ヴァーヴからコロンビアへ移籍して第一弾、1971年発
エレクトリック・ピアノを取り入れた賛否両論の作品
エバンスのアコースティックの響きが好きな人には許せないようですね
(そりゃそうだ)
そんなことよりも、このアルバムの清潔感、緊張感、臨場感が好きです
20代のエディ・ゴメズのベース、マーティー・モレルのドラミングも
エバンスのピアノをしっかり活かしていてが素晴らしい
アコピとエレピでの表情の切り替えも私には面白く感じます
十八番「Waltz For Debby」もエレピでのソロが入ると
静かでクールな表情に変わり最後にアコースティックで
ダイナミクスを活かして暴れる
色々な録音がありますが、これも凝ったアレンジかなと思います
エレピと言えば他にToots Thielemansと競演の「Affinity」
1979年発もあり、リバーブがかかり過ぎたエレピが気になりましたが
作品自体は私はそれも嫌いではありません
piano (Steinway), electric piano (Fender-Rhodes) : Bill Evans
bass : Eddie Gomez
drums : Marty Morell
1. Funkallero
2. The Two Lonely People
3. Sugar Plum
4. Waltz For Debby
5. T.T.T. (Twelve Tone Tune)
6. Re: Person I Knew
7. Comrade Conrad
8. Waltz For Debby (alternate)
9. Re: Person I Knew (alternate)
10. Funkallero (alternate)
Funkallero
Waltz For Debby
Comrade Conrad