2018年10月21日日曜日

魔王 伊坂幸太郎


少し政治的な匂いもするこの作品
魔王は犬養のことなのか?
主人公のことなのか?

人はムードで流される
考えないでいると
世間の雰囲気が自分の思考と勘違いする

政治、思想、哲学が組み合わさり
何か、じわじわとくる
「こわいもの」も感じる
超能力の存在、死神など

エンターテイメント性もあるが

雰囲気はやや重め

政治が一つの題材であるという事で
批判的なことも目にしたことはありますが
エンターテイメントとして
読めば十分に面白い作品です

ネガティブ、悲観的、病的思考
それがこの作品の重さ、暗さ、面白さ
異色でした
引きずる作品ですねえ

お買い得 じゃがいも 10kg 2600円

北海道の知り合いの農協から
特別に安く譲ってもらいました
と言うよりは無理やり買わされた?に近い

50個限定ですが
昨日発売でもう半分無くなりました
早くなくしたいので、ほぼ利益0のお買い得です
宣伝です(お早めに)

販売サイトへは画像と文字にリンクしてます
会員になると買えます


今回限りの特別価格!!
北海道

お買い求めは


2018年10月14日日曜日

重力ピエロ 伊坂幸太郎


春が二階から落ちてきた
で始まり、終わる

春は弟であるがつらい出来事の結果
春は生まれた。
つまり天から落ちてきたとも理解できる

相変わらずワールドに引きずりこまれる
多元的な描写である

この作品は若干ミステリー風でもある
途中からの展開は意外性が少ない

ストーカーだった女の子は
この物語の後で春と
ハッピーエンドになるのであろうか?

いや無理なんだろうな
いやいや春は変わったかもしれない

色々想像しながら読み終えました


2018年10月13日土曜日

そば刺身 ネルドリップ珈琲 


昨日の宴会
更に飲み足りない人で
2次会は蕎麦の高田屋

そこで頼んだ
蕎麦の刺身

蕎麦を幅広に切ってあります

これが美味い
蕎麦の風味が濃く
細く切った時とは全く違う食感



満腹とほろ酔いで家に帰り
今週仕入れたネルドリップのフィルターで
コーヒータイム

ネルと呼ばれる布フィルターで
珈琲を入れます

普段はステンの金属フィルターで
入れているのですが
金属フィルターでは細かい粉が
落ちますので
珈琲の風味がかなりダイレクト

細かい粉が沈殿しますので
飲み終わりの
カップの底が気になる感じです

ネルドリップの感想は
ややマイルドで滑らかな感じになる
ペーパーフィルターとは明らかに違いがあり
この方が私的には好みですね

でも入れた後に
布は洗って乾かさねばなりません

少し手間がかかりますので
忙しい時には不向きですね

生乾きの匂いが付きそうなんで
送風機の前において乾かしてます

長続きするかどうかは
自分の性格を考えると若干疑問ではあります

2018年10月8日月曜日

珈琲豆 キリマンジャロ


珈琲の違いの分かる男になりたい

この間のグアテマラは
私の好みに合っていた

今回は、キリマンジャロ

キリマンジャロは、タンザニア北部ケニアの国境近く
キリマンジャロ山脈が有名です
日本の珈琲店に行くと大体置いてある銘柄です

もちろん今までに飲んだことはあるのですが
深く味わったことは無い
ましては、自分で入れたことがない

さてまずはウンチクを調べてみると

国内でも有数の高品質コーヒー豆の生産地であるが
必ずしも世界的に人気がある銘柄とは言えない

ん?

日本でブランドとして認識されるようになったのは
ヘミングウェイ原作の『キリマンジャロの雪』
きっかけであると言われている。

ほー

その結果ドイツに次いで、
タンザニア産のコーヒー豆を輸入するようになり
モカ、ブルーマウンテンにつぐ人気を誇る銘柄に成長した
かつてはブルーマウンテン同様
「英国王室御用達」
という売り文句で販売されていた。

なるほど

で飲んでみての感想はというと
酸味あり、コクあり
ボディ深め、苦味若干

総じて好みですが
今のところ2種類ストックなら
「グアテマラ」「モカ」
3種類目に「キリマンジャロ」

珈琲とは関係ありませんが
買い物帰りに公園沿いで赤い木の実を見かけました

名前は知らんですが、昔からありますよね
この赤いヤツ

確か種でかくて
食べると苦いハズ

秋も深まるかと思いきや
少し暑かった三連休でした




2018年10月5日金曜日

ツバキ文具店 小川糸


読み始めは、感情移入ができず
面白い本とは感じられなかったけど
読み進めるほどに引き込まれていく作品だった

主人公のポッポちゃんは鎌倉の文具店を営み
「代書屋」も兼業している
代書を依頼されながら、
様々な人の人生ドラマに触れていく

代書へのこだわり
紙、インク、切手、筆記具への思い入れと
シチュエーションに応じた使い方

最初はマニアだと思っていたが
そのうち、ふーん
これも日本の「おもてなしの心」に通ずるな
と感心したり

最後は暖かなハッピーエンドに続く
余韻を持たせた終わり方

読み始めと違って小川糸さんにやられました

デビュー作「食堂かたつむり」
もスタンバイさせています

楽しみです




台風やら雨が続きカバンの中で
本の表紙がボロボロになる事態が多発しています

ブックカバーを買いました
きっと使い込むと味がでるであろう
革にしてみました

少々値が張りましたが・・

ブックカバーを購入して良かったのは
本の保護だけではありませんでした

本を読んでいると、
開いていたページが閉じてしまうので
手で持ちながら読みます

読みながらタバコに火をつけるときには
何か「重し」が必要になります

しかしこのブックカバーがあれば
カバーを読みかけページの右端に少し載せておけば
押さえる必要がございません

買ってよかった
カバーであります

2018年10月1日月曜日

かすみんカレー 柚子胡椒香る味噌汁


私の仕事なんですが全農系の食品会社でございます

で新製品で先月から「かすみんカレー」販売しとります
石川佳純の生まれた山口県産豚肉使用
国産にんじん、玉ねぎ使用
「石川佳純監修!」
作っているのは同じ全農系の会社の
長野県農協直販 アルプス工場

味はマイルド
卓球ファンのお子様にも美味しく食べられる味ですね

購入は会社のHPかJAタウンで出来ます

クリックで買いに行けます
購入は会員になっていただければできます

そして

私の会社で売っている訳ではないのですが

社内の内販で買って
毎日朝飲んでるうちに
はまってきたフリーズドライ味噌汁

「柚子胡椒香る味噌汁」

柚子胡椒のパンチが効いていて美味いと思います
上に浮いた揚げに柚子胡椒の味が染みていて
味噌汁を飲む前にすくって食べると幸せです

飲み屋で知り合いに美味しいと思うんだけど
と紹介したら女性に評判よろしく
売ってくれと頼まれ始めたものです

私の会社では扱ってないので
残念ながら知り合いにしかお分けできません

「JAふくおか八女」さんで作っています
ネットで調べましたが
どうやら県内Aコープでしか売っていないようです

2018年9月26日水曜日

いつもの道、いつものお店


今年の猛暑は厳しかった

しかし雨が降って気温が下がり
台風が来て気温が下がり
いつの間にか、秋っぽくなってきました

そして秋の連休
夏季休暇が1日残っていたので
4連休となりました

掃除・pokemonGo・読書・パチンコ

あっという間に過ぎてしまいました


そして笹塚のいつものお店で
私「今回はダラダラなので、冬はベトナムにでも行きたい」
「えー、ベトナムに!丁度行こうかと思ってたんで先に」
などと酒を飲みながら、ジャズを聴きながらグダグダしていると

マスターから「そういえば」
「ん?」
「大家さんがね」
「うん」
「この店の建物が老朽化してるんで建て替えるらしい」
「えー!ってことは店の場所変える?」

「とりあえず不動産屋行ってきた」
とのこと

前にも聞いていたけど
家賃は●万/月(一桁)の格安です

ひとり経営なので席数はカウンターで
10あればOK

音楽だけはある程度のボリュームで流したい

などありますが、常連相手だけに
笹塚でしか商売は無理ですね

情報あれば教えてください

私が定年を迎えるころ
マスターが引退を考えれば
後も継げるか?
などとも話していただけにショック

次の場所は私もアンテナ張らねば!


2018年9月24日月曜日

真綿荘の住人たち 島本理生


北海道から上京した大和くんが
江古田の下宿に住む
下宿の住人は、ややこしくもあるが
ほぼ魅力的な女性ばかり
(大家さんの内縁の夫を除いて)

うらやましい設定です

しかし大和くんは純朴が故
その素晴らしさに気づけない

江古田にはライブハウスに数回
行ったことがある程度ですが
雑多な街並みが庶民的で、
真綿荘のイメージが容易に想像できます

人がいればその数だけ人生がある
真綿荘には特に色々なネタがあります

でも奇想天外でもなく
ありそうな感じでもあるところが
身近に感じてしまうところ

読んだあとには何か柔らかいものを感じました

2018年9月19日水曜日

Lowden WL25 がすごく欲しい


この間から注目のギターです
スモールですがフルサイズの性能

ローデンギターの丸いフォルムが
以前から気になっていたので
これは欲しい・欲しい・欲しい

ローデンのWL25

お値段は45万円
中々手が出しにくいとこです

エドシーランに弾いてもらうために
作られたようですが
上位機種の35もあるようです

35はお値段70マン!

これは宝くじでも当たったら買うとして
目標は25かな

2018年9月16日日曜日

今週の美味しかった

今週は月曜から出張で愛知県へ

午前から商談してお昼は「鰻」ごちそうになっちまいした
いつもと違いリッチな感じ

鰻は安城の吉野家さん

暖簾をくぐると鰻を焼く香ばしく良い香り

「何にしましょう?」
こころの中では「櫃まぶし」と叫んでいましたが
「おまかせします」 

で・当然、名古屋ですから「櫃まぶし」


関東の柔らかい鰻も好きですが
櫃まぶしは、やはりカリッと焼きです

素晴らしい!ブラボー!!
吉野家さんの「櫃まぶし」はこれまた「うまかった」
内装新しく落ち着いた店内で最高でした
と月曜から贅沢です


そして、水曜は転勤で東京に来ていて
北海道へ帰る方とのお食事
私も北海道にいたのでお仲間って感じです

新宿の居酒屋で一杯だったんですが
一杯ではなく、しこたま呑んじまいました

料理はオシャレな感じで洋風と和風のミックス

特に美味しかったのはこれ


ザ「フォワグラ大根」
ネームからしてヤバい奴です
想像通りの味です

居酒屋なんで値段はそれほど高くなかったです

そして今年は、猛暑・台風等で仕事で
取り扱っているフルーツの出荷も大変なんですが

桃も梨も出来が良い

ブドウも全般的に出来が良く、特に美味しいのはこいつです


会社のWEB SHOP では
既に売り切れです

シャインマスカット
山梨、山形、岡山どの産地も非常に濃厚な
味に仕上がってます

ブドウは出来が良い年で
あればあるほど脱粒しやすい
(ポロポロ粒が軸からとれる奴です)
あと糖度が高いほど傷みやすい

ピオーネなんかも今年はホント美味しいんだけど
脱粒が「難」でした

今年のシャインマスカットはどれも糖度20超え

生産量が増えると果物の値段は下がるのが普通ですが
シャインは人気が高いためドンドン値上がっています

でもこれだけ美味しければファンが増えるのも当然ですね

来年ももっと美味しくなって欲しいですね










2018年9月10日月曜日

名古屋で呑む 焼き鳥 東

先週の出張でイン名古屋

焼き鳥屋ですが、中々のお店でした

早い時間では予約無いと入れないらしいです

店の名前は東
名古屋コーチン・三河地鶏のメニュー
こじんまりした店内は清潔な感じがするお店です
私のいつものお店とは違います

絶品は鶏の刺身盛り合わせ


まずは、美しい!
肝の脂のノリが良く鮮度よし

あまりに美味しかったので撮影してしまいました

仕上げは落ち着いたバーで
マイヤーズ ライム ロック
あー 飲んでしまった

2018年9月2日日曜日

旨いチーズ? 「ブッラータ」 そして「生せんべい」

暑い日が続きます
私、糖尿もちなんでビールは1杯
あとは蒸留酒にしてるんですが

ビールが旨くて、最近つい2杯が続いてます
定期健診で数値が若干悪化してます
やばいですね

やはりビールは1杯に限定しなければ・。

新宿の友人の店でビール1本、焼酎2杯ひっかけ
笹塚のいつものお店へ

お決まりの「ひとりハシゴコース」

おなじみ常連さんと
あーだこーだ言いながら
思い思いに好きな音楽をチェンジ

そして食の話題になると

「そういえば、いいもんあるんですよ」
と(持ち込み食材ですが)紹介してもらいました


チーズ?ですよね?

巾着切ります


出てきたのは


とろっとろです


そうか、この間テレビで生モッツァレラとか
田中義武が宣伝してたヤツだ!
ネットで調べるとブッラータなるチーズとのこと

でも、これは東京で作っています
CHEESE STANDというところで
購入可能なようです

食感は、見た目通りトロトロ
生クリームが優しいチーズにくるまれています

はちみつを、かけてみたら
あら、最高に合います

ヤジオ4名がうなりました
女子がいたら大変なことになりそうな感じです

そしてもう一つ別の方のカバンから出てきたネタ
(今日は私はネタありません)

?生せんべい
愛知県の田中屋さんの販売です

名古屋は9年住んでましたが、初めてです


袋を開けると、こんな感じ


それらしく更に盛り付けるとこんな感じ
(正しいかはわかりません)


アップです

で、どんな「せんべい」か

「せんべい」ではないですね
お米に黒糖・砂糖で味付けし、
おそらく蒸しでしょう
小麦粉も少々入ってます

「ういろう」に近い「生麩」のような感じで
素朴な甘みが味があり
飽きのこないお菓子ですね

マスター今日も持ち込みで申し訳ない







2018年8月28日火曜日

昔やったハンミョウの幼虫釣り

先日の土曜に小学校6年1組の同窓会やりました
毎年夏の終わりにやっていて私は2年ぶりの参加
今年は少し少人数です

でも小学生時代の友は永遠です


そして昨日の
テレビプロフェッショナルの流儀は
昆虫写真家 栗林慧

ハンミョウの幼虫釣りやってました

小学生の思い出続きです

実はわたくしも小学生の時
ハンミョウの幼虫釣りはまりました

昔は新宿に実家があったんですが
そんな都会の家の庭で
ひたすら熱中した遊びです

今都会でもできるところはあるんでしょうか?

youTube 便利ですね
映像ありました

土の小さな穴から顔を出す幼虫

これに糸とか草を這わせたり、穴に突っ込むと
小さくて凶暴な幼虫がかみつきます

youTubeでは、穴から毛糸に飛びつきますが
これはやったことは無かったです

小さい虫ですが
集中していると相当迫力がありました

小さい頃は
よく土を見つめていたんですね

よく見れば見逃しているものが見える

そんなことが、今もあるんでしょうね
見逃してるだけで

ヤジオも日常を
よく見てみようとも思います
仕事ですよ・・

何か発見があるかも・・

2018年8月26日日曜日

猫を抱いて象と泳ぐ


読み終わる数ページ前から
目頭が熱くなった

この本について何かを語るとすると

チェスが題材である

タイトルから中味が想像できない

基本的に静の世界であること

読みながら主人公を傍観していたら
いつのまにか引きずり込まれている

チェスの棋士「アリョーヒン」は実在するが
どうやら「リトル アリョーヒン」は
この物語の中だけの人物であるようである こと

などなど

読みながら結構ググりもしました

終盤で「インデイラ」からの手紙が来た時に、
この手紙のやり取りの内容では
やり取りがこのままではいつか終わってしまう

終わったら何かが起こる?

と気づいた瞬間から
グッと引き込まれました

ドトールでの、
読書時間がこのあたりで倍の長さになり
(珈琲一杯で粘る時間が長くなり)

結末が見えた瞬間、眼のあたりがジワッっと
ふと、我に返り

オジサンの涙腺が緩んでいることに
誰も気づいていないことを確認

余韻に浸りながら、これを書いています

他にも小川洋子の本は購入済み、未読があったはず

「博士の愛した数式」は
あえて購入していません

でしたが、近いうちに購入の決心しました

他のタイトルでも泣かされるんだろうか?