1998年に発表された通算の8枚目アルバムです。当時ブライアンが活動の基盤を置いていたのはカナダではなくイギリスとなっていた時で、このアルバムもイギリスでは11位となったものの、アメリカでは103位と売り上げは低迷でした。しかし飛ばしすぎない落ち着いた印象で、普段着のロックが気持ち良い作品となっています。
ブライアンが音楽的な思考を改造したら今までの「売れる音楽」ではなくなってしまったという感じがします。人間誰しも変化していくものでありますから、それでしょうがないじゃないかと思いながら聴いています。ブライアン自体、これからあまりヒットには恵まれず、2015年からは、2年に一回ぐらいのマイペースなアルバム制作の間隔になっているようです。
なにはともあれ、ヒット・メーカーとしての役割はもう卒業で、その時に感じる感性で音楽活動を続けるという姿勢に変更したとも思える音作りのアルバムでもあります。
Bryan Adams の近況を見てみようと思って調べていたらオフィシャルHPは非常にシンプルなつくりで音楽性と一致した感じでした。でも少し見にくいかな
Universal Music Japan のページはさすがに見やすい
guitar, bass, piano, vocals:Bryan Adams
keyboards : Phil Western, Robbie Buchanan
organ piano : Dave Pickell, Vince Jones
guitar , bass : Keith Scott
bass:Dave Taylor
drums:Mickey Curry
percussion : Danny Cummings
producer : Bob Rock (1 to 3, 5 to 9, 11, 12, 14), Bryan Adams
recorded at the Warehouse Studio Vancouver, Canada and by the Warehouse Studio Mobile Unit Ocho Rios, Jamaica June - August 1998
1. How Do Ya Feel Tonight
2. C'mon C'mon C'mon
3. Getaway
4. On A Day Like Today
5. Fearless
6. I'm A Liar
7. Cloud Number Nine
8. When You're Gone
9. Inside Out
10. If I Had You
11. Before The Night Is Over
12. I Don't Wanna Live Forever
13. Where Angels Fear To Tread
14. Lie To Me