1968年6月15日、モントルー・ジャズ・フェスティヴァル(第2回)のライヴ録音です。モントルー・ジャズ・フェスの名前が世界的に広まったことでも知られる傑作で、ジャケ写は、会場のすぐ近くのレマン湖のほとりに建つ古城で、この作品は「お城のエヴァンス」とも呼ばれています。
Montreux Jazz Festival は1967年から毎年7月にスイス、レマン湖畔の町モントルーで、開催され、現在はジャズばかりでなく、ブルース、ロック、レゲエ、ソウルなど幅広いジャンルの音楽をカバーしている音楽祭です。
Gene Lees によるライナーノーツには、当時の出来事が書かれていて、非常にリラックスした滞在になったこと、最高のライブパフォーマンスの背景を語っています。
フェスティバル2年目にあたる1968年、Bill Evans Torioが特別ゲストとして登場し、会場となったモントルー・カジノのナイトクラブ全体を圧倒し、Evans は、近くにあるシヨン城を訪れ、その歴史的な遺構を散策、Eddie Gomez やHelen Keane らと共に登山鉄道でロシェ・ド・ネーへ登った際、霧の中で Eddie Gomez と語り合い、彼の「ベースを金管楽器のように捉えている」という演奏哲学を引き出す場面もあった。
全体的により内省的で物憂げなものであった今までの Evans と対照的に、今作はクールかつ躍動感ありアグレシッヴで、不協和音やリズムの対比をより実験的に取り入れており、聴かせるソロもありエヴァンスならではの個性とスリリングな展開が魅力な作品となっています。
メンバーの Eddie Gomez は1966年から Bill Evans Torio に参加し、以後11年のエヴァンスのバンドに在籍します。ドラムは Jack DeJohnette で Evans より15歳ほど年下ですが、堂々としたプレイです🎶🎹
piano : Bill Evans
bass : Eddie Gomez
drums : Jack DeJohnette
producer : Helen Keane
recorded June 15, 1968 at the Casino de Montreux, Switzerland by the technical department of Radio Suisse Romande.
1. One For Helen / Bill Evans
2. A Sleeping Bee / Harold Arlen-Truman Capote
3. Mother Of Earl / Earl Zindars
4. Nardis / Miles Davis
5. I Loves You Porgy / George-Ira Gershwin-Dubose Heyward
6. The Touch Of Your Lips / Ray Noble
7. Embraceable You / George-Ira Gershwin
8. Someday My Prince Will Come / Frank Churchill-Larry Morey
9. Walkin' Up / Bill Evans
10. Quiet Now【Previously unreleased】/ Denny Zeitlin















