2013年12月10日に亡くなられてずいぶん経ってしまいました。そんなに前だったかな?って感じがします巨匠ジム・ホールの1957年録音の初リーダー作です。生まれは1930年なので、この時27歳ですが写真の巨匠はそう少し落ち着いた貫録のある年齢に見える気がします(失礼)今まで気にしていなかったんですが、ジャケットで壁にペインティングしている人がいます。よく見てみると painting で John Altoon とのクレジットで、1950年代と1960年代のLAアートシーンで抽象画で著名なアーチストとのこと。確かに何の絵という訳ではなさそうな感じはしますが、ジム・ホールの笑顔に対してあまり明るい絵ではないようですが、面白い構図です。
ドラムなしのオールド・ファッションなトリオ編成とシンプルな演奏で何かとてもライトで、あったかい雰囲気が伝わってきます。現代ジャズ・ギターの巨匠ジム・ホールの記念すべき初リーダー作ですが気負いは感じられずリラックスした雰囲気で、難しいことはやらんので、楽しんで聞いてね。といった貫録はスタンダード曲で安心して聴ける手堅い構成にも感じられます。
私の手持ちの中では、リーダーアルバムでは Concierto (1975) だけですが、セッション参加では Bill Evans で Green Dolphin Street (1959)、Undercurrent (1962) そして、Charlie Haden - Jim Hall (1990) そして忘れてはいけない Ella Fitzgerald Ella In Berlin (1960) なんかがあります。やっぱりデュオ作品に妙技が発揮される方ですね🎶🎸
guitar : Jim Hall
piano : Carl Perkins
bass : Red Mitchell
producer : Richard Bock
recorded in Los Angeles, January 10 & 24, 1957.
1. Stomping At The Savoy
2. Things Ain't What They Used To Be
3. This Is Always
4. Thanks For The Memory
5. Tangerine
6. Stella By Starlight
9:20 Special
10. Deep In A Dream
11. Look For The Silver Lining
12. Seven Come Eleven
0 件のコメント:
コメントを投稿