2021年1月21日木曜日

本日のCD Miles Davis ♪ The Man With The Horn

 

マイルスは1975年の大阪でのライヴ・アルバム
Agharta、Pangaeaで健康状態も悪化により休業し
1981年に約6年ぶりにリリースしたアルバム
ロック、フュージョン色が強い作品で
読解力を試されることが好きなタイプのマイルスファンには
評価が分かれる作品のようです

1曲目の「Fat Time」はのっけからミュート・トランペットで始まり
メンバーを見なくてもMike Sternとわかるギターでかなり満足
「Back Seat Betty」「Shout」の流れも良くロック寄りサウンドも良し
メインのベースをMarcus Miller、ドラムに Al Foster を持ってきて
適度に商業音楽的なセンスが入ったことにより
マイルスがやる気になっているのでしょうか
いつもより分かりやすく、せわしなく、雑にと
乗り気になって吹いているように感じます

あと私の持っているCDのライナーノーツは
曲名・参加ミュージシャン・エンジニアなどと
録音スタジオぐらいしか書いて無くて
いかにもファンを軽く見ているようなつくりで
それも「らしい」なと思ってしまったですね

trumpet : Miles Davis
guitar : Barry Finnerty (2, 3, 4, 6), Mike Stern (1)
bass : Marcus Miller (1, 2, 4, 6)
drums : Al Foster  (1, 2, 4, 6)
percussion : Sammy Figueroa (1 to 3, 4, 6)
soprano sax : Bill Evans (1, 2, 4 to 6)

1. Fat Time
2. Back Seat Betty
3. Shout
bass : Felton Crews
drums : Vincent Wilburn
synthesizer : Robert Irving III
synthesizer : Randy Hall
4. Aida
5. The Man With The Horn
bass : Felton Crews
drums : Vincent Wilburn
piano, synthesizer : Robert Irving III
vocals, guitar, celesta, synthesizer : Randy Hall
6. Ursula

Fat Time

Back Seat Betty

Aida


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