タイトル曲の Breezin' の作曲は Bobby Womack (ボビー・ウーマック)、リズムギターは Donny Hathaway (ダニー・ハサウェイ) の Live にも参加していた Phil Upchurch (フィル・アップチャーチ) のブルージーなフレーズ満載。
当時はこのようなジャンルを横断したタイプの音楽は クロスオーバー と呼ばれていて、まさにベンソンのギターはジャンルをクロスオーバー(交差)したサウンドであったといえます。テクニック面ではすでに完成していただけに、これまでとそう変わることはないですが、ハーヴィー・メイソン(ドラム)とフィル・アップチャーチとスタンリー・バンクス(ベース)によるグルーブ感にあふれるタイトなリズムセクションをバックにしているだけに、ギターが気持ち良く歌っています。
This Masquerade は、かなり流行っていてラジオでもかかりまくっていた記憶あり、ベンソンは最優秀インストゥルメンタル・パフォーマンス賞を、アル・シュミットは最優秀アルバム技術賞を受賞し、また、ベンソンとトミー・リピューマは、最優秀アルバム賞と最優秀男性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞にもノミネートされています。このアルバムでも何気なく凄いフレーズの連発なんだけど、無理がないのでギターを聴いた人に凄いと思わせないのがこの人のまた凄いところでしょうか🎵
これでお買い得5枚目の終了
guitar, vocals:George Benson
piano, clavinet : Jorge Dalto
electric piano, Moog synthesizer : Ronnie Foster
rhythm guitar : Phil Upchurch
percussion : Ralph MacDonald
bass : Stanley Banks
drum: : Harvey Mason
producer : Tommy Lipuma
recorded by, mixed by – Al Schmitt
1. Breezin'
2. This Masquerade
3. Six to four
4. Affirmation
5. So This is Love?
6. Lady
▶ Breezin'
▶ Lady
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