2019年10月20日日曜日

長い長いお医者さんの話 K.チャペック


1952年出版チェコの作家の童話集
小学校の時に買ってもらったものだと思いますが
奇跡的に手元に残っている数少ない本

少年少女用の現代風童話ですが
ひと昔前の作なので
(現代では)差別用語が頻発し
子供向けなんだけど、冗談にならないお話も

宿なしルンペンくんの話なんか、テンコ盛りです
本名はあるが、あだ名を勝手につけられる

やくざもの・宿なし・ごくつぶし・ものぐさ太郎
ろくでなし・のろま・鈍物・のらくら・浮浪人・着たきりスズメ
渡り鳥・風来坊・こじき・浮草野郎・フラフラとんぼ

中々の単語がオンパレード!

かばんを預かってくれと言われたら
たっていただけで警官に「浮浪罪」で逮捕(?!)

かばんの中身を確認したら大金があって再逮捕!
裁判の時には強盗殺人罪!!!

童話ではありますが、差別とえん罪の話となっています

しかし童話ですから、持ち主が現れてえん罪容疑が晴れ
持ち主からお礼として家を買っても余るほどのお礼をもらう
しかし、直ぐに落とす!!!!

そしてカラスの王様となったのだが
カラスの王様になったことに気づかずに放浪
救いがあるような無いような

でも昔ながらの童話ってこうゆうプロット多いですよね
ある意味、怪談のひとつ手前

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