2026年4月6日月曜日

Kenny Burrell With The Brother Jack Mcduff Quartet / Crush!


 オルガンとギターはメロディー楽器でもあり和音を出せる楽器でもあり、リズム楽器であるとも言えます。ピアノもそうじゃないかと思いますが、オルガンは電気楽器であるためアナログ的な音色とドライブ感が出せます。仕組みはは違うけどある意味似たような性格の楽器であるところがオルガンとギターの相性の良さかと思います。この 1964年リリースのアルバムもオルガン・ジャズとギターの巨匠の二人が演奏している作品です。
 ハモンドオルガンの Jack McDuff は、他にも数多くの新人ギタリストを輩出した先生でGrant Green や Melvin Sparks は、McDuff の作品に参加していますし、Cal Green、Cornell Dupree、Joe Beck、George Benson、Pat Martino、Mark Whitfield など多くのジャズギタリストを世に送り出してきています。

 

 ソウルフルな Mcduff のオルガンが縦横無尽に弾きまくり、このオルガンに合わせた Burrell のギターがツボにはまる。緩急をつけて聴かせる演奏にパーカッションが加わることでよりリズミカルになりグルーブ感が増してくる。テナーサックスの Harold Vick も所々に良い色を付けてくれて絶妙な楽しさですので、全曲レビューします。


 「Grease Monkey」McDuff らしいファンキーなソウル・ジャズで、Burrell のファンクなカッティングの録音も珍しいのではないでしょうか。別人みたいです。「The Breeze And I 」Ray Barretto のコンガを大きくフィーチャーし、Joe Dukes のシンバルが印象的な軽快なラテンナンバーです。コミカルなフレーズもあって楽しいナンバーです。「Nica's Dream」 ここまでリズミカルで楽しい騒がしい Nica's Dream はあまり聞いたことがないような気がします。「 Call It Stormy Monday」ブルースの定番ナンバーで当然ボーカルレスです。McDuff は、これでもかとオルガンを弾きまくり、Burrell もブルースマン顔負けのソロでもやるかと思ったら冷静に静かにソロをとり、McDuff の方が途中でまた熱いソロをとって煽ります。もう一回 Burrell のソロやらないかと思ったら終了で少々残念。「Love Walked In」ガーシュインのナンバーで、全員が伸び伸びと演奏しているます。McDuff は激しくうねるリズムをバックにアイデアを繰り出しメンバーがそれに呼応するチームワークが良い演奏です。「We'll Be Together Again」最後は 歌手 Frankie Laine とそのピアニスト、Carl Fischer が書いたソウルとなります。基本 McDuff の独奏状態のソロに、ドラムがハイハットだけ入れて Burrell が途中でメロディアスなギターを時折被せてくる。このような曲とパターンは Burrell は得意なパターンかと思います。バラードだけどハードボイルドな感じです。
 やっぱり一番の暴れん坊は Jack Mcduff だったよねと聞き返しながら思い出していき楽しかったです🎶

guitar : Kenny Burrell
organ : Jack McDuff
congas : Ray Barretto
drums : Joe Dukes
flute : Eric Dixon
tenor sax : Harold Vick

recorded by : Rudy Van Gelder
recoeded at Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey

1. Grease Monkey / Jack McDuff
2. The Breeze And I / Al Stillman, Ernesto Lecuona
3. Nica's Dream / Horace Silver
4. Call It Stormy Monday / T-Bone Walker
5. Love Walked In / George Gershwin
6. We'll Be Together Again / Carl Fischer, Frankie Laine




定年退職して延長をしないことにしたので、音楽以外のことをしばらく「ノージョブ定年 NoJobTeinen」と言う別ブログに書いてみることにしました。



  

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