2025年4月16日水曜日

indigo jam unit / Demonstration


 indigo jam unit は、2005年結成、これがそのデビューアルバム。クラシック、ジャズ、ファンク、ラテンのミックスされたインストで、ぶっといウッドベースとヒップなドラムにジャズなピアノが基本のラウドなジャズ・サウンド。レコーディングは全て一発録音、クリック無しのリアルを追求するカッコ良すぎる快作は、クラブ・ジャズ好きに、とってもお勧めです。以降、夏にレコーディング、冬にリリース、年明け全国ツアーというスケジュールを10年間続けてきて2016年で活動を休止しています。


 メンバーは関西在住で、ピアノ樽栄嘉哉、ウッドベース笹井克彦、パーカッション・ドラム和佐野功、ドラム清水勇博で、このアルバムでは、ドラムが2人が交代します。清水氏は手数も多く盛り上がるところでは、ものすごい煽りを入れるタイプ。和佐野氏はタイト&パワフルなドラムでグイグイ行くタイプ。この違いで、アルバムの楽曲の気持ちよさがグンと増します。
 このアルバムを購入したのは、名古屋在住の時。飲み仲間の若手の女の子が、この間ライブに行ってきて、ジャズなんだけどノリが良くて騒ぎまくりだったよ~。ジャズを聴くには程遠いパリピな方でしたので珍しいなと思っていたら、タワレコの試聴コーナーにあって、彼女が言ってたバンドがあるじゃん、と聞いてみたら衝撃の爆音で即購入しましたアルバムです。私はライブには行っていないので彼女には負けています。


 1曲目のGiant Swingはプロレスの技「giant swing」とジャズを掛け合わせたネーミングだとか、ベースのリフの上下運動がかなり気持ち良くて私の音楽のツボにピッタリはまってしまいます。かと思えばSnowの透明感のあるアレンジが出てきて、ラテンのTeardrop、しっとりメローでエリック・サティーがモチーフのようなThe Empty Screen.と、グイグイいくのがイメージですが、色々な表情を持つ全てが indigo jam unit 🎶

Piano : Yoshichika Tarue 樽栄嘉哉
Double Bass : Katsuhiko Sasai 笹井克彦
Drums : Takehiro Shimizu 清水勇博
Drums, Percussion : Isao Wasano 和佐野功

1. Giant Swing
2. Scene-Cartaincall
3. Ka I Ka
4. Palette
5. Snow
6. Back Shot
7. 7th Feeling
8. Teardrop
9. The Empty Screen.
10. Throb
11. Hopes Of Yesterday


▶ Snow



  

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