2019年3月10日日曜日

ジャズ西遊記 坂田明


フリージャズミュージシャン
坂田明の北欧の演奏旅行記です

坂田明は広島県呉に生まれ
広島大学水畜産学部水産学科卒業
のアルトサックスプレイヤー、ミジンコ研究家

wikiで調べてみたら、1969年「細胞分裂」結成、1972年 山下陽介トリオ
2000年からは 坂田mii 坂田トリオ、坂田明&chikamorachi

この本は結構前に読んでいたが旅行記のように読んでいて
よくわからなかった

未だにフリージャズは私自身よくわからないが
最近、笹塚の「おでんBAR」で聞かされるので
不快だとは思わなくなってきた

そんなこともあり、読み直して見ることにしたわけである

話は、コルトレーンの広島公会堂のフリージャズコンサートから始まる
最初は何なんだ?と思ったようであるが
そのパワーに圧倒されて汗が噴き出すぐらいになったとのこと

読んでいるとフリージャズには
エネルギーの使い方が人によって違うらしい

そしてポーランド、チェコスロバキアへ
旅には色々なことがあり、
ミュージシャン目線の旅の話は興味深い

そしてパーカー、エリックドルフィーの話

そして大学に行ってから留年
家業のトラック運送の手伝い
運送会社への就職
着物のテキスタイル会社に居たってことなどなど


坂田明は、フリーではない演奏で
音を外しても、リズムを外しても
決して演奏をやめなかったとのこと

俺に合わせろ!だったそうです

そこが非凡なんだな、多分





2019年3月9日土曜日

がんこスーパー 山本甲士


元気がでる本です

私は転職はしたことがないけれど、サラリーマン色々ある

泥沼のような状態に陥っても
努力すれば、明るく人と接していけば人生明るくなるもんだ

本のタイトルから
どんな頑固ものが登場するかと思っていたら
頑固な人は出てきたが、頑固な人が本質ではありません

本質は「がんこ野菜」です
これが何を指すのかは本を読んでいただいた方が良いと思います

興味を引いたのはビジネスの構造や発想ですが、
私はJA系食品会社の会社員
がんこ野菜の基本構造はJAの直売所と同じだな
と思ってしまう・・・イカン

気持ちよく仕事して、みんなで支えあう

うらやましい、見習いたい話でありました

ほんわか~しました

Joanna Connor ってオバさんの Walking Blues? が!?


ビックリしたネタです

太ったアメリカのおばさんが庭先でブルースか?
って思ってたら
ビックリのスライド演奏です
これって私が知ってるWalking Bluesではないと思うんですが

ソロだけでなく、バッキングもカッコいい
盛り上がった時のアオリも抜群にカッコいい

何者だ???

と少し調べたらプロでした
アルバムも10枚ほどリリースしているらしい

ギターも歌も好みですが・・・
お腹がゴイスーで、お気に入りにしようかどうしよう
迷いどころですな

Magic Sam Boogie

どうやらハード系のブルースマン

  



2019年3月8日金曜日

ギター練習ソフト Chord Pulse


最初の難関 1625 in C から卒業できていません

【理由】
① まずは、長い120小節のループは中々ハード
② 120小節を覚えられないので譜面を見て練習
するが譜面がめくれない
③ CDの伴奏が早くてついていけない    

そこで考えた!
譜面はコピーでなんとかする
伴奏はコード演奏できてテンポ変えられるソフトを探す

そこで発見はこれ
これは結構いいかもしれない

コードは、1小節づつ画面で選べる
ループできる
リズムパターンもそこそこ揃っている

2週間のトライアルはタダです
購入は$29ですから3千円チョイですか

使ってみて良かったら購入しますかね




2019年3月6日水曜日

本日のCD Barney Kessel ♪ Seven Classic Albums Disk 4


DISK3から引き続き5曲
New Rhumba Pedal Point
あたりが気持ちいい

【Workin'g Out 1961】
When Johnny Comes Marching Home
New Rhumba
My Man's Gone Now
My Funny Valentine
Pedal Point

最後に1962年
軽快なリズムとビッグバンド形式で
オルガンが入ってきてます
これも踊れるパーティ使用で
ロックンロール的な要素もあり

【Bossa Nova 1962】
Love For Sale
String of pearls
They can't take that away from me
Summertime
You came along way from St. Louis
Muscrat ramble
Heartaches
It ain't necessarily so
Ja da
Sweet Georgia brown
Tumbling tumbleweeds
Bye, bye, blues

それにしても恐るべきアルバムの制作頻度と
色々なギターを弾かれる人です
それほど好みの音では無いですが
聞き続けるとハマるパターンの可能性もありです



  


すみれの花の砂糖づけ 江國香織


しまった。詩集だった!

私、音楽・文学・絵などの文化的なものに
興味はあるんですが

演劇とか詩は、あまり得意ではないのです

したがってこの詩集は買ったので
一通りめくりましたが、
ほぼ読んでいないに等しいのです

江國香織の「流しのしたの骨」を読んで
なんとなく好きな感じだと思い
古本屋で適当に買ったんですが
中身は見ていなかったのです

一回は見たんで、もっと歳をとったら
詩を読むときはくるのか?
読みたくなるのか?

その時まで本棚に立てかけておきます

2019年3月5日火曜日

本日のCD Barney Kessel ♪ Seven Classic Albums Disk 3


2枚目からの続き
This Here が、いいかなあ
落ち着いてる静のアルバムですね

【The poll Winners-Explorning The Scene 1960】
 Li'l Darlin'
The Blessing
This Here

そして変貌するスインギン パーティ
同じ年の発売ですが全く違います
パーティ仕様です
盛り上げるようにチョーキング入れてきてますが
無理があるな
でも、こっちがバーニーケッセルの本性なのか
ジャズだけどロックンロール的な盛り上げ方です

Barney Kessel Swingin' Party 1960】
Bluesology
 Lover man
Joy Spring
Now's The Time
Miss Memphis
New Rhumba

すごいリリース頻度です
翌年にワーキングアウト
ベース、ドラム、ピアノのカルテット
マーブジェンキンスらのリズムセクションが強力
スピード感あふれるます
これもパーティ仕様ですね
活きの良い内容です

【Workin'g Out 1961】
Good Li'l Man
Summertime
Spanish Scenery 



  


2019年3月4日月曜日

本日のCD Barney Kessel ♪ Seven Classic Albums Disk 2


DISK1に収録のCarmenに引き続き3曲
3曲目のThe Gypsy's hipは
とてもスリリングな演奏ですが愛嬌があり好感

【Kessel Plays Carmen 1958】
 Carmen's cool
Like, there's no place like...
The Gypsy's hip

そして1959年Some Like It Hot
また感じが変わります
ダンスホールとかでもかけられるようにでしょうか
体が自然に動くようなスイングと
シンプルにわかりやすい構成です

【Some Like It Hot 1959】
  Some like it hot
I wanna be loved by you
Stairway to the stars
Sweet Sue
Runnin' wild
Sweet Georgia brown
Down among the sheltering palms
Sugar blues
I'm thru with love
By the beautiful sea

さらに1960年のThe poll Winners
ベーシスト:レイ・ブラウン
ドラム:シェリー・マン
とのトリオ演奏です
どこか余裕が出てきた演奏で、
1957年のLet's cookとは全く違う
3年でこんなに変わるんですね
アルバム名のPool Winnersは何なんでしょう
このアルバムで何かをつかんだぞ、みたいな感じなのでしょうか

【The poll Winners-Explorning The Scene 1960】
Little Susie
The Duke
So What
Misty
Doodlin'
The Golden Striker

So What


  


2019年3月3日日曜日

モード奏法 完全制覇!


レベルが高かったかもしれない
モードとは何なのか?
おそらく何回も繰り返し読んで、弾いて
それでわかるかどうか

まず最初のリディアンは読んでみて
なんとなくわかるが、アドリブ応用編まで
読み進めると、なんだかわからなくなる

ミクソリディアン、ドリアン、フリジアン
イオリアン、イオニアン、ロクリアン
全部 読み解き、弾き込むのには
結構時間がかかりそうです

いや、このパターンは無理かもしれない

とりあえず、この教則本を持っているだけで
満足しておこう

完走できそうもない教則本が未だあるんだな

2019年3月2日土曜日

灰色のピーターパン 池袋ウエストパークⅥ 石田衣良


池袋が舞台のトラブルシューター「マコト」が主人公

第一話のピーターパンだけ少し違います
小学5年生の「ミノル」が主人公である
ませたガキだと思っていたが、
金儲けの手法がませているだけで
実は純朴なのでホッとする
ピーターパンは大人にならない
「ミノル」は大人になるんだろうが
残念な大人にならないことを願います

最近の世の中の進歩っぷり
かと思えば変わらない世界の情報もあり
まんざら、あり得ない話でも無いように思えてきます

他の話はもう少し俗っぽく、ヤク中マッドドッグ
ホストクラブ、新型デリヘル、警察の癒着
何かの雑誌に出てきそうなネタが満載

Ⅵから読んでしまったので
Ⅰから揃えます

2019年2月27日水曜日

祇園白川 小堀商店 レシピ買います 柏井 壽


食べ物を通して色々な人間模様を描く
グルメ小説

京都祇園の隠れた名店「和食ZEN」
その奥には秘密の扉があり「小堀商店」がある
小堀商店はレシピを買い取り情報を収集する

発想が面白いこと
おいしい描写が直感的に読み取れること

これを読んでいるとお腹が空いてくる
自分もグルメな気分になれる

売れっ子の芸妓のふく梅は、何か
かわいらしい感じが好感
ZEN店長の淳はスマートな人柄でカッコいいんだけど
職人の意地があって親しみが持てる

一つのレシピにまつわる人間模様がワクワクしました

これもTV化できるタイプの小説ですよね

ただ最後まで疑問点が解決しなかったことがあります

レシピを買い取って
最終目標は何なんだろう?

続きは出るんでしょうか?

出たら買います

2019年2月23日土曜日

たそがれビール 小川糸


2012年1月5日から始まるエッセイ
まずは「がんばる」から始まる

頑張れは相手を追い詰めると
状況についてよく考える報告が良いとされる
社会人になってからは
頑張るだけでは目標がはっきりしない
などとされる
しかし、ぐっと頑張る、努力することが絶対ある
と小川糸さんは決意をかためる

そのとーりだ
頑張るだけでもいいじゃない

その後、たわいもないことが多いですが
その日に思うことを
小川糸の感性で言葉を簡単に言葉でまとめていく

実に普通だが
こんなに普通な感じは
文章では中々だせない

そしてパリの蚤の市、モロッコ、おせち

普通がいい

2019年2月22日金曜日

「洗脳されているのかもしれない」

昨晩も、何かがたまっているようで
ひとり2軒はしごしてしまいました

2軒目はいつもの笹塚の「おでんバー」

到着時には、いつものレギュラーメンバー2名 
+ 見知らぬ美人女性(女性メンバーさんのお連れさん)

かかる音楽も、いつもよりしっとりジャズ路線
落ち着いた雰囲気です

もうひとりのメンバーさんの、
出張土産の鳥取名物なんかも頂いたりで良い感じでした

そして女性がお帰りになると
マスター : 「さあ、好きな音楽かけてください」

ああやっぱり我慢はしてたのね
普通の女性客に、あまり刺激がありすぎる音楽もどうかな
まあ、大人の判断でしょう

そして、こんなヤツがかかり始めました

この手のジャズは興味ないんですが
繰り返し聴いているうちに
だんだん慣れてきました

慣れってこわいですね

2019年2月20日水曜日

朝ごはんぬき? 田辺聖子


この本もボロボロです
風呂で読んだり、
折りたたみの雨傘と一緒に
カバンに入れておくとこのような事態になります

昭和51年に発刊されています
ライトな小説ではありますが
若干時代を感じさせる感じがしました
ハイミスで31歳ですからね

私が6歳の時ですから
この時に両親が読んだら
別に古臭く感じることはなかったのでしょう

ライトな中身だけに今読むと若干不完全燃焼だが
ゆっくりとした空気感は好感

2019年2月18日月曜日

まれに見るバカ女との闘い


題名はひどいが、中身は高尚な面白さがあるのか?
と思って古本屋で購入しました

結果、一言でいえば下品な本でした

まともなこと書いてる文筆家もいますが
ほぼ意味をなさない批判を書いて
文脈や論理性のない駄文を羅列しているだけ

2003年ってネットの普及率は60%を
突破した時らしいですけど
未だ本が売れる時代なのか
タイトルだけで勝負のような中身でしたね

今はSNSも発達してるんで
このような駄文で原稿料をいただける
時代では無いと思います

いや、何度見てもバカはお前らだって感じでした