2010年発売のこのアルバムは、30周年記念ライブ。つまり現在で既に結成40年は迎えてしまったということ。これ以降のアルバムは購入していないので、また少しづつ仕入れときたいです。それにしても月日の経つのは早いもの、インコグの結成は1981年、ブレイクしたのは1990年でした。私どちらかと言えば泥臭いブルースや、胡散臭いファンク、それにハード・バップ系ジャズが好みですが、一方で完成されたヒット確率90%以上みたいなインコグの音も結構好みです。このバンドメンバーはドンドン入れ替わりますがカリスマのブルーイのもと、まだまだ健在です。というかブルーイの私物のようなバンドなんで彼が現役の限り続く。
UK 発、アシッド・ジャズの火付け役のこのバンド、30周年の貫禄のライブ。中身は当然、ソウルフル、ダンサブル、キャッチー。2枚組合計23曲の盛り沢山な内容です。正直知らない曲も未だあるもんだなと思いました。1枚目のレビューです。オープニングは、やはりインコグのテーマ曲のような Talkin' Loud 耳慣れた曲。ホーンズも充実の演奏で切れ良いのは当たり前ですが、サックス、トロンボーン、トランペットの三人だけでこの厚み。アルバム Positivity、Maxi Single Pieces Of A Dream 等でスタジオ版が聞けます。Step Aside 聴いたことがあると思ってたけどスタジオ版は持っていませんでした。When The Sun Comes Down 2008年 Tales from the Beach の曲で、これも持っていません。耳覚えはあるんですけど。Jacob's Ladder アルバム 100°and rising のラストの曲。ベースがメインのスパニッシュな一曲です、超絶技巧な感じですね。Centre Of The Sun ゆったりとした夜景に流れるような感じの楽曲で1999年 No Time Like The Future の楽曲です。もっと早いテンポでのこの曲を聴いたことがあると思ったんですけど見つけられませんでした。Get Into My Grouve これも1999年 No Time Like The Future の楽曲ですね。このアルバム買わなくっちゃ。Labour Of Love 少しテンポ落としてソウルフル。どのアルバムに収録されているのかよくわかりません。Ain't No Mountain は、Marvin Gaye と Tammi Terrell のヒット曲のカバーです。ストリングスが入ってマイルドですが、本家よりソウルフルで激しいですね。Always There 2作目1991年 Inside Life の楽曲で激しいパッションが溢れる曲ですね。今の incognito とは違う魅力があります・初期も聞いておくべきですね。Colibri 1992年 Tribes, Vibes + Scribes に収録でこれも聴いたことがあると思うのですが、所有の音源では見つかりませんでした。 N.O.T. 2008年 Tales From The Beach に収録。これも聴いたことがあるのに所有音源からは見つかりません。どうやら、このアルバムを過去に聴いた記憶が頭の中でゴチャゴチャになっているようです。This Thing Calles Love は1枚目のラストでピアノのソロが美しいバラードのイントロ。そしてボーカルとピアノでのデュオが、ヒートアップした気分を鎮めてくれる演出。
そして大好きな Still a Friend of Mine から始まる2枚目のレビューとしたいですが今回は疲れたのでやめときます。
ボーカルを数えると六人も入れ替わりで、これもインコグらしい層の厚さでした。リミックス・バージョンやジャケ写違いで、重複して何度も同じ内容の盤にお金を貢いでいるインコグですがやっぱり好きです。
leader, vocals, guitar : Jean Paul "Bluey" Maunick
vocals : Imaani, Jocelyn Brown, Joy Rose, Maysa, Tony Momrelle, Vanessa Haynes
keyboards : Graham Harvey, Matt Cooper
guitar : Richard Bull
backing vocals : Charlise, Dira, Gail Evans
bass : Francis Hylton, Randy Hope-Taylor
drums : Francesco Mendolia, Pete Biggin
percussion : Karl Van Den Bossche, Thomas Dyani
sax : Finn Peters
trombone : Trevor Mires
trumpet : Sid Gauld
violin : Alison Dods, Catherine Browning, Everton Nelson, Lucy Wilkins
violin, guest : Alice Hall, Davina Clarke
viola : Becca Ware, Vince Greene
cello : Chris Worsey, Ian Burdge
producer : Bernhard Rössle
recorded 22 August 2009 at indigO2 at the O2
【Disc 1】
1. Talkin' Loud
2. Step Aside
3. When The Sun Comes Down
4. Jacob's Ladder
5. Centre Of The Sun
6. Get Into My Grouve
7. Labour Of Love
8. Ain't No Mountain
9. Always There
10.Colibri
11. N.O.T.
12. This Thing Calles Love
【Disc 2】
1. Still A Friend Of Mine
2. Can't Get You Out Of My Head
3. Deep Waters
4. Wild And Beauty
5. Morning Sun
6. Expresso Madureira
7. Don't You Warry 'Bout A Thing
8. Reach Out
9. Everyday
10. I Hear Your Name
11. Night Over Egypt
0 件のコメント:
コメントを投稿