どうやってこのアルバムにたどり着いたのか覚えていませんが、2010年の復刻版なので、おそらく札幌在住時代に、当時、桑園にあったファンクものがやけに充実していた中古古本屋の BEAVERS BOOKS で購入したんだと思います。
日本の Think Recordsというレーベルで復刻され Disk Union で再販されている代物で、数年前に調べてみたらで、本物のレコードはレアすぎる超カルト盤で、オリジナルは$1,000オーバー。2026年現在調べてみましたが売り切れでしたので、現在の価格はわかりませんが過去の海外オークションでは、EX盤/VGジャケット相当の個体が2018年に3,500米ドルで落札された記録があるとのこと。当時112円だとして、約40万円ですから結構なレア盤です。アナログレコードは完全限定500枚プレスだったのですが、これは大量生産のCDです。Disk Unionで 2,640円~4,675円 なので、中古のわりに、まあまあ良い値段がついてます。P-Vine が販売権を持っているバージョンもありました。
再度聴きなおすので Erick Dunbar とは、どんな人なのか探しましたが写真などは見つかりませんので、写真は無し。参加ミュージシャンも不明ですが、作曲者だけは掲載されていますので、おそらくメンバーだと思われますが、あまりにもマイナーで経歴、担当楽器なども調べようがない。まさにレアグルーブ。
経歴はライナーノーツの B.V.J. 氏の解説から
1951年ニューオリンズ生まれで、5歳でピアノを弾き始め、6歳の時には既に雇元の教会で演奏していた。ある日曜日、ダンバーは叔父と一緒に教会へ行ったのだが、いつまでたってもオルガン奏現が現れない。そこで、叔父が「オルガンならこの子が弾けるよ!」と言って幼いダンバーを壇上に上げてしまった。彼は突然のことで緊張しながらも、ミス・トーンを一切出すことなく最後まで見事に弾ききって周囲の人々を驚かせた。
教会での演奏は19歳まで続けられたが、その後“City News Band”というグループのキーボード奏者として本格的な音楽活動を開始する。1972年には地元ニューオリンズのスタジオと契約を結び、数年にわたって25回以上のレコーディングが行われたらしい。
どうやらこの時期に録音されたトラックが本作『Freeway』としてTSGからリリースされたようだ。但し、当時本人はこの事実を知らされておらず、後年本作の存在を知って大変驚いたと語っている。1977年には自身のレーベル、Koraレコードを立ち上げ、クリスマス・ソングではあるが初めてのシングル「Disco Claus」をリリースする。その後長いブランクを経て、1988年には彼の息子とともに数曲のレコーディングが行われたものの、これも日の目を見ることはなかったとのこと。
当時の発売もとはTSGというレーベルで、TSGはソウル・シンガー、ロイド・プライスのLPGレーベルの傘下レーベルとして設立された税金対策レーベル。税金対策とは、傘下レーベルで赤字が出ているようにみせかけ、親会社で得た利益と相殺することによりトータルでの税金支払をミニマイズしていたらしい。しかし、そんな中途半端に儲かってはいけないTSGだったからこそ、売れない隠れた名盤があったということでなんでしょう。
中身はズッシリめファンク系が「Freeway」「Love Rope」「Super Love」メローソウル系が「You Must Be From Heaven」ファンク・ロック系が「Does Anybody Wanna Listen」となっています。
ジャケットは売れないブルースロックバンドのような感じで、確かに税金対策で売る気は無かったものと思わせる感じです。レアな昔のファンク録音で悪くはない。正直この音は好きなんですが演奏も楽曲もよだれが出るほどではないかも。C級までダサいやつは好きなんですけど中途半端な気がします🎶
distributed by disk union
1. Freeway / Eric Dunbar
2. Love Rope / Eric Dunbar, Traci Borges
3. Super Love / Eric Dunbar, John Andrew Lewis, Traci Borges
4. Save The Young Ones / Eric Dunbar
5. Rainbow Men / Chris Pratt, Eric Dunbar, Traci Borges
6. You Must Be From Heaven / Eric Dunbar
7. Does Anybody Wanna Listen / Eric Dunbar, Harry Revain, Larry Landry Jr.
8. Magical Moments / Eric Dunbar, Traci Borges
▶ Freeway

















