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2023年5月13日土曜日

Dire Straits / You And Your Friend


 Dire Straits を中古CD屋で発見!懐かしいと思って買ったらシングルでした。私が昔聴いてギターのコピーをしたのは、ブルースが少し変形したような曲で、改めて探したら Lady Writer という曲でしたが、この曲のイメージとは本CDはかなり違います。アメリカのブルース・ロック・バンドだと思っていたら、イギリスでした。(しかもブルース・ロックではない)購入したはいいが過去の記憶とは何かが微妙にずれていて奇妙な気持ちになるCDです。
 そもそもが、Dire Straitsというバンドの記憶が曖昧であるのでしょうがないかとおさらいしてみます。1970年代末から90年代初頭に掛けて、ポップシーンにありながらも流行とは一線を画した音楽で世界的な人気を誇ったグループで、結成は1976年でイギリスで、オリジナル・メンバーは、リードギター&ボーカルの Mark Knopfler (マーク・ノップラー)、リズムギターの David Knopfler (デヴィッド・ノップラー)、ベースのJohn Illsley(ジョン・イルズリー)、ドラムの Pick Withers (ピック・ウィザース)などで、バンド名の「dire」は「ひどい、無残な、差し迫った」、「strait」は「断崖、苦境、困窮」
 ヒット曲は、Sultans of Swing (悲しきサルタン)、Private Investigations (哀しみのダイアリー)などなど。そして1988年9月に解散、1991年には再結集するが1995年には、また解散となる。理由は、世界的グループとして大規模な公演を行うことに疲れたとナルホド🎵


1. You And Your Friend
2. Ticket To Heaven
3. Badges, Posters, Stickers, T-Shirts





  

2023年4月29日土曜日

Judas Priest / Priest Live


 昔はロック小僧だったのでこんなんも久しぶりに聴いてみようかと、歳とったヤジオが久しぶりに購入したアルバムです。1986年ワールドツアー「Fuel For Life Tour」のダラス公演とアトランタ公演の音源王道のHM (ヘビメタ)?です。
 今の若いメタル・ファンには物足りないかもしれないけど、適度に早くてヘビーです。HR (ハード・ロック)からHM (ヘビメタ)へ業界が変わっていった頃の良い雰囲気があります。HRとHMの違いについては、ブルース・ロックから少しブルース色を抜いたディストーションを激しくかけたロックがを HR (ハード・ロック)、そこから進化した全くブルースを感じさせないロックを HM (ヘビメタ) と私は認識しています。この言葉はどうやって生まれたのかと言えば、レコード会社、音楽評論家が進化し始めたロックをジャンル的に差別化して売上げを伸ばしたいと考えての造語に違いないですが、そこを掘り下げたい人は、体系的に・辞書的な定義・リズム、ギター、歌詞テーマから掘り下げて論じている METALGATE というサイトが参考になりました。


 今では超メジャーとなっている彼らですが、今とは全く違うメンバーで1969年に結成し、イギリスでデビュー。しかし1980年ごろまでは契約上違う仕事をしなければ食べられないほど財政状態が悪かったらしいです。本アルバムの演奏と上の写真のメンバーはおそらく違うはずですが、ボーカルの Rob Halford だけは変わっていないのはわかります、2016年のBABYMETALとの共演はしっかりチェックしてましたから・・
 レジェンドになったんだねえ🎵


lead vocals : Rob Halford
lead guitar : Glenn Tipton, K. K. Downing
bass guitar : Ian Hill
drums : Dave Holland

recorded during the Judas Priest World Tour 1986.

1. Out In The Cold
2. Heading Out To The Highway
3. Metal Gods
4. Breaking The Law
5. Love Bites
6. Some Heads Are Gonna Roll
7. The Sentinel
8. Private Property
9. Rock You All Around The World
10. Electric Eye
11. Turbo Lover
12. Freewheel Burning
13. Parental Guidance
14. Living After Midnight
15. You've Got Another Thing Comin'





  

2023年4月22日土曜日

Eagles / Best Selection



 ホテル・カリフォルニアが流行ったのは1976年。私が未だ小学生の時で、流行っていた瞬間にリアルタイムで聴いていることはなく、中学生になってからFMラジオでのオンエアやなどでカセットテープに録音して聴いていた記憶があります。その頃はFMでイーグルス特集が頻繁にあったので、イーグルスのみでテープが何巻になっていました。


 中学に上がりたての頃なんて洋ロックに初めて触れたので、ホテル・カリフォルニア以外はヘビーなロックのような記憶があったのですが、改めて聴くとカントリー・ロックの要素が強かったので人間の記憶は経年で変わるものと改めて感じます。これは社会人になりたてぐらいの時に改めてイーグルスを聴きたいと思ったので、全部アルバムを買わんでも良いかととりあえずベストを購入したものです。
 しかし、このベストには私が好きだった曲が入っていなかったので、どの曲だったかずっとモヤモヤしていて、アルバムを6枚組そのままライナーノーツ無しでパックした廉価版パックを購入して探し出したのが、The Long Run に収録の Heartache Tonight でした。その廉価版のパックに入っていたアルバムも列記しておきます。

1. Take It Easy
2. Peaceful, Easy Feeling
3. Desperado
4. Already Gone
5. On The Border
6. One Of These Nights
7. Lyin' Eyes
8. Hotel California
9. Life In The Fast Lane
10. Wasted Time
11. Victim Of Love
12. Pretty Maids All In A Row
13. Try And Love Again
14. Is It True
15. Good Day In Hell
16. After The Thrill Is Gone





  

2023年3月17日金曜日

Quincy Jones / Q's Jook Joint


 ミュージシャンとしてはトランぺッターしてジャズ界で活躍し1960年代からはプロデューサーとして、ブラックミュージック界、アメリカのポピュラー音楽界の重鎮としてしたQuincy Jones。クインシー・ジョーンズを聴くといつも思うのは、ヒットする音楽をつくる方程式を持っている人ってイメージです。同時に思い浮かぶのが Incognito の Bluey で、同じような方程式を持っている人のイメージ(ブルーイはプレーヤーなので同じではないですか)
 それにしても久しぶりに、このアルバムを聴きます。発売されたのは1995年ですが、発売を待っていてのリアル・タイムで購入ではないはず。いつどこで購入したのかは思い出せないですね。可能性が高いのは札幌在住時代の、ソウル・ファンク系が充実していた中古レコード屋かなあと思ったりしながら聴いております。だとすると2015年ごろだから発売から20年以上経ってからの購入で、私的には新しめの音ですが実際は新しくはないですね。クインシーと言えば「愛のコリーダ」マイケル・ジャクソンの「スリラー」が思い浮かびますがマイケルの若い時との2ショット写真を発見しました。アルバムのジャケ写はマフィア感漂いますが、この写真はお若いですね。懐かしい。


 1989年に同じように多数のミュージシャン、それも大御所ばかりを集めた Back on The Block の時はグラミー賞などでプロデューサー・オブ・ザイヤーを受賞、それほど当時は勢いがあり、脂ののっていた時期だったと思いますが、それから5年、さすがにあれほどの勢いは感じられませんが、著名ミュージシャンの参加数の多さ、若手の起用もありながら、これだけのアーティストが集えるのは大御所クインシーにしか成し得ないことですし、これも充実の1枚で、甘くて、かっこよい。
 さてアルバムを再度聴き直して参りましょう。ヒット作のリメイクで Jook Joint Intro オープニングはショーに駆け付けるメンバーの慌ただしい様子を演出しているようで、その流れで次の曲 Let the Good Times Roll ビッグ・バンドによるショーの幕開けの演出。挨拶のようにボーカルが変わっていき、Stevie Wonder、U2のBono,、Ray Charlesなどなど。Cool Joe, Mean Joe (Killer Joe) インスト曲で、Keyboard ソロだけで Herbie Hancock 参加。耳覚えがある曲ですが調べてもよくわかりませんでした。同名の映画があるようで常識破りにエロ映画っぽいです。クインシーとはおそらく関係ない?You Put A Move On My Heart もともとイギリスのソウル・シンガー、マイカ・パリによってレコーディングされたもの。ボーカルは当時名前が未だ知られていなかったのカナダ人 Tamia が起用の透明感ある歌声が素晴らしい。Rock With You は Michael Jackson のヒット曲ですね。Brandy が可愛らしく色っぽく歌い、ラップでHeavy D。懐かしい~けど新しくなっちまった。Moody's Mood For Love では、James Moody と Take 6 のしっかりTake6サウンドの甘いハーモニー。Stomp はブラザース・ジョンソンへの提供曲。デッキブラシなどでリズム、サウンドを奏でるグループ Stomp が「Stomp」Chaka Khanがバックでシャウト。Jook Joint Reprise ここで Ray Charles が Funkmaster Flex と共にビッグ・バンドで再度登場と思ったら56秒。Do Nothin' Til You Hear From Me はJazzyな楽曲を Phil Collins が歌い Jerry Hey がトランペット。ヂューク・エリントンの作曲でした。Is It Love That We're Missin' は、現代的なネオ・ソウルで、セクシーな Gloria Estefan と これぞブラックの甘い歌声の Warren Wiebe で間違いなく誰が聴いてもカッコイイヤツです。Heaven's Girl は R.Kelly、Ronald Isley、Aaron Hall に Charlie Wilson のバラードっぽい曲です。楽曲的にはよくあるパターンだけど参加者の実力で極上に引き上げられている感じ。Stuff Like That はファンキー・ビートに Charlie Wilson、Brandy、Chaka Khan が登場。Ray Charles、Charlie Wilson、Brandy、Ashford & Simpson が豪華に花を添えていて、チャラい曲だけど良い曲なんですよね。Slow Jams は SWV、Babyface、Barry White、Portrait でBabyface から始まるバラード。曲の展開の仕方が上手すぎ。At The End Of The Day (Grace) は トーツ・シールマンのハーモニカが美しい。グッときます。Jook Joint Outro で、Barry White、Tamia がエンディング。
 売れ筋の曲に、これぞ売れるブラック・フレイバーを振りかけて、極上のミュージシャンがこぞって参加の、いくら金がかかってるんだかわからない超大作です。

producer : Quincy Jones

1. Jook Joint Intro
featuring : Funkmaster Flex, Queen Latifah, Shaquille O'Neal, Tone Loc
vocals : Barry White, Bono, Brandy, Chaka Khan, Charlie Wilson, Gloria Estefan, James Moody, Patti Austin, Ray Charles, Siedah Garrett, Stevie Wonder
2. Let The Good Times Roll
vocals : Bono, Ray Charles, Stevie Wonder
3. Cool Joe, Mean Joe (Killer Joe)
featuring : Queen Latifah, Tone Loc
vocals : Nancy Wilson
4. You Put A Move On My Heart
vocals : Tamia
5. Rock With You
featuring : Heavy D
vocals : Brandy
6. Moody's Mood For Love
vocals : James Moody, Take 6
7. Stomp
featuring : Coolio, Luniz, Melle Mel, Shaquille O'Neal, Yo-Yo
vocals : Chaka Khan, Charlie Wilson
8. Jook Joint Reprise
featuring : Funkmaster Flex
vocals : Ray Charles
9. Do Nothin' Till You Hear From Me
vocals : Phil Collins
10. Is It Love That We're Missing
vocals : Gloria Estefan, Warren Wiebe
11. Heaven's Girl
producer : R. Kelly
vocals : Aaron Hall, Naomi Campbell, R. Kelly, Ronald Isley
12. Stuff Like That
vocals : Ashford & Simpson, Brandy, Chaka Khan, Charlie Wilson, Ray Charles
13. Slow Jams
vocals : Barry White, Portrait, SWV, babyface
14. At The End Of The Day (Grace)
vocals : Barry White
15. Jook Joint Outro
vocals : Barry White, Tamia





  

2023年2月10日金曜日

Derek And Dominos / Layla And Other Assorted Love Songs


 クリーム解散後、ブラインド・フェイスを経て結成したデレク・アンド・ドミノスの唯一のスタジオ録音アルバム1970年の「Layla」+ライブ録音。エリック・クラプトンの最高傑作とも言われ、ロック小僧に限らず世界中のギタリストが最も持っているあるいは聞いたことがあるアルバムの一枚ですね。ビルボードのポップアルバム・チャートで最高16位を記録し、RIAAのゴールドアルバムを獲得し、1972年と1977年にはBillboard 200でチャートインした。2011年にはイギリスのアルバムチャートで68位を記録、2000年はグラミー栄誉の殿堂入りしています。本作のスーパーデラックス・エディションは2011年に発売され翌年にはグラミー賞最優秀サラウンドサウンド・アルバム獲得の超ロングセラーです。
 クラプトン使用ギターは、前作のソロ・アルバム Eric Clapton(エリック・クラプトン・ソロ)から使用された1956年製フェンダー・ストラトキャスター、通称ブラウニーです。



 改めて久しぶりに聞いてみても難解聴いても飽きない素晴らしい内容で売れ続ける理由がわかります。買った当時から数十年聞いてない人も多いでしょうから、たまにもう一回聞いてみると良いのではないでしょうか。本作には、オリジナルではないセッションやライブなどが多数収録されているので、また新たに購入されても十分楽しめる内容となっています。
 さてアルバムの内容です。I Looked Away Eric クラプトンとウィットロックの共作でライトなサザン・ロック。地味な曲ですがアルバムの冒頭にこの地味な曲をもってくるってことは本当は、これがやりたい音楽の一つの形だからわかってくれというような強い自己主張を感じます。Bell Bottom Blues クラプトンによる作曲で、単純なブルースの進行ではなくメロディックなコードな流れがクラプトンらしい曲で売れ筋の要素満載の曲で、やはり良いです。Keep On Growing これもクラプトンとウィットロックの共作で、私的にはこのバンドのイメージをよく体現している曲と思います。Nobody Knows You When You're Down And Out ジミー・コックのカバーで、後のアルバムのMTVアンプラグドのバージョンの方がわかりやすいアレンジで印象にある人ものではないでしょうか。こっちの方が泣きのブルースって感じですね。I Am Yours はニザーミの詩にクラプトンが曲をつけたもので静かな曲ですが耳に残ります。Anyday は再びクラプトンとウィットロックの共作で方向性は Keep On Growing と同じタイプ。ギターソロに入る流れがとても好みです。 Key To The Highway はチャールズ・シーガー、ウィリー・ブルーンジーのブルースの古典曲です。スタジオ・ジャムを録音していたのを出来が良かったから入れたような体裁です。従ってクラプトンとオールマンのギターソロもわかりやすく自己主張のフレーズ満載でクラプトン・ファンのギター小僧は絶対好きなパターンで、中盤のグシャグシャ感もサービスの演奏です。Tell The Truth もクラプトンとウィットロックの共作。フェイセス当たりのブギー的なロック・サウンドな感じ。ライブとかで演ったら受けそうでコマーシャルな感じとボーカルの気合の入り方も好きです。Why Does Love Got To Be So Sad 中盤はクラプトンとウィットロックの共作が続きます。激しめの曲ですが、この作風はシカゴとかの流れかな。どっちが元祖だろう?Have You Ever Loved A Woman は、ビリーマイルスの古典ブルース。オールマン・ブラザースのバージョンにも名演ありますよね。悪かろう訳もなくここら辺の古典的名曲をアルバムに入れてくるのもやはりクラプトン流。Little Wing このアルバムにジミヘンが入っていたことは忘れてましたが再度聴き直して、そうそうこれこれと思い出しました。リバーブ深めの録音もジミヘンのサイケなイメージを出そうとしているのだなと再認識。It's Too Late はチャック・ウィリスのドゥーワップ・バラードをテンポ・アップさせたもので、やはりクラプトンのリメイクはうまい。そしてテーマ曲の Layla です。多くのギタリストに愛されコピーされ続ける名曲ですが私はリフぐらいしか弾けません。クラプトンだけの作曲と思っていたら、ピアノコーダ部分はジム・ゴードンとのことでした。全く違う曲を合体させたような、この流れも確かにこの曲を印象付ける重大な要素で改めて聴きながらこのアイデアも天才的と思います。Thorn Tree In The Garden は、ウィット・ロックの曲で、ウィットロック、クラプトン、オールマン、レイドル、ゴードンはスタジオで輪になって座り、マイクがその中央に置かれて録音が行われたとのこと。これも地味ですがバンドとしてのチームワークを表現しているようで、冒頭とラストにこのような曲の配置もアルバムとしてメッセージ性があるアルバムなのだと再認識しました。
 このアルバムはデラックス・エディションなので、2枚目のディスクはオリジナルには無いライブ音源などが収録されています。印象的なのは、サイケな雰囲気と凝ったアレンジですがビートルズっぽいとも感じる Roll It Over。 はじっけプリが楽しい Tell The Truth。ギター小僧としては、クラプトンのギターがたっぷり堪能できる Snake Lake Blues。単純にとがっていてカッコ良い Evil。曲のアレンジ力が見せつけられる Got To Get Better In A Little While Jam のバージョン違いの収録。
 おそらく多くの人が所有はしているが、ずっと聴いていない名アルバム。聴き直す価値あり。持っていなくて新規購入を考える人には、やはりこのデラックスの方がお勧めです。

guitar, vocals : Eric Clapton
bass, ercussion : Carl Radle
drums, percussion : Jim Gordon
organ, vocals : Bobby Whitlock (exept 1)
guitar : Duane Allman(except 1,2,3)
piano : Albhy Galuten(4)

【Disc1】
1. I Looked Away
2. Bell Bottom Blues
3 Keep On Growing
4. Nobody Knows You When You're Down And Out
5. I Am Yours
6. Anyday
7. Key To The Highway
8. Tell The Truth
9. Why Does Love Got To Be So Sad
10. Have You Ever Loved A Woman
11. Little Wing
12. It's Too Late
13. Layla
14. Thorn Tree In The Garden

【Disc2】
1. Mean Old World 
(Layla Session Out-Take)
2. Roll It Over 
(Phil Spector Produced Single B-Side)
3. Tell The Truth 
(Phil Spector Produced Single A-Side)
4.It’s Too Late 
(Live On The Johnny Cash Show, 5 November, 1970)
5. Got To Get Better In A Little While 
(Live On The Johnny Cash Show, 5 November, 1970)
6. Matchbox 
(With Johnny Cash & Carl Perkins) 
(Live On The Johnny Cash Show, 5 November, 1970)
7. Blues Power 
(Live On The Johnny Cash Show, 5 November,1970)
8. Snake Lake Blues 
(From April/May 1971 Sessions For The Dominos Second Album)
9. Evil 
(From April/May 1971 Sessions For The Dominos Second Album)
10. Mean Old Frisco 
(From April/May 1971 Sessions For The Dominos Second Album)
11. One More Chance 
(From April/May 1971 Sessions For The Dominos Second Album)
12. Got To Get Better In A Little While Jam 
(From April/May 1971 Sessions For The Dominos Second Album)
13. Got To Get Better In A Little While 
(From April/May 1971 Sessions For The Dominos Second Album)



▶ Layla


  

2023年1月4日水曜日

Johnny Winter ONN55


 ジョニー・ウインターは、デビュー当時のCBSとの契約金が100万ドルだったので「100万ドルのギタリスト」と呼ばれていること。ブルースをやり続けていたためマディ・ウォーターズが「義理の息子」と呼んでいたことなどが知られています。
 ジョニーウィンターはこの一枚しか保持していませんが、YouTubeなどではとてもよく拝見する人で、色々なミュージシャンとの共演が多い人でした。キャリアは長いのですが来日は長い間実現していなかった人で、御年67歳にして2011年に初来日、2012年5月、2014年4月と来日公演され、2014年7月に亡くなっています。1990年に来日の機会はあったようですが当時所有が禁止されていた薬を持ち込み入国できなかったそうです。麻薬とは書いてありませんが、睡眠薬とかではないでしょうから、どんなドラッグだったのでしょうか。


 最後の来日時には、雑誌には椅子に座ってギターを弾いている姿が掲載され、普通のギターは多分重すぎるのか確かギターはヘッドレスのギターを使用されていました。てっきりスタインバーガーと思っていたら、アールワインというメーカーが製造した LASER というギターとのこと。
 さてこのアルバム、おそらく激安ワゴンセールなどありがちなライナーノーツ無しのぺラペラな紙一枚の廉価版。おそらく一枚ぐらいは購入しとこうかなと見つけて購入の一枚でしょう。発売元は Object Enterprises で品番はONN55 以外はよくわかりませんでした。写真で検索してみると内容は About Blues という名前で販売されているアルバムと同じですが、こちら Compilation コンピアルバムのようで、コンピですが写真を変えて色々な国でコピー販売されているようです。


 アルバムを聴いてみると Livin' In The Blues みたいなジミヘン意識の曲もあったり、ソウル系の Out Of Sight なんてのもあったりしてブルース一辺倒でもないのは意外ですね。でもイメージは Leavin' Blues、Going Down Slow のバリバリのブルース・ロックです。

1. Parchman Farm
2. Livin' In The Blues 
3. Leavin' Blues
4. 38, 32, 20
5. Bad News
6. Kind Hearted Woman
7. Out Of Sight
8. Low Down Gal Of Mine
9. Going Down Slow
10. Avacado Green





  

2022年4月6日水曜日

Formerly Known As Prince / The Gold Experience


 数年ぶりで久しぶりに聞いていますが、まあカッコイイし凝ってますよ。大ヒットしたことも納得のアルバムですね。購入時は、レンタルCDの中古販売品というのがシールからわかります。Purple Rain とかが流行っていた当時はあの独特のボイストーンが気持ち悪かったはずなのですが、たまに聴くようになり、今聴けば懐かしさもありながらかっこいいもんだと評するまでの自分の中の経時変化は今更ながら自分でも驚くものがあります。小学生の頃は生キャベツが大嫌いだったのに、大学の時に友人たちでトンカツ食べに行ったら「あれ?食べられるじゃん」と言った変化と似てる?かな。


 2016年に歳で亡くなり随分と月日が経ちました。見た目にもかなり強烈なインパクトありますが、音も強烈なインパクトなのですが若い世代は、誰それ?なんでしょうかね。ロック好きには知っておいてもらいたいアーティストの一人です。
 このアルバムは Waner がプリンスという名前の著作権を所有することになっているとのことで、プリンスが腹を立てていた。自由に作品を創作する権利、作品から得られる利益、作品の原盤権はレコード会社ではなくアーティストが所有すべきということにで喧嘩となり契約がこじれて、Prince(プリンス)の名前を捨てていた時代のアルバムで、名前は ラヴ・シンボル と呼ばれる男性(♂)と女性(♀)の記号と、ラッパを思わせる記号をくみあわせシンボルマークに改名されたとのこと。彼は1995年当時、自らの右頬に“SLAVE”(奴隷)とペイントするなどし、所属レコード会社や音楽業界と戦いを繰り広げていたこともあり、その怒りがアルバムにも反映されたテンション高い作品となっています。CDはしばらく廃盤になっていて今は再発されているようです。
 でアルバムのインパクトはやはりK-1のテーマ曲になってた Endorphinmachine でしょうか。強烈なギターのリフのイントロと不気味なシャウト。The Most Beautiful girl in the World は、昔のソウルにありそうなベタな曲名でサウンドもプリンス風ではありますが、昔のソウルを意識してますかね。最初の奥様、Mayteに贈った曲だそうです。そして未来へ向かうような世界観のある Gold です。全部プリンス節であるのが驚きでありますがその落差が大きくこれだけで怖いぐらいの才能を感じますよね。すごいな🎵

1. P Control
2. NPG Operator
3. Endorphinmachine
4. Shhh
5. We March
6. NPG Operator
7. The Most Beautiful Girl In The World
8. Dolphin
9. NPG Operator
10. Now
11. NPG Operator
12. 319
13. NPG Operator
14. Shy
15. Billy Jack Bitch
16. I Hate U
17. NPG Operator
18. Gold


▶ Gold


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2022年4月3日日曜日

Eric Clapton / Best Selection VC-3038


 ベスト盤よりアルバムを買いたいと思いつつ、ついつい昔から手を出してしまいます。特に Eric Clapton(エリック・クラプトン)なんかは、なんやかんやでベスト購入以降もアルバムを結局買っているのに必要性には自分も疑問?です。と思いつつクラプトンのアルバムは、聴きたい曲が1~2曲というのも多いのでこのベストはありかもしれない。
 

 Derek & The Dominos の Layla他、Cream時代の売れ筋4曲とソロになってからの
代表曲がずらりと全17曲だけど、どれも印象に残っているだけに改めてギターだけでなくボーカル、作曲の能力の高さ、カバー曲のリメイクのセンスには驚くばかりであります。
 私ギター弾きではありますが、若い頃クラプトンは聴くけどコピーはしてきませんでした。しかし札幌勤務時代に、いつも飲みに行っていたバーのマスターが同い年でギター弾きであることがわかり、そのマスターが Cream のコピーバンドを周りの飲み仲間と組んで間もない頃だったので、そのバンドに参加させていただいたことを思い出します。楽器は皆やっていたもののバンド活動は、ほぼ未経験者の、ボーカル、ドラム60代、ギター50代、ベース40代のバンドでした。最初はグチャグチャでしたが、何とか形になってきてから、札幌のライブハウスでのセッションに参加したり、マスターと私は生ギターでアンプラグドのコピーをして、常連さんとの年末忘年会は二人のミニ・ライブを開いたり楽しかった思い出ですね。クラプトンの良さは初心者でも皆が真似したくなってしまうロック初心者への親しみやすさでもあります。幅広い年齢層に世界中でこれほど愛されているギタリストも中々いないですよね。🎵

1. Layla  : Derek & The Dominos
2. Crossroads : Cream
3. White Room : Cream
4. Badge : Cream
5. Sunshine Of Your Love : Cream
6. Strange Brew : Eric Clapton
7. Motherless Children : Eric Clapton
8. Let It Grow : Eric Clapton
9. I Shot The Sheriff : Eric Clapton
10. Knockin' On Heaven's Door : Eric Clapton
11. Swing Low Sweet Chariot : Eric Clapton
12. Please Be With Me : Eric Clapton
13. Peaches And Diesel : Eric Clapton
14. Lay Down Sally : Eric Clapton
15. Wonderful Tonight : Eric Clapton
16. Sign Language : Eric Clapton
17. Cocaine : Eric Clapton





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