2026年6月25日木曜日

Chicago / Chicago Ⅱ


 1969年のデビューアルバムから26枚のアルバムを出し続けています。いつもどこかでChicago の曲が流れていたので、馴染みはあるもののアルバムを持っていなかったので、1969年から1979年までの10枚がワンボックスに入っていたコイツを、思わず購入してしまいました。ただ10年前なのか、20年前なのか、いつ購入かは全く記憶にありません。


年邦題原題
1969シカゴI (シカゴの軌跡)The Chicago Transit Authority
1970シカゴII (シカゴと23の誓い)Chicago
1971シカゴIIIChicago III
1972シカゴVChicago V
1973シカゴVI (遥かなる亜米利加)Chicago VI
1974シカゴVII (市俄古への長い道)Chicago VII
1975シカゴVIII (未だ見ぬアメリカ)Chicago VIII
1977シカゴX (カリブの旋風)Chicago X
1978シカゴXIChicago XI
1979ホット・ストリートHot Streets

 正式にはアルバム名にローマ数字表記はありません。1作目の正式なバンド名が Chicago Transit Authority だったので、ローマ数字がついていないようです。こちらは原盤 2LP の 23曲入りだから、邦題も「23の誓い」これはわかりやすいネーミングです。
 デビューも今回も 2LP は、レコード会社も相変わらず強気の製作ですが、この初期作品は、ベトナム反戦への思いが込められており制作費用よりもコンセプトを重視して作成されたものと思われます。アルバムの中心となるのは連作歌曲、サウンド面では組曲形式の楽曲やブラスアレンジがさらに発展しています。
 シングルでヒットしたのは「長い夜(25 Or 6 To 4)」で、深夜の「4時の25分前か26分前」に
Robert Lamm が真夜中に曲を書きながら、時計を見てそのままタイトルにした、という本人たちの証言があります。歌詞も「眠い中で曲作りに苦戦している自分」をそのまま描いたもので、当時は「ドラッグの暗号」である説があったようですが、メンバーは否定しているようです。コマーシャルなロックもあれば、それぞれにコンセプトを設定した器楽曲もあるこれだけの大作を年に1枚製作し続けているので、それは寝る暇も惜しんでいるのは間違いないですが、メンバーの間のコカインとアルコール乱用は深刻な状況だったようです。
 前作にもあった、ベトナム戦争が泥沼化し反戦運動が各地で勃発する、そんな若者の気持ちを代弁する曲が詰まった楽曲構成で、楽曲の邦題には日本のレコード会社が、アルバムの制作意図を組んでつけたものがつけられています。邦題にはセールスを意識し過ぎたものや、ムリムリつけたんじゃないかと思うものが多いですが、この邦題のつけ方は素晴らしいと思いますので、曲のクレジットに邦題も入れときます🎶

vocals, bass : Peter Cetera
vocals, guitar : Terry Kath
vocals, keyboards : Robert Lamm
drums : Daniel Seraphine
sax, flute, clarinet, vocals : Walter Parazaider
trombone : James Pankow
tumpet, vocals : Lee Loughnane

producer : James William Guercio
design  : John Berg
artwork : Nicholas Fasciano
photography by : Herb Greene

1. Movin' In = ぼくらは何処へ
2. The Road = ぼくらの道
3. Poem For The People = ぼくらの詩
4. In The Country = ぼくらの国
5. Wake Up Sunshine = 朝日よ輝け
【Ballet For A Girl In Buchannon (6-12)】
6. Make Me Smile = ぼくらに微笑みを
7. So Much To Say, So Much To Give = 言いたいことが沢山
8. Anxiety's Moment = 不安の日々
9. West Virgina Fantasies = ウエスト・ヴァージニアの幻想
10. Colour My World = ぼくらの世界をバラ色に
11. To Be Free = 今こそ自由を
12. Now More Than Ever = 愛は限りなく
13. Fancy Colours = 空想の色
14. 25 Or 6 To 4 = 長い夜
15. Prelude = 夜明けのプレリュード
16. A.M. Mourning = 朝の祈り
17. P.M. Mourning = 午後の祈り
18. Memories Of Love = 愛の記憶
【It Better End Soon (19-23) = 栄光への旅路】
19. 1st Movement = 第1楽章
20. 2nd Movement = 第2楽章
21. 3rd Movement = 第3楽章
22. 4th Movement = 第4楽章
23. Where Do We Go From Here = 約束の地へ
【Bonus Selections】
24. Make Me Smile (Single Version) = ぼくらに微笑みを
25. 25 Or 6 To 4 (Single Version) = 長い夜





定年退職して延長をしないことにしたので、音楽以外のことをしばらく「ノージョブ定年 NoJobTeinen」と言う別ブログに書いてみることにしました。



  

2026年6月24日水曜日

Chicago Transit Authoritiy


 1969年のデビューアルバムから26枚のアルバムを出し続けています。いつもどこかでChicago の曲が流れていたので、馴染みはあるもののアルバムを持っていなかったので、1969年から1979年までの10枚がワンボックスに入っていたコイツを、思わず購入してしまいました。ただ10年前なのか、20年前なのか、いつ購入かは全く記憶にありません。


年邦題原題
1969シカゴI (シカゴの軌跡)The Chicago Transit Authority
1970シカゴII (シカゴと23の誓い)Chicago
1971シカゴIIIChicago III
1972シカゴVChicago V
1973シカゴVI (遥かなる亜米利加)Chicago VI
1974シカゴVII (市俄古への長い道)Chicago VII
1975シカゴVIII (未だ見ぬアメリカ)Chicago VIII
1977シカゴX (カリブの旋風)Chicago X
1978シカゴXIChicago XI
1979ホット・ストリートHot Streets

 1枚目は1969年デビューアルバムで、原盤は 2LP の 12曲入り、レコード会社も最初から売れる確信があったのでしょう、初アルバムから強気です。当時はバンド名も「Chicago Transit Authoritiy」だったのでアルバム名とバンド名は同じだったようです。翌年に本物の Chicago Transit Authoritiy (シカゴ交通局) から苦情が入ってバンド名は Chicago に。市のほうからは苦情は無いようなのでバンド名はそのまま変更していません。他のバンドでは Boston, Kansas, Alabama, Nazareth とかありますが、地名は苦情などは無いようです。他に公共機関名では The Postal Service、ABBA(スウェーデンに同名の食品会社)、The B-52's(ボーイングB52ですね)Bauhaus(実際にドイツの美術学校)なんかがありましたが、こちらは大方交渉でなんとかなってるみたいです。
 サウンドは、ややソウル色が強めの管楽器を取り入れたブラス・ロックが主体となっていて、荒々しさが魅力のアルバムだと思います。全米アルバムチャートで17位を記録し、171週にわたってチャートインするロングセラーとなり、ダブル・プラチナに認定され、」2014年にはグラミーの殿堂(Grammy Hall of Fame)入りをしています。
  ヒット曲としては「Does Anybody Really Know What Time It Is?」(「時間に追われる現代社会の虚しさ」と「目の前にある大切なものに目を向けよう」的なメッセージ・ソング)それに「Beginnings」「Questions 67 and 68」「I'm a Man」などがありますが、ジミヘン愛を感じる「Poem 58」「Free Form Guitar」や「South California Purples」「Liberation」など、サウンド的にやりたいことやってやるぜ感に魅力を感じます。
 「Prologue, August 29, 1968」は、1968年8月にシカゴで起きた反ベトナム戦争デモと、警察暴動(流血の大惨事)の実際の現場音声、「Someday (August 29, 1968)」はおよびそれを告発するプロテストソングで、この時代のアメリカを象徴しています🎶

bass, lead and backing vocals : Peter Cetera
keyboards, lead and backing vocals : Robert Lamm
guitars, lead and backing vocals : Terry Kath
sax, tambourine, backing vocals : Walter Parazaider
drums, percussion : Daniel Seraphine
trombone, cowbell : James Pankow
trumpet, claves, backing vocals : Lee Loughnane

1. Introduction
2. Does Anybody Really Know What Time It Is?
3. Beginnings
4. Questions 67 And 68
5. Listen
6. Poem 58
7. Free Form Guitar
8. South California Purples
9. I'm A Man
10. Prologue, August 29, 1968
11. Someday (August 29, 1968)
12. Liberation



▶ Poem 58


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2026年6月23日火曜日

Dimension / Third Dimension


 1993年 1st「FIRST DIMENSION」をリリースしてから、今年2026年でもう35年を迎えようとしています。http://dimension-tokyo.jp/  1st は、ゲストミュージシャンに、斉藤ノブ氏、青木智仁氏、渡嘉敷祐一氏、菅沼孝三氏、江口信夫氏が参加し話題を振りまいていて、わたくし、その頃は関西に住んでいて、音楽より釣りにハマっていた時期でデビューを知ってはいましたが、フュージョンの新譜などは全く聴いてはいませんでした。このアルバムは再度雑多に音楽を聴き始めた札幌時代に、中古屋で見かけてなんとなく購入した記憶があります。


 ほぼ無知状態なので自分のためにも状況把握していきます。ドラムはデビュー以来固定していません。サックス 勝田一樹、ギター 増崎孝司、キーボード 小野塚晃 の三人で活動を続けてきたが、2020年で、小野塚晃氏が脱退し二人組での活動となる。
 本アルバムは、ドラムレスの3人でレコーディングしたアルバムで1994年のリリース(デビュー翌年ですからペース早すぎです) 打ち込み主体のサウンドで、クラブやライブハウスでの人気曲「Yellow Sunshine」を収録、楽曲のセンス、テクニックは群を抜けていて、この頃から近未来超絶技巧派集団なるキャッチーが使われ出す。このアルバムから作曲者が個人名ではなくDIMENSION名義になる。なるほど。

「Lost In A Maze」ギターがカッコよくてロック的で疾走感あります。サックスもキレキレだし、引き締まってタイトなドラムの音も良いし、この細かいキメが随所にある曲は日本人が好きなパターンなんではないでしょうか。
「Fly Into A Passion」速いシャッフルで、Brecker Brothers 的な響きも併せ持つ曲で、隙間なく音を散りばめて超絶技巧。
「Yellow Sunshine」アシッドジャズ+フュージョンでアーバンなって言葉が使いたくなる浜家優子の怪しいボイスが、魅力的な曲です。アーバンなって言葉を使いたくなる曲です。ジャケットのオレンジ色は黄色い太陽の軌跡に見えなくもないので、何か特別なメッセージ性があるのかと今回聴いていて思いました。


「Illusion」しっかり計算されたようなフレーズと展開パターンに、私はジャパニーズ・フュージョンを感じるのですよね。ボヨンとしたベース、細い音でブルースっぽい切れ技のギターソロも良い。
「Real Box」一時期GRPばっかり聴いてた頃があって、攻め方とかが Frank Gambale っぽいギターとは思いますが痛快です。でも何か日本っぽさをこの曲にも感じるのはサックスでしっかりと印象的なフレーズを作っているからでしょうか。
「6-Trip」Yellow Sunshineの アシッドジャズ に比較的近いパターンの曲で、バンドの多様性を感じます。
「Buster」あからさまな変拍子ですね。音がキラキラしてる感じがして大好きなパターンの一つです。そういえば今音源をもってないけど高校生の時プログレをラジオから録音しまくってた時期もあったなって思い出しました。Chick Corea も背後に感じます。
「Going Back」最初の音の広がり方で CASIOPEA を思い出しました。曲が進行すればもちろん違うんですが、これも日本っぽくて好感度。
「Rendezvous」ほのぼのサウンドで締めです。ライブだと中盤のヒートアップした後のクールダウンで登場するパターン。このサウンドには到達できないけど電子サックスの練習もしきゃ。

今は、好んで聴いている分野ではないんで、買い足しはあまり考えていないんですが、何か日本の誇らしさを感じるフュージョンサウンドがとても良かったです🎶


sax : Kazuki Katsuta 勝田一樹
guitar : Takashi Masuzaki 増崎孝司
keyboards : Akira Onozuka 小野塚晃
choir : Yuko Hamaya 浜家優子 (3)

produced by : Dimension
recorded at : Gardenia Studio

1. Lost In A Maze
2. Fly Into A Passion
3. Yellow Sunshine
4. Illusion
5. Real Box
6. 6-Trip
7. Buster
8. Going Back
9. Rendezvous



▶ Buster

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2026年6月22日月曜日

Miles Davis / Four & More Recorded Live in Concert

 

  1964年ニューヨークのリンカーン・センターのフィルハーモニック・ホールで行われたチャリティーコンサートの模様を収録したライブ盤です。このライブはバラードを「My Funny Valentine」に高速バップは「Four & More」に収録され「静」と「動」として対をなす傑作とされています。
この日の演奏の緊張感についての談話がライナーノーツに掲載されています。
【Miles 談】このコンサートは、NAACP(全米黒人地位向上協会)などの公民権運動団体の支援を目的としたベネフィット・コンサートで、Miles がメンバーにノーギャラでの出演を直前に伝えたため、怒りに満ちたメンバーが凄まじいテンションで演奏に臨んだ。
【Ron Carter】毎晩、うまくいくとは限らないので熱くならない夜はなかった。クールではいられなかったんだ。なにがあろうとも、緊張感と集中力をもって演奏していた。
【Herbie Hancock】女性の権利とかベトナム戦争、公民権運動、ゲイの権利といった人権問題をきっかけとして起こった急激な時代の変化が、自分たちの音楽も自然と影響され、常に新しい世界を切り開き、自分達で答えを出すことを望まれていたからだ。
と、親方は被害妄想気味ですが、労働者側は志が高かった発言をしています。昔のことは美化してしまった気もしますが、今日の労働はギャラなしと言ったら全員無言だったことかなと予想します。


 また、ライナーノーツにロン・カーターへの後インタビューが書いてあります。
「Four & More」は数か月オフの後の公演でリハーサルは無し。5千~1万のレパートリーの中から出来上がっていたセット・リストに従って15~20曲を毎晩演奏した。この録音の日と同じセット・リストでその前の晩も同じ曲を演奏していたので曲がどんどん発展していった。
 レパートリーが5千~1万って、覚えているんだとすれば「記憶力がバグってる」と思ったら、George Coleman のインタビューでは「ライブでは譜面を前に演奏した」と書いてありました。でも、それだけの譜面管理は大変なこと。

「So What」速さの話になってしまいますが確かに早い。同じMiles 録音で Kind Of Blue (1959)  では亀のようで曲が全く違うように聴こえます。同年10月のドイツのライブ Tourin' 1964 では、当たり前ですが同様の高速バージョンです。たぶんこの録音以降で他のミュージシャンでも So What の高速演奏が出てきたようにも見受けられます。速ければければいいってもんでは無いとは思いますが、速ければスリリングにはなります。
「Walkin'」こちらもオリジナルは歩く速さだったのですがジョギングを通り越して短距離走ぐらいのイメージなので曲が違って聞こえます。ドラムソロはさすがにテンポ無視ですが、終われば George Coleman が直ぐに走り始める感じです。
「Joshua」Miles のアルバム Seven Steps To Heaven (1963) でこのメンバーで初収録、また同年10月のドイツのライブ Tourin' 1964 でもこのメンバーで演奏されています。もともとが速いテンポのスイングですが、最速は本作 Four & More で一番、緊張感があってスリリングですが Tourin' 1964 の方が、数々の演奏をしてこなれてきた感じがします。
「Go-Go (Theme And Announcement)」
「Four」Miles のアルバム Blue Haze (1954) が初録音で、当然このアルバムで高速にチューンナップされていますが、原曲の良さが一番高速で演奏することで引き立てられた曲であるように思います。親分のマイルスの先頭を切ったソロも最初からハイトーンかまして気合が入ってる感じがします。そういえばタイトルも Four & More ですから、解説は見当たりませんが、この曲から始まり続いているみたいな意味合いもあるんでしょうか。
「There Is No Greater Love」超高速ではない唯一のスタンダード曲で、今回聴き比べもしながら、緊張感を持って聴いてきたので、これが流れてホッしました。
「Go-Go (Theme And Announcement)」

 前回、聴いたときは18歳の Tony Williams に焦点を合わせて聴いていました。テクニックと迫力でバスドラのドコドコ言わせつつの繊細なシンバルワークで、高速リズムキープをしていたかと思えば、瞬間で自在にテンポを変えてメンバーに伝えていく仕事っぷりは痛快です。また、George Coleman のストレートな演奏スタイルもこのスリリングさを引き立てていると感じます。今回は速度に焦点を合わせて聴いたのですが、その意味では Ron Carter が一番の体力勝負かと思います。お疲れ様です。
  時代が変わると高速バップをものともしない超人ミュージシャンは続々と現れてきていますが、その源流はこのアルバムにもあるかもしれないですね🎶

trumpet : Miles Davis
piano : Herbie Hancock
bass : Ron Carter
drums : Tony Williams
tenor sax : George Coleman

producer : Teo Macero

recorded live in concert at the Philharmonic Hall of Lincoln Center for the Performing Arts in New York City on February 12, 1964.

1. So What / Miles Davis
2. Walkin' / Richard Carpenter
3. Joshua / Victor Feldman
4. Go-Go (Theme And Announcement)
5. Four / Miles Davis
6. Seven Steps To Heaven / Miles Davis, Victor Feldman
7. There Is No Greater Love / Isham Jones, Victor Feldman
8. Go-Go (Theme And Announcement)

▶ So What

▶ Four


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2026年6月20日土曜日

Josh Dion Band / Anthems For The Long Distance


 新宿のタワレコが未だ大きかった頃、試聴コーナーに見知らぬバンドがあるので聞いてみると「疾走感」「開放感」「古き良きアメリカン・ルーツ・ロック」にガツンとやられ、直ぐに「買いだ!」と購入させていただいた一枚です。購入した後で youTube を見たら、リーダーのJosh Dion のドラムの叩き方が、独特でエネルギッシュで、これもかなり印象。
 愛聴盤になったので、いきつけの音楽好きの集う「おでんバー」に持って行ってかけていたら、普段は流行りのポップス・ロックとかしか聴かない方に、かなり気に入っていただいてジャケットの写真を撮影して帰られて、後日購入されたとのことでなにより。


 Josh Dion は、ドラマーでリーダー、そしてソング・ライティングもこなします。ルーツロックだけでなくポップス的な要素がじんわりにじみ出ているところが素晴らしい。新しいロックに興味が薄れている私の心にも響きました。

「Makin My Livin」楽曲が何より素晴らしいのですが、サザンロックなイントロのギターから始まり、これをモチーフにしたシングルノートが繰り返されるところが頭にこびりつきます。シャッフル気味のビートに、ゆったりとしたギター、サビになると一緒に叫びたくなります。
「Line Em Up」小刻みなビートで力いっぱいのボーカル。小さなライブハウスが似合いそうな曲です。乾いたギターの音も素敵です。
「Walkin On Stilts」郷愁漂うノスタルジックなメロディーとシンプルな楽曲構成で心がやられます。わたくしロックバンドって基本的にギターを中心としたリフが好きな曲の方が多くて、楽曲に心が動かされる方が少ないんですよね。何回聴いても良いです。好きです。
「Porch」次の曲 Feel のイントロとして、アコースティックギターで14秒。
「Feel」本編はバンドサウンドで迫ってきます。基本同じフレーズを延々と繰り返しながら、少しずつパターン変えてくパターンが多いですが、たまに来るサビの後の大爆発に焦点をおいてるみたいです。くるぞくるぞって思っててキターって喜んじゃうヤツです。
「Pilot」バラードではないけど、しっとりめの曲です。サビ無しの同じコード進行の繰り返しで聴かせちゃう外国にありがちなヤツです。
「Heartache」ちょっぴり切なさを感じる歌で、じわじわしながらサビで爆発のパターンですが、爆発の仕方を変えてきました。曲作りも上手いです。
「Hold Fast」これも懐かしさ、せつなさがある歌で、このパターンのメロディーが、私は好きなのかも知れません。この曲は爆発しません。
「Take The Time」カラッとしたギターのイントロ、話しかけるような歌と曲メロ、小節と小節の隙間を埋めるように、たたみこむ曲作りが良いです。
「As We」ディズニー映画で使われるような曲で Josh Dion のソングライティング能力の高さを、最後にまた実感します。


 このバンドを聴いていると、とにかくバンドって素晴らしい。仲間と音楽をやれると楽しいんだぜ。なんてことが感じられます。こんなサウンドが出せるバンド作れるんだったらロックバンドも、もう一回やってもいいかなって気になります🎶


drums, lead vocals : Josh Dion
lead vocals : Sara Versprille
piano, keyboards, vocals : Pat Firth
guitar, vocals : Daniel Hindman
bass, vocals : Brian Killeen

recorded by Justin Colletti at Monsterland Studios in Brooklyn, NY Tranks (1-9)
recorded and mixed by Peter Denenberg at Acme Studios in Mamaroneck,NY(10)

1. Makin My Livin
2. Line Em Up
3. Walkin On Stilts
4. Porch
5. Feel
6. Pilot
7. Heartache
8. Hold Fast
9. Take The Time
10. As We




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2026年6月19日金曜日

Akiko Moriyako / The Vibes


 これは札幌時代に懇意にしていたお店「Soul&Spice」のマスターからの頂きものです。マスターは私と同い年のギター弾き、ソウル、ロック系のレコードが店に多数在庫あり忙しくなければ、リクエストにも応えていただけます。札幌時代近くに住んでいたので、多ければ週3回はここで飲んでました。札幌に出張の際は必ずよるようにしていましたが、仕事で行くと夜が自由にならないことも多いので、ここ数年ご無沙汰したまま会社を引退してしまいました。自腹の北海道は旅費がきついし、今はインバウンドでホテル代もバカ高いし少し落ち着いてからゆっくり行きたいです。住所は北4西11ですので、札幌にお越しの際は「Soul&Spice」へ是非どうぞ。札幌名物はメニューになく一応イタリアンなのでピザとか旨いんですが、私はいつもサラダとつまみ一品と、たくさんのお酒でした。


 さて、この Akiko Moriyako さん、札幌生まれのマスターのご近所さんで知りあいのようですが、私は面識はございません。「結構、レゲエとかで有名な人みたいだよ」とのことで調べてみると、なるほどワールドワイドな方で なんと Maxi PriestとLivingstone Brown が全面プロデュースでした。ライナーノーツに思い出アルバムのように写真が掲載されているのが、何やら不思議な感じです。


 もらった時に聞いたら、「全くレゲエではなくジャズ・ニューエイジ・アンビエント系」の感想を抱いていましたがなんでだろう。今聴くとかなりレゲエの国っぽいリズムの感じありで、ポップなとこもあり Maxi Priest プロデュース感あります。あの時はファンクとブルースしか聞いてなかったんで、私の頭と耳の構造が今と違っていたようです。凄く好きなわけでは無いですが、これはこれで有りな音楽です🎶

1. Sublime
2. Groovin' In The Midnight  
3. Sure Fire Love 
4. Wild World  
5. Space In My Heart: Prelude
6. Space In My Heart  
7. The One
8. House Call
9. Just A Little Bit Longer
10. God Watches Over Us
11. Love Somebody For Life
12. Set The Night To Music
13. Full Hundred
14. Ain't It Enough
15. Close To You


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2026年6月17日水曜日

Wes Montgomery / Eight Classic Albums


 Real Gone Jazz Collection 4枚のCDに8枚のアルバムが収められているお買い得シリーズです。ジャズ・ギタリストを聴いてこなかったので、周囲のジャズ・ファンと会話を成立させるために、とりあえずウェスとバレルは聞かねばなるまいと購入したシリーズになります。この頃はお買い得だとばかりに飛びついたのですが、だんだんと音源が増えていくにつれて、ジャケット写真も含めてアルバム単体で購入していった方が、聴いた満足感があることにも気づいてきました。曲だけを聴いて楽しむスタイルだったのですが、アルバムを通して聴きながら、全体の構成を含めて聴くとか、作成にまつわることをライナーノーツを読みながら聞いたり、時代背景を調べながら、このアルバムは、ああだ、こうだ、と考えるのも意外と楽しいことに気づいたので、区切りなく音源が収録されているお買い得アルバムシリーズは、意外に満足感が低いことを思い知らされています。
 愛着がなければ繰り返し聴くことが少ないという弱点もあります。また、このアルバムを購入してからすぐに The Incredible Jazz Guitar を購入して、見事にダブりが発生していますが、それは気にしていたらマニアは続けられません。
 それから弱点がもう一点。1枚のディスクに1時間15分程度の録音が入っているため、全てを聴き始めて聴き終わるまでに6時間程度はかかりますので、やはり音源のコレクションとしては合格ですが、聴いて楽しむには、かなりの忍耐力を必要とすることも難点です。
 一方良いところですが、本でも読みながらぶっ続けで、流しながら聴いていると、ギターの音質が変わったり、バンド編成が変わったことに、ふと気づき、どれどれと詳細を確認する聴き方ができます。また他のアルバムを買い集めて気づいたんですが、レコード会社のセールス目的で安易に量産されたと思われる、イージーリスニング系の録音が自分の好みではないのですが、これが意外と多いので、そんなことはないのか確かめることができます。
 弱点の3点目ですが、詳細を見ていたら Fingerpickin' は元アルバムより最後の3曲が収録されていないようです。亡くなった母がよく言っていた「安物買いの銭失い」という格言を思いだします。いつか Fingerpickin' も単体で購入はしときたいです。 
 されど、お買い得シリーズなんでしょうがない。Wes をこれから集める気が無い人には勉強のために最適なアルバムです。6時間聴き続けるのはしんどいので、斜めに聴いて気になる良質録音を探してみます🎶🎸

アルバム名 (録音年)参加ミュージシャン (Personnel)
FINGERPICKIN’ (1957)Wes Montgomery (guitar), Freddie Hubbard (trumpet), Waymon Atkinson (saxophone), Pookie Johnson (saxophone), Buddy Montgomery (vibraphone), Joe Bradley (piano), Monk Montgomery (bass), Paul Parker (drums)
THE WES MONTGOMERY TRIO (1959)Wes Montgomery (guitar), Melvin Rhyne (organ), Paul Parker (drums)
THE INCREDIBLE JAZZ GUITAR OF WES MONTGOMERY (1960)Wes Montgomery (electric guitar), Tommy Flanagan (piano), Percy Heath (bass), Albert Heath (drums)
WEST COAST BLUES (with HAROLD LAND) (1960)Harold Land (tenor saxophone), Wes Montgomery (guitar), Joe Gordon (trumpet), Barry Harris (piano), Sam Jones (double bass), Louis Hayes (drums)
MOVIN’ ALONG (1960)Wes Montgomery (guitar, bass guitar), Sam Jones (bass), Louis Hayes (drums), James Clay (flute, tenor sax), Victor Feldman (piano)
GROOVE YARD (MONTGOMERY BROTHERS) (1961)Wes Montgomery (guitar), Buddy Montgomery (piano), Monk Montgomery (double bass), Bobby Thomas (drums)
SO MUCH GUITAR (1961)Wes Montgomery (guitar), Ron Carter (bass), Lex Humphries (drums), Ray Barretto (conga), Hank Jones (piano)
GEORGE SHEARING & THE MONTGOMERY BROTHERS (1961)George Shearing (piano), Buddy Montgomery (vibraphone), Wes Montgomery (guitar), Walter Perkins (drums), Monk Montgomery (bass), Armando Peraza (bongos, conga), Ricardo Chimelis (bongos, conga, timbales)

●DISC 1
【Fingerpickin'】1957
1. Sound Carrier
2. Bud's Beaux Arts
3. Bock To Bock (Back To Back)
4. Billies Bounce
5. Lois Ann
6. All The Things You Are
7. Fingerpickin'
【The Wes Montgomery Trio】1959
8. Round Midnight
9. Yesterday's
10. The End Of A Love Affair
11. Whisper Not
12. Ecaroh
13. Satin Doll
14. Missle Blues
15. Too Late Now
16. Jingles

●DISC2
【The Incredible Jazz Guitar】 
1. Airegin
2. D-Natural Blues
3. Polka Dots And Moonbeams
4. Four On Six
5. West Coast Blues
6. In Your Own Sweet Way
7. Mister Walker
8. Gone With The Wind
【West Coast Blues (With Harold Land)】
9. Ursula
10. Klactoveedsedstene
11. Don't Explain
12. Terrain
13. Compulsion

●DISC3
【Movin' Along】
1. Movin' Along
2. Tune Up
3. I Don't Stand A Ghost Of Chance With You
4. Sandu
5. Body & Soul
6. So Do It!
7. Says You
【Groove Yard (Montgomery Brothers)】
8. Bock To Bock (Back To Back)
9. Groove Yard
10. If I Should Loose You
11. Delirium
12. Just For Now
13. Doujie
14. Heart Strings
15. Remember

●DISC4
【So Much Guitar】
1. Twisted Blues
2. Cotton Tail
3. I Wish I Knew
4. I'm Just Lucky So-And-So
5. Repetition
6. Somethin' Like Bags
7. While We're Young
8. One For My Baby (And One For The Road)
【George Shearing & The Montgomery Brothers】
9. Love Walked In
10. Love For Sale
11. No Hard Feelings
12. Enchanted
13. Stranger In Paradise
14. The Lamp Is Low
15. Double Deal
16. And Then I Wrote
17. Darn That Dream
18. Lois Ann
19. Mambo In Chimes



▶ Sandu

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