私が高校生時代のロック小僧だった時に聴いていました。衝撃的にかっこよかったアルバムですね。亡くなった私の母はクリスチャンで英語の先生でした。英語はバリバリに話せた方だったので、バンド名は見えないようにしていましたがどこかで目にはしていたはず。ピストルズ、メイデンと下品な子ね、とでも思われていたのでしょうか?今さらながら気になります。
さてデビューアルバムに続き、2作目も名作という懐かしのアイアン・メイデンです。バンド・コピーは1曲目のマーチ、ラスチャイルドをやったような記憶があります。私には珍しく譜面を買ってギター・コピーを真面目にした記憶もあり、いや懐かしい。ツイン・ギターもかっこ良い。このアルバムが流行った時代にはヘビーメタルといった言葉はあったのか?まだハード・ロックしかなかったのか、記憶にもありませんが数百回は繰り返し聴いた青春のアルバムです。
このアルバムからギターにエイドリアン・スミスが加入して前作以上にハードでヘヴィなサウンド。インストナンバーのオープニング The Ides Of March はマーチのリズムでヘビーメタルは斬新でした。続くWrathchild の開放弦を利用したベースリフは最高です。Murders In The Rue Morgue は「エルム街の悪夢」と訳されていたが何故ここで婉曲な表現の必要であるのか? Another Life の曲展開は天才的、Genghis Khan はハードロックのお手本のようで、 Innocent Exile は ボーカル Paul Di'Anno 吠え方が最高で、Killers のドラマチックな展開、Prodigal Son でハードだけが売りではないセンスを見せつけ、Purgatory でツインギターならではのカッコよさ、Drifter のギターのみイントロから曲に入ってのパンク的な激しいリズムは思わず頭が動く。などと捨て曲がなくて、これほどまでに全ての曲に思い入れがあるアルバムはそうはありません。
改めて聴いて思いました。私の頭の中に、音が一音づつバッチリと刷り込まれ記憶されています。つまりは私には、過去洗脳されていのです。
vocals : Paul Di'Anno
bass : Steve Harris
drums : Clive Burr
guitar : Adrian Smith , Dave Murray
1. The Ides Of March
2. Wrathchild
3. Murders In The Rue Morgue
4. Another Life
5. Genghis Khan
6. Innocent Exile
7. Killers
8. Prodigal Son
9. Purgatory
10. Drifter
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