2021年11月24日水曜日

本日のCD Barney Kessel / Seven Classic Albums


 ジャズギターの巨匠のひとり、Barney Kessel (バーニー・ケッセル) ですが名前は雑誌などで知りながらも聴く機会がなくスルーしてきてしまったお方です。と言うことで、調べてみると
・ザ・レッキング・クルーと呼ばれた60年代LAセッション集団のメンバーだった
・50年代にリーダー及びサイドマンとして名を上げた
・ビリー・ホリデイからソニー・ロリンズまでジャズ界の様々な著名人とプレイ
・メロウな音と洞察力に満ちたコード選びで知られていた
・和音でギターソロをとる、いわゆるブロック・コードの第一人者
等と書かれています。
 略歴としては、1923年10月17日 - 2004年5月17日で、アメリカ合衆国オクラホマ州出身とのこと。1945年(22歳)からロサンゼルスに住みスタジオ・ミュージシャンとして活動しチャーリー・パーカーの録音に、1952年には初リーダーアルバム Swing Guitars を発売し翌年にかけてはオスカー・ピーターソン・コンボに参加します。そして1953年から1961年まで、コンテンポラリー・レコードに多数の吹き込みを行い1970年代以降はハーブ・エリス、チャーリー・バードとグレイト・ギターズを結成してレコーディングやツアーで活動。1992年に脳卒中で倒れてからは2004年サンディエゴで80歳で亡くなっています。

 

 ディスコ・グラフィーを見ていると売れっ子なだけあって相当に多くの録音を残しておられる方で揃えるのにも結構大変そうだなと思い、まずはこのお買い得パッケージは入門用にと購入しました。収録されているのは1957年から1962年までのアルバムとなっています。短い間に、これほどまでに様々なタッチに変化されているというのも様々なセッションで活躍されるための妙技なのかと興味深いですね🎶🎸

●Disc1
【Let's Cook 1957】
 リーダー作としては6作目でミディアムテンポのスイングが多くゆったりとしてギターも歌います。ブルージーな感じを意識しているのでしょうか?チョーキングを、かなり多用していますが昔風。
1. Let's Cook
2. Time Remembered
3. Just In Time
4. Tiger Rag
5. Jersey Bounce
【Kessel Plays Carmen 1958】
これは8作目のアルバムで1曲目からLet's Cookとは打って変わって速いテンポのスイング
ギターの弾き方や音が違うので、思わず驚く変身ぶりです。1年しか違わないのにソロだけではなくカッティングも違うのは興味深い聴きどころ
6. Swinging the Toreador
7. A Pad on the Edge of Town
8. If You Dig Me
9. Free as a Bird
10. Viva El Toro!
11. Flowersville

●Disc2
【Kessel Plays Carmen--Cont. 1958】
1. Carmen's Cool
2. Like, There Is No Place Like
3. The Gipsy's Hip
【Some Like It Hot 1959
4. Some Like It Hot
5. I Wanna Be Loved By You
6. Stairway To The Stars
7. Sweet Sue
8. Runnin' Wild
9. Sweet Georgia Brown
10. Down Among The Sheltering Palm
11. Sugar Blues
12. I'm Thru With Love
13. By The Beautiful Sea
【The Poll Winners--Exploring The Scene 1957
14. Little Susie
15. The Duke
16. So What
17. Misty
18.  Doodlin'
19. The Golden Striker

●Disc3
【The Poll Winners--Exploring The Scene--Cont. 1957】
1. Li'l Darlin'
2. The Blessing
3. This Here
【Barney Kessel's Swingin' Party 1963】
4. Bluesology
5. Lover Man
6. Joy Spring
7. Now's The Time
8. Miss Memphis
9. New Rhumba
【Workin' Out 1961】
ニュールンバ、ペダルポイントあたりがスピード感あってよいです。ギターの音色も変わりLet's Cook の時よりも張りがあって詰まった感じが少ない感じに変わってきています。
10. Good Li'l Man
11. Summertime
12. Spanish Scenery

●Disc4
【Workin' Out--Cont. 1961】
1. When Johnny Comes Marching Home
2. New Rhumba
3. My Man's Gone Now
4. My Funny Valentine
5. Pedal Point
【Bossa Nova 1962】
最後はボサノバ1962年です。スタンダード、ディキシーランド、カウボーイ・ソングなど
様々なレパートリーがあり、オルガンが入ったビッグバンド編成ですがポップな感じのするアルバム。
6. Love For Sale
7. A String Of Pearls
8. They Can't Take That Away From Me
9. Summertime
10. You Came A Long Way From St. Louis
11. Muscrat Ramble
12. Heartaches
13. It Ain't Necessarily So
14. Ja Da
15. Sweet Georgia Brown
16. Tumbling Tumbleweeds
17. Bye Bye Blues







  

2021年11月23日火曜日

本日のCD Bill Evans / Live At Art D'Lugoff's Top Of The Gate


 1968年10月23日のニューヨークのライブ・ハウス Village Gate (ビレッジゲイト)2階でライブのセットリスト通りに収録した完全未発表音源で1枚目は First Set、2枚目は Second Set なので曲順もそのままに収録されていて Emily、 Yesterdays、 'Round Midnight は両ステージでのセットリストに入っているのでその演奏を聴き比べもできるマニアにはなんとも嬉しい音源です。さらに最近の未発表音源では定番のメンバーやトップ・オブ・ザ・ゲイトの写真、当時のポスターが収録された28 頁のブックレットもついています。Art D'Lugoff は Village Gate のオーナーで1958年に160 BleeckerStreet の1階と地下にクラブをオープンし、全盛期には2階が Top Of The Gate と呼ばれるパフォーマンス・スペースになっていたのことで、Village Gate の録音での私の所有音源は現在他では B B King / Live & Well があり、ジャズが主体のようではありますがジミヘンなどの公演も行われていたようです。



 音源は、当時コロンビア大学の学生だった Resonance Records の社長 George Klabin (ジョージ・クラビン) が、カレッジFM局のために収録したものだそうです。各楽器のバランスも良く録れていて客席との距離感も適度にあり少し鮮明さに欠けるようには思えるが、発掘ライブ音源としてはかなり状態は良いと思います。

 さらに1968年10月はドラマーの Marty Morell (マーティ・モレル) が参加した直後の録音でもあり、ビルはリハーサルをしないと言われていることからも一緒の演奏経験は少ないはずだが見事にマッチした演奏ではないだろうか。Eddie Gomez (エディ・ゴメス) は1966年からビルとのコンビなので、遠慮も何もなくアタックの強いゴリゴリとした演奏。さらにこのライブでのエバンスはアタックの強い音で、男性的に豪快に前に前に突進するような力強い演奏が印象的です🎶🎹
 とにかく発表音源の多いエバンスの作品です。気になるので本アルバムでの収録曲が、どぐらい私の現在の市所有音源で演奏されているの調べてみました。California Here I Come のみが、今のところ、この盤のみでした。
・Witchcraft - Portrait In Jazz 
・Yesterdays - Live At Ronnie Scott's 
・California Here I Come
・Gone With The Wind - Piano Player 
・Turn Out The Stars - Some Another Time
・In A Sentimental Mood - Some Another Time
・Mother Of Earl - At The Montreux Jazz Festival
・Here's That Rainy Day - Alone

piano : Bill Evans
bass : Eddie Gomez
drums : Marty Morell

producer : Zev Feldman
recorded by George Klabin

recorded live at Art D’Lugoff’s Top of the Gate October 23, 1968 by George Klabin

【DISK1】
1. Emily (Johnny Mandel, Johnny Mercer)
2. Witchcraft (Cy Coleman)
3. Yesterdays (Jerome Kern)
4. 'Round Midnight (Thelonious Monk)
5. My Funny Valentine (Lorenz Hart, Richard Rogers)
6. California Here I Come (Al Jolson, Buddy G. De Sylva, Joseph Meyer)
7. Gone With The Wind (Allie Wrubel, Herbert Magidson)
8. Alfie (Allie Wrubel, Herbert Magidson)
9. Turn Out The Stars (Bill Evans)

【DISK2】
1. Yesterdays (Jerome Kern)
2. Emily (Johnny Mandel, Johnny Mercer)
3. In A Sentimental Mood (Duke Ellington)
4. 'Round Midnight (Thelonious Monk)
5. Autumn Leaves (Joseph Kosma)
6. Someday My Prince Will Come (Frank Churchill, Larry Morey)
7. Mother Of Earl (E. Zindar)
8. Here's That Rainy Day (Jimmy Van Heusen, Johnny Burke)


▶ Emily

  

2021年11月22日月曜日

本日のCD The Gadd Gang


 私のジャズ・フュージョンを聴き始めた頃に聴いていた、教科書のようなアルバムです。高校時代には、ロック小僧だった私が、腕を磨きたいとジャズ研に入ったは良いのですが、志はそれだけだったんで、ジャズなんて聞いたことが無いしフュージョンもあまり知らずの状態。最初に組んだコンボでは当時はやりのナベサダの曲を練習するものの、ジャズなんて聞いたことが無いので、その頃はいまいち感性に合いませんでした。何か面白そうなバンドが無いか探していた時にドラマーの家に行くとこれが置いてあって、ジャズっぽくソウルやブルースが強く感じられる演奏です。これだ!と思って自分も購入したんですが、実はガッド・ギャングでのコンボを作ることは出来ずに学生生活は終了しています。Staff(スタッフ)よりも先にGadd Gang(ガッドギャング)を聴いていたようにように思います。
 数多くのセッションで正確無比な緻密なプレイの Steve Gadd、個性派キーボードのRichard Tee、さりげなく、なでるような、いぶし銀のギターの Cornell Dupree。そして、ビル・エヴァンス・トリオやマンハッタン・ジャズ・クインテットの Eddie Gomez が加わって結成されたスーパーがつくフュージョン・バンドです。スタッフではベースは Gordon Edwards でした。


 Watching The River Flow はボブ・ディランのカバーでブルージーな4ビートにしてR&Bフィーリングいっぱいに、そしてリラックスした感じの一糸乱れぬ素晴らしいアレンジ。Way Back Home はクルセイダーズのカバーでグルービー。Duke's Lullaby は4分間のドラム・ソロで正確なリズムとバカテクにはやっぱり驚きですね。曲に仕上げてしまうってのも凄い。Honky Tonk / I Can't Stop Loving You はメドレーになっていますが、当時これを聴いてジャズって難しいと思っていたけど、こんな感じでなら俺にもできるかもって錯覚させてくれて Way Back Home とこの曲をギター・コピーしましたっけ。いやいや懐かしくて良いですね。
 でもこれを、行きつけの音楽好きの集う「おでんバー」に持って行っても、完成されすぎて面白みに欠けるとか思われそうな感じもします(それがこのバンドの凄いとこなんですけどねえ)🎶

drums : Steve Gadd
guitar : Cornell Dupree
bass : Eddie Gomez
keyboads : Richard Tee

bariton sax : Ronnie Cuber (1, 3, 7)
trumpet : Jon Faddis (7), Lew Soloff
trombone : Barry Rogers (7), David Taylor (7)
tenor sax : Michael Brecker, George Young (7)

producer : Kiyoshi Itoh

recorded at : Record Plant, N.Y.C.
recorded and mixed in June and August, 1986 by using SONY 3324 Digital Recorder.

1. Watching The River Flow (Bob Dylan)
2. Strength (R. McDonald, S. Gadd, W. Salter)
3. Way Back Home (Wilton Felder)
4. Morning Love (arranged by Richard Tee, composed by : Eddie Gomez)
5. Duke's Lullaby (Steve Gadd)
6. Everything You Do (Richard Tee)
7. Honky Tonk / I Can't Stop Loving You (arranged by horns David Matthews
composed by B. Doggett, B. Butler, C. Scott, D. Gibson, E. Grover, S. Shepard)





  

2021年11月17日水曜日

本日のCD Roy Hargrove Mulgrew Miller / In Harmony

 

 2018年に49歳で他界したトランペッター Roy Hargrove (RH)と2013年に57歳で他界したピアノニスト Mulgrew Miller (MM)の2人が残したライヴ音源。録音は2006年と2007年のニューヨークとペンシルバニアのホールでの公演。リリースは今年の2021年です。
 私がRHを知ったのは1997年の Habana からでアフロ・キューバンでラテン寄りのジャズが鮮烈だったんで、RHファクターの活動を知り、Hard Groove を聞いてトランぺッターはファンク系に行きつきやすいど、RHのその前はどんな音楽をやっていたのか?と1994年 With The Tenors Of Our Time を聴いてやっぱり出身はモロにジャズなのかと感心しました。この録音と同じ時期の2006年 Nothing Serious は Habana 寄りでした。まだまだ、RHの作品は聴きこんでいないので、この In Harmony のような全く違う音楽性のアルバムに出くわすと嬉しくなってしまいます。
 さてRHは最近色んなアルバムを聴きこんでいますが、Mulgrew Miller (MM)は余り耳にしたことが無いと思って調べてみたら、私の手持ちでは David Sanborn の Another Hand でタイトル曲と Dukes & Counts で既に聴いてはいました。1955年米ミシシッピー州グリーンウッド生まれで、R&Bからジャズに転じ77~80年までデューク・エリントン・オーケストラ80年からはベティ・カーターやウディ・ショウの楽団、84~86年からArt Blakey And The Jazz Messengers に在籍し、その後、トニー・ウイリアムス・クインテットや自身のトリオなどのセッションで活躍する方でした。なるほど、つまりは私は今は1950年代から60年代のアートブレイキーなんかは聴きこんでいるので、おそらく何れは聴きこんでいけば出会うであろう人でした。


 このアルバムでは二人だけでインタープレイを続けていくんですが、張りつめたものではなく、ゆったりとした温かな音楽的な語らいが感じられるもので、最初は2枚も延々と聴くのは少ししんどいかと思っていたのが聴きこむほどに世界に入っていける感じです。腰を据えた感じの伸び伸びと真っ向勝負でアドリブに興じさらっと晴れやかな風がそよそよと吹き時にはビュンビュンと飛ばしてくる掛け合いは素晴らしい。ただホールでの録音なので、ピアノの響きが少しオフ気味なので長く聴くにはちょうど良いのかもしれないがもう少し前に出てくれれば迫力が増して聴きごたえのあるものになっていたかもしれないと私は思います。
 日本語版43ページ、英語版45ページの分厚いアルバムのブックレットには様々なミュージシャンや、プロデューサーの言葉が寄せられているのも、このアルバムの特典です。かなりの読み応えですので、珈琲でも飲んでゆっくり聴きながらこの分厚いブックレットを読めばほっこりできること間違いなしです。
  
 

trumpet, flugelhorn : Roy Hargrove
piano – Mulgrew Miller
producer : Zev Feldman,  Larry Clothier

【Disc1】
1. What Is This Thing Called Love?
2. This Is Always
3. I Remember Clifford
4. Tristeza
5. Invitation
6. Con Alma

【Disc2】
1. Never Let Me Go
2. Just In Time
3. Fungii Mama
4. Monk's Dream
5. Ruby, My Dear
6. Blues For Mr. Hill
7. Ow! (Encore)




muu music webzine

  

2021年11月16日火曜日

本日のCD 渡辺貞夫 / Birds Of Passage


 キャスターの無い昔のでっかい旅行鞄を携えてます。旅をテーマとしたナベサダの音楽性が一杯詰まった1987年作のアルバムです。渡辺貞夫というとブラジル音楽のようなイメージがありますが、これもまた渡辺貞夫らしく時代を反映したフュージョン的な明るいライトな音のつくりです。
 我々の世代はナベサダと言っておりましたが、若い人とナベサダ話していたら「誰ですか?」、渡辺貞夫を知らんか・・そうだよね、ところが「いえ、ワタナベ・サダオなら知ってます」そうか世界のナベサダと言っていたのは、我々の世代で終了。多分そこで世界のナベサダって言ったら「世界のナベアツ(これも古い)」なら知ってますよって言ってくれないか。私が実際に見たことがあるのは、北海道勤務時代の札幌シティジャズフェス芸術の森でした。渡辺貞夫ビッグバンドで指揮だけして吹かないで姿だけでした。
 

 冒頭の Round Trip 続くPastral と旅に出る前の未知の世界への期待感を思わせる楽曲で難しいことはやってなさそうですがテーマの旋律が単純だががっちりと心をつかまれます。そして Salvador にくると、こんな感じが私のイメージするナベサダ・サウンドが展開されます。続く Hubert Law のフルートから始まるボサ系の Just A Touch でナベサダのアルバムだと再認識、フルートのソロはもっと長尺で聴きたかった。そして Burung Burung "Birds" は曲名からは激しいのかと思いきや、そうでもない。小鳥が餌を探して歩き回っているかのような可愛らしい曲で、ジョージ・デュークがシンセ。そしてどこかで聴いたことのあるホルンのフレーズ思ったら Fredie hubbard で今回の再聴で発見です。そしてタイトル曲である Birds Of Passage で少し雰囲気は変わります。鳥が飛び回るかのようにナベサダが気持ちよく吹いていますのでナルホド。とそこで Chaser になってアルバムの最初の方の楽曲に近いフュージョン・サウンドに戻り、最後を飾る Tanza Night ですが、アフリカ系のリズムから始まりジャズ系サウンドになり最後はアフリカ系コーラスで大団円。このアルバムで一番凝った作りになっています。LAフュージョン風の楽曲が多いこのアルバムできっちりとナベサダ・サウンドで締めてくれています🎶🎷

producer : Akira Yada (1, 2, 7, 8), George Duke (3 to 6), Sadao Watanabe (1, 2, 7, 8)

1. Round Trip
sax : Sadao Watanabe
keyboards : Russell Ferrante
bass : Abraham Laboriel
guitar : Dan Huff
drums : Vinnie Colaiuta
percussion : Alex Acuna
2. Pastral
sax : Sadao Watanabe
keyboards : Russell Ferrante
bass : Abraham Laboriel
guitar : Dan Huff
drums : Vinnie Colaiuta
percussion : Alex Acuna
3. Salvador
sax : Sadao Watanabe
synthesizer : George Duke
keyboards : Russell Ferrante
bass : Abraham Laboriel
guitar : Paul Jackson Jr.
drums : Carlos Vega
percussion, backing vocals : Paulinho Da Costa
4. Just A Touch
sax : Sadao Watanabe
synthesizer : George Duke
keyboards : Russell Ferrante
bass : Abraham Laboriel
guitar : Paul Jackson Jr.
drums : Carlos Vega
percussion : Paulinho Da Costa
flute : Hubert Law
5. Burung Burung "Birds"
sax : Sadao Watanabe
synthesizer : George Duke
keyboards : Russell Ferrante
bass : Abraham Laboriel
guitar : Paul Jackson Jr.
drums : Carlos Vega
percussion : Paulinho Da Costa
flugel horn : Fredie hubbard
6. Birds Of Passage
sax : Sadao Watanabe
keyboards : Russell Ferrante
guitar : Paul Jackson Jr.
drums : Carlos Vega
percussion : Paulinho Da Costa
7. Chaser
sax : Sadao Watanabe
keyboards : Russell Ferrante
bass : Abraham Laboriel
drums :  John Robinson
percussion : Alex Acuna
8. Tanza Night
sax : Sadao Watanabe
keyboards : Russell Ferrante
bass : Abraham Laboriel
drums :  John Robinson
percussion : Alex Acuna
sax : Sadao Watanabe
flute : Hubert Law





  

2021年11月15日月曜日

本日のCD New York Voices / What's Inside


 ボーカル・グループは他では Take6 ぐらいしか持っていませんが、このニューヨーク・ボイセズの What's Inside も人の声は素晴らしい楽器であることをを感じさせてくれました。流れるような清々しさで、アレンジが自然過ぎてアクが全くないせいでしょうか?実力的にはピカ一なのにマントラとかの派手さが無くて地味な存在でマイナーなイメージです。と思うと昔聴いていたマントラのバード・ランドを持っていないことに気が付きました。昔はカセットかなんかで聴いていたんでしょうか。アルバムで聴きたいですね。中古であるかどうか?タワレコか・・

 

 アルバム内容では、選曲、仕掛けとも実にくすぐるものがあります。まずはマイルスのAll Bluesから入り楽曲アレンジとボーカルハーモニーの素晴らしさに聞き入りこの曲の Claudio Roditi のトランペット・ソロもまた素晴らしい。また大好きな Bill Withers の Ain't No Sunshine ではあの名曲のアレンジに感動。Oh, Lady Be Good ではエラ・フィッツ・ジェラルドのスキャットの引用は本人がいるかのような嬉しい仕掛け。Silence of Time のア・カペラも透明感が際立ちます。
 思うんですが、このグループの実力がものすごく高いが故に元の楽曲のクセを消しながらあまりにもサラッと聴かせてしまいます。そのためにこのグループは当たり前に聞こえて知って地味に思えてしまうんだと思います。しかしこれがこの人たちの個性であり、テクニックとアルバムの出来の良さにビックリしながらも反比例した地味さを感じるのが、何かが心の中でひっかかてモヤモヤします。1993 GRP Records からの発売🎶🎼

【vocals】 
Caprice Fox
Darmon Meader
Kim Nazarian 
Lauren Kinhan
Peter Eldridge

produced by Jeffrey Lester
recorded at RPM studio  

1. All Blues
piano : Andy Ezrin
bass : Will Lee
drums : Tommy Igoe
alto sax, tenor sax : Darmon Meader
trombone : Jay Ashby
trumpet : Jim Hynes
trumpet, soloist : Claudio Roditi
2. Do You Wanna Know What I Want?
lead vocals : Lauren Kinhan
keyboards : Andy Ezrin, Eve Nelson
bass : James Genus
drum programming : Eve Nelson
drum programming, cymbal : Tommy Igoe
tenor sax : Darmon Meader
3. Ain't No Sunshine
lead vocals : Caprice Fox
keyboards, strings : Andy Ezrin
guitar : Peter Calo
bass : Randy Landau
drums : Tommy Igoe
percussion : Jay Ashby
tenor sax : Darmon Meader
4. Oh, Lady Be Good
Scat, Soloist : Darmon Meader, Ella Fitzgerald
piano : Andy Ezrin
acoustic bass : Randy Landau
drums : Tommy Igoe
5. Skin
guitar : Mitch Stein
bass : Randy Landau
cymbal, drum machine : Tommy Igoe
drum programming : Jean Baptiste Boclé
6. Silence Of Time
7. Traffic Jam
lead vocals : Peter Eldridge
keyboards : Andy Ezrin
lead vocals : Darmon Meader
bass : Randy Landau
drums : Tommy Igoe
8 Open Invitation
lead vocals : Kim Nazarian
piano : Bill O'Connell
guitar : Romero Lubambo
bass : Leo Traversa
drms : Duduka DaFonseca
trombone, percussion : Jay Ashby
9. Forever Workin' It Out
lead vocals, keyboards : Peter Eldridge
keyboards : Katreese Barnes
guitar : Mike Campbell
bass, drum programming, guitar : Jerry Barnes
percussion : Steve Kroon
tenor sax : Darmon Meader
10. The Sultan Fainted
lead vocals : Kim Nazarian
piano : Andy Ezrin
electronic wind instrument : Darmon Meader
programmed : John Tendy
bass : Leo Traversa
drums : Tommy Igoe
percussion : Jay Ashby
11. Prelude / Interlude
piano : Peter Eldridge
soprano sax : Darmon Meader
synthesizer : Andy Ezrin

2021年11月14日日曜日

本日のCD Gil Scott-Heron / Sprits


 購入当初は、実はほぼ好みではなかった為ほとんど聞かずにいましたが、最近は何か気になってしまって「たまに」聞くアルバムです。アルバム名が Sprits というだけあって、何かに取りつかれたようなスピリチュアルで不気味な雰囲気がします。
 と言うことで調べるとなるほど!実は彼はもともと詩人でポエトリー・リーディングという手法をとっていること、また黒いボブディランとも呼ばれていたことが判明しました。どうやら、そのリーディングの手法からかラップの元祖的な存在でもあるようです(リズムは無いのでラップの亜種のような気もしますが)
 1949年、イリノイ州シカゴ生まれ。テネシー州ジャクソンで祖母に育てられたが、13歳でニューヨークに移住。12歳になるまでに2冊の本(The Vulture, The Nigger Factory)や詩集を出版している。何やら幼少のころから凡人とは違う経歴です。そんな彼の世界観は音楽界でも独特のオーラを発しております。その後はリンカーン大学在学中にブライアン・ジャクソンとブルースバンドを結成。70年アルバム「スモール・トーク・アット125thアンド・レノックス」をリリースし、同名の詩集を出版。ジョン・ホプキンス大学で創作の修士号取得。1976年アルバム「イッツ・ユア・ワールド」、1981年「リフレクションズ」、1994年「スピリッツ」、2010年「アイム・ニュー・ヒア」などをリリース。確実に普通の人ではないようです。

  

 デジタルなバックミュージックに低い声で朗読される Message To The Messengers どヘヴィなジャズに無国籍なボーカルの Spirits、都会的なスローテンポのソウル風の楽曲が普通かと思えば、ローボイスのボーカルが独特な Give Her A Call、爽やかな楽曲でも何かドロリとしたダークな質感が全体的に漂うのが不気味です。The Other Side part3 ではサンタナ的な楽曲とギターで盛り上がり、ジャコ的なベースラインあたりは唯一、普通を感じました。
 70年代を中心に活躍した天才も病気のためニューヨークの病院で2011年5月27日に61歳で死去されています🎶

piano, vocals : Gil Scott-Heron
piano : Brian Jackson,Kim Jordan, Malcolm Cecil, Vernard Dickson
guitar : Ed Brady
bass : Fima Ephron, Malcolm Cecil, Rob Gordon
drums : Rodney Youngs
percussion : Larry McDonald, Tony Duncanson
sax : Leon Williams, Ron Holloway
flute : Ibrahim Shakur

1. Message To The Messengers
2. Spirits
3. Give Her A Call
4. Lady's Song
5. Spirits Past
6-8. The Other Side part1-2-3
9. Work For Pieace
10. Don't Give Up





  

2021年11月13日土曜日

本日のCD Marcus Miller / Afrodeezia


 アフリカ、中東系を思わせる楽曲とリズムを、パーカッシブなスラップと組み合わせるとこうなる。このアルバムはわかりやすい一言でいえば、ワールドミュージックとフュージョンの融合でしょう。Marcus Miller (マーカス・ミラー) がブラック・ミュージックのルーツを巡る2015年発表のアルバムです。アルバムタイトルの Afrodeezia (アフロディジア)は
「アフリカにルーツを求めて」のような意で、声なきアフリカの奴隷たちにとって「音楽こそが大きなヴォイス」となったことを描いているとのこと。
 ジャズに限らずアメリカの音楽の発展は、戦争、ドラッグと人種差別問題と密接な関係がある。人種差別問題のルーツとしてはアメリカでかつて存在した奴隷制であり多くの人はアフリカ系の人々。アルバム制作はマーカスがユネスコの「Slave Route Project」のスポークスマンに選ばれたことに起因するそうだ。

 アフリカ、南米等のアーティストを起用してのブラック・ミュージックのルーツを巡ったコンテンポラリー・ジャズで、細部へのこだわりや様々なスタイルの音楽への開放性、何よりマーカスのベースはメロディーの出る打楽器みたいなもんだから、このアルバム・コンセプトと楽曲への相性は非常に良かったようです。
 マーカスのオリジナル中心ではありますが、The Temptations (テンプテーションズ)のカバーの Papa Was A Rolling Stone とか良かったんで、参加ミュージシャン見てみたら Keb' Mo'、Wah Wah Watson がギターを弾いてるのを発見。聴き直しちゃいました。 We Were There、Xtraordinary なんかは、いつものマーカスでホッとします。


producer : Marcus Miller

1. Hylife
bass guitar, party vocal : Marcus Miller
piano : Brett Williams
guitar : Adam Agati
drums, vocal riffs : Louis Cato
percussion, backing vocals : Adama Bilorou Dembele
alto sax : Alex Han
trumpet : Lee Hogans
lead vocals : Guimba Kouyaté
chorus , acoustic guitar, backing Vocals : Cherif Soumano
chorus, backing vocals : Alune Wade
2. B's River
guitar, bass guitar, bass clarinet : Marcus Miller
piano : Brett Williams
acoustic guitar : Guimba Kouyaté
electric guitar : Adam Agati
drums : Louis Cato
kora : Cherif Soumano
percussion : Adama Bilorou Dembele
alto sax : Alex Han
trumpet : Etienne Charles
3. Preacher's Kid (Song For William H)
bass clarinet, piano, acoustic bass : Marcus Miller
organ : Cory Henry
drums : Louis Cato
vocals : Lalah Hathaway
choirus : Alune Wade, Alvin Chea, Julia Sarr
4. We Were There
bass guitar : Marcus Miller
piano (fender rhodes solo) : Robert Glasper
piano (fender Rhodes) : Brett Williams
guitar : Adam Agati
percussion : Marco Lobo
alto sax : Louis Cato
trumpet : Lee Hogans
scat vocals : Lalah Hathaway
backing vocals : Alina Cabral, Andrea Dutra, Christiane Correa Tristao
5. Papa Was A Rolling Stone
bass guitar : Marcus Miller
organ (soul organ), piano (jazz piano) : Cliff Barnes
guitar (delta blues guitar) : Keb' Mo'
guitar (detroit wah wah guitar) : Wah Wah Watson
guitar (urban blues guitar) : Adam Agati
drums : Louis Cato
percussion (african percussion) : Munyungo Jackson
alto sax : Alex Han
trumpet (n'awlins trumpet) : Patches Stewart
6. I Still Believe I Hear (Je Crois Entendre Encore)
bass guitar (Fretless), bass guitar (fretted) : Marcus Miller
piano : Brett Williams
guitar : Adam Agati
drums, djembe : Louis Cato
percussion : Lamumba Henry
soprano sax : Alex Han
trumpet : Lee Hogans
featuring, cello : Ben Hong
7. Son Of Macbeth
bass guitar : Marcus Miller
piano : Brett Williams
guitar, guitar (solo) : Adam Agati
drums : Louis Cato
percussion (steel pans) : Robert Greenidge
alto sax : Alex Han
trumpet, percussion : Etienne Charles
8. Prism (Interlude)
bass guitar : Marcus Miller
piano (fender rhodes) : Brett Williams
guitar : Adam Agati
drum machine (manual) : Louis Cato
alto saxophone : Alex Han
trumpet : Lee Hogans
mixed by : Marcus' Blackberry
9. Xtraordinary
bass Guitar (Fretless), piano, bass clarinet, kalimba, vocals : Marcus Miller
alto sax : Alex Han
bass vocals : Alvin Chea
djembe : Lamumba Henry
drums : Louis Cato
trumpet : Lee Hogans
10.Water Dancer
bass guitar : Marcus Miller
piano : Cliff Barnes
guitar, guitar (solo) : Adam Agati
acoustic guitar : Guimba Kouyaté
drums : Louis Cato
percussion : Adama Bilorou Dembele
kora : Cherif Soumano
alto sax : Alex Han
trumpet : Ambrose Akinmusire
accordion : Roddie Romero
violin : Michael Doucet
11. I Can't Breathe
featuring : Chuck D
guitar, bass guitar (breakdown), drum programming, piano (fender rhodes)
 : Mocean Worker
guitar (Gimbri), bass guitar, bass clarinet, piano (fender rhodes), synthesize : Marcus Miller

▶ Hylife