2021年1月21日木曜日

ジャコ・パストリアスの肖像 ビル・ミルコウスキー著 湯浅恵子訳

 

目次
■序章:ジャコ----人と神話----
■第一章:若き日々
■第二章:オン・ザ・ロード
■第三章:ウェザー・リポート
■第四章:ワード・オブ・マウス
■第五章:失意の時代
■第六章:終焉
■第七章:ジャコの思い出
■第八章:ジャコふたたび

いちファンとして音楽は今まで聴いて楽しんできたし
それなりに、ジャコがドラッグに蝕まれて悲惨な最後となったことも知っていました

しかし今更ながら、この本を読んでジャコを聴いていると
哀しいだけではない感情が湧いてきました
読む人にとっては悪趣味なくらい赤裸々なことが書いてあり
ジャコのことをもっと知りたいと思う反面、
ただの野次馬にはなりたくもないと自分は迷っているのか?
と思うくらいのインパクトでもありました

非常に興味深く読み進めることが出来たし
関係者へのインタビューも賛美だけではなく充実
しかし読後の心情は「かなり複雑」
この本を読んで、ジャコのことが今まで以上に好きになったか?
といえばそうではない

でも、もっとジャコの音源を時代や背景をなぞりながら
改めて聴いて、聴いてない音源も出来る限り聴きたいと思っています

主要なアルバムは持っていますが
知らない間にずいぶんと発掘音源も出てきています

新規購入した音源や過去に聴いてきた音源を
この本を読み返しながら聴き込んでしまっています
読後1週間は経っていますが、しばらく尾をひきぞうです

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