2026年5月20日水曜日

Yousuke Onuma Takana Miyako Double Rainbow / Voyage


 小沼ようすけ氏は、何枚もアルバムを持っているのですが、ピアニストの 宮本貴奈 については、知識は皆無なのでググって見ました。「かわさきジャズ」というジャズイベントのサイトで発見しましたので、そのまま掲載します。
国際的に活躍するピアニスト・作編曲家。茨城県結城市出身。米英に20年在住(ボストン、NY、アトランタ、ロンドン)約30カ国で演奏。物語が見えるようなサウンドで、ジャズ、ポップス、オーケストラから弾き語りまで幅広く活躍、繊細かつダイナミックで多彩なピアノスタイルは『一人オーケストラ』とも呼ばれている。バークリー音大&ジョージア州立大修士卒。1998年NYで活動開始、エドマンジャズピアノ大会で全米優勝、参加作が2001年米グラミー2部門ノミネート。2年連続「アトランタベストジャズ」「ジョージア州で最も影響力のある女性」他受賞多数。グラミー受賞のカーク・ウェイラム(Sax)との共作アルバムは、全米ビルボードジャズ5位。
2013年【On My Way】で日本デビュー。ジャンルを超えたアーティスト達との共演やアレンジ・プロデュースの他、オーケストラ編曲、NHK【日本の話芸】、映画【種まく旅人】他音楽担当。国立音大講師。 2020年【ワンダフル・ワールド】発表、ボーカルも初収録。ミュージックペンクラブ音楽賞の全ポピュラー部門にて、最優秀作品賞受賞。2023年4月より、ミューザ川崎シンフォニーホールのホールアドバイザー(ジャズ部門)就任。https://www.takana.net/
知らない方のために小沼氏も掲載しときます。
2001年にSONY MUSICよりデビュー。以来、11枚のリーダー作品を発表。2010年以降は『Jam Ka』等、フレンチ・カリビアンのミュージシャン達との作品を次々と発表。2016年、Flyway LABELを設立しパリ録音の「Jam Ka Deux」を発表。これを機にパリやミュンヘンのジャズクラブ、更にMartinique Jazz festivalに出演する。2019年にはJam Ka Deuxツアー直後のスタジオ・セッションを収録したアルバム『Jam Ka 2.5』を発表。グォッカの本拠地Guadeloupeで行われた"Festival Eritaj"に出演するなど、ジャズをベースに様々な国を旅して得た影響、経験を採り入れながら、世界を音で繋ぐ創作活動を続ける。http://yosukeonuma.com
 この二人がデュオを組んで、希望をイメージさせる虹が二重に重なるダブル・レインボウは、稀にしか出現しないため、見た人が幸せになるという言い伝えがある「二重虹」のこと。ゆったりとしたピアノ、ギターでの絶妙なハーモニー、聴いていると清々しい気持ちになり、丁寧に音を紡いでいるがよくわかるアルバムです。

「Rainbow」宮本氏が作曲の、お箏奏者のアルバム・プロデュースをさせてしたときに書いた和風の5音階の曲。日本の風景に吹き抜ける風を連想させ、小沼氏がアコースティック・ギターをピンピンと弾くと琴のように聴こえます。しかし楽曲の全体はコンテンポラリーで静かに発信しながら後半への景色の転換が見事。
「 Flyway」フライウェイとは、鳥類の渡りのルート。鳥の空路を人生に重ね、道中起こるだろうハプニングを含めて小沼氏が書いた曲。イントロ導入部のギターの小沼氏の気持ちがこもったギターで惹き込まれ、ピアノが加わってからのギターの一音一音の繊細な響きに聴きいり、中盤からの宮本のピアノで広がる世界観が広がり、この曲にも何か寒い日の風景を思わせる和を感じます。
「After The Morning」抒情的なメロディーが印象的で、テーマに戻ってくるたびに、また会えた感があります。作曲者の John Hicks はピアニストですが、小沼氏のセミアコ・ギターがこの曲を深め宮本氏が背景を彩っています。非常に好感。
「Suffering」選曲は宮本氏とのことで、主役はピアノ。フラメンコ的な風合いで小沼が伴奏を楽しんでいることがわかるナイス選曲。
「Pent Up House」内省的な曲で幕開けしたので、重いアルバムなのかと思っていたら、ここでシンプルにスイングで、二人ともよく歌っているのが楽しくて、なんかホッとします。
「My One And Only Love」小沼氏のギター教則本で練習していたら、何かすごく気に入ってしまった曲です。メロディーを学び、それを基に和音を構築するアレンジを段階を踏んで、わかりやすく練習曲に反映されていたことを思い出します。
「Ice Candle」小沼氏が、帯広に行ったときの「氷祭り」のイメージのループに音をのせた小曲です。小沼氏の関わるアルバムでは珍しいパターンのような気がしますが、動画では初期にループのような展開の曲は、他にもありました。
「For Fukushima」2011年3月11日に東日本大震災に思いを馳せた楽曲で、小沼氏の好きなサーフィン、海の映像に合わせて制作「エンディング・コードが未解決なままなのも、現状を反映させたものです」とのこと。
「Sunshine Days」 林弘樹監督作品「ふるさとがえり」のために、宮本が書いたメインテーマ曲。岐阜県恵那市に行って書いた曲とのこと。栗だけでつくった「栗きんとん」「五平餅」「朴葉みそ」とかが美味しいですよね。
「Over The Rainbow」誰もが小さいうちから聴いて心に残っているメロディーで、シンプルにスイングセッション。 Double Rainbow のコンビ名に相応しいラストです。


地味だけど浸みるアルバムです🎶

acoustic guitar, electric guitar : Yosuke Onuma  小沼ようすけ
piano : Takana Miyamoto 宮本貴奈

produced by Yosuke Onuma, Takana Miyamoto & Haruo Mita
recorded & mixed by Shinya Uno (oasis studio home) at oasis studio home, Tokyo (July 5,6,8, 2013) 

1. Rainbow / Takana Miyamoto
2. Flyway / Yosuke Onuma
3. After The Morning / John Hicks
4. Suffering / Lars Danielsson
5. Pent Up House / Sonny Rollins
6. My One And Only Love / Robert Mellin, Guy Wood
7. Ice Candle / Yosuke Onuma
8. For Fukushima / Yosuke Onuma
9. Sunshine Days / Takana Miyamoto
10. Over The Rainbow / Edger Yip Harburg, Harold Arlen


▶ Rainbow


定年退職して延長をしないことにしたので、音楽以外のことをしばらく「ノージョブ定年 NoJobTeinen」と言う別ブログに書いてみることにしました。



  

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