2019年10月12日土曜日

流しのしたの骨 江國香織


題名からする暗くて怖い話になるのかと思いましたが
そのような展開にはならずに安心

読み進めると家族の話で、淡々とありふれた家族描写

でも途中で少しイタイ感じのしま子チャンが、
大切な人を連れてくると言い、
大切な人が女性だとわかった時に普通の話ではなくなる?
と思いきやそうでもありませんでした

でも「流しのした」から
いつ骨が発見されるのか?
何の骨なのか?

あれや、これやと想像していましたが
そんなありふれた展開になるわけもなかったんですね

ネタばれになるので、あんまり詳しくは書かないでおきます

あとがきにもあるように、よそのうちの中をみるのはおもしろい
独自性と閉鎖性
家族には家族のルールがあります
色々なことがあります

2回目も静かに再読でして、また覗き見してしまいました


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