2026年4月4日土曜日

The Allman Brothers Band ‎/ Hittin' The Note


 2003年に発売の The Allman Brothers Band 9年ぶりのスタジオアルバムです。Sanctuary Records バンド自身が経営する Peach Records の提携先の Sanctuary からの発売となっています。メンバーを変えながらThe Allman Brothers Band (1969) から34年間アルバムを出し続けてきましたが、この次の One Way Out (2004) でアルバムの発表は終了。最終的に2014年でバンドの活動は終了となっています。
 1989年から在籍し、1997年に一度バンドを脱退した Warren Haynes も復帰していて、アルバムの業績としては、Billboard 200では37位、全米トップ40入り。Firing Line は Billboard メインストリーム・ロック・チャートで37位、ドイツのアルバム・チャートで55位となっています。


 私の The Allman Brothers Band の入り口がこのアルバムで、札幌在住時に参加したバンドで、Firing Line が課題曲としていて、スライドを始めたのもこの曲からでした。
 バンドとしては、ブルースを核としながら、カントリー・ミュージックの影響と即興性の強いジャムバンド的なイメージが強いですが、本アルバムは、洗練された感じのアーバンなブルースでソウル色が強い感じがします。それでは再度聴きながら全曲レビューしていきます。
「 Firing Line」エッジの効いたギターリフから始まる曲で、バンドでやるためにスライドをコピーしたこともあり思い出の曲です。Derek Trucks 部分のソロのコピーは全く歯が立ちませんでしたが、最後のソロのツインギターも懐かしい。「High Cost Of Low Living」マイナーコードを基調としながらカラッとした曲調の展開も入れています。アメリカって感じがしますし、ソロの導入部分とかは Allman Brothers Band のお得意パターン。「Desdemona」泣きのギターがイントロのド・ブルース。ボーカルもカッコ良いですが、やっぱり Derek Trucks のソロの盛り上がりが圧巻で、Warren Haynes で熱さをさましてくれる対比も良い。「Woman Across The River」スタンダードでストレートなブルースで  Freddie King のカバーですが作曲者は Allen A. Jones, Bettye Crutcher。ベースラインはファンク系の細かいヤツですが基本変則技は使わずに正攻法ですので、そこが新鮮。「Old Before My Time」 オッアコギから始まりです。こんな曲あったっけかと思いながら聴いていると何かのメロディーラインが混じってる感じがします。Rolling Stones のAngie が近いような気がします。「Who To Believe」 ここらへんで、いつもの雰囲気に戻すかと思ったらそうでもありません。最初のギターソロの Warren Haynes はやっぱりロックっぽいですが、2発目の Derek Trucks は、やっぱりキレが良いです。彼のギターの音は人間の肉声に近いと何かの本で読んだことあります。「Maydell」ブギータイプのブルース・ロックで派手で良いです。「Rockin' Horse」純然たるブルースよりは、現代ロックよりで、Stevie Ray Vaughan タイプのサウンド見え隠れします。氏は 1990年8月27日 に亡くなっていることからアレンジに影響が出ていてもおかしくは無いはず。後半のリズムの、たたみかけ方は、アレですし、ボーカルの歌い方まで似てる気がします。「Heart Of Stone」ここで Rolling Stones のカバーです。Stones には印象的なリフの曲が多いですが割と普通な目だないタイプの曲で、なんでこの曲なのかと思わんでもありませんが、Stones よりも感情込めた演奏にはなっているので成功ではあります。「Instrumental Illness」セッション用につくったような曲で楽しい演奏です。各自好きに暴れてる感がとても好きです。「Old Friend」最後は渋いドブロのアコースティックなスライドのアドリブから始まり、男っぽいアコースティック・ブルースで、弾き語りはできるように覚えたい曲です。
 やっぱり、このアルバムはマニア過ぎずキャッチーな曲が多い手聴きやすいし、好きなアルバムであることを確認しました🎶


lead guitar, slide guitar, acoustic guitar, acoustic slide guitar, Lead Vocals, Backing vocals : Warren Haynes
lead guitar, slide guitar, acoustic slide guitar : Derek Trucks
organ, piano, clavinet, lead vocals : Gregg Allman
bass : Oteil Burbridge
drums : Butch Trucks, Jaimoe
congas, percussion : Marc Quinones

producer, mixed by : Warren Haynes
producer, mixed by, engineer : Michael Barbiero
recorded in December, 2001 & April, 2002

The album is dedicated to our godfather Tom Dowd
Recorded at Water Music, Hoboken, NJ

1. Firing Line / Gregg Allman, Warren Haynes
2. High Cost Of Low Living / Gregg Allman, Jeff Anders, Ron Burgin, Warren Haynes
3. Desdemona  / Gregg Allman, Warren Haynes
4. Woman Across The River / Allen A. Jones, Bettye Crutcher
5. Old Before My Time / Gregg Allman, Warren Haynes
6. Who To Believe / John Jaworowicz, Warren Haynes
7. Maydell / Johnny Neel,  Warren Haynes
8. Rockin' Horse / Allen Woody, Gregg Allman, Jack Pearson, Warren Haynes
9. Heart Of Stone / Jagger-Richards
10. Instrumental Illness / Oteil Burbridge, Warren Haynes
11. Old Friend / Chris Anderson, Warren Haynes


▶ Maydell


定年退職して延長をしないことにしたので、音楽以外のことをしばらく「ノージョブ定年 NoJobTeinen」と言う別ブログに書いてみることにしました。



  

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