2020年6月30日火曜日

本日のCD Jaco Pastorius ♪ The Green Light


1970年初期ジャコがアイラ・サリバンのバンドに参加した頃の
1973年のフロリダはマイアミビーチの
プレボーイプラザホテルのロビーバーのモノラルカセット録音

ところどころにいつも聞いているジャコサウンドが流れて
メロディアスであり、スリリングであり、手癖あり
既に私たちの知っているジャコ・スタイルは確立されている印象です

この時期の方がジャコのベースは
生々しさを感じるサウンドです

メンバーはリーダーのアイラ・サリバン
ギターは、バークリー時代のパット・メセニーの師匠のジョー・ディオリオ
キーボードは、ハンコックの弟子的存在であるアレックス・ダーキ

のっけの”バリー・デ・ニーナ”は、壮大でストーリー性あり
プログレッシブな演奏でウエザー・リポートを意識していることも伺え
特にアイラのソロは過激でアグレッシブ&変幻自在

いきなりホテルのバーでこれが始まったらビックリです

bass : Jaco Pastorius
guitar : Joe Diorio
trumpet, soprano sax, flute, percussion : Ira Sullivan
fender rhodes piano : Alex Darqui
drums : Steve Bagby

1. Ballye De Nina (Jaco Pastorius)
2. Lonely Dreams (Terry Gibbs)
3. Las Olas (Jaco Pastorius)
4. Call it Sunshine, I'm a Rainbow, Dance with Her Father (Joe Diorio)



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2020年6月27日土曜日

本日のCD Beck Bogert Appice


ジェフベック、ティムボガード、カーマインアピスのセッションバンド
1973年にジェフ・ベックが、元ヴァニラ・ファッジのボガート&アピスと
73年に結成し活動期間は約2年
高度な演奏技術とスケールが大きな楽曲、刺激的なロック・サウンドです


アルバムはこのスタジオ盤とライブの2枚だけですが
ベックもフェイセスとかも活動していた時代で骨太のギターリフ、
ワイルドなギター・テクニックが、これでもかと満載
この時代の音の流行りがわかる
タイトでわかりやすいリズム隊
全部カッコイイよくインパクトがあります
中古屋で見つけてなんて懐かしい!と購入

BLACK CAT MOAN
1'M SO PROUD
そしてなんと言っても、
重厚感あふれる SUPERSTITION
改めて聞きなしてもいいなア

guitar : Jeff Beck
bass : Tim Bogert
drums : Carmine Appice
piano : Jim Greenspoon (5)
piano, mellotron : Duane Hitchings (3)
backing vocals : Danny Hutton (5)

1. Black Cat Moan
2. Lady
3. Oh To Love You
4. Superstition
5. Sweet Sweet Surrender
6. Why Should I Care
7. Lose Myself With You
8. Livin' Alone
9. I'm So Proud

Jeff's Boogie

 Black Cat Moan

Lady

Oh To Love You

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2020年6月26日金曜日

本日のCD Sly & The Family Stone ♪ Anthology


スライのベスト盤はどうしようと迷いましたが
中古で安かったし
白黒のジャケットが気に入りまして購入しました

「スタンド」「暴動」からの選曲が20曲中11曲と
偏りがありますがツボは押さえてます
年代順に収録されているのでスライの入門としては最適でしょう
ザ・ファミリー・ストーンは1975年に解散
リーダーのスライ・ストーンは1990年あたりでほぼ引退
マネージャーとの楽曲契約問題で収入も無くなり生活保護を受けて
キャンピングカーで生活が報じられたのが2011年
今も同じ生活を続けられているんだろうか

1. Dance To The Music
  2. M'Lady
  3. Life
  4. Fun
  5. Sing A Simple Song
  6. Everyday People
  7. Stand!
  8. I Want To Take You Higher
  9. Don't Call Me Nigger, Whitey
  10. You Can Make It If You Try
  11. Hot Fun In The Summertime
  12. Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin)
  13. Everybody Is A Star
  14. Family Affair
  15. Runnin' Away
  16. (You Caught Me) Smilin'
  17. Thank You For Talkin' To Me Africa
  18. Babies Makin' Babies
  19. If You Want Me To Stay
  20. Que Sera, Sera (Whatever Will Be, Will Be)

 Dance to the music

 Sing A Simple Song


Everybody Is A Star

Family Affair

If You Want Me To Stay
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2020年6月25日木曜日

本日のCD Eric Gale ♪ Forecast


Stuffでお馴染み、コーネル・デュプリーとツインギターの
エリック・ゲイルの1973年にCTIレーベル唯一のリーダー作
1973年は、まだStuffを結成する前ですが既にStuffサウンド

1曲目はロバータ・フラックのヒット作「Killing Me Softly With His Song」
エリックはこの録音にも参加していますので
ロバータの代わりにギターで控えめに歌っています
そのほかブラジリアン・ナンバー「Dindi」
ジャズファンク系「White Moth」「Forecas」
アフロレゲエ系「Tonsue Corte」

楽曲が控えめではあることもありますが、それ以上に
録音の音圧が低いのと、ミキシングバランスが悪くて
薄い印象で、喫茶店で流れているバックグラウンド・ミュージック的

guitar : Eric Gale
electric piano, organ, synths and bass marimba : Bob James
electric bass : Gordon Edwards(1 , 3)
  electric bass : Bill Salter
drums : Rick Marotta (1, 3)
drums : Idris Muhammad
tenor sax, flute : Joe Farrell
flute, piccolo : Hubert Laws
percussion : Ralph MacDonald

cello : George Ricci, Seymour Barab
Congas, Tambourine : Art Jenkins (5)
baritone sax : Tony Studd (1)

1. Killing Me Softly With His Song
2. Cleopatra
3. Dindi
4. White Moth
5. Tonsue Corte
6. Forecast

Killing Me Softly With His Song

Cleopatra

Dindi

Forecast
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2020年6月24日水曜日

本日のCD Billie Holiday ♪ Lady Love


もともとはユナイテッド・アーティスツという
レーベルから1962年に発表されたレディ・デイの作品
臨場感溢れるスウィンギンなヴォーカルから 切々と歌うバラードまで
1954年のドイツ、ケルンから始まったEurope Tourのライブ録音
その全曲にアラジン原盤とキャピトル原盤を追加したCD盤

1~11曲目は、初渡欧時の録音で
12~15曲目は1951年4月29日にアラジン・レーベルへ録音
ラスト16曲目は1942年6月12日にポール・ホワイトマン楽団へ
ゲスト参加の録音です 

最近になって、ジャズボーカルに興味を持ち始めました
声と言う楽器は音とともに言葉という
メッセージを伝えることができます
楽器に進化させているジャズ・ボーカリストって
また感動するものがありますね

vocals : Billie Holiday
piano : Carl Drinkard, Beryl Booker
bass : Red Mitchell
drums : Elaine Leighton

clarinet : Buddy De Franco
vibraphone : Red Norvo
piano : Sonny Clark
guitar : Jimmy Raney

1. Announcement By Leonard Feather
2. Blue Moon
3. All Of Me
4. My Man
5. Them Their Eyes
6. I Cried For You
7. What A Little Moonlight Can Do
8. I Cover The Waterfront
9. Announcement By Leonard Feather
10. Billie's Blues
11. Lover Come Back To Me
12. Blue Turning To Grey Over You
13. Be Fair With My Baby
14. Rocky Mountain Blues
15. Detour Ahead
16. Trav'lin' Light

 Blue Moon (Live in Köln, West Germany) 

I Cried For You (Live in Köln, West Germany) 

 I Cover The Waterfront (Live in Köln, West Germany)
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2020年6月22日月曜日

本日のCD Paulo Mendonca ♪ 11PM


歪系のセンス良いギター・リフと気持ち良いブラス
のファンク・ロックですが知られていない人で
このアルバムは全曲がシングル級のキャッチーな曲ばかり

かなり一般受けもするサウンドなんで
もっと売れても良いはずだと思いましたが
日本のレコード会社の見る目が無かったんでしょうね
スウェーデンは関係ないと思うんですが・・

ただ、YouTubeで、この人のライブ動画チェックしてると
アルバムのキャッチーさと違って
ややマニアックなアレンジの
売れ線ではない面も見えます

レニクラ風とも言われるようですが
レニクラより単純にファンク・ロックです
爽快!お勧めします

1. If You Come To Party
2. Hump Yeah
3. Spend Your Life (With Me)
4. If You Ever Come Back To Me
5. Time After Time
6. She Says
7. Try
8. Two Faced Woman
9. Crazy World
10. You Are The One For Me
11. Change Our Ways

【Japan Only Bouns Track】
12. Respect
13. Chocolate Chip And Chicken Bone
14. If You Want My Love



If you come to party

respect

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2020年6月21日日曜日

本日のCD Primitive Art Orchestra ♪ qualia


2011年に結成されたピアノ・トリオ、
PRIMITIVE ART ORCHESTRAのセカンド・アルバム。

独特の世界感があるバンドで複雑に作り込んだ楽曲が魅力で
ジャズなんだけどけど、クラッシックっぽくもあり
ジャズっぽくもあり、ポップさもあり

3人でオーケストラの名前もなんとなく理解できて
かっちりとした音作りは、良い意味でジャパン・アーチストっぽい、
不思議な音の魅力で、ジャズ手法の楽曲だったり、疾走感のあるビートだったり
段々と盛り上がっていくアルバムの物語的な楽曲構成が好感

drums : 伊藤隆郎 Takao Ito
piano : 木村イオリ Iori Kimura
bass : 森田 晃平 Kohei Morita

1. at dusk
2. Heart of Cosmos
3. Night Haze
4. Red Sand
5. Synapse
6. Perseus
7. Depth ''Tree is me and you''
8. ACT
9. ミクリガイケ
10. qualia
11. Winter Song
12. at dawn



 "qualia" Trailer


Heart of Cosmos

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2020年6月19日金曜日

本日のCD Faces ♪ Ooh La La


フェイセズの4作目で最後のスタジオアルバム


ロッドのソロ活動とフェイセスのバックバンド化
空中分解するようなゴタゴタですが名作ですね

ロッドの得意のロック路線ばかりでなく
ベースのロニーの方向性である
カントリー/トラッド路線が多いのが、また趣がある
ロッド抜きのインストもあったり派手な楽曲が
印象のフェイセズと少し趣を別にしています

vocal : R.Stewart
guitar : R.wood
bass : R.lane
piano : I.Maclagan
drums : K.Jones

1. Silicone Grown
2. Cindy Incidentally
3. Flags And Banners
4. My Fault
5. Borstal Boys
6. Fly In The Ointment
7. If I'm On The Late Side
8. Glad And Sorry
9. Just Another Honky
10. Ooh La La

Silicone Grown

Cindy Incidentally

Fly In The Ointment

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2020年6月18日木曜日

本日のCD Special Others Ⅱ


Have A Nice Dayってアルバムが結構よかったんで
目についたんでもう一枚いっときました

初回限定版で3CDなんですが
メインはコラボ曲が入っているCD1枚
残りはベスト盤で他のアルバム曲の収録

中古盤で紛失しているのかもしれないですが
なにしろライナーノーツもなしジャケットに
メンバーの記載も無しなんで、中身調べは完全にネットだのみです

Have A Nice Dayはインストだったんだけど
ボーカルもので、有名アーチストとのコラボアルバム
斉藤和義は別格で良かったけど、後はどうかな?

やっぱり、インスト・ジャムがこのバンドの良さじゃないかな

drums : 宮原"TOYIN"良太
bass : 又吉"SEGUN"優也
guitar : 柳下"DAYO"武史
keyboads : 芹澤"REMI"優真

【本編】
1.「ザッチュノーザ」SPECIAL OTHERS & 斉藤和義
2.「始まりはQ(9)CUE」SPECIAL OTHERS & RIP SLYME
3.「マイルストーン」/ SPECIAL OTHERS & 山田将司 (from THE BACK HORN), 菅原卓郎 (from 9mm Parabellum Bullet)
4.「loop」/ SPECIAL OTHERS & GEN (from 04 Limited Sazabys)
5.「かませ犬」/ SPECIAL OTHERS & 浜野謙太 (from 在日ファンク)

【Disc1】
1. BEN [Retake]
2. Uncle John [Retake]
3. IDOL
4. AIMS
5. Good morning
6. Surdo
7. STAR
8. Laurentech
9. Hankachi

【Disc2】
1. PB
2. Stay
3. Wait for The Sun
4. beautiful world
5. ROOT
6. ORION
7. neon
8. Good Luck
9. I’LL BE BACK
10. LIGHT

SPECIAL OTHERS & 斉藤和義 - 「ザッチュノーザ」MUSIC VIDEO SHORT.

「マイルストーン」/ SPECIAL OTHERS & 山田将司 (from THE BACK HORN), 菅原卓郎 (from 9mm Parabellum Bullet)

「loop」 SPECIAL OTHERS & GEN (from 04 Limited Sazabys) 特報


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2020年6月17日水曜日

本日のCD Esperanza spalding ♪ Emily's D + Evolution


通算5作目となる今作は優しいエスペランザではない
ポップ、ソウル色は捨ててロック魂を入れて
何か、怒っているような、激しい感情が現れています
妥協とか惰性は感じられず真剣に聞いていると少々疲れます
彼女にとってのロックは、こういったエネルギーの塊なんでしょうか

何回か聞いていて思ったのは
昔のニナ・ハーゲンのようなオペラ・ロックのテイスト
でも下品な感じは排除して丁寧に楽曲は作られています

アルバム名は、自身のミドルネームである「エミリー」を付けています
誕生日の前の晩に見た夢の中に出てきたというもう一人の自分が、人間の「進化(Evolution)」と「退化(Devolution)」を表現するというコンセプトとのこと
もともとストーリーを大切する人なので
人種問題、環境問題、文明、芸術、想像力様々なことを
思いながらつくったに違いなく
それで、ミュージカルのようでオペラ・ロックのような
世界観になっているわけでしょう
天才過ぎてやばいです

ジャズ・ミューシャンではありますが、芸術家といったほうが解りやすい
哲学者も混ざってるんでしょう

vocal, bass, piano : Esperanza Spalding
backing vocals : Corey King , Emily Elbert, Nadia Washington, Celeste Butler, Fred Martin, Katriz Trinidad, Kimberly L. Cook-Ratliff
drums : Justin Tyson, Karriem Riggins 
guitar : Matthew Stevens
synthesizer : Corey King
percussion : Karriem Riggins
keyboards : Corey King

 1. Good Lava
  2. Unconditional Love
  3. Judas
  4. Earth To Heaven
  5. One
  6. Rest In Pleasure
  7. Ebony And Ivy
  8. Noble Nobles
  9. Farewell Dolly
  10. Elevate Or Operate
  11. Funk The Fear
  12. I Want It Now

【Bonus Tracks】
13. Change Us
14. Unconditional Love (Altenative Version)
15. Tamblien Detroit 

Unconditional Love

 Judas

 Judas (Live)

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