読み終わる数ページ前から
目頭が熱くなった
この本について何かを語るとすると
チェスが題材である
タイトルから中味が想像できない
基本的に静の世界であること
読みながら主人公を傍観していたら
いつのまにか引きずり込まれている
チェスの棋士「アリョーヒン」は実在するが
どうやら「リトル アリョーヒン」は
この物語の中だけの人物であるようである こと
などなど
読みながら結構ググりもしました
終盤で「インデイラ」からの手紙が来た時に、
この手紙のやり取りの内容では
やり取りがこのままではいつか終わってしまう
終わったら何かが起こる?
と気づいた瞬間から
グッと引き込まれました
ドトールでの、
読書時間がこのあたりで倍の長さになり
(珈琲一杯で粘る時間が長くなり)
結末が見えた瞬間、眼のあたりがジワッっと
ふと、我に返り
オジサンの涙腺が緩んでいることに
誰も気づいていないことを確認
と
余韻に浸りながら、これを書いています
他にも小川洋子の本は購入済み、未読があったはず
「博士の愛した数式」は
あえて購入していません
でしたが、近いうちに購入の決心しました
他のタイトルでも泣かされるんだろうか?
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