渡辺香津美と言えば、坂本龍一、矢野顕子、村上秀一との KYLYN BAND(キリンバンド)、YMO のワールド・ツアーのサポート、そしてあの有名な黄色いアルバム TO CHI KA、ジャコパストリアスと、マイクスターンの代役として共演 1983 Japan Tour などエレクトリックでバリバリのイメージがありますが、中年になられてからはアコースティック・ギターをメインにしたものも何枚か録音しています。
本作はアコースティックのみの初の完全ソロパフォーマンスの2003年発、第一弾。2021年現在では「Ⅴ」まで確認していますが、私まだ集めていません。クラシック、ジャズ、ビートルズ、オリジナル楽曲をギター1本で収録しています。録音は空間の音質にこだわり、 音響の素晴らしさで世界的に定評のある銀座王子ホールを使ってのホール録音 (2002年の 8/21,22) 同年11/11ソニー・スタジオとで収録されています。
出だしはバッハそしてビートルズ、マイルスと一音一音を大切に奏でるかと思いきや、がむしゃらにかき鳴らすなど多彩な曲目、奏法で、あらゆる分野のギター奏法が羅列されていてこの人に弾けないギターのジャンルは無いのか?と名人ぶりは目をみはるばかり。あらゆる角度でギターを見続けた人の音ですね。
1. PRELUDE FROM SUITE FOR UNACCOMPANIED CELLO NO 1 BWV1007
2. ACROSS THE UNIVERSE
3. Medley:DJANGO~MINOR SWING
4. WAVE B・A・C・H
5. PAVANE POUR UNE INFANTE DEFUNT
6. SAYONARA
7. PASSY HOME
8. TAMAGO NO JIKAN-for Takemitsu-
9. WALTZ FOR DEBBY
10. PAPER BLUES
11. MILESTONES
12. SE TU DELLA MIA MORTE
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