ピアノコンクールに出場するコンテスタント、審査員
それぞれにピアノに対してかけてきた重みと人生
審査する側の音楽への対峙
様々な思いに引き込まれていきます
私も音楽を愛するものではありますが
これほどまでに考えたことはありません
ピアノという楽器が奏でる音楽は
確かに他とは違う何かがあります
他の楽器とアンサンブルすることもありますが
基本は独奏のイメージです
確かにクラシックのソロピアニストで
プロになることは難しく
そのためにはコンテストでの受賞歴などは重要であり
コンテストの演奏でファンを獲得することは重要なのでしょう
それだけに、どれだけ多くの人の時間を使い
費用が費やされることか
ということがこの小説で良く伝わってきます
クラシックピアノの
人による演奏の違い、じっくり聞いてみたくなりました
後半部分の第一次予選では
目頭が熱くなるものもあり引き込まれています
上を読み終わりましたが余韻あり
下が楽しみ
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