マイルス・ファンではないはずだったんですが
気が付けば所有CDの数は
マイルスが一番多くなってきていることに
薄々感づいてはいたんですが、改めて見てダントツで多いかったです
まあ録音の数が普通じゃないんで、買いだしたらキリがない
基本的にはエレクトリックになる前のクール・ジャズ、ハード・バップ、
モード・ジャズを変遷する1968年以前のマイルスが好きではあるんですが
それ以降も怖いもの見たさに、これからも聴くのかと思います
という訳で、このアルバム1972年のアルバム
当然エレクトリック・マイルスによる変則ファンクですが
エレクトリックではやはり「Bitches Brew」に圧倒されます
ライナー・ノーツによると「On The Corner」は
エレクトリックにファンク要素を取り入れた作品で
発売当時評論家から「延々と繰り返されるただの退屈なのでは?」
と、こき下ろされた問題作らしいです
そもそもここら辺の時代のファンクは延々と同じフレーズを繰り返し
内から盛り上がってくるモヤモヤを爆発させるパターン
ジャズ至上主義のファンクに偏見のある評論家だったんでしょう
以降マイルスに続け、もっと進化しろ!と
数多くの問題作が出てきていることを思うと
世の中に影響を与える素晴らしい作品であったんですね
trumpet : Miles Davis
electric piano, organ, piano, synthesizer : Herbie Hancock
electric piano, organ, synthesizer : Harold Williams
electric piano, piano, synthesizer : Chick Corea
electric piano, synthesizer : Harold "Ivory" Williams
guitar : David Creamer, John McLaughlin
sitar : Collin Walcott
electric bass : Michael Henderson
drums : Jack DeJohnette
drums, percussion, cowbell : Billy Hart
congas, shaker : Don Alias
tabla : Badal Roy
percussion, bells : Mtume
soprano sax : David Liebman (1-2)
soprano sax, tenor sax : Carlos Garnett (3-4)
bass clarinet : Bennie Maupin
cello : Paul Buckmaster
1. On The Corner/ New York Girl
/Thinkin' One Thing And Doin' Another /Vote For Mile
2. Black Satin
3. One And One
4. Helen Butte/ Mr. Freedom
On the Corner
One And One
Black Satin
0 件のコメント:
コメントを投稿