1970年Atlanticから発売でR&B2位・POP17位でした。10曲中9曲がカバー曲のアルバムです。廉価版の5枚組CDでアレサの軌跡を勉強しているような感覚ですが、今度はカバーアルバムと趣向を変えてきましたか。なるほど。この1962年から76年までの十数年は1年に2枚以上のハイペースでアルバムを出し続けています。
ロックのカバーも多いですが、曲は、サザンソウル、ゴスペル基調、ソウルブギーなどアレンジも良くてどれもしっかりとアレサを感じさせてくれて勢いのあるポップの時よりもシンガーとして成熟していることがわかります。アリサの歌と併せて素晴らしい出来になっています。カバー曲でもありコンパクトなコンボっぽいサウンドで気軽に聞けてしまうようなところが、またこのアルバムの魅力ではないでしょうか。
1曲目「Son Of A Preacher Man」 はDusty Springfield のカバーでポップなソウル。続いて「Share Your Love With Me」 は Bobby Bland、「Dark End Of The Street」は James Carr、「Let It Be」「Eleanor Rigby」は The Beatles 「This Girl's In Love With You」はBurt Bacharach 「It Ain't Fair」は Ronnie Miller 、「The Weight」は The Band 「Call Me」は Aretha Franklin 自身の作で、ラスト「Sit Down And Cry」Clyde Otis
毎回大物アーチストの起用していましたが今回はデュアン・オールマン。おそらくすべての曲に参加ではなく 8. The Weight のスライドだけ?でしょうか。廉価版のため詳しいライナーノーツは付属していなくて、ネットで調べても不明だったので、参加ミュージシャンはわかっている分だけの記載で、BackgroundVocal とかは不明で記載できませんでした。
vocals, keyboads : Aretha Franklin
bass : David Hood
drums : Roger Hawkins
guitar : Duane Allman, Eddie Hinton, Jerry Weaver, Jimmy Johnson
keyboards : Barry Beckett
producer : Arif Mardin, Jerry Wexler, Tom Dowd
1. Son of a Preacher Man
2. Share Your Love with Me
3. Dark End of the Street, The
4. Let It Be
5. Eleanor Rigby
6. This Girl's In Love with You
7. It Ain't Fair
8. The Weight
9. Call Me
10. Sit Down and Cry
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