2026年4月1日水曜日

James Cotton Band / High Energy


 1975年 Buddah Records から発売の、まさにエネルギッシュなアルバムで愛聴してます。御大は1935年生まれなんで当時40歳、若くてまだまだ元気いっぱいです。
 Muddy Waters のバンドには1966年まで在籍し、1967年 The James Cotton Blues Band を  Verve からリリースし、1968年には James Cotton Band として Cut You Loose! を Vanguard よりリリースしています。なんで1年でレーベルが違うのかと思ってよく見たらバンド名が違います。The James Cotton Blues Band では、Verve から3枚のアルバムを発売していますが、その後は James Cotton Band でのプレイになっていくようです。
 James Cotton Band の主要メンバーはギターで Mat Murphy、ドラムで Kenny Johnson、ベースで Charles Calmese で、サウンドはファンキーなアップテンポになり、シカゴ・ブルースの中でも多分ジャンプ・ブルースって言われてるヤツだと思っています。
 アーチストとしての地位を確立したのは、 Buddah Records に移籍した直後のアルバム 100% Cotton で、このレーベルからは 100% Cotton (1974) 、High Energy (1975)、Live & on the Move (1976) を発売しています。(100% Cotton は私の音源リストに登録していませんが、ジャケットを見た記憶があるので、そのうち出てくるかと期待してます)
 

 漫然と聴いていると知らなかったことが、こうやって書いて掘り下げているとわかってくるのが良かったと思います。ということで聴きながら深堀りしていこうと思いますが、ライナーノーツには全く文書が掲載されているものがなく上記の御大のアップの写真のみなので、聴きながらネット検索でもしていきます。
 それでは全曲を再度ノリノリで聴きながらレビューです。
「Hot 'N Cold」何百回も聴いてきた、夕陽に向かっていくみたいなノスタルジーなコード進行の流れが好きな曲です。主題と違ったイントロから始まるのも素晴らしいアイデア、作曲はプロデューサーでもある Allen Toussaint ってなっててこの曲だけピアノも弾いてました。「Chicken Heads」ブルースってよりはファンク系の曲で、ここら辺も私が James Cotton 推しの理由の一つですね。「Hard Time Blues」これも1曲目と同じ、夕陽に向かっていくみたいなノスタルジーなコード進行の流れの曲です。作曲者を見てみると1曲目と同じ Allen Toussaint です。なるほどここら辺が得意な人なんですね。このアルバムでは Allen Toussaint はこの2曲の提供です。「I Got A Feelin' 」御大の作曲でゆったりとしたリズムですが、JBっぽさも感じます。でもJBっぽさはアレンジのせいかもしれません。35th Anniversary Jam of the James Cotton Blues Band では御大は歌えないので Koko Taylor が違った形でソウル魂ぶつけてきます。「Weather Report (The Weather Man Said) 」これもアレンジがしっかり入ってて味付けが単調ではな色んな所で入ってくるキメが良い、カッコ良いソウル・ブルースです。「Keep Cooking Mama」正統なブルース曲です。「Fannie Mae」 有名な曲ですが、同じく大好きな Jaco のバージョンとは全く違う曲になってます。本家はどんな曲なのか聴いてみると Buster Brown - Fannie Mae (1959) Jaco よりの御大との中間のような感じ、「Caldonia」Louis Jordan が1945年に発表したジャンプブルースで、ロックンロールの源流になった曲と言われていて原曲より御大の方がスローで泥臭い感じになってます。Caldonia / Louis Jordan  作詞作曲者は、当時の彼の妻であった Fleecie Moore の名義になっていますが、実際の作者は Jordan 本人とのこと。「Rock 'N Roll Music (Ain't Nothing New) 」リフは確かにロックンロールですが軽くはない。「Jame's Theme」 2本のサイド・ギターのリフが交じり合い、変則的で少々サイケな雰囲気もありますが基本ブルースらしいブルース。2分40秒あたりのキメのギターは、現代ロック風なフレーズですが、Matt Murphy なんだろうか?
 実は聴いていて発見したのですが、6.9,10曲の中身が入れ替わっていましたので私のバックアップのデータは先ほど直しました。安物の海外版だと、たまにあるんですよね。ひどいのは中身が違うアルバムなんてのも確かBeatles でありました。こうゆう代物は仮面をかぶった海賊版なのでしょうか?
 なんて事件もありましたが、気持ち良くホーン部隊とタイトなリズム部隊、全体的にシカゴブルースにファンク要素が混じった構成がとても気分をあげてくれる良きアルバムでお気に入りに間違いはありません🎶

lead vocals, harmonica : James Cotton
lead guitar : Mat Murphy
guitar : Steve Hughes, Teddy Royal
piano : James C. Booker, Allen Toussaint (1)
bass : Charles Calmese
drums : Kenny Johnson
flute : Nancee Sehorn
keyboards : Wardell Quezergue
sax : Shavis Sheriff
tenor sax : Alvin Thomas, Lon Price
trumpet : Clyde Kerr, Jr., John Longo

producer : Allen Toussaint, Marshall E. Sehorn
recorded and remixed at Sea-Saint Recording Studio, Inc., New Orleans, La. 70122

1. Hot 'N Cold / Allen Toussaint
2. Chicken Heads / Bobby Rush, Calvin Carter
3. Hard Time Blues / Allen Toussaint
4. I Got A Feelin' / James Cotton
5. Weather Report (The Weather Man Said) / Isaac Bolden, Wardell Quezergue
6. Keep Cooking Mama / Bobby Charles
7. Fannie Mae / Bobby Robinson, Buster Brown
8. Caldonia / Fleecie Moore, Louis Jordan
9. Rock 'N Roll Music (Ain't Nothing New) / Matt Murphy
10. Jame's Theme / Isaac Bolden, Marshall E. Sehorn, Wardell Quezergue




定年退職して延長をしないことにしたので、音楽以外のことをしばらく「ノージョブ定年 NoJobTeinen」と言う別ブログに書いてみることにしました。



  

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