2026年7月22日水曜日

Art Blakey and Jazzmessengers / Album of the Year

 

 このアルバムの発売レーベルは、1975年創設のオランダのジャズレーベル Timeless 。アメリカ人ジャズマンのレコード制作を積極的に行い、オランダをヨーロッパ・ジャズの拠点のひとつにまで押し上げています。再び大ブレイクを果たしたJazzmessengers のホームとなり、最後の黄金時代を迎えた同バンドの作品を数多くリリースしています。ちなみに、このアルバムのバンド名の表記は「Jazzmessengers」 と一語表記となっていて「Jazz Messengers」ではありません。全て調べたわけではありませんが、Timeless から発売の場合に、この表記となっているようです。
 「Art Blakey and Jazzmessengers」 は1954~1955年にかけて、ピアノの Horace Silverと結成し、1958年のヒット作「Moanin'」ジャズ史に名前を刻み、多くのミュージシャンを輩出した Art Blakey ですが、その Art Blakey でも低迷期があり、1970年代後半ぐらいから暗黒時代と呼ばれていて、暗黒時代からの復活として、1981年、18歳の若き Wynton Marsalis をメンバーとした、このアルバムを契機に人気復活しました。ただ復活の契機となったのは、Wynton Marsalis なのですが、世の中のジャズファンの中でも好き嫌いが別れる人のようで、私のいきつけの音楽好きの集う「おでんバー」でも否定派のほうが多いです。このアルバムを購入してから、Wynton Marsalis が参加しているとは言わずに、Art Blakey だよんとだけ言って、かけてみましたが、やはり御大がやりたい放題でないとつまらないのかなんか「らしくない」の印象が皆さんあったようで、皆さん耳がよいのには困ったもんです。まあ私も違和感はありますが、自分で金を出して購入したものなので、それなりに楽しみたいので悲しいような気持ちもありますが、皆さんに話題を提供をしたことでよし。
 違和感は、ありますが Art Blakey and Jazzmessengers の事前情報が無く違うバンドとして聴けばスリリングな演奏で素直に良い音と楽しめるかと思います。


Cheryl  20歳になったばかりのトランペッター Wynton Marsalis は、Lee Morgan、Freddie Hubbard がJazz Messengers に果たした役割を彷彿とさせます。彼のしっかりとしたクリーンなサウンドは Brakey の繰り出すテンポを軽々とこなす技術を感じます。この曲でも彼の簡潔なソロは、フォーム、構造は完璧に感じますが、その分今までの Messengers と違う違和感も最初から感じてしまいます。
Ms. B.C. 作曲者の Pamela Watson はBobby Watson の奥様で、曲名のB.C.とはジャズ・シンガーの Betty Carter です。ちなみにPamela Watson もジャズ・シンガーとして活動しています。テーマ部分のベースのスタタタンというフレーズが硬質で煽ってきたな、と思ったら Wynton がソロをとりブレイクしその後も怒涛のソロ合戦。
In Case You Missed It Robert Watson による作品で、「Flower Love」というタイトルの方が知られているそうです。Charles Fambrough のウォーキングに乗って、ソロイスト全員が走り回っています。Art Blakey もソロの盛り上げタイミングなどをドラミングで指示し、タイトに締める時は締め、この曲では場を支配している感じがあります。
Little Man ベースの Charles Fambrough による楽曲で1960年代初頭の Messenger も感じるファンキー・タッチの演奏が良きかな。Fambrough は卒業後、CTIなどにリーダー作品を発表しています。太い音色とバチバチとした強いアタックでのソロが聴けます。
Witch Hunt Wayne Shorter の名曲としてお馴染みの作品で、イントロからオリジナルに忠実なアレンジで演奏されてます。
Soulful Mister Timmons James Williams が、大先輩の Bobby Timmons に捧げた曲で、哀愁漂うファンキー・チューンとなっています。

 発売前から「Album of the Year」なんて名前をつけてますが、気合と新しい時代のへの確信がうかがえる傲慢なネーミング🎶

drums : Art Blakey
trumpet : Wynton Marsalis
alto sax : Robert Watson
tenor sax : Bill Pierce
piano : James Williams
bass : Charles Fambrough

producer : Wim Wigt
recorded and mixed at Davout Studios, Paris, France, April 12, 1981.

1. Cheryl / Charlie Parker
2. Ms. B.C. / Pamela Watson
3. In Case You Missed It / Robert Watson
4. Little Man / Charles Fambrough
5. Witch Hunt / Wayne Shorter
6. Soulful Mister Timmons / James Williams

Cheryl


定年退職して延長をしないことにしたので、音楽以外のことをしばらく「ノージョブ定年 NoJobTeinen」と言う別ブログに書いてみることにしました。


  

2026年7月21日火曜日

Aretha Franklin / Live At Fillmore West

 

 グラミー賞受賞回数は20回。圧倒的な歌声で、“クイーン・オブ・ソウル”“レディ・ソウル”で知られ、1956~2014年まで63枚のアルバムをリリースした Aretha Franklin の1967~1971年の Atlantic から発売の主要ヒットアルバムの、お買い得アルバムシリーズ5枚組です。


原題Bill Boadproducer
1967I Never Loved a Man the Way I Love You2Jerry Wexler
1968Lady Soul2Jerry Wexler
1968Aretha Now3Jerry Wexler
1970Spirit in the Dark25Arif Mardin, Jerry Wexler, Tom Dowd
1971Aretha Live at Fillmore West7Arif Mardin, Jerry Wexler


 5枚組の廉価版の第1弾の最後のアルバムになります。次の第2弾にライブだと思いきや、このシリーズの最後はライブでした。
 このライブは1971年3月5日から7日の3日間行われたサンフランシスコの Fillmore West でのライブの録音です。結論、冒頭からガツンとくるアレサの歌唱は大迫力で、King Curtis 率いる Memphis Horn の演奏がこれまた最高の出来です。Aretha は通常のツアーでは異なるメンバーでのツアーバンドを組んでいたのを、プロデューサーの Jerry Wexler がこのライブだけ別に King Curtis を起用(The Kingpins ともMemphis Hornsとも記載があるものがありどっちが正しいかわかりませんが)することを進言して決めたとのことです。King Curtis は このライブで、Aretha の前座とバック・バンドの両方を務め、前座を収録した自身の名義のアルバムも出しているようなので、これは忘れずにいつか入手したいです。アーティストの能力が一番大事ですが、音はプロデューサーのセンスで変わることに、その重要な役割にはいつも感心します。
 実際の音としては、Donny Hathaway 「Live」に似ていると思ってチェックしましたが、プロデューサーは、やはりこのアルバムと同じ Jerry Wexler、ギターの Cornell Dupree だけ同じであとは違うメンバーでした。Donny の「Live」のリリースは1972年と、ほぼ同時期の録音の発見で思わずニヤリです。
  オープンニングは高速「Respect」ごりっとしたソウルグルーブの「Love The One You're With」ゴスペルな「Bridge Over Troubled Water」ファンキー「Eleanor Rigby」メロウな「Make It With You」、シャッフルの「Don't Play That Song」、ブルージーな「Dr.Feelgood」は最後は得意のゴスペル調。ライヴのハイライトは「Spirit In The Dark 」でリプライズでは、観客としていたレイ・チャールズがゲスト参加。ショーとしても完璧なステージだったんでしょう。
 聞きながらここまで興奮してしまう一枚は、そうそう無いです。脱帽でアレサ未体験の方はこのアルバムからお勧めしたい🎶

vocals, Fender Rhodes : Aretha Franklin
backing vocal : Brenda Bryant, Margaret Branch, Pat Smith
piano : Ray Charles (9), Truman Thomas
organ : Billy Preston
guitar : Cornell Dupree
bass : Jerry Jemmott
drums : Bernard Purdie
congas : Pancho Morales
sax, leader (Orchestra) : King Curtis
horns : Memphis Horns

1. Respect
2. Love The One You're With
3. Bridge Over Troubled Water
4. Eleanor Rigby
5. Make It With You
6. Don't Play That Song
7. Dr. Feelgood
8. Spirit In The Dark
9. Spirit In The Dark (Reprise)
10. Reach Out And Touch (Somebody's Hand)



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2026年7月20日月曜日

Aretha Franklin / Spirit In The Dark

 

 グラミー賞受賞回数は20回。圧倒的な歌声で、“クイーン・オブ・ソウル”“レディ・ソウル”で知られ、1956~2014年まで63枚のアルバムをリリースした Aretha Franklin の1967~1971年の Atlantic から発売の主要ヒットアルバムの、お買い得アルバムシリーズ5枚組です。


原題Bill Boadproducer
1967I Never Loved a Man the Way I Love You2Jerry Wexler
1968Lady Soul2Jerry Wexler
1968Aretha Now3Jerry Wexler
1970Spirit in the Dark25Arif Mardin, Jerry Wexler, Tom Dowd
1971Aretha Live at Fillmore West7Arif Mardin, Jerry Wexler


 1970年に発表した、ベスト・アルバムのひとつと高評価を受けるアトランティックでの9作目。1961年のアトランティック移籍から9年間なのに2~5枚の超ハイペースなのでスタジオ・アルバムとしては17枚目となっています。これで音楽家としての寿命が擦り減らないのが、また凄いなと感服するところでもあります。
 シングルカットは Ben E King のカバーの Don't Play That Song でR&Bで堂々1位、Hot 100で11位、Spirit In The Dark はビルボード・Hot 100で23位、R&Bで3位とのことでアレサ流に昇華した曲ではありますがBen E King のカバーの勝ちですが、ヒット・チャートへの入り方が貫録です。
 前にも書きましたが5枚組の廉価版から古い順に聞いており、その中の4枚目となります。古いものから順番に聞いているのでその進化が楽しみなところで、このアルバムでは原点回帰のようなアレサのゴスペル的なアプローチ、約半数の曲でジム・ディキンスンらによるディキシー・フライヤーズが参加していることによるサウンドに厚みとアレサへの新たな刺激があり、ちょっと聞いただけではわからない参加ミュージシャンの多さもアルバム出せば売れてしまうアレサへのレーベルの意気込みを感じてしまいます。(そんなに多重録音してるようにも聞こえませんがとにかく参加ミュージシャンが多い)ド・ブルースなどがアルバムを地味目にしているとは思いますが、それが奥行きで素晴らしいアルバムになっています。
 個人的には、ストーンズで聞いたことあるようなブルースロックの When The Battle Is Over とかも好きです(デュアン・オールマンがギターでした)メインギターはコーネル・デュプリーですね。バック・ボーカルからはアレサ姉妹は消えて、ホイットニー・ヒューストンのお母さんの所属する The Sweet Inspirationsは2曲だけの参加になっています。

Aretha Franklin / vocals (5,  1-4, 6-12), piano (1-6, 8-12)
background vocals : Margaret Branch (1-2, 7-8, 11) , Brenda Bryant (1-2, 7-8, 11) Evelyn Green  (3, 9-10, 12), Wylene Ivy (3, 9-10, 12), Almeda Lattimore (1-3, 9-12)
Pat Lewis (3, 9-10, 12), The Sweet Inspirations (4, 6)
organ : Dave Crawford (8-9, 12)
bass : Harold "Hog" Cowart (8-9, 12)
guitar : Cornell Dupree (8, 11-12), Buzz Feiten  (1), Duane Allman (7), Jimmy O'Rourke  (9)
drums : Ray Lucas  (8, 12), Ron "Tubby" Ziegler (9)

The Dixie Flyers
drums : Sammy Creason (1-2, 4, 6, 10)
additional keyboards : Jim Dickinson (1-2, 4, 6, 10) Michael Utley :  (1-2, 4, 6, 10)
guitar : Charlie Freeman :  (1-2, 4, 6, 10)
bass : Tommy McClure (1-2, 4, 6, 10)

Muscle Shoals Rhythm Section
keyboads : Barry Beckett (7, additional on 3, 5, 11)
guitar : Eddie Hinton (3, 5, 7, 11) Jimmy Johnson :  (3, 5, 7, 11)
bass : David Hood (3, 5, 7, 11)
drums : Roger Hawkins (3, 5, 7, 11)

1. Don't Play That Song
2. Thrill Is Gone, The (From Yesterday's Kiss)
3. Pullin'
4. You And Me
5. Honest I Do
6. Spirit In The Dark
7. When The Battle Is Over
8. One Way Ticket
9. Try Matty's
10. That's All I Want From You
11. Oh No Not My Baby
12. Why I Sing The Blues



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2026年7月19日日曜日

Aretha Franklin / Aretha Now

 

 グラミー賞受賞回数は20回。圧倒的な歌声で、“クイーン・オブ・ソウル”“レディ・ソウル”で知られ、1956~2014年まで63枚のアルバムをリリースした Aretha Franklin の1967~1971年の Atlantic から発売の主要ヒットアルバムの、お買い得アルバムシリーズ5枚組です。


原題Bill Boadproducer
1967I Never Loved a Man the Way I Love You2Jerry Wexler
1968Lady Soul2Jerry Wexler
1968Aretha Now3Jerry Wexler
1970Spirit in the Dark25Arif Mardin, Jerry Wexler, Tom Dowd
1971Aretha Live at Fillmore West7Arif Mardin, Jerry Wexler


 アトランティック移籍から「I Never Loved a Man the Way I Love You」「Aretha Arrives」1967年「Lady Soul」1968年に続く第四弾です。このアルバムも発売は1968年ですから1年に2枚ペースのアルバム制作で、この時代はジャズ界に限らず量産型の音楽ビジネスですね。これだけレコーディングしても才能とアイデアが消費されてしまっているように見えないところはアーティスト、プロデューサーに感心してしまいます。
 このシリーズは5枚組の廉価版で古い順に聞いており2作目「Aretha Arrives」は飛んでしまっているので聞いておりませんが、「Lady Soul」と比べるとぐっとサウンドは明るくポップになって大きな変化を感じます。
 ライナーノーツは安売り紙ジャケなので入っていなくてジャケット裏面に印刷されているものには録音年月日は書かれていませんでしたが、You're A Sweet Sweet Man、Hello Sunshine、A Change は前作の「Lady Soul」のレコーディング・セッションで録音されていたものらしい。とすると、参加ミュージシャンに Bobby Womack は無いし、女性のコーラスは入っているのに妹 Carolyn Franklin、コーラスグループ The Sweet Inspirations も書かれていないのは落丁かと思われます。ので、ミュージシャンは手持ちのライナーノーツとは異なるものに書き換えておきます。
 このアルバムもシングルで「Think」が先行発売されています。この楽曲は当時の夫テッド・ホワイトとの共作で歌詞は自由がテーマとなっていてサビは Freedom と何回も繰り返し力強く歌い上げています。ブルース・ブラザーズのPVでもアレサ本人が出演しているものが印象的で、ローラさん出演のウイスキーのCM曲にも使用されていたいつまでも愛される曲です。黒人の人権運動のリーダーであったキング牧師が暗殺されたのは4月4日の1か月前の1968年5月2日にリリースです。キング牧師の「Free at last!  Free at last!  Thank God almighty, we are free at last!」の演説にリンクしていると書かれているものも見受けられますが、曲が完成してコンセプトをレーベルと打ち合わせ、レコーディング、プレスで1か月は、あまりにスピーディなので、そこは神話のような気もします。しかしタイミング的には、この歌も当時の人権権運動の原動力となったのは間違いないのでしょう。
 政治的にも音楽的にも激動の時代に多くの人々に愛された一枚は力強い。

vocals, piano : Aretha Franklin
backing Vocals : Aretha Franklin, Carolyn Franklin (6, 8, 9) , The Sweet Inspirations
electric piano, organ : Spooner Oldham (exept 2, 9)
guitar : Jimmy Johnson (exept 2, 7), Tom Cog bill (1, 3, 10),  Boby Womac (6, 8, 9)
bass : Jerry Jammot (1-5, 7, 10), Tom Cog bill (6, 8, 9)
drums : Roger Hawkins
tenor sax :  King Curtis, Andrew Love, Charles Chalmers, Seldon Powell
tenor sax, flute : Frank Wess
baritone sax : Floyd Newman, Willie Bridges (1, 3-5, 7, 10), Haywood Henry (6, 8)
trumpet : Wayne Jackson, Mel Lastie, Joe Newman
bass trombone : Tony Studd

producer : Jerry Wexler

1. Think (Aretha Franklin, Ted White)
2. I Say A Little Prayer (Burt Bacharach - Hal David)
3. See Saw (Don Covay, Steve Cropper)
4. Night Time Is The Right Time (Lew Herman)
5. You Send Me (Sam Cooke)
6. You're A Sweet Sweet Man (Ronnie Shannon)
7. I Take What I Want (David Porter, Isaac Hayes, Mabon Hodges)
8. Hello Sunshine (King Curtis, Ronald Miller)
9. A Change (Clyde Otis, Dorian Burton)
10. I Can't See Myself Leaving You (Ronnie Shannon)

Think




  

2026年7月18日土曜日

Aretha Franklin / Lady Soul

 

 グラミー賞受賞回数は20回。圧倒的な歌声で、“クイーン・オブ・ソウル”“レディ・ソウル”で知られ、1956~2014年まで63枚のアルバムをリリースした Aretha Franklin の1967~1971年の Atlantic から発売の主要ヒットアルバムの、お買い得アルバムシリーズ5枚組です。


原題Bill Boadproducer
1967I Never Loved a Man the Way I Love You2Jerry Wexler
1968Lady Soul2Jerry Wexler
1968Aretha Now3Jerry Wexler
1970Spirit in the Dark25Arif Mardin, Jerry Wexler, Tom Dowd
1971Aretha Live at Fillmore West7Arif Mardin, Jerry Wexler


 アトランティック・レコード移籍3作目1968年作品。本作ではギターに Bobby Womackさらにクレジットには「The guitar obbligato on Good To Me As I Am To You is by Eric Clapton of  “Cream”」と書いてあるようにクリームで売れっ子だった ClaptonがGood To Me As I Am To You にゲスト参加しています。リズム隊で参加ではなくオブリガードで参加なので別トラックで被せた録音なのでしょうか?いずれにしろアトランティックもお金をかけて本気で売り出しにきた様子がうかがえます。
 まずはシングルで稼いでアルバムは後で作るのがこの時代の特徴で「A Natural Woman」は、先行で全年9月にシングル発売されBillboard Hot 100で8位、R&Bシングル・チャートで2位の好記録となり、その2か月後に「Chain Of Fools」はHot 100で2位、R&Bチャートで1位と大ヒットとなります。この曲は Don Covay の書下ろしで当初はオーティス・レディングに提供しようと考えていたがデモを聴いてアレサに変更となったとのことです。同年12月に残りの曲はレコーディングされ Bobby Womack, Eric Clapton が参加となるわけです。なるほど
 また、アレサの妹Carolyn 姉 Erma もレコーディングに参加しておられるはずですが、なぜかライナーノーツに姉の名前は記載なしです。Whitney Houston の母の Cissy Houston が在籍していたThe Sweet Inspirations は記載されています。

vocals, piano : Aretha Franklin
backing Vocals : Aretha Franklin (1, 5, 6), Carolyn Franklin (except 7), The Sweet Inspirations (except 7)
electric piano, organ : Spooner Oldham
vibraphone : Warren Smith (10)
guitar :  Bobby Womack(2, 4, 6, 8, 9), Jimmy Johnson (1, 2, 4, 6, 8, 9), Joe South(1, 2, 4, 9)
guitar : Eric Clapton (7)
bass : Tom Cogbill
drums : Roger Hawkins (except5) gene christian(5)
tenor sax : King Curtis (2, 4, 6, 8, 10)
tenor sax, flute : Frank Wess ( 2 - 4, 6 - 10)、Seldon Powell(2, 4, 6, 8, 9, 10)
baritone sax : Haywood Henry (2, 4, 6, 8, 10)
trumpet : Bernie Glow (2, 4, 6, 8, 10), Joe Newman (2, 4, 6, 8, 10), Mel Lastie (2, 4, 6, 8, 10)
bass trombone : Tony Studd (2, 4, 6, 8, 10)

1. Chain Of Fools
2. Money Won't Change You
3.  People Get Ready
4. Niki Hoeky
5. (You Make Me Feel Like) A Natural Woman
6. Since You've Been Gone (Sweet Sweet Baby)
7. Good To Me As I Am To You / guitar(obbligato) : Eric Clapton
8. Come Back Baby
9. Groovin
10. Ain't No Way



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2026年7月17日金曜日

Aretha Franklin / I Never Loved A Man The Way I Love You

 

 グラミー賞受賞回数は20回。圧倒的な歌声で、“クイーン・オブ・ソウル”“レディ・ソウル”で知られ、1956~2014年まで63枚のアルバムをリリースした Aretha Franklin の1967~1971年の Atlantic から発売の主要ヒットアルバムの、お買い得アルバムシリーズ5枚組です。


原題Bill Boadproducer
1967I Never Loved a Man the Way I Love You2Jerry Wexler
1968Lady Soul2Jerry Wexler
1968Aretha Now3Jerry Wexler
1970Spirit in the Dark25Arif Mardin, Jerry Wexler, Tom Dowd
1971Aretha Live at Fillmore West7Arif Mardin, Jerry Wexler



 邦題は「貴方だけを愛して」1967年3月に発表したスタジオ・アルバムで、Atlantic 移籍第1弾。Aretha は Columbia から1961年に、ジャズ色が強いポピュラー歌手としてデビューしていたけれども売れていなかったのが、このアルバムからゴスペル・フィーリングを打ち出してセールスに成功しています。シングルは I Never Loved a Man (The Way I Loveb You)、Do Right Woman - Do Right Man が先駆けて録音されて、アルバムよりも先行して発売されています。
 バック・ボーカルの Carolyn Franklin はアレサの妹で Erma は姉の三人での姉妹によるコーラス、Cissy Houston は Whitney Houston の母。King Curtis によるサックス・アシストも絶妙です。出だしはRespectでオーティス・レディングのカバーでイメージチェンジを見事に図っているのではないでしょうか。
 なお私の持っている盤では、アレサのボーカルのレベル調整が小さめで奥に引っ込んでしまっているような気がします。

vocals, piano : Aretha Franklin
backing vocals : Carolyn Franklin (1, 2, 5, 6, 9), Cissy Houston (2, 9), Erma Franklin (1, 2, 5, 6, 9)
electric piano : Spooner Oldham (3, 4)
organ : Spooner Oldham (1, 6, 7, 9, 11)
guitar : Chips Moman (3, 10), Jimmy Johnson (1, 3 to 6, 9 to 11)
bass : Tommy Cogbill
drums : Gene Chrisman (4, 7, 8), Roger Hawkins (1 to 3, 5, 6, 9 to 11)
tenor sax : Charles Chalmers (1 to 8, 10), Joe Arnold (3), King Curtis (1, 2, 4 to 8, 10)
baritone sax : Willie Bridges (1, 2, 4 to 8, 10)
trombone : David Hood (3)
trumpet : Ernie Royal (7), Ken Laxton (3), Melvin Lastie (10)
vibraphone : Arif Mardin (11)
cornet : Melvin Lastie (1, 2, 4 to 8)

1. Respect / Otis Redding
2. Drown In My Own Tears / Henry Glover
3. I Never Loved A Man (The Way I Love You) / Ronnie Shannon
4. Soul Serenade / Curtis Ousley, Luther Dixon
5. Don't Let Me Lose This Dream / Aretha Franklin, Ted White
6. Baby, Baby, Baby / Aretha Franklin, Carolyn Franklin
7. Dr. Feelgood / Aretha Franklin, Ted White
8. Good Times / Sam Cooke
9. Do Right Woman - Do Right Man / Chips Moman, Dan Penn
10. Save Me / Aretha Franklin, Carolyn Franklin, Curtis Ousley
11. A Change Is Gonna Come / Sam Cooke



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2026年7月16日木曜日

Satoshi Yoshida / Mementos


 吉田サトシ氏自体は全く知らない無知状態だったのですが、札幌在住時代に、タワーレコードで視聴して気に入ったので購入したアルバムです。吉田サトシ氏は、東京で生まれ札幌育ちで、18歳から東京で、布川俊樹、矢堀浩一 に師事、2001年 Gibson Jazz Guitar Contestで最優秀賞を受賞しています。好きな日本人ギタリストの一人、小沼ようすけ氏 も1999年に同コンテストで優勝していますので何か縁を感じます。
 札幌には転勤で3年しか住んでいませんでしたが、近所にあったイタリアンバー「ソウル&スパイス 」のマスターと弾き語り仲間になり、その縁で、数十年ぶりにロックバンドに参加させていただいたり、飲み仲間が参加していた、年末の「市民の第九コンサート」を毎年聞きに行って快眠したり、夏の仕事激務が終わったころには札幌シティジャズコンサートの「芸術の森」の野外ライブを、別の飲み仲間と見に行ったりと仕事に音楽にと充実した日々でした。札幌タワレコは以前、札幌ピヴォにありましたが、今はピヴォは閉館してパルコに移転しているようです。移転で存続しててうれしいです。


Brother T 今回のニューヨークレコーディングのブッキングをしてくれた 黒田卓也氏 の提供曲。Tって誰なんだろうと思ってパーソネルを見ても「T」がつくのは、作曲者の黒田卓也氏のみ。ライナーノーツでの解説では、そこもちゃんと突っ込まれていて「色んなTのつくBrotherがいるので「Brother T」となりました」とのことで、仮タイトル「SATO6」であったとのこと。この曲の中のドラムの、バスドラがとにかく車で聴くとルームミラーが揺れる揺れる、是非車で聴いて欲しいですね、速度超過注意!黒田卓也氏は2010年ごろBlue Note と契約、2016年に Concord Records へ移籍したトランぺッター。
Here & There ピアニスト 宮川純氏に今回のレコーディングのために依頼して書き下ろしてもらった、キャッチーなメロディーの楽曲。宮川氏は名古屋、吉田氏はブルックリンのやり取りからこのタイトルがつけられたとのこと。ブルックリンのピアニスト Kris Bowers のイントロがセクシーで、黒田卓也のHorn Sectionがまた絶妙なハモリです。
Memento タイトル曲は吉田氏本人の楽曲で、フォーキーな世界観から急にテンポが上がってグルービー。タイトルの意味は不明ですが、6歳の時に亡くなった兄の形見のエレキを練習して今がある感謝の気持ちを込めた曲だそうです。
In A Sentimental Mood feat. Maya Hatch 原曲のセンチメンタルムードっぽくないアレンジです。コラボの Maya Hatch とのライブでアレンジが気に入っていてこのアルバムに収録したとのこと。ニューヨークで 黒田卓也氏がガイドメロディーを吹いたものに、日本で Maya Hatch のボーカルをオーバーダブした録音。
Grind iPhoneのボイスメモの録音をもとに曲に仕上げた楽曲とのこと。でギタリストらしいスリリングな楽曲。
Missing You So Much ニューヨークに着いてから仕上げた楽曲とのこと。アルバムの中では唯一のベース、ドラムとのトリオ演奏で、本人としてはあえてのスカスカのサウンドが気に入っているとのこと。
The Source フュージョン的な楽曲名前ですが、アフリカのビートから我慢できなくなってスイングするドラマーのイメージだそうです。
Good Lookin' feat. DJ YUZE  今回のレコーディングに合わせて ニューヨークに 遊びに来た(といってもノーギャラじゃないとは思いますが) DJ YUZE 氏とのジャム。最近になって私もジャズとDJの親和した音楽観が結構面白いと思っているので、改めて聴いてチャラくない本気のジャムがよかったです。
See You In My Dreams  ジャズボーカリストで、3枚目 Handmade Soul で、MURO、黒田卓也、Kan Sano などとともに吉田氏もアルバム制作に加わっている Hanah Spring の為にジャズバラードを作りたいという所から出来た曲とのこと。

やっぱり基本的にはギターミュージックは好きです🎶

guitar : Satoshi Yoshida
bass : Rashaan Carter
drums , percussions : Adam Jackson (1,3)
trumpet : Takuya Kuroda (1, 2, 3, 5, 7, 9)
rhodes : Kris Bowers (1, 2, 3, 4, 7, 9)
vocals : Maya Hatch (4)
turntable : DJ YUZE (8)

produced by Satoshi Yoshida

1. Brother T / Takuya Kurosawa
2. Here & There / Jun Miyakawa
3. Memento / Satoshi Yoshida
4. In A Sentimental Mood feat. Maya Hatch / Duke Ellington, Manny Kurtz, Irving Mills
5. Grind / Satoshi Yoshida
6. Missing You So Much / Satoshi Yoshida
7. The Source / Satoshi Yoshida
8. Good Lookin' feat. DJ YUZE / Satoshi Yoshida, DJ YUZE
9. See You In My Dreams / Satoshi Yoshida

In A Sentimental Mood feat. Maya Hatch



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