伴奏などを楽器なしで歌うボーカルのみで表現される音楽のことを日本では「アカペラ」と言います。このフレーズは、イタリア語由来で、もともとア‐カペラ〖(イタリア)a cappella〗で、もともとは伴奏を伴わない宗教音楽を指すものっだのが、無伴奏で歌う合唱、独唱でも現在は用いられているようです。もしかして日本のみで流通する和製イタリア語の可能性は?と思って調べてみたら、英語でも意味もそのまま使っていて、スペルは「acappella 」「acapella」という風に若干変化しているようです。発音はわかりません。
わたくしのアカペラ初体験は、もちろん小学校の授業ですが、本格的にしびれたのは、幼いころから通っていた教会です。大学生の時に、クリスマスで歌う讃美歌を、オルガンなどの楽器の伴奏なしで練習していたら、こっちのほうが響きがカッコいいんじゃねえかと目覚めてから。最初は簡単な讃美歌でしたから、最終的にはハレルヤコーラスまで歌っていました。歌詞の意味はさっぱりわからずに歌っていましたが・・・
社会人になってからは、教会にさっぱり行かない不良信者になってしまっていますが、個人的には、社会人になってからも、カセットテープで4チャンネルぐらいで多重録音で遊んだり、パソコンで多重録音ができるようになってからは多重録音による音質劣化が軽減してからはDoo-wop系の曲を10声ぐらい重ねてもアカペラで録音して楽しんだりしていました。今はやってないんですけど、一人で夜中にヘッドホン付けて歌って録音してたりしましたから、当時のマンションで近所に聞こえていたとしたら、不気味な住人が住んでいるとおおわれていたことでしょう。でもこの時は騒音でのご近所トラブルはありませんでした(札幌時代のマンションでは防音がしっかりしてると思って、夜中にギター弾いてたら警察が来たことあります。東京に戻ってからは壁が薄いので生音楽器は、家ででかい音で練習できないのがストレスです)
All Blues Milesの All Blues に、Kim Nazarian, Peter Eldridge が歌詞をつけています。ジャズの土台を残しつつ声で厚みを出し、完璧なハーモニーが聴けます。流れるような美しさを感じます。でも確かこれが一番熱かったような記憶がありますので、聴き進めます。
Do You Wanna Know What I Want? ジャジーではありますがポップさ強め。All Blues 意外覚えていなかったような気がしていましたが大丈夫。これも覚えています。リズムのノリと、声の受け渡しが絶妙なところが、さすがボーカルグループ。楽器に負けていません。
Ain't No Sunshine 3日前に Bill Wither のベストを聴いていたのは偶然。切なさ満載の原曲を、ボーカル・アンサンブルで表情をつけて歌い上げています。でも I know, I know のフレーズだけは、コーラスを入れずに、もっと切なくやっていただけたら、この曲が活きるんじゃないかなあなんて思ったり。最後にかぶさるように皆さんが重ねてくるとこなんかは良き。
Oh, Lady Be Good これはカッコよさ全開です。Ella Fitzgeraldへのトリビュート要素があり、スキャットが素敵です。良きです。大変よきです。
Skin 6分15秒で長めにしているのは、グループとしては聴かせどころのポイントの意味があるんでしょう。プログラミングや、DJ的なアレンジも入って凝ったアレンジではあります。でもですね。実験的で良いんですが私的にはこれじゃない。かな。
Silence of Time シンプルに楽器なしのアカペラで、短い中で雰囲気を整える役割があります。こんな讃美歌っぽい響きは、懐かしさを感じてしまいやっぱりいいだなあ。
Traffic Jam James Taylor 曲で、歌いなれた感じの力が抜けた歌い回しとアレンジの相性もよく、自然体のグルーヴ感が良いです
Open Invitation きれいなメロディ、流れが美しい。声のレイヤーも感じやすい。地味だけど、こんなやつもアルバムの中には必要だと思います。
Forever Workin' It Out メンバーの Peter Eldridge の持込み曲です。タイトル通り、動きのある作りが感じられます。もっと嫌味なほどボーカルグループのテクをぶち込んでくれても良かったんですけどね。
The Sultan Fainted 古臭いフュージョンタイプの響きに、ジャズボーカルっぽい組み合わせは好みですし、ラテンにチェンジするのもガッツリとカッコよい。こんな曲が他のバンドで、もっとあっても良さそうなのに、あんまり私は聴いたことがないです。ジャパンジャズっぽいノリも感じてスキ。こんなに良い曲を覚えてなかった。新発見みたいな感じです。
Prelude/Interlude アルバム全体の余韻を整えるラスト。すがすがしい。
正直つまらなかった記憶もあり、あんまり聴きなおしてこなかったアルバムですが、結果は好感度アップでした。実力ある一流は、やっぱりちゃんと聞けば一味違うものがある。1993 GRP Records からの発売🎶🎼
【vocals】
Caprice Fox
Darmon Meader
Kim Nazarian
Lauren Kinhan
Peter Eldridge
produced by Jeffrey Lester
recorded at RPM studio
1. All Blues / Miles Davis, Kim Nazarian, Peter Eldridge
piano : Andy Ezrin
bass : Will Lee
drums : Tommy Igoe
alto sax, tenor sax : Darmon Meader
trombone : Jay Ashby
trumpet : Jim Hynes
trumpet, soloist : Claudio Roditi
2. Do You Wanna Know What I Want? / Eve Nelson, Lauren Kinhan
lead vocals : Lauren Kinhan
keyboards : Andy Ezrin, Eve Nelson
bass : James Genus
drum programming : Eve Nelson
drum programming, cymbal : Tommy Igoe
tenor sax : Darmon Meader
3. Ain't No Sunshine / Bill Withers
lead vocals : Caprice Fox
keyboards, strings : Andy Ezrin
guitar : Peter Calo
bass : Randy Landau
drums : Tommy Igoe
percussion : Jay Ashby
tenor sax : Darmon Meader
4. Oh, Lady Be Good / George Gershwin, Ira Gershwin, New York Voices
Scat, Soloist : Darmon Meader, Ella Fitzgerald
piano : Andy Ezrin
acoustic bass : Randy Landau
drums : Tommy Igoe
5. Skin / Andy Ezrin, Caprice Fox, Jody Gray, Mark Cobrin
guitar : Mitch Stein
bass : Randy Landau
cymbal, drum machine : Tommy Igoe
drum programming : Jean Baptiste Boclé
6. Silence Of Time / Caprice Fox
7. Traffic Jam / James Taylor
lead vocals : Peter Eldridge
keyboards : Andy Ezrin
lead vocals : Darmon Meader
bass : Randy Landau
drums : Tommy Igoe
8. Open Invitation / Darmon Meader, Lauren Kinhan
lead vocals : Kim Nazarian
piano : Bill O'Connell
guitar : Romero Lubambo
bass : Leo Traversa
drms : Duduka DaFonseca
trombone, percussion : Jay Ashby
9. Forever Workin' It Out / Peter Eldridge
lead vocals, keyboards : Peter Eldridge
keyboards : Katreese Barnes
guitar : Mike Campbell
bass, drum programming, guitar : Jerry Barnes
percussion : Steve Kroon
tenor sax : Darmon Meader
10. The Sultan Fainted / Darmon Meader
lead vocals : Kim Nazarian
piano : Andy Ezrin
electronic wind instrument : Darmon Meader
programmed : John Tendy
bass : Leo Traversa
drums : Tommy Igoe
percussion : Jay Ashby
11. Prelude / Interlude / Peter Eldridge, Caprice Fox
piano : Peter Eldridge
soprano sax : Darmon Meader
synthesizer : Andy Ezrin




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