2019年12月10日火曜日

本日のCD Weather Report ♪ Night Passage


宇宙的広がりを持つ革新的なジャズコンボ、
ウェザー・リポートの1980年作

ロサンゼルスのコンプレックス・スタジオの
2ステージを2晩、計4回のステージを録音してアルバムにした
スタジオライブ録音とのこと
つまり今までの手法の多重録音ではなく
即興性を重視したアルバムとなっています

ジャコに耳が奪われがちですが、
ドラムやパーカッションの効果
ジョー・ザビヌルの世界観
ウェイン・ショーターの緊張感あるサックスの即興力
など聴きどころは一杯

「Three Views Of A Secret」は
ワード・オブ・マウスの方が良いかも知れません

bass : Jaco Pastorius
drums : Peter Erskine
drums [hand Drums] : Robert Thomas, Jr.
keyboards : Joe Zawinul
sax : Wayne Shorter

Night Passage
Dream Clock
Port Of Entry
Forlorn
Rockin' In Rhythm
Fast City
Three Views Of A Secret
Madagascar

タイトル曲
Night Passage

原曲はエリントン
Rockin' In Rhythm

  






サラリーマンは幸福か 斎藤茂雄


サラリーマンにとって意味深なタイトルです

しかし理屈っぽい本ではありません
サラリーマンの哲学であるとか
こうあるべきとか
サラリーマンは不幸せであるとか

そんなことは一切なし

淡々とサラリーマンの生活や仕事ぶりがルポされています
職業も銀行、損保、鉄鋼、電機など多岐にわたる
分野の慶応大学Kゼミの卒業生24人を追っています

発刊が1988年なんで、今から30年前になりますので
サラリーマンの意識、働き方は随分変わってきているようです

慶応卒のサラリーマンなんで、比較的裕福であり
大企業ではないと前置きしつつ
専従の組合がある会社だったりします

大体、他人の生活や考えを覗くと何をか考えるものがあるはずですが
特に感動する話などもなく、考えさせられる話も無く
感動も何もなく共感も無く
サラリーマンが描かれているのがシュールとも言えます

うーん?

2019年12月9日月曜日

本日はDVD Steely Dan ♪ In Concert


ジャズ、ポップス、ソウルなどが融合された完成されたサウンド
中心メンバー、キーボード、ボーカルのドナルド・フェイゲン
ギターのウォルター・ベッカー(2017年死去)
たま~に見てリラックスできるスティーリー・ダンのライブだったんですが
このレビューを書くに当たりネット検索していたら警告が随分あります

「2000年に出たシークレットライブ・イン・NYの編集版」
ダブるぞ!気をつけろ
最近少し悲しかった事件です

そんなこのDVD
再結成されたスティーリー・ダンの2000年1月に招待客のみで行われた
ニューヨークの西54番街ソニー・スタジオにて行なわれたスタジオ・ライヴ
収録曲は完全ではないとのことですが
カメラワーク良し、音良し、スタイリッシュ

思い入れは「Kid Charlemagne」のソロ部分
スペクトラムの「First Wave」で使われていまして
私も一部コピーしてました
元々はラリーカールトンのソロらしいです

Emient Hipsters 「ヒップの極意」って言う
ドナルド・フェイゲンの本も読んだな
結構ヤバ目の心理状態が書いてありました

Green Earrings
Cousin Dupree
Bad Sneakers
Janie Runaway
Josie
Fm
Gaslighting Abbie
Black Friday
Babylon Sisters
Kid Charlemagne
Jack of Speed
Peg
What a Shame About Me
Pretzel Logic


Kid Charlemagne
大好きだったんですがyouTubeでは
このバージョンの削除されてしまtったので
Donald Fagen, Michael McDonald, Boz Scaggsの
メンバーのバージョンで!

これも良いんだな
Peg


  




2019年12月8日日曜日

本日のCD Yousuke Onuma ♪ Jam Ka Deux


小沼ようすけ氏の「Jam Ka 第2章」
Deuxをデラックスと勘違いしてました
正しくは「ジャム・カ・ドゥ」
Deux=twoなので第2章となります

Jam Ka Deux、グアドループ、kaという楽器などについて
詳しくはyouTubeで解説があります

Jam Kaでは今までと違う雰囲気になりましたが
元々ギターという楽器で、音楽や人との対話をされるタイプなので
たまたま、このミュージシャン達と出会い
対話したらこうなったんでしょう
より自然な感じの演奏でアグレッシブな進化に、はまってしまいますな

このアルバムから自分のレーベル「FlyWayLebel」を創設されたとのこと

guitar : Yosuke Onuma
bass : Reggie Washington
drums, ka & vocal :  Dolmen
ka : Olivier Juste
ka : Sonny Troupé
piano & Fender Rhodes :  Privat
guitar : Hervé Samb
harmonica : Joe Powers
poetry reading : Simone Schwarz-bart
poetry reading : Jacques Schwarz-bart

Moai's Tihai
Flowing
Terre
The Elements
Ka Interlude
Ti' Punch
Duo Ka
Dlo Pann  
Fellows
Gradation Part 3 : Heartbeat
Pourquoi
Beyond The Sea
Songe Mwen

 「Ti Punch 」 @ Sunset, Paris

 「The Elements」en Session live sur TSFJAZZ




  

ロッカーズ 川島誠


今ではすっかりヤジオになり
会社員として仕事のことばかり考えていますが
高校生時代にギタリストを夢見ていた自分を思い出しました

中学生のバイオリンを習っていた「リン」が
魅力のボーカルのセージとともにバンド「NEXUS」を結成し
何万人のファンを熱狂させる伝説のバンドとなる

最後は酒とセックスまみれにはなるが
いつまでもピュアな少年のような目線で
バンドと音楽業界の大人たちを見ています

ベースのヒロが首になったりしますが
少しシチュエーションは違うけど似たようなことあり共感

私は、高校に入るなり直ぐにバンドを作りました
学校で直ぐに有名になって
先輩のバンドでギター弾いてくれって言われて
ポップ系ロックバンドに参加したり
他の高校のロックンロールバンドを手伝ったり
結構忙しかったですね

ライブハウスも出ましたが、他の高校のバンドを10バンドぐらい集めて
世田谷区民会館を1日借りたことも数回

チケット販売だけで会場代、PAレンタル代も捻出していましたから
今思っても結構、優秀ですね

私とこの伝説のバンド「NEXUS」が違うのは
登場するメンバーはドラムのトオル以外は皆、天才肌だってことですね
でも才能が無くても音楽は一生楽しめるもの

共感できない人も多い作品の展開だとは思いますが
私はバッチリ響きました
テンポも良かったですね








2019年12月7日土曜日

本日はVIDEO memphis slim with Paul Jones + Slim Gaillard


メンフィス・スリムは1915年生まれのブルースピアニストで
最初のレコーディングは1940年

しかしながら、このビデオで印象に残るのは
なんと言っても スリム・ゲイラード
愛嬌たっぷりで語りかけるように歌うおじいちゃんは
聴いている方も思わず笑顔になる

1916年生まれで10代からプロになり
1944年からLAのナイト・クラブで常演
1950年代は一線を退き、
MC、コメディアン、歌手として活動と言う経歴である
なるほどコメディアンのような、親しみがあるかもしれない

Baby, Please Come Home
Where Do I Go From Here?
Didn't We
I'm Lost Without You
Stepping Out
Christina
Beer Drinking Woman
The Animal In Me
Misery
Please Send Me Someone To Love
All By Myself
Four Hundred Years
Health Shaking
Mother Earth
Rock The House Tonight
Baby Talk
If You See Kay
Feel So Good
How Long
Tribute To Gaillard
What Is This World Coming To?
Bye Bye Blues

Four hundred years

Feel So Good

スリムゲイラード

   


2019年12月6日金曜日

本日のCD Yousuke Onuma ♪ Jam Ka 2.5 The Tokyo Session


グアドゥループの民族音楽“グォッカ”をジャズに取り入れたプロジェクト
第一弾は2010年発表の「Jam Ka」 
第2弾はレビューが前後しますが2017年のブルーノート東京ライブ
そこから進化し続け2017年2018年のジャパンツアー後に
東京のスタジオにて、ライヴ・セッション形式で録音されたアルバム

ギターと対話する印象が濃い小沼ようすけ氏ですが
何か吹っ切れた感じもするし
バンドの演奏を非常に大事にしていることも伺えます

知らない人には若干難解な気もします

guitar : Yosuke Onuma
keyboad , piano :Gregory Privat
bass : Reggie Washington
ka ,drums : Arnaud Doimen , Olivier Juste

Moai’s Tihai
Flyway
Beyond the Sea / Le Bonheur
Gradation Part 4
 The Elements



  

2019年12月5日木曜日

本日のCD TarO&JirO ♪ Imperfections


会社帰りに新宿で飲み、西口に向かうと
若者二人組がいました

中々の良い感じではないかと聴いていてましたが
かなり酔っぱらっていたため、もう立っているのは無理
即売していたCDを購入させていただきました

改めてシラフで聞くと、このスラップギターはほぼMIYABI
カッティングギターも入っていますが
この手のスラップが入ると似てきてしまいます

でも、かなりのクオリティですので
このまま続けていただいて、
オリジナルのものが生まれてきて
羽ばたいていただきたい若者たちです

Make a wave
Imperfections
Unicorn
空の底
Her cigarette smoke
ここにないもの
Just because
強風(こわかぜ)
Silent Siren '19

Imperfections

強風(こわかぜ)

  


2019年12月4日水曜日

本日のCD quasimode ♪ Soul Delivery Live Shibuya AX


絶賛します。通算6枚目「Soul Cookin'」の発売
そして全国ライヴ・ツアー
ファイナルとなった2012年11月23日、SHIBUYA-AXでのライヴ

ジャズであり、ソウル色を強め、ポップさも加えたジャパン・ジャズ
クオシモードって踊れるジャズであり
日本人だからこそ共感できるジャズであり
楽しいバンドであります

当然「Soul Cookin'」楽曲を中心ですが、往年のヒット・チューンもあり
この日のライヴの写真がのフォトブック付き
このライブに行ってた人にはたまらんですな

【ゲストボーカル】
土岐麻子、有坂美香、奥山みなこ

【ホーン部隊】
trumpet : 川崎太一朗
tenor sax , flute : 岩本義雄
alto tenor baritone sax : 後関好宏
trombone : 後藤篤
【ゲスト】
organ , synthesizer : エマーソン北村
【メンバー】
piano keyb : 平戸祐介
percussion : 松岡“matzz”高廣
bass : 須長和広(すなが かずひろ)
drum : 今泉総之輔(いまいずみ そうのすけ)

The Man From Nagpur
Another Sky
Febre Samba
Ipe Amarelo
Leaving Town
Still In The Night
Give It Up Turn It Loose(feat. 奥山みなこ)
All Is One
Vertigo
Relight My Fire(feat. 有坂美香)
El Paso Twist


Febre Samba

Give It Up Turn It Loose(feat. 奥山みなこ)

El Paso Twist


  


隣人 永井するみ


女性は男性とは違う生き物である。と感じさせてくれる
ある意味男性にとってホラーを感じるサスペンス

「隣人」「伴走者」「風の墓」
「洗足の家」「至福の時」「雪模様 」の6編

皆さん男性との関係に悩んだり、表面は幸せですが何かを思っている
そして静かな狂気とも思える行動にでる。
ヤバいです。引き込まれて作者の罠にはまりました

この手のタイプの小説は「イヤミス」とも呼ばれるようで
読んだ後に「嫌な気分」になる小説を指す言葉らしい

イヤな気分というよりはホラーですけど




2019年12月3日火曜日

本日はVIDEO Take6 ♪ All Access


ビデオテープも結構な量があります
いずれ、DVDへのダビングをしたいと思っております

昔のビデオを見てみよう第1弾は「All Access」
デビューアルバムの「Take6」の2曲も含むビデオです

Spread Love
Mary (Live)
Ridin' the Rails - (with K.D. Lang)
Where Do the Children Play
Star Spangled Banner (Live)

Star Spangled Banner
こんなのも入ったりして貴重

Mary

Spread Love


  

これは欲しい アコギのワイヤレスピックアップ SKYSONIC WL-800JP

wl800jp-02.jpeg

最近、楽器屋に行ってなかったんで知らなかった
ワイヤレスのアコギピックアップが発売になってたんですね

私が最近弾きこんでいるのは


「ピックアップつけたいな」とは結構前から思ってたんですが、
今まで自分でつけたことは無いし、値段もかなりするし、
正直ボディへの加工するのも、どうなのかな?うーん

ボディに加工不要タイプもありましたが
コードが、びよ~んはカッコ悪い

で、アコギマガジンを見てたらあるじゃないの
ワイヤレスのアコギピックアップ
マグネティックとコンデンサーの2種類
プリアンプも内蔵だそうで買いですね

評判は調べておきましょう




なるほど!



2019年12月2日月曜日

本日のCD Oz Noy ♪ Booga Looga loo


変幻自在のギターでの様々な表現を追求する
ギタリスト 「オズ・ノイ」の作品

相変わらずのアウトなフレーズや不協和音など
不思議ワールドの仕掛けが満載ですが、
ファンク色が濃い目で強烈で相変わらず素敵な音作り
「God Only Knows」聞いてびっくり。メローな世界にも広がりが・・

基本はインストですが
ボーカルものはベースのウィル・リーが歌っているのが何故か収録
フィーチャーしたビートルズカバー「Eight Days A Week」
試しに録音して意外と出来が良かったんで入れたのか?
(やっぱり、マーカスとかも含めベーシストは歌いたがる)

ジャズファンクチューン「Boogaloo Fever」「I Got A Woman 」
セロニアス・モンク「Bemsha Swing」
タイトル曲の「Booga Looga Loo」は大人しめのジャズ調
等、ワクワクのお勧めアルバム
(ジャケットのセンスも良いな)

guitar : Oz Noy
bass : James Genus , John Patitucci , Will Lee 
organ : Brian Charette , Jerry Z. 
piano : Kevin Hays 
drums : Dave Weckl , Steve Ferrone , Vinnie Colaiuta 
sax : Seamus Blake 
trumpet : John Sneider
flute : Anne Drummond 
cello : Dave Eggar , Marika Hughes 
violin : Alba Torremocha, Gabrielle Fink , Mazz Swift 

 Boogaloo Fever (feat. Anne Drummond)
Chocolate Souffle (feat. John Patitucci)
A Soul Thang
Bemsha Swing
Booga Looga Loo (feat. Kevin Hays)
I Got A Woman (feat. Seamus Blake)
God Only Knows
Eight Days A Week (feat. Will Lee)

Oz Noy: Booga Looga Loo ( New Studio album & Tour 2019)

Oz Noy Interview - Booga Looga Loo (2019)

God Only Knows

Chocolate Souffle 


  



2019年12月1日日曜日

本日はDVD 濱口祐自 ♪ 究極のアコースティック ブルースギター


私がアコギに原点回帰を始めたきっかけの一人
心の師 濱口祐自師匠です
師匠には程遠いですが、間違いなく「カッコいいジジイ」
ギターという楽器で全ての人を「魅了する」「ほんわかさせる」

師匠はフレージングと右手のこだわりを語りつつ
Eコード1発、3コード進行、スライドギター、ラグタイムをテーマに
指づかいの基本からコード展開、様々なフィルまでを紹介

■Demonstration / Shuffle Blues
■フィンガーピッキングについて
 ●爪の手入れと指腹でのピッキング
 ●ブリッジミュート
■Eコード1発/シャッフル
 ●Eコード1発の基本パターン
 ●地雷音に注意!聴感上ハマらない音
 ●3連の複音フィル
 ●開放弦の活用
 ●低音弦は高音、高音弦は開放を使う
 ●ジャジーなアプローチ
 ●半音上げたり下げたりするフレーズ
 ●コーネル・デュプリー風複音フレーズ
 ●様々なテクニックを交えた実践フレーズ
 ●エンディングで使えるTボーン・ウォーカー風フレーズ
 ●ドリアンスケールを混ぜる
■Eコード1発/デルタスタイル
 ●デルタスタイルのリズム
 ●プリングオフで開放するパターン
 ●ジャジーなコードを取り入れる
■3コード進行
 ●シャッフルでの3コード進行の基本パターン
 ●ノリを出すコツとコードをつなぐ複音フィル
 ●コードを弾きつつアドリブを入れる
 ●スライドを交えたコード切り替え
 ●開放を交えたターンアラウンド1
 ●開放を交えたターンアラウンド2
 ●ドリアンを使った「hey hey」風フレーズ
 ●シャッフルのビートでのバリエーション
 ●メロディを聴かせる複合フレーズ
 ●ブルーススケールを使ったエンディングパターン
■スライドギター/デルタスタイル
 ●Demonstration/Slide Guitar
 ●スライドギターにおけるセッティング
 ●開放弦を交えたスライドフレーズ
 ●ブリッジミュートしてビート感を出す
 ●開放弦を活かしたおいしいフレーズ
 ●ベース音とピッキングを交えるサンハウス風フレーズ
 ●ロバート・ジョンソン風”嘆き”フレーズ(Ex.24)
 ●泥臭さが増す3連を入れるフレーズ(Ex.25)
 ●ガラストーンを使ったエンディングフレーズ
 ●開放弦を交えたメロディを展開させてフレーズにする
■カントリーブルース/ラグタイム
 ●Demonstration/Country Blues
 ●ラグタイムの基本「FREIGHT TRAIN BLUES」
■Demonstration / Delta Blues



  

猿田彦珈琲 豆が違ったね


左下は猿田彦「クラシックフレンチ
右は「KALDI モカブレンド」
上は「KALDI コロンビア」


私、1日に珈琲は5杯~10杯は飲む中毒者です

普段は「KALDI」の豆を購入していますが
先日同僚の珈琲ファンよりと豆を頂いた
猿田彦珈琲の豆がうまかったんで飲んでみたら」

いただいたのは「クラシックフレンチ
カバンの中に入れて帰ってジッパーを開けると既に
いい香りが漂います

どれほど違うもんだろう?と袋を開けてみると
きれいに黒光りした豆が出てきました

既にこの時点で私が普段購入しているものと色が全く違う
濃いブラックで、ツヤツヤでチョコみたいです
ハンドミルで挽いてみると、
いつものガリガリ感が無くてしっとりした挽き心地

挽きたての香りも濃いですが、ビターな感じではありません

ボディは、ミドルよりややマイルド
酸味、苦味はミドルですが少し酸味あり
香りは強い

とても美味しい珈琲です

価格は、私の普段使いのKALDIの約倍ですが
いつものモカブレンドの他に、これも常備したい豆です