Van Halen は、やっぱり気になってしまいますもんで、もうロック小僧ではないジャズ系多め、ファンクも好き、ブルースも好きなヤジオも出来心で買っちゃいます。
ちょっと低迷期の Van Halen III で、Extreme のボーカルの Gary Cherone が参加した唯一のアルバムです。
1996年ごろ、映画「Twister」サントラ用の Humans Being のレコーディングをきっかけに、Sammy Hagarと Van Halen 兄弟との関係が悪化し、最終的に Sammy Hagar は脱退し、
その後出たベスト盤「Best Of: Volume 1」では、David Lee Roth を再びボーカルに迎えた新曲が2曲収録され、一瞬「ロス完全復帰か?」と、普段あまり関心のなかった私も注目しましたが、残念ながら短期の再合流にとどまります。そして破談になった David Lee Roth、喧嘩別れの Sammy Hagar も戻れません。そこで新たなフロントマンを探すことになり、元Extremeのフロントマンだった Gary Cherone が加入しますが、長続きはしなかったようです。
もともとセッション的なアルバムだったのか? セールスが良くなかった引責辞任なのか?どうなんでしょう。売れなかったアルバムではありますが、イントロの Neworld のアコギは、これから何がはじまるのかと期待を持たせてくれてからの Without You は、王道ロック、One I Want は抜群のリズムコンビネーション、Dirty Water Dog これは変な仕掛けとメインのドクンドクンとする8ビートリズムが交錯するなど楽しい。Ballot Or The Bullet も曲に入ればいつも Van Halen だけど Led Zepp 風でドブロのブルースもカッコよい。ボーカルもさすがにうまいはうまい。ただキャッチーで頭に残るようなメロディーラインや天才的なリフの曲が無かったのは残念。単に売れ線の曲が書けなかっただけなので、David Lee Roth が歌っても、Sammy Hagar が歌っても、どのみちこのアルバムはセールス的には同じだったのかな🎶
lead vocals : Gary Cherone
guitar, keyboards, vocals : Eddie Van Halen
bass, vocals : Michael Anthony
drums, percussion : Alex Van Halen
programmed by : Ed Rogers, Ian Dye, Paul Wight
programmed by (additional) : Florian Ammon
written by : Van Halen
producer : Edward Van Halen, Mike Post
recorded by : Edward Van Halen, Erwin (Mucho Mic's) Musper
1959年録音の4作目のトリオ作品で、1961年の Waltz for Debby と双璧をなす代表作との評判もあるアルバムです。Miles の Kind of Blue(1959)で、新しいモードジャズをするための下準備を本作 Portrait In Jazz で作ったと言われています。Waltz for Debby と録音メンバーは同じで、ベースは、Scott LaFaro、ドラムは Paul Motian となります。ですが、Miles作品では Kind of Blue のベースは Paul Chambers、ドラムは James Cobb と本録音とは異なります。
Come Rain Or Come Shine このアルバムの「トリオの会話スタイル」をいきなり見せつける1曲目で、よく知られたスタンダードでありつつ冒頭からトリオのバランス感覚を聴かせてくれます。出だしのイントロから、テンポやニュアンスを少し揺らしつつ入ることで、ロマンティックさよりも「深い思索」のような気配を出し、テーマの途中でもベースがコード・トーンから逸れた音でラインを描き微妙な陰りを与え、ピアノソロでは、オクターブでのメロディや分散和音を使いながら元のメロディの断片が常にどこかに残っています。
Autumn Leaves take1, 2 Take 1 は、ややストレートで構成が整理されて LaFaroのベースラインも比較的「まとまり志向」な」慎重な探り合い。take 2は、緊張感がありドラマ性が強く自由でリズムの前後に揺れが出る分、ダイナミクスや間合いのコントラストが大きいかと思えます。
When I Fall In Love 「本気で恋をするなら、その愛は永遠に続くものだと信じたい。だから軽い気持ちでは恋に落ちない」という慎重だけれど一途な愛の誓いの曲。テンポはゆっくりで1音1音の余韻をもたせ、ピアノはメロディをほぼ忠実に歌いながら、ハーモニーを細かくリハーモナイズして陰影をつけています。ベース、ドラムとも「静かな会話」と「間合いの美しさ」が特徴でしょうか。
Peri's Scope ガールフレンドの Peri が、自分の名前がついた曲がない、と Evans に催促をしてできたらしいです。いわゆるジャズの典型的な形式に沿った中速スイングで、メロディはシンプルで歌いやすく覚えやすいフレーズ。ハーモニーの選び方や、フレーズの「登っては少しだけ影を落とす」感じに、Evans らしい感傷がうっすら。
What Is This Thing Called Love? 「ジャズど真ん中のスタンダード枠」を担っている感じです。テンション高めで、アドリブの起伏も大きく、LaFaro の攻めたラインが前に出る「動」ってヤツが強く感じられます。
Spring Is Here 「春が来て世界は浮き立っているのに、自分の心には春が来ない」という、Richard Rodgers, Lorenz Hart らしい切ない“アンチ春うた”です。Evans の所謂リリカル・タッチ、内省的なバラード解釈の、私の、いきつけの音楽好きの集う「おでんバー」のマスターが嫌がるパターンですが、私は好きです。
Blue In Green Miles の Kind of Blue(1959)のほうが先に録音されています。作曲は Miles Davis 名義ですが、Bill Evans作または共作説が出ているようです。とみなす見方が現在は有力です。非常にゆっくりしたテンポで、円を描くような、上昇と下降をくり返すメロディで内省的なので確かにそうかなといった感じです。Miles 版よりさらに陰影の深い解釈で演奏されています。
さて、この作品は 2003年の作品で Jeff Beck 59歳のまったく歳は感じさせない鋭い音作りで、テクノ、エレクトロニカ、ヒップホップなどの打ち込みサウンドと融合を果たした、2000年代の意欲作にして通算9枚目のスタジオ・アルバム。相変わらず鋭いフレーズで、自由自在に音を操っていて更に爆発力がヤバい感じです。あまり詳しくなかったのですが、エレクトロ路線は Who Else!(1999)、You Had It Coming (2000) と続いていたとのことで、この路線は本作で3作目のようです。
orchestration (tracks 12, 13) : London Session Orchestra
1 & 9. Recorded at FRS / Mixed at Todal Studios.
2 & 8. Re-produced, mixed and manipulated at cell labs, New York.
3, 5 & 11. Produced for SSO / Recorded at Metropolis Studio, London, UK / Mixed at Mayfair Studios, London, UK.
4. Produced for SSO / Recorded at Metropolis Studio, London, UK / Mixed at Mayfair Studios, London, UK / Additional engineering at Mayfair Studios, London, UK
6 & 7. Produced at apollo440.com / Recorded at Apollo Control, London, UK / Mixed at Sony Music Studios, London, UK.
10. Recorded at BFD Studios, London, UK / Mixed at BFD Studios, London, UK.
12. Recorded at Metropolis Studio, London, UK / Mixed at Mayfair Studios, London, UK.
13. Recorded at Metropolis Studio, London, UK / Mixed at Mayfair Studios, London, UK / Final mix at Mayfair Studios, London, UK.
1. So What / Dean Garcia, Jeff Beck
recorded by, mixed by, performer : Dean Garcia
2. Plan B / Ron Aslan, Simon White, Jeff Beck, David Torn
performer : Dean Garcia, Steve Barney
mixed by, engineer : David Torn
3. Pork-U-Pine / Jeff Beck, Andy Wright, Paul Holroyde
performer : Dean Garcia, Steve Barney
vocals : Andy Wright, Saffron
engineer : James Brown
engineer (assistant) : Ferg Peterkin
recorded by : Andy Wright, Dave Bloor
4. Seasons / Ishmael Butler, Craig Irving, Maryann Viera, Syze-up,Jeff Beck, Wright, Matthew Vaughan
performer : Dean Garcia, Steve Barney, London Session Orchestra
vocals : Ronni Ancona
arranged by (orchestra) : Wil Malone
engineer : James Brown
engineer (additional) : John Hudson
engineer (assistant) : Ferg Peterkin
recorded by : Andy Wright, Dave Bloor
5. Trouble Man / Jeff Beck, Dean Garcia, Andy Wright
performer : Dean Garcia, Steve Barney
engineer : James Brown
engineer (assistant) : Ferg Peterkin
recorded by : Andy Wright, Dave Bloor
6. Grease Monkey / Howard Gray, Trevor Gray, Noko Fisher-Jones, Jeff Beck
vocals : Nancy Sorrell
engineer : Ashley Krajewski
mixed by : Howard Gray
recorded by : Apollo 440
7. Hot Rod Honeymoon / H. Gray, T. Gray, Fisher-Jones, Jeff Beck
performer : Apollo 440, Kodish
vocals : Baylen Leonard, Nancy Sorrell, The Beeched Boys
engineer : Ashley Krajewski
mixed by : Howard Gray
recorded by : Apollo 440
8. Line Dancing With Monkeys / Ron Aslan, Simon White, Torn
performer : Dean Garcia, Steve Barney
mixed by, engineer : David Torn
9. JB's Blues / Jeff Beck, Dean Garcia
performer : Tony Hymas
recorded by, mixed by, performer : Dean Garcia
10. Pay Me No Mind (Jeff Beck Remix) / Me One, Jeff Beck
vocals : me one
mixed by : Jamie Maher, me one
recorded by : Jamie Maher
11. My Thing / Jeff Beck, Nancy Sorrell, Andy Wright
キーボードJim Beardをプロデューサーにしてドラムの Dennis Chambers も一部参加の Atlantic からの1991年リリースの4枚目、通算では5枚目のアルバムです。このユニットは1989年~1992年まで活動しています。Milesバンドに参加は、1981年~1983年、1985年。1983年から1984年にかけては Jaco Pastorius のアルバム Word of Mouth に伴うツアーのバンドに参加しています。
Common Ground とにかく素晴らしいバラードで、優雅なテーマと伸びやかなソロなど構成もばっちりです。上手くて大好きな曲の一つです。奇数小節の展開や、半音階で美しく下降・上昇していくクリシェや、分数コードを使用したよく考えられた曲でもあります。
Odds Or Evens 流れは D.C.系ですが、これがタイトル曲で不可思議で幾何学的に聞こえながらもファンクでありロックも感じる、いつものヤツの集大成。「Odds Or Evens」=「奇数か、それとも偶数か」のとおり、奇数拍子による変拍子とファンクが複雑に組み合わさっているトリッキーなリズム構造。アウトフレーズや複雑なテーマの Bob Berg との高速ユニゾンも聴きどころです。
1975年に Arista Records から出たデビュー作で、70年代クロスオーバー・フュージョンの代表的名盤。当時最前線だったニューヨークのスタジオ・ミュージシャンたちが集結し、超テクニカルなホーン・アレンジとファンキーなグルーヴを前面に押し出した内容になっています。
Brecker Brothers の Randy は 1945年生まれ、Michael は 1949年生まれで、フィラデルフィアで生まれで地元で育っています。地元のR&Bバンドなどでプレイし、兄の Randy が1966年に、Blood Sweat &Tears に参加で、ニューヨークに進出。その4年後に Michael もニューヨークに出てきて、ふたりはスタジオ・セッションなどをこなしながら、Billy Cobham、John Abercrombie とともに、いわゆるブラス・ロック・グループである「Dreams」を結成し、アルバム2枚をリリース。最近入手して聴いたんですが、初期の Chicago をさらに緻密にしたようなサウンドで最高の音作りですが、あまり話題になることもなく解散したようです。その後1974年に The Brecker Brothers を結成し、Arista Recordsより発表したのがこのアルバムとなります。
わたくしの大好きな Daid Sanborn (ここでは Dave Sanborn 表記)を含めた3管によるタイトでスピード感あふれるサウンドと驚異的なテクニックでしたが、4作目の Heavy Metal Be Bop (1978) で、当時のフュージョン少年をすべて点目にしてしまいます。むろん日本の音楽青年であった、私たちも見事に撃ち抜かれ、当時お金が無かったのでラジカセにダビングして楽譜をどこからか手に入れてきて、憧れの「Some Skunk Funk」に挑戦してきてロックギター少年がフュージョンに目覚め、管楽器隊もすっかりブラバンから脱却し、今や60歳を超えてしまっている訳です。当時お金が無かったので、他のアルバムは購入できなかったので、今更 Brecker Brothers のアルバムを購入して楽しんでいるので、デビューアルバムで既に、「Some Skunk Funk」が録音されていたのも、これを聴いて知った次第です。
Some Skunk Funk 歴史的名フュージョン楽曲ですが、ファンクでも無ければジャズでもない、どちかと言えばメカニカルなフレーズ連発のロックだが、ブルース臭さは微塵もない発明品です。Heavy Metal Be Bop 収録バージョン、Billy Cobhamのアルバムバージョン、Mike Stern 参加のライブなど、どれを聴いてもワクワクして爽快な気分になります。4作目 Heavy Metal Be Bop (1978) にも収録。
Sponge テーマでは Sanborn の存在があってこそのファンク風味。Will Lee の、ここぞの決めプレイもカッコよく暴れ具合が良い。これも、4作目 Heavy Metal Be Bop (1978) (ベースは Neil Jason) にも収録です。
A Creature Of Many Faces 場面ごとの展開に多面性がある知的な展開とブラスロック的なタイトさも持ち合わせて、アレンジも素晴らしい。Michael Brecker のソロも良いが、ブラスアンサンブルに Sanborn のタイトでキレのある音があってこそ引き立つと思える。Bob Mann のロックギターもカッコよし。
Sneakin' Up Behind You この曲のみ、Harvey Mason, Ralph MacDonald のツインドラムで、ディスコ・サウンドと Stuf, Gad Gang のソウルファンクの流れを汲みような楽曲。Stuff 自体は1976年がファーストアルバムだから、その影響はあってもおかしくは無さそうです。
Rocks Some Skunk Funk の土台にこの曲があったのか、この曲があったから Some Skunk Funk が成立したのか?いずれにしろ、このタイプの楽曲構想が Randy Brecker の頭の中にあり、一連で作品化されたのは、このアルバムであるということ。
Levitate 幻想的バラードで、Randy のトランペットは、メカニカルフレーズだけではなくこんな一面もあるんだと見せつけてくれます。Will Lee のベースが、さりげなく Weather Report っぽさを出してます。
Oh My Stars この時期のフュージョンにあるボーカルものが、ここでも登場です。どうせやるならHeavy Metal Be Bop (1978) の East River まで振り切ってほしいもんです。
「nu jazz (2001)」でメジャーデビュー。2002年に2nd album「Summer Madness (2002)」、「Jazz 'n' Pop (2003)」をリリース。ベース Richard Bona、ドラム Ari Hoenig とトリオで 「The Three Primary Colors (2004)」をNYレコーディング。これをきっかけに指弾きへと転向。この年に「TKY」を結成してアルバムを2005年にリリースするものの、一年間限定で結成されたユニットだったので、同年11月でラストライブとなり活動休止。
ベースの日野賢二は、Jaco の日本人ミュージシャンによるトリビュートアルバム Play Jaco / A Tribute To Jaco Pastorius By Japanese Bass Guitarists にて、Soul Intro~Beautiful Spirits~The Chicken の演奏音源持ってました。初耳でしたが2004年・2005年には私の好きな Hiram Bullock のレコーディング・全国ツアーに参加しているようです。Toku 氏は、ボーカル&フリューゲルホルン奏者で著名な日本人アーチストを影で支えるミュージシャン。秋田慎治 氏は、カナダドライのTV-CM「Time of Goldなどで実は聴いていたジャズピアニスト。大槻“KALTA”英宣 氏は、島谷ひとみ「亜麻色の髪の乙女」の編曲を手掛けたドラマーです。
Bud Powell の Blue Note での録音をまとめたコンピレーション。ピアノは弾く人によって繊細なメロディー楽器にもなるし、メロディーを持ちながら打楽器のようなリズムも刻める楽器にもなりますが、Bud Powell は、リズミカルで歯切れのよいビバップ・スタイルのピアノで打鍵の力強さも感じます。
コンピなので The Amazing Bud Powell, Vol. 1 (1945) と中身が若干かぶっていますが、あちらは、Un Poco Loco、A Night In Tunisia などの曲を、いかにして完成させていくかをたどっている探求型の盤で、こちらは Charlie Parker, Dizzy Gillespie と並ぶ「ビバップ創始者」としての、スピードと論理性が様々な楽曲によって聴ける一枚になっているかと思います。
bass : Curly Russell (2, 8, 10), George Duvivier (3, 7, 14), Paul Chambers (1, 5, 13, 16), Pierre Michelot (4), Sam Jones (9, 11, 15), Tommy Potter ( 6)
drums : Philly Joe Jones (9, 11, 15), Art Taylor (1, 3, 5, 7, 13, 14, 16), Kenny Clarke (4), Max Roach (2, 8, 10), Roy Haynes (6)
tenor sax : Sonny Rollins (6)
trombone : Curtis Fuller (13)
trumpet : Fats Navarro (6)
The Amazing Bud Powell Vol.1
(6)recorded August 9, 1949
(8) recorded May 1, 1951
The Amazing Bud Powell Vol.2
(2, 10, 12) recorded May 1, 1951
( 3, 7, 14) recorded August 14, 1953
Bud!
(5, 13) recorded August 3, 1957
Time Waits
(9, 11, 15) recorded May 25, 1958
The Scene Changes
(1, 16) recorded December 29, 1958
Dexter Gordon - Our Man In Paris + 2
(4) recorded May 23, 1963
1. Cleopatra's Dream / Bud Powell
2. A Night In Tunisia / Dizzy Gillespie
3. Reets And I / Bennie Harris
4. Like Someone In Love / Burke/Van Heusen
5. Blue Pearl / Art Taylor
6. 52nd Street Theme / Thelonious Monk
7. Glass Enclosure / Art Taylor
8. Over The Rainbow / Harold Arlen, Edgar Yipsel Harburg
9. John's Abbey / Bud Powell
10. Un Poco Loco / Bud Powell
11. Buster Rides Again / Bud Powell
12. It Could Happen To You / Jimmy Van Heusen, Jhonny Burke