2021年8月15日日曜日

本日のCD 小曽根真 ♪ Oz Meets Jazz


 ジャズ系雑誌などでよく見かけるんだけど、なんとなく食わず嫌いで聴いていないジャズ・ピアニストの小曽根真のセレクト・オムニバスアルバムです。
 最初に聴いた時には、小曽根真監修とは知らずに何かのオムニバスかと思っていて中身を見たら小曽根真が出てきたんで??となりました。どこで購入かは全く記憶になく、この人とは永遠に縁がないのかと思っていただけに、なんで小曽根真のアルバムを持ってるんだ?とビックリはしました。
 小曽根真は「Oz Meets Jazz」J-WAVE系のFM番組で1999年2月~2012年3月まで続いていた音楽番組のパーソナリティをつとめていて、その放送局から選んだものがこのアルバムという訳です。
  小曽根真のトリオ演奏もきちんと聴くことは無かったんですが、No Strings Attached なんかはセンスの良いジャズブルースで結構良いかもしれません。また Dear Oscar はその曲名通りの Oscar Peterson への思いを込めた曲なのでしょう。流れるような繊細なアドリブが気持ち良い曲で、本物の演奏も2曲が選曲されていますが、バラード1曲ビッグバンドの歌物1曲。またピアニストの選曲らしく、ビル・エバンスもしっとりとした2曲を入れて小曽根真の好きなビル・エバンスはこれなのかと理解。Elis Regina は良く聴く可愛らしいボサノバなのですが曲名は知りませんでした。Michael Brecker では、かなり人とは違うことを意識した選曲なのではないでしょうか。
 いずれも、一流プロが選んで人に買わせる一枚ですので、誰でも選ぶような一番のポピュラー曲はあえて外し、センス、かっこよさを感じさせるものが選曲されています。
 食わず嫌いの私ですが、まあご本人のアルバムも1枚ぐらいは持っていても良いのかなと感じてはいます。

1. No Strings Attached / 小曽根真 THE TRIO
2. Aquarela Do Brazil - Nega Do Cabelo Duro / Elis Regina
3. Luiza / Antônio Carlos Jobim
4. A Time For Love / Bill Evans
5. In A Mellow Tone / Jimmy Smith
6. Words Can't Describe / Sarah Vaughan
7. Madame Toulouse / Michael Brecker
8. Love Castle / Chick Corea
9. P'ra Machucar Meu Coracao / Stan Getz & João Gilberto
10. Borzeguim / Antônio Carlos Jobim
11. Vakse / Bill Evans
12. It's Impossible / Oscar Peterson
13. Unforgettable / Oscar Peterson
14. Midnight Mood / Wes Montgomery
15. Dear Oscar / 小曽根真 THE TRIO





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