2026年9月14日月曜日

Foreigner / The Definitive


 1976年にアメリカ合衆国で結成されたロックバンド Foreigner のベスト盤です。メンバーはアメリカ人とイギリス人の混合チームで、活動初期はイングランドの Free、Bad Company 的なサウンドだったのが、1980年代初頭から、AOR的なサウンドに変化して莫大な利益を上げて商業的な成功をおさめ、アリーナ・ロック(産業ロック)の典型のバンドの代表格となったバンドです。


 社会人になってから懐かしさに思わず購入したアルバムで、リアルタイムで聞いていたのは中学生の頃です。Kiss とか Deep Purple とかを、やっと聴き始めて刺激なロックだと、しびれていた頃に、新しいものを直ぐにキャッチする友人が「時代は変わったんだよ。もうフォリナーの時代だ」と、そのお宅で聴かされたのですが、その時に、ときめきは感じませんでした(というか、私には新しいものに手を出すような お小遣い が無かったのほうが正しいかもしれません)
 しかし、これだけ商業的に成功したバンドですから、FMラジオを聴けば Foreigner 特集が組まれ、TVの音楽番組でも流れるし、喫茶店に入ればかかっているので、耳にはこびりつきます。あまり聞いてこなかっただけに、ベスト盤を見つけた時に今更ながら聴いてみようかなと社会人になってから購入したアルバムです。


 初期はギターサウンドのロックですが、後期はキーボードが入ったりリズムマシンぽいドラムです。ポップな曲は当時の流行りでもあったようで、やはり、わたくし好みではありませんが聴けば懐かしい。

Mick Jones (A-I) : lead guitar, piano, keyboards, bass, vocals
Lou Gramm (A-F, H-I) : lead vocals, percussion
Ian McDonald (A-C) : guitar, keyboards, horns, reeds, vocals
Al Greenwood (A-C): keyboards, synthesizer
Ed Gagliardi (A-B) : bass, vocals
Dennis Elliott (A-G) : drums, vocals
Rick Wills (C-G) : bass, vocals
Bruce Turgon (I) : bass, vocals
Jeff Jacobs (I) : keyboards, vocals

vocals : Ian Lloyd (1 to 16, 18, 19), Robert John Lange (2, 5, 15, 19)
synthesizer (main) : Thomas Dolby (2, 5, 15, 19)
synthesizer : Brian Eddolls (3, 4, 18), David LeBolt (3, 4, 18), Jack Waldman (3, 4, 18), Larry Fast (3 to 5, 15, 18), Wally Badarou (3, 4, 18)
synthesizer (synclavier) : Kevin Jones (6, 9, 12)
electric piano, synthesizer, vocals : Bob Mayo (3 to 5, 15, 18, 19)
keyboards : Peter John Vettese (6, 9, 12)
percussion (electronic) : Sammy Merendino (6, 9, 12)
sax, vocals : Mark Rivera (2 to 6, 9, 12, 15, 18, 19)

producer : Alex Sadkin (3, 4, 18), Gary Lyons (6, 9, 12), Ian McDonald (7, 8, 16, 17), John Sinclair (1, 10, 11, 13), Keith Olsen (7, 8, 16), Mick Jones (2 to 9, 12, 14 to 19), Robert John Lange (2, 5, 15, 19)

1. Cold As Ice 
A  / Foreigner (1977)
2. Waiting For A Girl Like You
D  / 4 (1981)
3. I Want To Know What Love Is
E  / Agent Provocateur (1984)
4. That Was Yesterday
E  / Agent Provocateur (1984)
5. Urgent
D  / 4 (1981)
6. Say You Will
F / Inside Information (1987)
7. Double Vision
B / Double Vision (1978) 
8. Blue Morning, Blue Monday
B / Double Vision (1978) 
9. Heart Turns To Stone
B / Double Vision (1978) 
10. Feels Like The First Time
F / Inside Information (1987)
11. Long, Long Way From Home
A  / Foreigner (1977)
12. I Don't Want To Live Without You
F / Inside Information (1987)
13. Starrider
A  / Foreigner (1977)
14. White Lie
I / Mr. Moonlight (1995) 
15. Break It Up
D  / 4 (1981)
16. Hot Blooded
B / Double Vision (1978) 
17. Dirty White Boy
C / Head Games (1979) 
18. Down On Love
E  / Agent Provocateur (1984)
19. Juke Box Hero
D  / 4 (1981)
20. Urgent (Record Live At The BBC)
Previously Unreleased Bonus Track





Urgent














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2026年9月13日日曜日

Miles Davis / Star People

 

 1983年にリリースされた、Milesが演奏活動に復帰してからスタジオ制作では2枚目のアルバム。アメリカのビルボード最高136位、日本ではオリコン最高29位と、日本はやはりマイルス贔屓なファンが多いためかなりのセールスを記録しています。
 マイルスは何故休んでいたかと言えば、1975年のセントラルパークで行われたフェスの後で急性肺炎で2か月入院し、1972年の交通事故の後遺症の人口股関節の手術を1975年末に受けから自宅療養し活動を休止となったようですが、1日にコカイン500ドル買ったり、ありとあらゆる女性を家に引っ張り込んでいて病気療養には程遠い生活だったようです。そんなマイルスが復帰した一因は「当時の妻のシシリーがそう願ったから」もう天才のことはわかりません。無茶苦茶な人です。(ファンでは無かったんですが、あまりにマイルスの音源が増えてきたんで、「マイルス・デイビスの真実」定価3,800円という511ページの分厚い本を中古屋で購入し、聴いている音源と照らし合わせながら読んでいます)


 このアルバムの録音メンバーは、Marcus Miller,  John Scofield, Mike Stern などが参加しているので、売れっ子商業主義にも染まったミュージシャンを、どうゆう風に親玉が使っているのかを聴きたくなっての購入でした。

Come Get It Marcus がJaco をオマージュしたフレーズを連発で、アドリブの構成からフレーズの粒立ちはまさにそれです。ディストーションギターには驚きませんが、これには「エ」って感じでした。ジャム感が強い出だしです。
It Gets Better John Scofield がソロをとってます。ブルース寄りマイルスの復帰後らしさが見えやすい曲。
Speak Tom Barney がベースで参加しているとのこと(このアルバムでは曲ごとのクレジットは無いようです)ギターソロは John Scofield。角の立ったフレーズとバンドの推進力が面白い1曲。
Star People 長い展開をじっくり楽しむタイプの楽曲で、Miles は「Mikeは B.B.キングばりの演奏」と評したようだが、そうかな?
U 'n' I 余白のある流れの中で、音色や間合いの変化を味わいやすい曲。
Star On Cicely ギター陣の素材をもとにした流れが見える。構築感のある終盤。

 後期のマイルスは純粋に音楽を楽しむよりも何を考えて次に何をしてくれる布石なのか?なんてことが気になってしまいます。圧倒的に昔のマイルスが好きですけど後期は面白く聞けます。ジャケットのデザインも良いなと見ていたら、なんと Miles 本人が書いたものであるとのこと🎶🎺

trumpet, keyboards : Miles Davis
electric bass : Marcus Miller, Tom Barney
electric guitar : John Scofield, Mike Stern
drums : Al Foster
percussion : Mino Cinelu
tenor sax, soprano sax : Bill Evans

written-by : Miles. Davis
executive producer : George Butler
producer : Teo Macero
recorded at CBS Studios and at Record Plant
artwork (drawings, color concepts, basic attitudes) : Miles Davis

1. Come Get It
2. It Gets Better
3. Speak
4. Star People
5. U 'n' I
6. Star On Cicely



▶ Speak


▶  U 'n' I

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2026年9月12日土曜日

Eric Dunbar / Free Way


 どうやってこのアルバムにたどり着いたのか覚えていませんが、2010年の復刻版なので、おそらく札幌在住時代に、当時、桑園にあったファンクものがやけに充実していた中古古本屋の BEAVERS BOOKS で購入したんだと思います。
 日本の Think Recordsというレーベルで復刻され Disk Union で再販されている代物で、数年前に調べてみたらで、本物のレコードはレアすぎる超カルト盤で、オリジナルは$1,000オーバー。2026年現在調べてみましたが売り切れでしたので、現在の価格はわかりませんが過去の海外オークションでは、EX盤/VGジャケット相当の個体が2018年に3,500米ドルで落札された記録があるとのこと。当時112円だとして、約40万円ですから結構なレア盤です。アナログレコードは完全限定500枚プレスだったのですが、これは大量生産のCDです。Disk Unionで 2,640円~4,675円 なので、中古のわりに、まあまあ良い値段がついてます。P-Vine が販売権を持っているバージョンもありました。


 再度聴きなおすので Erick Dunbar とは、どんな人なのか探しましたが写真などは見つかりませんので、写真は無し。参加ミュージシャンも不明ですが、作曲者だけは掲載されていますので、おそらくメンバーだと思われますが、あまりにもマイナーで経歴、担当楽器なども調べようがない。まさにレアグルーブ。
 経歴はライナーノーツの B.V.J. 氏の解説から
 1951年ニューオリンズ生まれで、5歳でピアノを弾き始め、6歳の時には既に雇元の教会で演奏していた。ある日曜日、ダンバーは叔父と一緒に教会へ行ったのだが、いつまでたってもオルガン奏現が現れない。そこで、叔父が「オルガンならこの子が弾けるよ!」と言って幼いダンバーを壇上に上げてしまった。彼は突然のことで緊張しながらも、ミス・トーンを一切出すことなく最後まで見事に弾ききって周囲の人々を驚かせた。
 教会での演奏は19歳まで続けられたが、その後“City News Band”というグループのキーボード奏者として本格的な音楽活動を開始する。1972年には地元ニューオリンズのスタジオと契約を結び、数年にわたって25回以上のレコーディングが行われたらしい。
 どうやらこの時期に録音されたトラックが本作『Freeway』としてTSGからリリースされたようだ。但し、当時本人はこの事実を知らされておらず、後年本作の存在を知って大変驚いたと語っている。1977年には自身のレーベル、Koraレコードを立ち上げ、クリスマス・ソングではあるが初めてのシングル「Disco Claus」をリリースする。その後長いブランクを経て、1988年には彼の息子とともに数曲のレコーディングが行われたものの、これも日の目を見ることはなかったとのこと。
 当時の発売もとはTSGというレーベルで、TSGはソウル・シンガー、ロイド・プライスのLPGレーベルの傘下レーベルとして設立された税金対策レーベル。税金対策とは、傘下レーベルで赤字が出ているようにみせかけ、親会社で得た利益と相殺することによりトータルでの税金支払をミニマイズしていたらしい。しかし、そんな中途半端に儲かってはいけないTSGだったからこそ、売れない隠れた名盤があったということでなんでしょう。

 中身はズッシリめファンク系が「Freeway」「Love Rope」「Super Love」メローソウル系が「You Must Be From Heaven」ファンク・ロック系が「Does Anybody Wanna Listen」となっています。
 ジャケットは売れないブルースロックバンドのような感じで、確かに税金対策で売る気は無かったものと思わせる感じです。レアな昔のファンク録音で悪くはない。正直この音は好きなんですが演奏も楽曲もよだれが出るほどではないかも。C級までダサいやつは好きなんですけど中途半端な気がします🎶

distributed by disk union

1. Freeway / Eric Dunbar
2. Love Rope / Eric Dunbar, Traci Borges
3. Super Love / Eric Dunbar, John Andrew Lewis, Traci Borges
4. Save The Young Ones / Eric Dunbar
5. Rainbow Men Chris Pratt, Eric Dunbar, Traci Borges
6. You Must Be From Heaven / Eric Dunbar
7. Does Anybody Wanna Listen / Eric Dunbar, Harry Revain, Larry Landry Jr.
8. Magical Moments Eric Dunbar, Traci Borges

▶ Freeway







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2026年9月11日金曜日

The Best Of Punk Rock / VOL.1


 Priority Records ‎なるレーベルから出ているパンク・ロックのオムニバス。懐かしのパンクロックのヒット曲が集められていて VOL.3 まで出ているようですが、中古屋で見つけて購入しただけなんで他はもってません。さすがに歳をとってから最近のパンク・ロック系の新譜を買うことは滅多になくなり、ジャズやソウル、ファンクが主体になっています。がですね、歳をとってもパンクだって聴きたくなる時もあります。


 懐かしのバンド名がずらりと並び少年時代を思い出すのですが、今の若いパンク小僧たちは、果たしてこれらの古典を知っていたりするのでしょうか。現代のパンクはもっと激しい歪みだったり、超高速だったり、よりコアなファン層に向けたものが多くついていけない時もあるかもしれません。しかし、ここらへんの時代ものはキャッチーなメロディであったりポップ風なアレンジであったりと、一般の人も十分聞けるような、きっちりと商業音楽だったんだなと感じます。この頃は、こんな音楽を聴いてるヤツは少しイカレてる風に思っていました。
 しかしこのラインナップを見ていて The Clash、The Ramones、The Jam、The Stranglers、The Damned、The Buzzcocks、The Vibrators までずらっと名前が並んでいますが、10バンド中8個が「The」がついていて、Wire、999の2バンドだけが「The」なしだった。「The」がつくと古臭いような気もする。

  

改めて聴いてみますと
The Clash / Train In Vain こんなポップだったっけか。
The Ramones / Rockaway Beach FMで流れたのをカセットで録音してたヤツで、心躍ります。
The Jam / In The City ジャキジャキ、グシャっとして、かっくいいっす。
The Stranglers / Meninblack サイケデリック・パンクへと旅立つんだ。
The Damned / Born To Kill  このいい加減でエネルギーだけな感じが好きです。
The Buzzcocks / I Don't Know What To Do With My Life  ピストルズ崩れのフワフワ感がよし。
The Vibrators / Whips And Furs チープでシンプルで良いんじゃないですか。
Wire / Ex Lion Tamer 当時は、この歌い方あんま好きじゃなかったけど、今聴けば懐かしの。
999 / Homicide アマチュアっぽさ全開が好感です。


 サウンドが良くて必ずしもうまくないところが、当時のロック少年にこれなら俺にもできるかも?と夢を見させてくれたのも良かったのかも知れないな🎶

1. The Clash / Train In Vain (Stand By Me)
2. The Ramones / Rockaway Beach
3. The Jam / In The City
4. The Stranglers / Meninblack
5. The Damned / Born To Kill (Live)
6. The Buzzcocks / I Don't Know What To Do With My Life (Live)
7. The Vibrators / Whips And Furs
8. Wire / Ex Lion Tamer
10. 999 / Homicide (Live)







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Maceo Parker / Soul Food Cooking With Maceo


 ファンクの伝説である Maceo Parker が、2020年に77歳にして発表したスカッとしたスタジオ・アルバム。ファンク・ミュージックの生きるレジェンドは芸風は変えずに、ひたすらファンク!御大のボーカルの若干の声の揺れに「歳」は感じてしまうものの、昔ながらのアレンジとキレのサックス。「オールドスクールなファンク」それに、ニューオーリンズのリズム「セカンド・ライン」のニュアンスも随所にブレンドされています。


「Cross the Track」アルバム James Brown's Funky People / Maceo & the Macks のセルフカバーです。オリジナルよりテンポが若干遅めで、重めのグルーブ感が狙いかと思いますが、私的には気持ち良い速さの一歩手前。
「Just Kissed My Baby」時代的には、かつての 盟友ということになるでしょうか。The Meters のカバーで、本家に James Brown 要素を加えた感じ。1970年に給料未払いで JB's ごと脱退したことはあったものの、ずっと出入りしていた訳でJBサウンドが身体にしみついているんでしょうね。
「Yes We Can Can」 Allen Toussaint 作曲  The Pointer Sisters カバーで大ヒットの名曲の更にカバー。カッコ良いですなあ。
「M.A.C.E.O.」 これは Maceo のオリジナル曲のリメイクのインスト。これぞファンクの貫録の77歳まで吹き続けてきたテナーを堪能。
「Hard Times」 ジャズスタンダードにもなっている David "Fathead" Newmanのカバーで、当時David "Fathead" Newman が所属していたRay Charles のバンドメンバーと共に録音された曲のカバーで、温かみのあり郷愁を誘うメロディー。古き良きを感じます。
「Rock Steady」 Aretha Franklinの「Young, Gifted and Black」に収録されている曲のカバー。御大もJB風の煽りを入れながらファンク!がいいんじゃないでしょうか。途中の Erica Falls との Steady, Rock の掛け合いも痺れます。
「Compared to What」本家 Les McCann & Eddie Harris のライブも最高なんですよね。静かに静かに少しづつ煽っておいてサビで一挙に爆発系の元祖です。御大の方が少し落ち着きながら煽ってる感じがします。一挙爆発の仕掛けだけでなく、ワンコードで押し続けてコードチェンジするとこで、緊張をドンドン膨らませるのも、この楽曲の仕掛けの一つですね。
「Right Place, Wrong Time」これも80年代ファンクの発明的ファンクの一つ Dr. John のカバー。Dr. John の方は、Sly系の原型を感じますが、失礼ですが、枯れてきているからでしょうか、御大の方からは Sly は感じません。
「Other Side of the Pillow」ぐっと若手の Prince のカバーになります。Prince の方は演奏スタイルがブルース系弾き語りバージョンなどもあります。御大はニューオリンズ「セカンド・ライン」スタイルを選択されているようです。ムーディで良いです。
「Grazing in the Grass」  Hugh Masekela のカバーで、原曲はアシッドジャズの入り口みたいな感じがしました。


 改めて原曲も調べながら聴き直していると、盟友たちとの思いで、ソウル・ファンクへ感謝なんかも含めての作品と感じました🎶

vocals, alto sax : Maceo Parker
trumpet : Ashlin Parker
trombone : Marl Mullins
trombone : Steve Sigmund
tenor sax, bariton sax : Jason Mingledorff
organ, piano, synthesyzer : Ivan Neville
guitar : Derwin "Big D" Perkins
bass : Tony Hall
drums, percussion : Nikki Glapie
congas : Angelamia Bachemin (7, 8, 10)
backing vocals : Erica Falls
extra voice on"Cross The Track"Maceo : DJ Soul Sister.Tishi.La Shaun. Ziggy. Nikki

producer : Eli Wolf

1. Cross The Track / Maceo Parker Jr.
2. Just Kissed My Baby / Art Neville, George Porter, Jr., Joseph Modeliste, Leo Nocentelli
3. Yes We Can Can / Allen Toussaint
4. M A C E O / Kellum, Odum, Williams, Davis, Rasberry, Maceo Parker, Melvin Parker, Griffith
5. Hard Times / Paul F. Mitchell
6. Rock Steady / Aretha Franklin
7. Compared To What / Eugene McDaniels
8. Right Place Wrong Time / Mac Rebennack
9. Other Side Of The Pillow / Prince Rogers Nelson
10 Grazing In The Grass / Harry Elston, Philemon Hou

▶ Cross The Track

Just Kissed My Baby

Hard Times

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2026年9月10日木曜日

Barney Kessel / Seven Classic Albums


 ジャズギターの巨匠ですが名前は知りながらも、何となくスルーしてきてしまったお方なので、お買い得シリーズ Seven Classic Albums を購入したものです。でも購入時は、それほど惹かれるものは無かったのですが、久しぶりに引っ張り出して聴いてみます。
 まずは、おさらいデス
 1945年(22歳)からミュージシャンとして活動するが、リーダーアルバムは1952年録音、1955年リリースの Swing Guitars で、初期は人気ミュージシャンのレコーディングに参加しながらも名前がクレジットされない The Wrecking Crew と呼ばれた60年代 LAセッション集団の一人。だった。ビ・バップ・フレーズを弾きこなす一方、豪放磊落なブルース・フィーリングもあり、和音でギターソロをとる、いわゆるブロック・コードの第一人者としても著名。
 初リーダーアルバム発表後はオスカー・ピーターソン・コンボに参加し、1953年から1961年まで、コンテンポラリー・レコードに多数の録音を行い、1970年代以降は Herb Ellis、Charlie Byrd と The Great Guitars を結成してレコーディングやツアーで活動。1992年に脳卒中で倒れてからは2004年サンディエゴで80歳で亡くなっています。
 そういえば The Great Guitars の方は、やたらギターが上手い爺さんの集団がいると思って、前から注目してました。The Great Guitars - Barney Kessel, Charlie Byrd, Herb Ellis - 'Lover' • World of Jazz


 結論、総じてコードワークがわかりやすくて明快なので、共演するミュージシャンがリラックスして演奏できるのだろうなと想像でき、ギターの弦は鉄弦の音ですが、ぶっとくてピッキングが強めなので一層太い音がでて曖昧さがなく、音色的にも管楽器にも負けないギターが結構良い。ただアルバムとして4枚組を連続して聴くと、チト疲れるかも🎶

●Disc1
【Let's Cook 1957】
 リーダー作としては6作目でミディアムテンポのスイングが多くゆったりとしてギターも歌います。ブルージーな感じを意識しているのでしょうか?チョーキングを、かなり多用していますが昔風。
1. Let's Cook
2. Time Remembered
3. Just In Time
4. Tiger Rag
5. Jersey Bounce
【Kessel Plays Carmen 1958】
これは8作目のアルバムで1曲目からLet's Cookとは打って変わって速いテンポのスイング。ギターの弾き方や音が違うので、思わず驚く変身ぶりです。1年しか違わないのにソロだけではなくカッティングも違うのは興味深い聴きどころ。
6. Swinging the Toreador
7. A Pad on the Edge of Town
8. If You Dig Me
9. Free as a Bird
10. Viva El Toro!
11. Flowersville

●Disc2
【Kessel Plays Carmen--Cont. 1958】
1. Carmen's Cool
2. Like, There Is No Place Like
3. The Gipsy's Hip
【Some Like It Hot 1959
4. Some Like It Hot
5. I Wanna Be Loved By You
6. Stairway To The Stars
7. Sweet Sue
8. Runnin' Wild
9. Sweet Georgia Brown
10. Down Among The Sheltering Palm
11. Sugar Blues
12. I'm Thru With Love
13. By The Beautiful Sea
【The Poll Winners--Exploring The Scene 1957
14. Little Susie
15. The Duke
16. So What
17. Misty
18. Doodlin'
19. The Golden Striker

●Disc3
【The Poll Winners--Exploring The Scene--Cont. 1957】
1. Li'l Darlin'
2. The Blessing
3. This Here
【Barney Kessel's Swingin' Party 1963】
4. Bluesology
5. Lover Man
6. Joy Spring
7. Now's The Time
8. Miss Memphis
9. New Rhumba
【Workin' Out 1961】
ニュールンバ、ペダルポイントあたりがスピード感あってよいです。ギターの音色も変わりLet's Cook の時よりも張りがあって詰まった感じが少ない感じに変わってきています。
10. Good Li'l Man
11. Summertime
12. Spanish Scenery

●Disc4
【Workin' Out--Cont. 1961】
1. When Johnny Comes Marching Home
2. New Rhumba
3. My Man's Gone Now
4. My Funny Valentine
5. Pedal Point
【Bossa Nova 1962】
最後はボサノバ1962年です。スタンダード、ディキシーランド、カウボーイ・ソングなど
様々なレパートリーがあり、オルガンが入ったビッグバンド編成ですがポップな感じのするアルバム。
6. Love For Sale
7. A String Of Pearls
8. They Can't Take That Away From Me
9. Summertime
10. You Came A Long Way From St. Louis
11. Muscrat Ramble
12. Heartaches
13. It Ain't Necessarily So
14. Ja Da
15. Sweet Georgia Brown
16. Tumbling Tumbleweeds
17. Bye Bye Blues




▶ So What




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2026年9月9日水曜日

The Jazz Messengers / At The Cafe Bohemia Volume 1

 


 メッセンジャーズのライブレコーディングで、1955年11月23日のニューヨークのカフェ・ボヘミアでの演奏です。オリジナルはBlueNote1507番で、6曲入りでしたが、CD再発で3曲の追加されています。このライブは2枚のアルバムとなって発売されているため volume1 となっています。volume2  を先に聴いて感銘を受けたため、前後しますが探し出して購入したものです。 
 さて聴きながらライナーノーツを拝見すると Cafe Bohemia について詳しく書かれています。1955~56年ニューヨークの 15Barrow Steet は様々なジャズ・クラブがある熱い場所で、当初お店はオーナーJimmy Garofoloの「The Pied Piper」というストリップ・クラブだったそうです。しかし1955年の初めごろに Charles Parker を含むミュージシャンたちがジャムりはじめ、3月にジャズ・クラブとしてオープニするときに出演予定だったのですが残念ながら Parker は急死してしまい参加できなかったようです。その後 6月にOscarPettifordが「Bohemia After Dark」という企画で Cannon Ball  Adderley とビッグバンドをやってセンセーションを巻き起こしています。更にその数か月後 Miles の初期クインテットの演奏拠点にもなっています。などなど


「Announcement by Art Blakey」"Yes sir, as the saying goes, 'If you feel like you want to cough, go ahead and cough'—we're here to have a good time. ... Music helps wash away the dust of everyday life. This is jazz. It’s an American music. It’s a contribution from the American people to the world."
「Soft Winds」Benny Goodman が1940年に作曲したジャズ・スタンダード。わかりやすく短いテーマのブルースで、各メンバー自由にソロをとり Art Blakey はソロの途中で、もっと盛り上がれとリズムを変えて煽りながら曲に緩急をつけます。微妙に速度も変えて煽ってて、特に Horace Silver のソロの時は、他のメンバーの微妙な感じより速くしてて仲の良さが伺えます。このアルバム最長の12分34秒の熱演。
「The Theme」ジャズ・セットの終わりやセット間の休憩に入る際に演奏される「クローザー」として機能の曲ですから、当日のセットリストの曲順はアルバム通りではないことと思われます。
「Minor's Holiday」アップテンポなマイナー・キーのスウィングで緻密なアレンジの Kenny Dorham の作曲。自身のアルバム Afro-Cuban (1955) からの持ち込みです。録音は数か月しか違わないのでホットなプロモーションもあるのかと思いましたが、ベースが Oscar Pettiford から、Doug Watkins に変わっているだけで録音メンバーは同じです。先陣を切る作曲者 Kenny Dorham の超速トランペットがカッコ良いです。Hank Mobley のソロ開始してからモコモコしていると Art Blakey がシンバルでカンカンカンの催促でしょうか。やっぱり Art Blakey って凄いですね。熱演だなあ。
「Alone Together」ここでバラードきました。Dorham 休憩してます。
「Prince Albert」Jerome Kern の All the Things You Are のコード進行に基づいた Kenny Dorham のコントラファクトで、このアルバムが初演とのことです。蛇足ですが このアルバムの翌年に Kenny Dorham は Cafe Bohemia  の録音出してます。'Round About Midnight At The Cafe Bohemia (1956) この曲はやってませんが
「Lady Bird」1939年頃に Tadd Dameron 作曲のスタンダード。Tadd Dameron turnaround ってコード進行が有名らしい(CM7 E♭7 A♭M7 D♭7 CM7)
「What's New?」これも古い1939年に発表されたポピュラーソング。Doug Watkins のベースメインで管楽器お休みです。
「Deciphering the Message」アップテンポなスウィングで、Art Blakey がドラムロールでガンガン入れながら牽引していきます。Hank Mobley 作曲で、最初のソロは当然サックスから素晴らしいソロを展開し Art Blakey のカンカンカンは無し。その後の Kenny Dorham がまた凄いし、Horace Silver も気合が入ってて全体的に体力勝負みたいな感じがまた良いです。エンディングに入ると皆さんホッとしてるんじゃないかと思います。


このレタリングだけのジャケットって意外とカッコ良いんですよね。デザインは John Hermansader 氏とのことで、1951年に Blue Note が10インチLPのリリースを開始する準備段階でアルバムカバーアートの制作を依頼され、その後1950年代半ばまで同社で活躍。同じくカバーアートで印象に残る Reid Miles と同期っぽいです🎶🥁

drums : Art Blakey
piano : Horace Silver
tenor sax : Hank Mobley
trumpet : Kenny Dorham
bass : Doug Watkins

producer : Alfred Lion
recorded at Cafe Bohemia, NYC、 November 23, 1955.
design (cover) : John Hermansader

1. Announcement by Art Blakey
2. Soft Winds / Benny Goodman
3. The Theme / Kenny Dorham
4. Minor's Holiday / Kenny Dorham
5. Alone Together / Howard DietzArthur Schwartz
6. Prince Albert / Kenny Dorham, Jerome Kern
7. Lady Bird / Tadd Dameron
8. What's New? / Johnny Burke, Bob Haggart
9. Deciphering the Message / Hank Mobley






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2026年9月8日火曜日

Jaco Pastorius / The Birthday Concert

 

 Jaco Pastorius 30歳の誕生日。1981年12月1日のバースデイ・ギグ。場所はフロリダ州 フォートローダーデールにあるナイトクラブ「 Mr. Pip's 」で750人ぐらいの規模のそこそこ大箱。この日のギグは満員で最初は夜8時に始まって、2回目は午前3時にショーが終了しました。
 1981年は、自身のセカンドソロアルバム Word of Mouth (1981) が発売された年であり、このアルバムもその主要メンバーが揃っての Jaco Pastorius Band + Peter Graves Orchestra で、小編成版 Word of Mouth Big Band という形となっています。といっても結構な人数のバンドになっています。プロデューサーは Peter Erskine が務めていて、後の Jaco の転落などを一切感じさせない幸せいっぱいのギグです。


 共演する Peter Graves Orchestra は良く知らないのですが、松下佳男氏のライナーノーツに軽くふれてあります。「ジャコはメジャー・デビューする前の1973年から2年間、フロリダのピーター・グレイヴス・ビッグ・バンドのリズム・セクションで活躍し、そのサウンドを革新性に満ちあふれたものに変貌させた。ジャコがそのバンドで過ごした時期は、ベースの定義を塗り替え、彼のその後の偉大な歩みにおける最初のステップとなった。」
 
Soul Intro / The Chicken ジャコの代名詞ともいえるでしょう。私が学生時代のジャズ研でのセッション大会では必ず演奏されていた思い出深いナンバー。ジャズ好きにもファンク好きにも、初心者にもやさしい名曲です。
Continuum ソロデビュー作 Jaco Pastorius (1976) にも入っていたジャコの名曲で、ビッグバンドでもコンボでも Jaco のギグで演奏される定番。そういえば学生時代テンポ無視で必死にコピーしていたベーシストもいたっけな。
Invitation 同名の映画(1952年公開)のテーマ曲で、作曲はB.Kaper。ブラス部隊が嬉々として演奏していて特には Michael Brecker のソロがわかりやすく興奮し、コンガの細かなリズムの扇動も気持ちよい。Peter Erskine はロックっぽい。
Three Views of a Secret Weather Report の Night Passage にも収録されていたり、ソロでもよく演奏されていたりしますが、ビッグ・バンド形式のこのヴァージョンは自由でおおらかでゴージャス。若干荒いところも魅力。
Liberty City これも Jaco のテーマ曲的なファンキーでソウルフル。、フロリダらしい明るさとスウィング感に溢れた曲だ。Othello Molineaux のスチールパンがやっぱり似合う。
Punk Jazz Weather Report の Mr Gone にも収録されている。全然パンクっぽくない絶妙にブラス・アンサンブルが混ざり合い、きれいに整いすぎない勢いと、強いグルーヴ感が魅力。
Happy Birthday ありきたりだが、ほほえましい。そりゃ嬉しいでしょうし皆が幸せ。
Reza TV「野生の王国」に、インスパイアーされて書いたJaco の曲。アフリカなワールドミュージックっぽい感じとメロディが広がっていけるテーマなんかは天才的。
Domingo Jaco がC.C.ライダーズにいた時(1972年)に書いた曲で、ソウルな魂が根底にあります。まとまって突っ走るブラスと伴走しながら追い打ちをかける Jaco 感が気持ち良い。
Amerika / traditinal 原曲は America, The Beautiful というスタンダード。ここでの Jaco は冷静。ハーモニーを大切に短くまとめた歌い上げかたが好印象。

曲目はいつものヤツのオンパレードで、音質も良いわけではないですが心あたたまるライブ感がなんど聴いても、とても心地良いです🎶

【The Word of Mouth Sextet】
electoric bass : Jaco Pastorius
drums : Peter Erskine
tenor sax : Michael Brecker
tenor soprano sax, bass clarinet : Bobby Mintzer 
percussion : Don Alias
steel drums : Othello Molineaux

【Guest Musicians】
steel drums : Paul Hornmuller
congas : Robert Thomas, Jr. 
percussion : Oscar Salas

【Peter Graves Orchestra】
trumpet : Kenneth Faulk , Brett Murphey , Melton Mustafa ,Brian O'Flaherty Peter french horn : Gordon , Jerry Peel , Steve Roitstein 
trombone : Russ Freeland, Mike Katz 
trombone , tuba : David Bargeron
bass trombone : Peter Graves 
sax , woodwinds : Dan Bonsanti, Neal Bonsanti, Gary Lindsay
bariton sax : Randy Emerick

producer : Peter Erskine
recorded December 1, 1981, at Mr. Pip's, Ft. Lauderdale, Florida

1. Soul Intro ・ The Chicken Pastorius, Alfred Ellis
2. Continuum / Pastorius
3. Invitation / Kaper
4. Three Views of a Secret / Pastorius
5. Liberty City / Pastorius / Pastorius
6. Punk Jazz / Pastorius
7. Happy Birthday / Pastorius / M. Hill, P. Hill
arranged by, adapted by : Larry Warrilow
8. Reza / Pastorius
9. Domingo / Pastorius
10. Band Intros
11. Amerika / traditinal
arranged by, adapted by : Pastorius








Reza



定年退職して延長をしないことにしたので、音楽以外のことをしばらく「ノージョブ定年 NoJobTeinen」と言う別ブログに書いてみることにしました。