経済新聞としてはアメリカ最大の発行部数を誇る月間経済新聞紙 ウォール・ストリート・ジャーナル の「史上最も人気のある100のロックバンド」で7位 。1971年にLinda Ronstadt のバックバンド編成のために1971年に集まり、同年の8月にバンド結成し1982年に解散しながらも、1994年に再結成し2023年ラストツアーを発表しながらも、2026年現在まだライブは続いています。eagles.com ここら辺になってくると商業的価値が高すぎて、バンドはなくならない。人類が滅亡するまで続くんだろうか?
と、今も存在しているバンドですが、やはりデビュー当時のアルバムや曲はいつまでも色あせない素晴らしい作品。当時購入はしなかったものの、たまには聴きたくなるのでデビューから6枚のアルバムが堪能できる、お買い得盤を購入しています。
Eagles (1972), Desperado (1973)は、カントリー強め、On The Border (1974)で、ロック寄りのサウンドへの舵切り、One Of These Nights (1975) では、ハード、ファンクネスなロックへと変化。本アルバムはより、大衆化したロックサウンドとなり、アメリカレコード協会(RIAA)によりアメリカで3番目に売れたアルバムとして認定されるヒットとなります。
ロック路線への変革をするためにプロデューサーを Bill Szymczyk に交代し、前作では基本バンド・メンバーによる曲作りとしたわけですが、本アルバムでは、曲作りが思うように進まず J D Souther に再度ヘルプを2曲頼み、Joe Vitale も1曲が作曲者として名を連ねています。(Jackson Browne は復帰せず)。バンドメンバーだけで作品を作る意地を見せてもらいたかったとは思いますが、これだけの大型バンドとなり毎年のアルバムリリースでは、楽曲作成が追いつかず、産みの苦しみは相当だったことと思われます。
タイトル曲は、名前が爽やかな印象を受けるホテルの名前ですが、実は歌詞の内容はオカルトで、ホテルカリフォルニアは一度チェックインしたら二度とはチェックアウトできない恐怖の館となっています。舞台は、カリフォルニアの砂漠エリアのハイウェイ。長時間の運転に疲れて、休むために立ち寄った小綺麗なホテルに幾日か滞在し、快適な日々を送っていたが、堕落した生活をする滞在客たちに嫌気が差してホテルを去ろうとしたものの、離れようにも離れられなくなった。プロットだけでは、一見オカルト?とも思えますが、ホテルを出ようとしたら警備員に We are programmed to receive. You can checkout any time you like, but you can never leave! と言われてしまうのが歌詞の締めくくり。客を受け入れるプログラムはあるが、立ち去るプログラムは無い。比喩的な表現化?やっぱりホラーでしょう。
これだけは知っていたので、アルバム全体もホラーな話しで統一されているのかと期待しましたが、各曲をみてもそれはなさそうです。ウェストコースト・ロック界の衰退、商業主義化したロック界、現代社会・都市社会の歪みへのアンチテーゼなどが、散りばめられています。ありがちな設定ではありますが、商業主義なロックへ舵取り、ドラッグ、セックスの常習化などが、この時の課題であったのは自分たちへの皮肉にもなっているような気がします。
なお、前作 One Of These Nights (1975) で、ギターの Bernie Leadon が脱退していて本作よりキーボードを中心としてギターも弾ける Joe Walsh がメンバーとなります。それでこの大ヒット作が生まれる訳ですから、まじめに音楽を追求していた Bernie Leadon には皮肉な結果となります。しかし自分が抜けることで商業ロックとして成功した結果は逆に言えば納得のいく脱退であったのかとも思えます。
いやいや、なかなか物語としても面白い。次は、毎年出し続けたアルバムも3年空いての The Long Run (1976) となります🎶
vocals, bass, guitarrón : Randy Meisner
vocals, drums, percussion : Don Henley
vocals, guitar, keyboards : Glenn Frey, Joe Walsh
vocals, guitar, slide guitar : Don Felder
producer, mixed by : Bill Szymczyk
recorded at Criteria Studios, Miami & the Record Plant, Los Angeles, March - October 1976.
1. Hotel California / Don Felder, Don Henley, Glenn Frey
lead vocals, percussion : Henley
guitar, soloist : Felder, Walsh
2. New Kid In Town / Don Henley, Glenn Frey, John David Souther
lead vocals : Frey
electric guitar : Felder
electric piano, organ : Walsh
guitarrón : Meisner
3. Life In The Fast Lane / Don Henley, Glenn Frey, Joe Walsh
lead vocals : Henley
lead guitar : Walsh
clavinet : Frey
4. Wasted Time / Don Henley, Glenn Frey
lead vocals : Henley
guitar : Felder
organ : Walsh
piano : Frey
5. Wasted Time (Reprise) / Don Henley, Glenn Frey, Jim Ed Norman
arranged by (strings), conductor : Jim Ed Norman
6. Victim Of Love / Don Felder, Don Henley, Glenn Frey, John David Souther
lead vocals : Henley
lead guitar : Felder
slide guitar : Walsh
7. Pretty Maids All In A Row / Joe Vitale, Joe Walsh
lead vocals, piano : Walsh
synthesizer : Frey, Walsh
8. Try And Love Again / Randy Meisner
lead vocals : Meisner
lead guitar : Frey
guitar (gretsch) : Walsh
9. The Last Resort / Don Henley, Glenn Frey
lead vocals : Henley
pedal steel guitar : Felder
synthesizer : Henley, Walsh





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