2022年1月4日火曜日

Josh Dion Band / Anthems For The Long Distance


 タワレコで試聴していたら、見知らぬバンドがあるので聞いてみると「疾走感」「開放感」「古き良きアメリカン・ルーツ・ロック」にガツンとやられ、直ぐに「買いだ!」と購入させていただいた一枚です。購入した後で youTube を見たら、リーダーのJosh Dion (ジョッシュ・ディオン) のドラムの叩き方が独特でエネルギッシュで、これもかなり印象に残りました。


 Josh Dion (ジョッシュ・ディオン)は、ドラマーでリーダー、そしてソング・ライティングもこなします。ルーツロックだけでなくポップス的な要素がじんわりにじみ出ているところが素晴らしく、最近この手のバンドに興味が薄れている私の心にも響きました。
 サザンロックな Makin My Livin は、楽曲も優れていますが、印象的なイントロのギターから始まり、これをモチーフにしたシングルノートのリフとして曲全体に使われているところにバンドって良いなあって感じの音作りになっていて大好きです。次の推しは3曲目の Walkin On Stilts で郷愁漂うノスタルジックなメロディーとシンプルな楽曲構成が好感。Feel もアップテンポで跳ねるようなポップさがにじみ出るロック。Hold Fast は、繊細な音で楽曲が構成されていてホッとさせられる。Take The Time はカラッとしたギターのイントロ、話しかけるような曲メロで良い。
 ちょっぴり切なさを感じ、繊細に音をメンバーが埋めていって、ジワジワと貯めてから感情を盛り上げるアレンジで時にシャウトしながらパワフル。
 このバンドを聴いていると、とにかくバンドって素晴らしい。仲間と音楽をやれると楽しいんだぜ。なんてことが感じられます。ロックバンドも、もう一回やってもいいかなって気になります🎵


drums, lead vocals : Josh Dion
lead vocals : Sara Versprille
piano, keyboards, vocals : Pat Firth
guitar, vocals : Daniel Hindman
bass, vocals : Brian Killeen

recorded by Justin Colletti at Monsterland Studios in Brooklyn, NY
Tranks (1-9)
recorded and mixed by Peter Denenberg at Acme Studios in Mamaroneck,NY(10)

1. Makin My Livin
2. Line Em Up
3. Walkin On Stilts
4. Porch
5. Feel
6. Pilot
7. Heartache
8. Hold Fast
9. Take The Time
10. As We




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