George Benson、Wes Montgomery 系のギタリスト、Norman Brown(ノーマン・ブラウン)のデビュー作。ジャズよりの音色ですが、ロック・フュージョン系のこともできるので私のイメージ的にはフュージョンというよりは、スムース・ジャズ系のギタリストと表現した方がしっくりきます。アメリカ・カンザスシティー出身で、8歳の時から兄の持っていたギターを弾き始め高校卒業後、プロのギタリストとして活動スタート。22歳でハリウッドのギター専門学校の講師を務めながらこのアルバムを発売。レーベルはモータウンのコンテンポラリー・ジャズ部門のレーベル MoJazz の第1弾として発売されました。この手のギタリストも大好きで Ronny Jordan(ロニー・ジョーダン)、Zachary Brooks(ザカリーブルックス)なども聴いてます。
ウェスとベンソンが好きです系なんですがと言われなくても聴けばわかる演奏ですが、このデビュー作改めて聞いてみると粒立ちの良い音とピッキングの正確さによって詰め込まれる無数の音はやっぱり引き込まれてしまいます。
アルバムの作りとしてはオケやボーカル入れたりしたりしているのでフュージョン的なアレンジの曲が多いですが、意外と柔らかな音も出してます。そして4曲目 Love's Holiday なんかはEWFのホーンセクションがまるごと参加、そしてEWFのナンバーをカバー、ヴォーカルにステーヴィー・ワンダーが参加した6曲目 Too High などもコッテコテで格好良い。発売当時、弱冠22歳。レーベル的にも力を入れていただけに、他にも Al McKay、Nathan East、Boyz II Men、豪華メンバーで金かかってる音で出来も最高です。
guitar : Norman. Brown
keyboards : Jerry Peters, Brian Simpson, Herman Jackson, Wayne "Ziggy" Linsey
piano : Bobby Lyle
synthesizer : Herman Jackson
rhythm guitar : Al McKay
bass : Verdine White, Nathan East, Richard Patterson, Sam Sims
drums : Land Richards, Chuck Morris, Mike Baker
percussion : Darryl Munyungo Jackson, Paulinho DaCosta
backing Vocals : Boyz II Men, Della Miles, Tony Warren, Perri
lead vocals, harmonica : Stevie Wonder
soprano sax : Ronnie Laws
tenor sax : Kirk Whalum, Gerald Albright
sax, flute : Gary Bias , Jeffrey Clayton
trombone : Reginald Young
trumpet : Raymond Brown
1. Stormin'
2. Just Between Us
3. East Meets West
4. Love's Holiday
5. It's A Feelin'
6. Too High
7. Something Just For You
8. Here To Stay
9. Moonlight Tonight
10. Sweet Taste
11. Inside
▶ Stormin'
▶ Too High
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