Disc Unionの中古を見ていて、ふと足が止まりました
ビリー・コブハムってドラマーなのは覚えているし
若い頃に聞いたことはあるけど、どんなのやってたのか?
ミュージシャンの名前がすっと出てこないし老化が進んでおります
そこで2枚購入したうちで、先に聞くのはこっちのスペクトラム
帯にはプログレ・ジャズ・ロックって書いてあります
もう一枚はファンキー・サイド・オブ・システム
こっちはおそらくジャズ・ファンクに近そうな気がします
ビリー・コブハムってジャズ屋だと思ってたんですが
聴いてみると確かにバリバリにエレクトリックなプログレです
ハードロックからは、ディープ・パープル加入前のトミー・ボーリンが参加
ハードロックよりも、こっち路線が良かったんでは無いかと思い
マハヴィシュヌ、ソフトマシーン、フランク・ザッパなどが流行った時代を感じます
ロン・カーターも5曲目参加ですがエレクトリックなサウンドには
あまり合わずもったいない人選でしたね
「Quadrant 4」はハードなジャズ・ロックでワウを効かせたギター
「2a Searching For The Right Door」は1分半のドラムソロから始まり
「2b Spectrum」のフルート、サックス、エレピを活かしたフュージョンにつながる
「3a Anxiety」も2と似たような楽曲構造で
トミー・ボーリンとヤン・ハマーのソロ対決が昔っぽくて良いです
他5. 6.ともヤン・ハマーのソロから始まるものの同じ構造です
のようにこの時代の匂いを感じるジャズ・ロックとフュージョンで
テクニックとソロ重視の楽曲づくりなど
ジャズとロックのフュージョンした音楽史を感じて非常に興味深い
また時代を風靡したヤン・ハマーのmoogがたっぷり
今どうされているのか調べてみたら2007年でサントラ作ってから
2018年に録音してからは作品なし
2020年現在74歳とのこと
それにしてもマニアには、たまらんやつですなこれは
1. Quadrant 4
electric bass : Lee Sklar
electric piano, piano, synthesizer : Jan Hammer
guitar : Tommy Bolin
percussion : Billy Cobham
2a. Searching For The Right Door
drums : Billy Cobham
2b. Spectrum
congas : Ray Barretto
double bass : Ron Carter
electric piano, synthesizer : Jan Hammer
flugelhorn : Jimmy Owens
flute, soprano sax : Joe Farrell
percussion : Billy Cobham
3a. Anxiety
drums : Billy Cobham
3b. Taurian Matador
electric bass : Lee Sklar
electric piano, piano, synthesizer : Jan Hammer
guitar : Tommy Bolin
percussion : Billy Cobham
4. Stratus
electric bass : Lee Sklar
electric piano, piano, synthesizer : Jan Hammer
guitar : Tommy Bolin
percussion : Billy Cobham
5a. To The Women In My Life
piano : Jan Hammer
5b. Le Lis
alto sax : Joe Farrell
congas : Ray Barretto
double bass : Ron Carter
electric piano, synthesizer : Jan Hammer
flugelhorn, trumpet : Jimmy Owens
guitar : John Tropea
percussion : Billy Cobham
6a. Snoopy's Search
synthesizer : Jan Hammer
6b. Red Baron
electric bass : Lee Sklar
electric piano, piano, synthesizer : Jan Hammer
guitar : Tommy Bolin
percussion : Billy Cobham
Stratus
VIDEO
Red Baron
VIDEO
Searching For The Right Door
VIDEO
全世界の音楽を聴きつくすことはできない