2020年12月27日日曜日

本日のCD Fania All Stars Live ♪ At The Cheetah Vol2


1971年8月26日にN.Y.クラブ El Cheetahで行われたライブ
混沌としたライブの雰囲気が最高の盛り上がりを見せる
この収録時期が、ちょうどサルサが新しいラテン音楽として
N.Y.のラテン・コミュニティで受け入れられた時期と重なり
サルサ創世記の盛り上がりがわかる
歴史上の伝説のライブ・アルバムと言われています

Fania All-StarsとはN.Y.サルサを代表するレーベルFniaのオールスター
レーベルの創設者「Johnny Pacheco」を中心に
たくさんのアーティストが参加しています

fluite : Johnny Pacheco
percussion :Ray Barretto , Roberto Roena
piano : Larry Harlow
tromborn : Willie Colon
bass : Bobby Valentin
vocal : Santos Colon、Hector Lavoe
Ismael Miranda、Pete "El Conde" Rodriguez
Adalberto Santiago
そしてゲスト
Jose "Cheo" Feliciano (vo)、Ricardo Ray(p)、Bobby Cruz (vo) 、Roberto Rodriguez(tp)、Reinaldo Jorge(tb)、Barry Rogers(tb) 、Larry Spencer(tp)、Yomo Toro(tres)、Orestes Vilato(per)、Hector Zarzuela(tp)

1. Ahora Vengo Yo
2. Estrellas De Fania
3. Que Barbaridad
4. Ponte Duro
5. Macho Cimarron
6. Closing Theme

Estrellas De Fania

Ponte Duro

Ahora Vengo Yo
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2020年12月26日土曜日

本日のCD Humble Souls ♪ Thoughts & Sound Paintings


購入動機は覚えていないが、おそらくアシッドジャズの
帯がかかっていたからに違いないが
それほど私の好みではない
ジャズ+ラップ+クラブ音楽、ダブのパターン

ボーカルの「Simon Anniky」サイモン・アニキーと
ベースの「Hugh Brooker」ヒュー・ブルッカーのユニット
このユニットでは唯一のアルバムのようである
'
ホーンのパターンはBNHを想像させるフレーズもあり
もしかして本物をリミックス?しているのか

bass, vocals : Hugh Brooker
  vocals : Simon Anniky

acoustic guitar : Antony Clark
congas : Paul Gunter
electric piano : Cyril Maccamann
flute : Edie Parker
guitar : Simon Bartholomew
melodica : C.J. 
sax : Ollie Moore
trumpet : Dave Priseman
vocals : D.J. , Ian Simmons, Marie Jamilla, Spider

1. Beads, Things & Flowers
2. Bridge Into The New Age
3. How Now
4. Quiet Dawn
5. Tomorrow's People
6. Fly Away
7. Keys To The Power
8. Watch My Garden Grow
9. Hitch Hike (The Feeling)
10. Humble Soul
11. Thoughts & Sound Paintings
12. Gliding With The Moonlight

Beads, Things & Flowers

How Now

Humble Soul
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2020年12月25日金曜日

本日のCD Professor Longhair ♪ Crawfish Fiesta


ニューオリンズってイメージがばっちりのProfessor Longhair
ピアニストでありシンガーです

ピアノはリズム楽器ですと言わんばかりの
ゴロゴロと楽しく弾むブギウギ系のピアノは楽しいけどしつこい

裏声と口笛をまじえながら、とぼけた感じの歌い方は
「ヒーカップ唱法」と言ってプレスリーとかも使っています
歌詞の語尾を瞬時にひっくり返して歌う唱法とのこと
プロフェッサー・ロングヘアのアルバムは今3枚ありますが
この歌い方を多用しているのは1980年リリースのこれだけ

少し調べるとこのお方、ボクサー、コック、プロのカード師など
金になることは何でもやっていたようで、
音楽も単なる金稼ぎの手段であったっぽいですね
明るい人生なんでしょうね

そんなキャラが楽しい「プロフェッサー・ロングヘア」
『ザリガニ祭り』ですよ

1. Big Chief 
2. Her Mind Is Gone 
3. Something On Your Mind 
4. You're Driving Me Crazy 
5. Red Beans 
6. Willie Fugal's Blues 
7. It's My Fault, Darling 
8. In The Wee Wee Hours 
9. Cry To Me 
10. Bald Head 
11. Whole Lotta Loving 
12. Crawfish Fiesta 

Crawfish Fiesta 

Big Chief 

You're Driving Me Crazy 
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2020年12月24日木曜日

本日のCD Sly And The Family Stone ♪ There's A Riot Goin' On



当初は5曲目の「Africa Talks To You」 
というタイトルで発売される予定であったそうです

しかし元々のLPではA面最後に4秒の無音曲があって、
それが「There's A Riot Goin' On」だったとのこと

ファンのフリー・コンサートで起きた暴動騒動を指していたものとされていたが、
スライはこの噂を否定し「自分はいかなる暴動も起こってほしくない」
がゆえに表題曲 "There's a Riot Goin' On" には
演奏時間がないのだとインタビューに答えています。

またこのアルバムには色々と逸話があり
スライ・ストーンがCBSレコード会社の重役に
ニューアルバムを早く出せというプレッシャーをかけられ
仕方なく独りでリズムボックス等を駆使して
ドラッグまみれになりながらオーバーダブなどでほぼ独りで創りあげたようです
ジャズ・ミュージシャンも含めヤクを買うために
アルバムを量産した時代ですから
レコード会社としては、これぞ儲けもんですね。

しかし経過はどうあれ
結果的にはセッションやらとは対極にある作業を積み重ねで、
後に語り継がれる本作に至ることになったわけです

さらに色々なエピソードがあり、ジャケ写は元々のLPとは差し替えて
レコード会社が大衆受けするようにライブ写真に切り替えたとのこと
タイトルのRiotとフリーコンサートを意味するのかと思ったら違うようです

一人で作った割には後のオーバーダブに参加のミュージシャン多いですけどね
drums, drum programming, keyboard programming, synthesizers, guitar, bass, keyboards, vocals:Sly Stone
keyboards:Billy Preston 
tenor saxophone : Jerry Martini 
trumpet : Cynthia Robinson
vocals, keyboards : Rose Stone
 backing vocals : Little Sister
bass, backing vocals : Larry Graham 
bass, backing vocals : Greg Errico
drums : Gerry Gibson 
 guitar : Bobby Womack
guitar : Freddie Stone
guitar : Ike Turner

1. Luv N' Haight
2. Just Like A Baby
3. Poet
4. Family Affair
5. Africa Talks To You "The Asphalt Jungle"
6. There's A Riot Goin' On
7. Brave & Strong
8. (You Caught Me) Smilin'
9. Time
10. Spaced Cowboy
11. Runnin' Away
12. Thank You For Talking To Me Africa

Luv N' Haight

Family Affair

Thank You For Talking To Me Africa
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2020年12月23日水曜日

本日のCD Bill Evans With Joe Jones ♪ Green Dolphin Street



スタンダード6曲は、1959年1月19日録音
piano : Bill Evans
bass : Paul Chambers
drums : Philly Joe Jones のトリオ演奏

最後の1曲が、1962年8月21日録音で
piano : Bill Evans
guitar : Jim Hall
tenor sax : Zoot Sims
bass : Ron Carter
drums : Philly Joe Jones

1959年の録音はチェット・ベイカーのセッションで久しぶりに出会った三人が
リバーサイドのプロデューサーのオリン・キープニュースの勧めで録音したが
1969年にリバーサイド倒産し1977年までお蔵入りしていた音源なので
当然、音質、楽曲クオリティも高い

このメンバーはマイルスの1958年頃のメンバーではあるが
トリオでの録音は無いのでマニアは直ぐに食指が動くのも納得
ちなみにマイルスの「Kind of Blue」は
1959年3月のセッションでこの録音の2カ月後のもの

若い時は音さえよければ時代背景やメンバーなどどうでも良かったんですが
最近はCD聞きながら、この辺の録音量産時代の
複雑なメンバーのやりくりと聞き比べが楽しくなってきています
マニア化してきているのかも知れません

このセッションようにお蔵入りが良くありますが
録音過多の時代に整理が悪かったり、予算とか契約の関係とかでしょうか
凄いもんが眠っているもんです

piano : Bill Evans
guitar : Jim Hall (7)
tenor sax : Zoot Sims (7)
bass : Paul Chambers(1 to 6), Ron Carter (7)
drums : Philly Joe Jones

1. You And The Night And The Music
2. My Heart Stood Still
3. Green Dolphin Street
4. How Am I To Know
5. Woody'n You (Take 1)
6. Woody'n You (Take 2)
7. Loose Bloose

Green Dolphin Street

Woody'n You

Loose Bloose
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2020年12月22日火曜日

本日のCD Kenny Burrell Trio ♪ Newport Jazz Festival 1976

 



アメリカの国営放送のラジオ番組Voice Of Americaで放送された
1976年7月4日のニューポート・ジャズ・フェスティバル音源
発掘音源のレーベル Equinox より2020年リリース

ベースのLisle AtkinsonとドラムのFreddie Waitsによるトリオ演奏で
音源としてはリバーブ強く各楽器の音の分離も悪く
ラジオ音源なのですが、海賊版レベル
3曲めの出だしの音声もマイクの拾いが悪く何言ってるのか?わからない
ファンとしてはかなり嬉しいですが、あまりお勧めではないかも

guitar : Kenny Burrell
bass : Lisle Atkinson
drums : Freddie Waits

1. Tin Tin Deo (Intro)
2. Out Of This World
3. Child Is Born
4. Make Someone Happy
5. Do What You Gotta Do


Kenny Burrell Trio Live in Japan 1976

Kenny Burrell Trio - Jeannine (1990)

Imagination
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2020年12月21日月曜日

本日のCD Russell Malone Quartet ♪ Wholly Cats

 

ラッセル・マローンのギターは音の輪郭がはっきりしていてわかりやすく親しみやすい
はっきりしているだけに「教科書」のように聞こえるがそうでもない
和音とアルペジオの使い方や
この作品でのアウトフレーズの入れ方も
やり過ぎず少し入れて戻ったりするところがニクイです

音の輪郭がはっきりしていてわかりやすいだけに
このように弾けたら良いなあと思うギタリストにとっては
「教科書」のように錯覚できるのかと思います

このアルバムはスタンダードを題材にしながら
ストレートなジャズで曲の長さもちょうど聞きやすいこと
ピアノのLarry Willisもラッセル・マローンとのギターの相性は抜群で
ラッセル・マローンのアドリブの随所で、
弾き手を高揚させるアオリ加減が絶妙です 

アルバム名のWholly Catsはチャーリー・クリスチャンが
ベニー・グッドマン楽団中に書いたオリジナル・ブルースで
終盤の登場するピアノとのスリリングな掛け合いが素晴らしい
そして、ラッセル・マローンではロック的なブルースを聴くことが無かったのだが
Chitlin Bluesでは、違ったストレートなブルース・ギターも良かった

electric guitar : Russell Malone
piano : Larry Willis
bass : Rodney Whittaker*
drums : Yoron Israel

1. Wholly Cats
2. I Concentrate On You
3. Carousel
4. Swing Low, Sweet Chariot
5. Off The Top
6. Four In One
7. After All
8. Chitlin Blues
9. Yesterdays


Wholly Cats

Swing Low, Sweet Chariot

Russell Malone JAS Cafe Aspen Colorado
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ブラザー・サン・シスター・ムーン 恩田陸

 

蜜蜂と遠雷」の描写でとても気に入った作者ですが他を読んでませんでした

作者の自伝的小説とのことで、やはり音楽をやってられたんですね

小説家、ジャズバンド、映画監督と3人の若者がの群像小説
共通しているのは皆が最終的に職業が表現者となること
小さい頃の不思議な記憶が将来に影響を与えたのかは不明ですが
読み終えた後にそんなことも想像しました

私にはジャズ研での大学時代のくだりが
自分の大学時代ともリンクしてとても共感しながら読めました

小説としてはそれぞれの人生の関連性とかが希薄なので
つまらないと感じる人もるのかもしれません

私的には、ジャズ研エピソードだけで
印象がグンと引きあがったので
意味を読み取ると言うよりも、
空気感を感じる小説で良いのではないかと
おそらく少数派の◎をつけときます

大学時代は金は無かったけど時間はあった
音楽に没頭する暇もあった
懐かしいなあ
2年後くらいにまた読もう♪

2020年12月20日日曜日

本日のCD The Ramsey Lewis Trio ♪ The In Crowd


1965年ボヘミアン・キャバーンズでのライブ
観客の手拍子の音が演奏よりも大きい録音状態ですが
とてもラフなファンキージャズで独特の泥臭さ、
R&B色が色濃く出ていてアルバムとしては楽しめます

「Crowd」とは「群集」の意で、何よりも楽しむ事の大切さが
このアルバムには入っています

私のラムゼイ・ルイスはファンク時代の「Sun Goddess」から
始まっているので、このアルバムを聴いて
なるほど、このジャズ時代があってのラムゼイ・ルイスと
興味深く聴けました

本CDは紙ジャケ、ライナーノーツなど一切なしの
そっけないヤツです

piano : Ramsey Lewis
bass, cello : Eldee Young
drums : Red Holt

1. The 'In' Crowd
2. Since I Fell For You
3. Tennessee Waltz
4. You Been Talkin' 'Bout Me Baby
5. Spartacus (Love Theme From)
6. Felicidade (Happiness)
7. Come Sunday

The In Crowd

Spartacus (Love Theme From)

Felicidade (Happiness)
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2020年12月17日木曜日

本日のCD Motörhead ♪ No Sleep 'Til Hammersmith


MotörheadのOは上に点が二つのってます
ドイツ、フィンランド語などで使われるようですが
彼らは英国のバンド

若かりし頃に購入で、ここら辺を聴いてたのは
1981年リリースのライブ盤だから高校生ぐらいでしょうか

豪快なヘヴィロックでとにかく音がでかい三人組
ガンガン、ゴリゴリと鳴ってバーンと炸裂する音の連続攻撃です
デカい音だけではなく、シンプルで張りがあり力強くわかりやすい
久しぶりに聞いてもゾクゾクするドライブ感!

lead vocals, bass : Lemmy Kilmister
guitar, backing vocals : "Fast" Eddie Clarke
drums : Phil "Philthy Animal" Taylor 

1. Ace Of Spades
2. Stay Clean
3. Metropolis
4. The Hammer
5. Iron Horse
6. No Class
7. Overkill
8. (We Are)The Road Crew
9. Capricorn
10. Bomber
11. Motorhead

Ace Of Spades

Overkill

Motorhead
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2020年12月15日火曜日

本日のCD Sonny Boy Williamson ♪ Real Folk Blues


Folk Bluesばかりなのかと思ったらそうでもない
まあそうかSonny Boy Williamsonは
エレクトリック・ブルースの草分けでデルタ・ブルースの普及委員ですからね

「The Real Folk Blues」「More Real Folk Blues」を合体させたカップリング盤のようです
アルバムのジャケットは安っぽいなと思っていたのですが
1965年の死の翌年、1966年に発売されたもので
それを思うとこの写真は追悼していたのかと、また見る目が変わります

アンプを通さない生Harpは、やはりパワーあり
意外と若々しい系の歌声もあったり(二日酔いのブルースマンみたいな声もありますが)
やっぱり容姿のイメージと反比例

voval, harp : Sonny Boy Williamson
guitar : Buddy Guy(1), Robert Jr. Lockwood (2-5, 8, 10-12), 
Eddie King(9), Matt Murphy(7), Luther Tucker(2-5, 8-12)
piano, organ : Lafayette Leak(1, 3, 6-8), Otis Spann(2-5, 9-12)
bass : Wille Dexon(2-5, 8-12), Jack Myers(1), Milton Rector(6,7)
drums :  Fred Bwlow(1, 3-5, 8-12), Odie Payne(2), Al Duncan(6, 7)

1. One Way Out
2. Too Young To Die
3. Trust My Baby
4. Checkin' Up On My Baby
5. Sad To Be Alone
6. Got To Move
7. Bring It On Home
8. Down Child
9. Peach Tree
10. Dissatisfied
11. That's All I Want
12. Too Old To Think

One Way Out

Sad To Be Alone

Bring It On Home
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