2021年8月3日火曜日

本日のCD Galliano ♪ What Color Our Flag


 いつどこで買ったのか記憶がないくらい相当昔の仕入れですね。ラップもので始まりますが基本はアシッド・ジャズ、クラブ・ジャズ系に分類されるアルバムです。ここらへんのカテゴリーのつけ方って相変わらずよくわかりませんが、DJ的な人口リズムのラップ融合型をクラブ・ジャズ、ソウル・ジャズに近いものをアシッド・ジャズとすれば両方が収録されてクラブ・ジャズが多めです。
 前回このアルバムのレビューを書いた3年前は、正直ラップが好きではなく、どちらかと言えば敬遠していたのですが、これだけこのジャンルが世の中に氾濫してくると耳と脳が慣れてきているので、今では違和感なく聞けるように私も進化してきました。
 Galliano は1988年から1997年までロンドンを拠点として活動していたグループで、アシッドジャズ レコードレーベル Talkin' Loud の設立当初の契約のアーチストとしてincogniteとこの Galliano が名前を連ねています。
 と、ここまでこのブログを書くのに改めて調べて、なぜこのアルバムが手元にあるのかわかりました。アシッド・ジャズに凝っていた時期 Talkin' Loud レーベルのアーチストとして incognite 的な音を期待しての試聴なしの購入に間違いありません。そんなことはすっかり忘れていました、なるほど。
 さてアシッド・ジャズは1980年代にイギリスのクラブシーンから派生したジャズの文化であり、ジャズ・ファンクやソウル・ジャズ等の影響を受けた音楽のジャンルでもあります。分類としてアシッド・ジャズされていても、実に様々な形の音楽のグループがありリスナーとしても驚きもあったりして面白い分類であり訳のわからない分類であったりします。そこらへんは、このブログで書いた「ビ・バップとハード・バップへの変遷とジャズの分化」のアシッド・ジャズで少し記載してます。
 Gallianoも様々な試みがあって面白いのですが、私にとっては少し線が細めで印象が薄めですかな。やっぱりジャズファンク的なもの方が好みではあります。

Performer : Constantine Weir (vocals), Crispin Robinson (percussion), Crispin Taylor (drums), Ernie McKone (bass), Mark Van Der Gucht (guitar), Michael Snaith (vibe controller), Mick Talbot, Rob Gallagher(vocals), Steve Amedee (dancer), Valerie Etienne

1. New World Order
2. So Much Confusion
3. Earthboots
4. Stoned Again (Live)
5. Leg In The Sea Of History
6. Cemetary Of Drums
7. 57th Minute Of The 23rd Hour
8. What Colour Our Flag
9. Phantom
10. Prince Of Peace
11. Jus' Reach
12. Jazz?
13. Totally Together
14. Storm Clouds Gather (Live)





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