渡辺香津美と言えば、坂本龍一、矢野顕子、村上秀一との KYLYN BAND(キリンバンド)、YMO のワールド・ツアーのサポート、そしてあの有名な黄色いアルバム TO CHI KA、ジャコパストリアスと、マイクスターンの代役として共演 1983 Japan Tour などエレクトリックでバリバリのイメージがありますが、中年になられてからはアコースティック・ギターをメインにしたものも何枚か録音しています。
その渡辺香津美氏は、2024年2月27日、軽井沢の自宅で脳幹出血によって倒れ救急搬送されました。同年の12月17日に10月17日に自宅に戻って治療に専念していることを、谷川公子氏の note ギタリスト渡辺香津美の今〜その3 で報告されています。要介護認定5、右目の瞬き、左手の指先だけが、かすかに動く程度であるとのこと。今はどこまで良くなられているのかはわかりません。谷川公子氏の note はそこで止まってしまっているのですが、介護はかなり大変なことと思い、もうギターは弾かなくて良いので、回復された便りがどこかで見れれば嬉しいと願っております。
本作はアコースティックのみの、初の完全ソロパフォーマンスで2003年発、第一弾。「Ⅴ」まで確認していますが、私まだ全てを集めてはいません。クラシック、ジャズ、ビートルズ、オリジナル楽曲をギター1本で収録しています。録音は空間の音質にこだわり、 音響の素晴らしさで世界的に定評のある銀座王子ホールを使ってのホール録音 (2002年の 8/21,22) 同年11/11 ソニー・スタジオで収録されています。
出だしはバッハ、そしてビートルズ、マイルスと一音一音を大切に奏でるかと思いきや、がむしゃらにかき鳴らすなど多彩な曲目、奏法で、あらゆる分野のギター奏法が羅列されていてこの人に弾けないギターのジャンルは無いのか?と名人ぶりは目をみはるばかり。あらゆる角度でギターを見続けた人の音です。
ライナーノーツには、このアルバム作った渡辺香津美氏からのギターへの思い、このアルバムを我々に楽しんで聴いてもらいたい思いが込められた文章が添えられています。生でこの音を聴けることは、もうないかも知れませんが、その想いを想像しながら繰り返し聴いていこうと思います🎶🎸
producer : Kazumi Watanabe, Koko Tanikawa
1. PRELUDE FROM SUITE FOR UNACCOMPANIED CELLO NO 1 BWV1007
2. ACROSS THE UNIVERSE
3. Medley:DJANGO~MINOR SWING
4. WAVE B・A・C・H
5. PAVANE POUR UNE INFANTE DEFUNT
6. SAYONARA
7. PASSY HOME
8. TAMAGO NO JIKAN-for Takemitsu-
9. WALTZ FOR DEBBY
10. PAPER BLUES
11. MILESTONES
12. SE TU DELLA MIA MORTE
▶ SAYONARA

















