いつもと酒量は変わらないんですがね・・・・なんだか昨日は酔いました。私の場合は陽気になって、最後は眠くなるだけなんで酒癖はすこぶる良い方だと自分では思っております。
昨日の飲み始めは、イスラム系の格好に髭が気になって、参加ミュージシャン見たらボブ・ジェイムスとかグローバー・ワシントン・Jrが参加していたので購入してみた Idris Muhammad Power からはじまります。周囲の方々も当然全く知らない人で、中近東系の濃い曲でも始まるのかと期待しながら、まずは乾杯です。
かけ始めるとムード歌謡に近いベタなテーマのフュージョンです。この手のアルバムには完成度とか売れ線は求めていませんので、ニヤリとしながらお代わりです。さてどんな展開となるものかと2曲目に突入すると繊細な感じの爽やかなフュージョンです。ジャケットを見るとアルバム発売は1974年ですから、まあそんなもんかなと、チビチビやりながらマスターの奥さんの北陸土産の「フグの卵のカス漬け」をいただきながらバーボンは意外と相性は悪くない。いけます。
さて4曲中の3曲目に突入ですが静かなフュージョン曲でグローバー・ワシントン・Jrが
甘めのソプラノ・サックス、そして硬質な音のギターカッティングも、1970年代中盤はこれだよなと思いながらバーボンお代わり。ここらへんで周りの人もどう聴いてもアメリカ系フュージョンじゃねえか?と気づいているようです。1曲目のようなアクの強めの曲がこないかと期待しながら最後の曲に突入しましたが、これがまた普通に聴けるフュージョン曲で、ギターソロの頭にアラブ系のスケールが1小節ぐらい入りましたが残念!聞き終わった後には皆さま「音楽に髭は生えていなかった」「ターバンの雰囲気も無かったね」と今週もインパクトを与えることはできませんでした。先週のように「普通じゃね?」とは言われておりませんが、
2枚目は外さないように持ってきたモンクのストレイト・ノーチェイサーです。これは私も聴いたことがあるアルバムですが購入していなかったヤツですので安心の皆様の心を癒す一枚と思っていたら、オリジナルではB面、本CDでは4曲目に Japanese Folk Song の文字が見えます。マスターとこれは何だっけ?かと首をひねりながら、歳をとった頭では思い出せません。赤トンボ?とかかな?いやそんなのあったか?と言いながらお代わりです。
あとはブログの表題の通りで、「荒城の月」が延々と16分42秒でした。日本の誇る滝廉太郎の名曲ではありますが、小学校で聴いて歌ってきたこの曲はモンクがどんなにかっこよくアレンジしてくれてもこのメロディーを聴くと、小学校の教室で意味も分からず「歌わされていた」頃を思い出してしまいます。ここでもう一杯お代わりと私の持ち込みの「山形の豚の味噌漬け」をマスターが焼いて皆さんにふるまってくれます。
少し疲れた感じがして酔いがまわったところでエスペランザなどをYouTubeで見ながらの週末でした🍺
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