ディスク・ユニオンのレジ前の本売り場に置いてあったので
村上春樹氏の作品自体を初挑戦してみました
小説を読んだことがないので著者への予備知識は
ベストセラー「ノルウェイの森」の作者であることと
この本の存在は知っていたので音楽愛好家であるんだなということぐらい
この本のあとがきで知ったのですがジャズ喫茶を経営されていたとのこと
Wikiで確認したらジャズ喫茶「水道橋スウィング」の従業員でも
あったとのことで筋金入りですね
ジャズばかりでなくクラシック(特にピアノ)やロック・ポップスなど
気に入ったものは幅広く聞かれるので共感するところは多々ありました
比較するのも、おこがましいですが私との違いは
氏は非常に丁寧に歌詞や微妙な演奏のニュアンスまで聴いておられます
私は音楽は英語でも日本語でも歌詞はあまり気にするタイプではありません
たまに英語で何を言ってるのかわからないけど
歌で表している表情が気になって歌詞を確認することはありますが
咀嚼せずに全体を塊で聴いてしまう傾向があり
曲のもつ響きを重視して、気に入ったものについては
後で歌詞も読んでみるタイプです
しかし最近はミュージシャンの歴史とかも紐解きながらそのアルバムを聴くと
時代背景や、その時に思っていたであろう気持ちを想像しながら
より深く想像しながら聴けることに気づき
段々と私の音楽の聴き方も変化し、趣向も年々変化しています
2年前に聞いた時は、つまらなかったけど
今聴くと胸を打つアルバムも最近多くなってきました
CDのベスト・アルバムについて書かれているくだりは思わずウンウン
自分でも何故かモヤモヤしている部分は氏の文章で、自分のことが理解できました
私、聴くことよりも揃えることが目的で音源収集をすることもよくあり
そんな時に便利なのがベスト盤
でもベスト盤は1回聞くと反芻することは少ないんですよね
特に昔の音源などは3分以下のものが多くベスト盤のCDでは20、30あたりまえ
全体的に好きな楽曲であっても聴き終わるまでに疲れるんですよね
氏はベスト盤CDよりアナログ盤レコードで完結することを好むようです
私はレコードプレイヤーは所持していないんでCDですが
このブログも書いているので1曲選んで聞くより
アルバムで聴くことが多いので
最近、曲順とかアルバム構成の楽曲もなんかのほうが気になることは多いですね
他人の考えやその知識を参考に音楽を聞くことも
音楽の楽しみ方のひとつだなと思いながら
最近また楽しくなってきています
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