったのでインディアンのナバホ族の方で、画家と教師をやっていた方らしいです。

electric guitar  (late arrival) : Don Felder
vocals, bass : Randy Meisner
vocals, drums : Don Henley
vocals, guitar, banjo, steel guitar : Bernie Leadon
vocals, guitar, piano : Glenn Frey

producer : Bill Szymczyk (1, 3 to 9), Glyn Johns (2)
recorded at The Record Plant, Los Angeles.
painting (cover) : Beatian Yazz
art direction, design : Gary Burden

1. Already Gone / Jack Tempchin, Robb Strandlund (lead vocals : Frey)
2. You Never Cry Like A Lover / Don Henry,  John David Souther  (lead vocals : Henry)
3. Midnight Flyer / Paul Craft (lead vocals : Meisner)
4. My Man / Bernie Leadon (lead vocals : Leadon)
5. On The Border / Bernie Leadon, Don Henley, Glenn Frey (lead vocals : Henly)
6. James Dean / Don Henley, Glenn Frey,  Jackson Browne, John David Souther (lead vocals : Frey)
7. Ol' '55 / Tom Waits (lead vocals : Henry, Frey)
8. Is It True? / Randy Meisner (lead vocals : Meisner)
9. Good Day In Hell /  Don Henley, Glenn Frey (lead vocals : Henry, Frey)
10. Best Of My Love / Don Henley, Glenn Frey,  John David Souther (lead vocals : Henry)




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2026年8月27日木曜日

Eagles / Desperado


 経済新聞としてはアメリカ最大の発行部数を誇る月間経済新聞紙 ウォール・ストリート・ジャーナル の「史上最も人気のある100のロックバンド」で7位 。1971年にLinda Ronstadt のバックバンド編成のために1971年に集まり、同年の8月にバンド結成し1982年に解散しながらも、1994年に再結成し2023年ラストツアーを発表しながらも、2026年現在まだライブは続いています。eagles.com ここら辺になってくると商業的価値が高すぎて、バンドはなくならない。人類が滅亡するまで続くんだろうか?
 と、今も存在しているバンドですが、やはりデビュー当時のアルバムや曲はいつまでも色あせない素晴らしい作品。当時購入はしなかったものの、たまには聴きたくなるのでデビューから6枚のアルバムが堪能できる、お買い得盤を購入しています。


 Desperado は、スペイン語か何かの響きっぽいですが、英語で「ならず者、無法者、命知らず、犯罪者」よって邦題は「ならず者」の直訳。、西部開拓時代の無法者「アウトロー」をテーマにしたコンセプト作で、ジャケ写もそれらしい恰好に扮しています。Billy the Kid ら実在のアウトロー集団 Doolin-Dalton などのエピソードやイメージを下敷きに、孤独、友情、裏切り、老いと終焉といったテーマを、現代のミュージシャン自身の姿と重ねて描いていて、ここらへんが少し前にデビューした同様のスタジオミュージシャンバンド Chicago の思想系のアルバムづくりと大きく異なります。


 アルバム全体としては、カントリー・ロックを基盤にしながら、前作よりもフォーク寄りで内省的なムードが強く、アコースティックギターやピアノが前面に出たバラードが多い
ウエストコーストらしい作風ですが、地味と言えば地味でしょうか。
 ですが、裏テーマ曲ともいえる Doolin-Dalton が、Reprise、インスト含めて3回登場し物語性と何かこだわりを感じる作品であり、タイトル曲はシングルカットされずに、Tequila Sunrise、Outlaw Man となっているのも何かこだわりを感じます。また本作は、レコーディングは、プロデューサーの Glyn Johns がイギリス人なので全曲ロンドンレコーディングになっていて、期間は4週間、費用は 30,000ポンド、つまり526円で換算して1,578万円(デビューアルバムは、Nightingale の1曲だけで費用は125,000ドルの3,850万円)ドルとポンドの違いがありますが、デビューアルバムの1曲だけより費用は抑えられています。
 ちなみに Tequila Sunrise は、メキシコで誕生したカクテルで、Rolling Stones の MIck Jagger が1972年頃のメキシコ公演中このカクテルを飲んで大ファンとなり、さらにこのアルバムでの収録もあって世界的に知られるようになったカクテルで、テキーラとオレンジジュース+シロップの飲みやすくて酔いやすい代物ですね。
 漫然と聴いていた時より、なるほどEagles の曲作りの世界観が少しづつわかってきました。このコンセプトだから Hotel California がホラーなわけですかね🎶

vocals, acoustic and electric guitars, keyboards, harmonica : Glenn Frey
vocals, electric and acoustic guitars, banjo, mandolin, Dobro : Bernie Leadon
vocals, bass guitar : Randy Meisner
vocals, drums, acoustic guitar : Don Henley

producer, engineer : Glyn Johns
recorded at Island Studios, London

1. Doolin-Dalton / Don Henley, Glenn Frey, JD Souther, Jackson Browne (lead vocal : Henley and Frey)
2. Twenty-One / Bernie Leadon (lead vocal : Leadon)
3. Out Of Control / Don Henley, Glenn Frey, Tom Nixon (lead vocal : Frey)
4. Tequila Sunrise / Don Henley, Glenn Frey (lead vocal : Frey)
5. Desperado / Don Henley, Glenn Frey (lead vocal : Henry)
6. Certain Kind Of Fool / Randy Meisner, Don Henley, Glenn Frey (lead vocal : Meisner)
7. Doolin-Dalton (Instrumental) / Don Henley, Glenn Frey, JD Souther, Jackson Browne 
8. Outlaw Man / David Blue (lead vocal : Frey)
9. Saturday Night / Don Henley, Glenn Frey, Randy Meisner, Bernie Leadon (lead vocal : Henley with Meisner)
10. Bitter Creek / Bernie Leadon (lead vocal : Leadon)
11. Doolin-Dalton/Desperado (Reprise) / Don Henley, Glenn Frey, JD Souther, Jackson Browne  (lead vocal : Henry)








定年退職して延長をしないことにしたので、音楽以外のことをしばらく「ノージョブ定年 NoJobTeinen」と言う別ブログに書いてみることにしました。


  


2026年8月26日水曜日

Eagles / Eagles


 経済新聞としてはアメリカ最大の発行部数を誇る月間経済新聞紙 ウォール・ストリート・ジャーナル の「史上最も人気のある100のロックバンド」で7位 。1971年にLinda Ronstadt のバックバンド編成のために1971年に集まり、同年の8月にバンド結成し1982年に解散しながらも、1994年に再結成し2023年ラストツアーを発表しながらも、2026年現在まだライブは続いています。eagles.com ここら辺になってくると商業的価値が高すぎて、バンドはなくならない。人類が滅亡するまで続くんだろうか?
 と、今も存在しているバンドですが、やはりデビュー当時のアルバムや曲はいつまでも色あせない素晴らしい作品。当時購入はしなかったものの、たまには聴きたくなるのでデビューから6枚のアルバムが堪能できる、お買い得盤を購入しています。


 まずは、デビューアルバムは1972年の Eagles の Eagles。結成契機として当時売れに売れていた Linda Ronstadt のバックバンドの腕利きメンバーが集合しているんですから「売れなかったら2枚目無いから、とりあえずバンド名がアルバム名ね」なんてレコード会社の脅しはある訳ないでしょう。最初のセールスインパクトとして、バンド名とアルバム名のインパクトを狙ったものかと思います。
  全員がボーカルをとれるので、リードボーカルは曲ごとに入れ替わり、ハーモニーは4人で厚く支える形でした。このアルバムでは 10曲中 Glenn Frey 3曲、Bernie Leadon 2曲、Randy Meisner 3曲、Don Henley 2曲 と、ほぼ均等にリードボーカルをとり、「Take It Easy」「Witchy Woman」「Peaceful Easy Feeling」で、Glenn Frey 2曲、Don Henley 1曲がシングルカットされていて、Glenn Freyが「バンドの顔」としてポップ寄りの曲を多く歌いながら、Don Henley が少しダークな色合い、Randy Meisner がハイトーン、Bernie Leadon がカントリー色の濃い曲を受け持つという、役割分担になっています。


 マルチに楽器を操り、ボーカルもメンバーで交互にとり、スタジオミュージシャンで構成されている大物バンドと言えば、Chicago が思い出されます。Chicago は1969年デビュー、Eagles はその2年後の1971年となりますので、時代としても Chicago の成功を背景にしてメンバーやレコード会社も鼻息が荒く、そっちがブラスロックなら、こっちはカントリーロックだぜとバンド結成されたのかもしれないですね。
 ちなみにプロデューサーの Glyn Johns 氏は、イギリス人で Rolling Stones,、Beatles などのエンジニアを務めた人で、このデビューアルバムの Asylum Records 社から Eagles のデビューアルバムの製作依頼を受けたが、一回断ってロンドンに帰りますが「あまりにうるさく言われて、仕方なしに」ロサンゼルスへ向かい、Nightingale のハーモニーを聴いてプロデューサーを受ける決意をしたとのこと。なもんで、Nightingale だけロンドンでレコーディングしています。レコーディング期間は2週間、費用は125,000ドルだったとのこと。当時のレートは(1ドル=308円)なので、なんと3,850万円 ですから凄い業界です。
 改めて聴くと、もっとロックしているイメージがあったのですが、全体的に思い切りカントリー色が強く、ほのぼのしている感じがします。懐かしくはありますがアドレナリンはあまり出ませんでした🎶

vocals, guitar, slide Guitar : Glenn Frey
vocals, guitar, banjo : Bernie Leadon
vocals, bass : Randy Meisner
vocals, drums : Don Henley

producer : Glyn Johns
recorded at Olympic Studios , London; "Nightingale" ,  Wally Heider Studios, Hollywood, Los Angeles

1. Take It Easy / Jackson Browne, Glenn Frey (lead vocal : Frey)
2. Witchy Woman / Don Henley, Bernie Leadon (lead vocal : Henley)
3. Chug All Night / Glenn Frey (lead vocal : Frey)
4. Most Of Us Are Sad / Glenn Frey (lead vocal : Meisner)
5. Nightingale / Jackson Browne (lead vocal : Henley)
6. Train Leaves Here This Morning / Gene Clark, Bernie Leadon  (lead vocal : Leadon)
7. Take The Devil / Randy Meisner (lead vocal : Meisner)
8. Earlybird / Bernie Leadon, Randy Meisner (lead vocal : Leadon)
9. Peaceful Easy Feeling / Jack Tempchin (lead vocal : Frey)
10. Tryin' / Randy Meisner (lead vocal : Meisner)





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