1994年発売の Bill Withers のベストです。ニューソウルと言われる分野で Donny Hathaway と並ぶ代表選手の Bill Withers ですが、私の周りの音楽好きでも存在を知らない人が意外と多いのには、少々不満です。なので私たまに、行きつけの音楽好きの集う「おでんバー」に Bill Withers の音源を持参し、普及啓蒙活動は続けていますが、歳をとると皆さん覚えが悪くなるのか、「ん-これ聴いたことはあるね」とは言われるのですが、なかなか名前を覚えていただけない。根気よく普及を続けています。
普及活動で「あるある」なのは Bill Withers, Donny Hathaway がゴッチャになって、二人いるのは覚えたが、どれがどちらだっけ?ですが、まず覚えてもらいたいのは、Donny Hathaway はピアノ弾き語り系で、ゴスペル感もありながらのアカデミックな雰囲気、それに対して Bill Withers は、生ギター・フォーク系で、シンプルで素朴。まずこれが基本です。
音楽性の違いの多いな要因は、音楽的背景で、Donny Hathaway は、ハワード大学音楽学科でクラシック・ゴスペルの英才教育を受けています。対して Bill Withers は、独学のたたき上げで、もともとフォードモーターに努めていて、33歳で1971年にSussex Records よりデビュー。労働者としての生活経験がそのまま音楽の血肉となっています。しかし言葉が上手く話せなくなる吃音症で音楽活動は休止してしまい、1985年を最後にアルバム制作もなくなり、割と最近の2020年に80歳で亡くなっています。
一方、Donny Hathaway は、1973年に妄想型統合失調症と診断されて音楽活動が縮小し、1977年 Roberta Flack のアルバムに参加して復帰したが、1979年にニューヨークのエセックス・ハウス・ホテルから転落死ですが、自殺ではなく事故死とのことではあります。娘さんの Lalah Hathaway は、歌手となって活動されていて、私所有の音源でもたまに登場します。
Bill Withers の代表曲としては、このベストアルバムの表題の Lean On Me 、Ain't No Sunshine、Use Me、Just The Two Of Us など。ここら辺は何となく聞いたことがあるけど歌手名を覚えていない人が多いような気がします。
Just The Two Of Us は、マイナーなカバーでも良いクオリティのものが多いと思うので好きなヤツを少し紹介しときます。
ムジカ・ピッコリーノ / Just The Two Of Us NHK Eテレの番組の中で、プロの大人と子供たちがバンドを組んじゃうんですが、良い演奏動画が多かったりします。NHKはリアルで見るのは0時間、youTube だけなんで受信料には不満があるのですが、これは許しときます。
Seiji Igusa / Just the Two of Us ソロ・ギターの動画で練習でお世話になってます。井草聖二(SEIJI IGUSA)氏のギターマガジン連動のフィンガーピッキングスタイルの動画ですが、雰囲気とアレンジが良いんです。
Pomplamoose / Just the Two of Us 以前からフランスっぽいと思ってたんだけど、今回確認したらアメリカの夫婦音楽デュオでした。短い動画であっさりしてますが空気感が最高です。
今回は思いっきりアルバムから離れたとこに行ってしましたが、ベスト盤なので解説するより、Bill Withers について思うところを書き連ねました。
project Director : Joy Gilbert
1. Lovely Day
2. I Want To Spend The Night
3. Let Me Be The One You Need
4. Hello Like Before
5. Tender Things
6. I Wish You Well
7. Ain't No Sunshine
8. Grandma's Hands
9. The Same Love That Made Me Laugh
10. Lean On Me
11. Harlem
12. Use Me
13. Who Is He (And What Is He To You)?
14. You Just Can't Smile It Away
15. Just The Two Of Us
16. Steppin' Right Along
17. You Try To Find A Love
18. My Imagination
▶ Use Me













