2018年10月5日金曜日

ツバキ文具店 小川糸


読み始めは、感情移入ができず
面白い本とは感じられなかったけど
読み進めるほどに引き込まれていく作品だった

主人公のポッポちゃんは鎌倉の文具店を営み
「代書屋」も兼業している
代書を依頼されながら、
様々な人の人生ドラマに触れていく

代書へのこだわり
紙、インク、切手、筆記具への思い入れと
シチュエーションに応じた使い方

最初はマニアだと思っていたが
そのうち、ふーん
これも日本の「おもてなしの心」に通ずるな
と感心したり

最後は暖かなハッピーエンドに続く
余韻を持たせた終わり方

読み始めと違って小川糸さんにやられました

デビュー作「食堂かたつむり」
もスタンバイさせています

楽しみです




台風やら雨が続きカバンの中で
本の表紙がボロボロになる事態が多発しています

ブックカバーを買いました
きっと使い込むと味がでるであろう
革にしてみました

少々値が張りましたが・・

ブックカバーを購入して良かったのは
本の保護だけではありませんでした

本を読んでいると、
開いていたページが閉じてしまうので
手で持ちながら読みます

読みながらタバコに火をつけるときには
何か「重し」が必要になります

しかしこのブックカバーがあれば
カバーを読みかけページの右端に少し載せておけば
押さえる必要がございません

買ってよかった
カバーであります

0 件のコメント:

コメントを投稿