2022年1月25日火曜日

The Beatles / Magical Mystery Tour


 私のアマチュア音楽生活もギターを始めてから40年以上。ビートルズの初来日は1966年6月、私も生まれてはいましたが赤ちゃんでしたので熱狂的なビートルズの日本の歓迎は目の当たりにしてはいません。洋楽に興味を持ち始めた頃にはハードロック系に直ぐに行ってしまったんで、ビートルズだけは何故か心に響くことが無く好んで聴いてはいなかったんですが、普通に生活していても未だに聴くことも多いしジャズ含め様々なアーチストもカバーしているし、影響を受けたと言っているアーチストはゴロゴロいるし、これは持っていたほうがイカンかな?音楽生活も広がるもんかな?音楽仲間と話しているときにこの曲知らんではカッコ悪いしな、と何枚か購入はしています。


 さてかなりネガティブな思いとなりましたが、このアルバムはイギリスで作ったテレビ映画用サウンドトラック。ポール発案で制作されたこの映画自体のコンセプトは様々な「普通の」人々(ジョン・レノンの叔父、チャーリーを含む)が観光バスに乗り込んで旅行し、予測できない「マジカル」な冒険をするというものであり、脚本とプロの映画監督無しという状況で撮影は行われ結果無秩序な映画制作となったらしく、映画自体はあまり評判が良くなくてイギリスでは最初、BBC Oneで、1967年のクリスマス休日をまたいでテレビで2回放送されたが、発表したことでの非難が集まるという惨敗。アメリカではABCで放送するという予定がキャンセルされ、公には1976年まで見ることが出来なかったという、アンダーグラウンド扱いでビートルズがコケた初めての瞬間だったとのこと。
 ただ、そこはビートルズです。アルバムのセールスは好調でサウンドトラックに加えて Strawberry Fields Forever、All You Need Is Love などの私でも十分に知っている強力なシングル、ヒット曲を収録し全米チャートは8週連続第1位の好成績だったようです。(これで映画を見せなかったら普通ファンは怒ると思うんですが、よほどの駄作だったんでしょう)知っている曲が多いだけに私でも楽しめるアルバムではあります。久しぶりに聞いた中で個人的には Your Mother Should Know の作風、I Am the Walrus なんかが好きかなあと思ったりして、今更恥ずかしい感じがします🎵

1. Magical Mystery Tour
2. Fool on the Hill
3. Flying
4. Blue Jay Way
5. Your Mother Should Know
6. I Am the Walrus
7. Hello Goodbye
8. Strawberry Fields Forever 
9. Penny Lane
10. Baby You're a Rich Man
11. All You Need Is Love






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